無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

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「この書物によれば普通の青年 常葉ハルト、彼は全てを統べる時の王であるアナザーオーマジオウとなる未来が待っている」

「ねぇ、ウォズさん誰に話してるの?」

「チェルシー嬢、お静かに今大事な話の最中ですので」

「いやそれよりもハルト助けに行かないと危ないよ!1人であんな化物相手に!」

「問題ありませんよ我が魔王なら信じてますので…さて、前回危険種の売買の為に街に来た我等に絡むチンピラをアナザーファイズで蹂躙した後、現れた化物、そして現れる新たな敵とは…おっと話がすぎました此処からは皆様には未来の出来事でしたね」

「いや、それよりもハルトを助けに戻りなさいよ!」

「はいはい困ったお嬢様な事で…ん?」





新たな脅威

前回のあらすじ チンピラを撃退したアナザーファイズ、逃げたチンピラに一撃見舞おうとしたら現れた 緑色のトカゲ 果たして…

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お前何者だ?……っ!!」

 

警戒心全開でファイズフォンXを向けているアナザーファイズは衝撃の映像を目撃する

 

「…………っ!……っ!」

 

赤色のトカゲはムシャムシャと男の死体を食べていたのだ その光景を見た

 

「うっ!」「チェルシー殿は此方に」

 

ウォズは顔を青くしたチェルシーから見えないようにすると

 

「我が魔王」

 

「わーってる、チェルシー連れて安全な所に行って」

 

「かしこまりました」

 

「ハルト、無茶はしないでね」

 

「安心しな、無茶はしないから」

 

「信頼出来ませんね」

 

「そう思うならサッサと送って見守りに来い」

 

「かしこまりました、では」

 

言うなりウォズはチェルシーと共に巻物で転移したのを確認し

 

「しっかし害獣駆除なんて言ってたらマジモンの害獣がかかるなんてな、しかしあの化物何処かで見たことあるような…スプラッタ映画は趣味じゃないんだけど……」

 

そもそもホラー系全般は苦手だからな…俺が見覚えあるグロやホラー?そんなのあったか?まぁ良いや取り敢えず駆除と行こう

 

「狩り…開始」

 

ファイズフォンXを非殺傷のまま発砲するも化け物は瞬時に食事を辞めて身を翻す

 

「があぁ…」

 

両手を地面につき唸り声をあげ、威嚇する化物にアナザーファイズは躊躇いなく今度は殺傷モードで引金を引いた

 

「しっ!」

 

しかし

 

「っーーー!」

 

化物は光弾を瞬時に避けるとアナザーファイズに肉薄し右腕を両手で拘束するなり

 

「っ!」

 

「ってえええええええ!」

 

アナザーファイズに噛み付いたのだ痛みの余り声を上げたアナザーファイズだが

 

「お前噛み付くのは反則だろう!」

 

『響鬼』

 

噛みちぎらんとする程の痛みに思わずハルトは別のアナザーライダーに変わる、体は炎に包まれアナザー響鬼になるが化物は噛み付いたままだ

 

「このやろう!!」

 

アナザー響鬼は躊躇わずに口から火炎を吐いた鬼火による一撃で化物は瞬時に回避し先程と同じように唸り声をあげて威嚇する

 

「グルル……」

 

「ったく躾のなってない獣だなぁ」

 

そして腰に備えた金棒を取り出し力を込めると金棒は伸び炎を帯びる

 

「お仕置きの時間だ」

 

「ガァアアアア!」

 

「ぬん!」

 

向かってくるのに合わせて金棒て思い切りぶん殴る、早いとは所詮は獣だワンパターンの攻撃も続けられれば慣れるというもの、そして合わせた攻撃の結果は言うまでもない

 

「ぐぎゃ!」

 

まぁ重い一撃が入ったのだろう、少し地面に倒れ痙攣している畳みかけるなら今だと言わんばかりにアナザー響鬼はウォッチを押し姿を変える

 

『キバ』

 

「獣には獣だ、来い!」

 

ーーーーーーーーーー

拠点

 

〜〜〜♪ なった笛の音を聞くと

 

「偶には娑婆の空気でも吸うか」

 

とガルルは地面を爪で引っ掻くと、そのまま外は走り出すと彫刻のようになり飛んでいった

 

「いいなーガルルは」「オレたちも呼べ」

 

残された2人は暇を持て余すのであった

 

ーーーーーーーーーー

 

右手を上げるなり何処から現れた彫刻はガルルセイバーとなりアナザーキバの手に収め構える

 

「行くよ狼、獣の力を教えてやれ!」

 

『良いだろう』

 

「ガアアアアア!」

 

本能なのか知らないが何故か逃げない化物は再度向かってくる、しかし今度は建物の壁を利用した三次元的な戦闘を仕掛けに来るがアナザーキバはガルルセイバーにあるガルルの顔を相手に向けると

 

『!!!!!』

 

遠吠えが爆音で化物の耳を破壊し体の動きを止め、漸く逃げに入ろうしている、これは必殺技の絶好のタイミングだが敢えて万全を期す!

 

「実験と言っただろう、少し付き合え」

 

そう言いながら手を前に翳すとコウモリのエネルギー体がキバの紋章を作るなり、そのまま化物にぶつかるとスパークをしながら拘束する

 

「グガアアアアア!」

 

「やっぱり出来た、アナザーでもキバの鎧の力はあるのか…」

 

『あまり思い出したくない光景だな…』

 

これぞダークキバやキバエンペラーフォームが使ったチートハメ技の一つ紋章攻撃だ、このハメ技はアームズモンスター達は勿論、ファンガイアのキングにすら通用する力なのだ、

これにより動けなくなった所を更に追い込む

 

「バッシャー来い!」

 

ーーーーーーーー

 

拠点内

 

〜〜〜♪

 

「呼ばれた!ドッガ、行ってきまーす!」

 

とバッシャーは彫刻になり飛んでいく姿を見て

 

「……………っ!」

 

ドッガは手に握ったサイコロを握り潰し粉々にした

 

「ひとりで……あそべぬ……」

 

ーーーーーーーーーー

 

左手にバッシャーマグナムを持つなり照準を合わせて発砲。連続で放たれる高圧水弾は化物の体に的確にダメージを与える

 

『ねぇガルル、アレって…』

 

『そうだ』

 

『少し思い出したくないかな…』

 

「お前達のトラウマ刺激したのは謝るよ…けど、そろそろ決め時かな…最後の出番だぜドッガ!」

 

ーーーーーーーーー

 

〜〜〜♪

 

「やっと出番……行く」

 

ドッガが彫刻になり飛んでいくと先程までボードゲームしていた部屋は空室になった

 

「失礼御三方、少し話を……おや?」

 

普段はいるはずの彼等がいない事に首を傾げる副官がいたのであった

 

ーーーーーーー

 

「ありがとさん」

 

と言うなり両手のガルルセイバーとバッシャーマグナムを放り投げると元のアームズモンスターに戻る最後のは大物で両手持ちだからだ

 

「っと!」

 

両手でドッガハンマーを構えると同時に化物を紋章の力で弾き飛ばし自分に向かうようにする

 

「そりゃあ!!」

 

タイミングを合わせてドッガハンマーを払うとクリーンヒット、そのまま紋章に再突撃した化物は再度、アナザーキバにむかっていく

 

「オーーラァ!」

 

なのでもう一度ドッガハンマーの一撃を叩き込み紋章に強制送還させるとドッガハンマーも手放し

 

「最後はコレだ」

 

『WAKE UP』

 

何処かくぐもった音声が鳴ると周囲が満月が照らす夜の世界に変わるとアナザーキバは徐に右足を高く蹴り上げる、するとキバの魔皇力が足に溜め込んでいき、そのまま左足で跳躍 高高度から放たれたアナザーダークネスムーンブレイクを拘束されている化物に叩き込む

 

「そりゃあああ!!」

 

「ガアアアアア!」

 

化物は紋章で動けない、ままアナザーダークネスムーンブレイクを叩き込まれ そのまま後退 最期は壁に叩きつけられると壁にキバの紋章が現れ 爆散すると体から何かが排出されたように飛び出した

 

「ふぃ……ん?」

 

退治成功と思っていたアナザーキバだったが何故か手応えに違和感を感じる

 

「何だこれ……え?」

 

何だろう生きてと思いたくないんだけど、だってアームズモンスター達が警戒解いてないって事は

 

「!!!!!!」

 

「は?」

 

爆炎の中から現れたのは先程とは色の違うトカゲの化物だ今は技の影響で夜だが爆炎に照らされて気づいてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嘘だろ…」

 

恐らくオーマジオウがこの世界に俺を送ったのはコイツらがいると気づいてたから……だから俺を送ったのだ

 

 

 

そいつの体に刻まれている数字と文字 それは他ならぬ俺がよく知っているもの そして拾った物もよく知っている

 

 

 

 

 

【2016】【2017】に生誕した平成を生きた昭和ライダー 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全力で人の心を持ちながら生き抜く彼等の獣性しかないような歪な姿……いや彼の本来の姿であろう腕は2本しかないが…それでも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ネオ』

 

 

聞き慣れすぎた電子音が告げたのは間違いなく

 

 

「アナザーアマゾンネオ……ツー事はさっきのはアナザーアマゾンオメガかよ…」

 

よく見ると体から出た時計はアナザーアマゾンオメガだ…って事は

 

「多分アナザーアルファもいるな…最悪な状況だよ」

 

アナザーウォッチは1人に複数宿る事が出来る

 

俺のような例外は別だがジオウ本編において、アナザーフォーゼとアナザーファイズは同じ人間に宿っていたアナザーライダーである故に1人の人間にも複数のウォッチを宿せるのだが

 

「同作品のアナザーライダー共存って、そんな発想する奴がいたのかよ」

 

こりゃとんでもない事になりやがったな、今ここでコイツを止めないと大変な事になる

特にアマゾンネオのアナザーなんて絶対に止めないとダメだ 最悪アマゾンズより酷いパンデミックになってしまう

 

『ジオウ』

 

アナザージオウに変身し双剣を構える未来予知で展開を予測していると

 

「何だこの未来?」

 

「ガァ!?」

 

ジャララララ!!と謎の鎖が現れアナザーアマゾンネオを拘束した

 

「!!!!」

 

「まったく…まだネオまで見せろとは言っていませんよ、それにアナザーオメガまで奪われるとは情けないにも程がある」

 

そこに現れたのは男性とも女性とも取れる中性的な容姿をした人物だ、白いロングコートは何処となく気品を与えている

 

「誰だ…」

 

ベタだが聞いてみるとしよう

 

「おっと失礼、おぉ!アナザージオウ…それとアームズモンスターですか」

 

慇懃無礼な口調と声音、何処となく俺に対して感じるのは明らかな敵意だ

 

「そうですね今日のは挨拶にすぎませんよ、それに貴方の力も確認させて貰いました」

 

「そりゃどうも」

 

双剣を片手にバッシャーマグナムを再度構えるも動じる事なく彼彼女?は告げた

 

「流石はアナザーライダー、仮面ライダーに至れない落ちこぼれ達の王、哀れなものだ…本来の器でないのに生み出された哀れな存在だ担がれて王様気取りでいるなんて…あ、そのアナザーオメガのウォッチは差し上げますよ戦利品としてね」

 

「成る程成る程……へぇ…愉快な死体になりてぇと見えるな」

 

仲間を馬鹿にされて許せる程大人ではないので早速 叩き潰してやる

 

「戦うのは構いませんが今日私は戦線布告に来ただけなので」

 

何処となく大袈裟に振る舞いながらアナザージオウに向かいハッキリ宣言した

 

 

「私はメナス、私達はオーマジオウによらない新たな仮面ライダーの王の擁立を目指す組織 ネオタイムジャッカーのメンバーです以後お見知りおきを落伍者の王よ」

 

 

自らは王に弓引く敵だと

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そしてその戦いを建物の屋上から見ていた2人の男性

 

「やっと見つけたよ魔王様」

 

「お助けする」

 

とウォッチを取り出す仲間を制するように

 

「ちょっと待ってよカゲンちゃん、少し様子を見ようと助けに行くならカッコ良くしたいじゃん」

 

「ジョウゲンの考えは解らんな」

 

「雰囲気作りは大事って事だよ」

 

「まったく…そんな事をしている暇があれば我が魔王を助けに行け」

 

「ウォズちゃん久しぶりだねぇ〜」

 

「お前達が早く合流していれば私1人で我が魔王の面倒を見なくて済んだのだからな」

 

「それは〜ごめん」「申し訳ない」

 

「そう思うならば少しでも働いて証明して貰いたいですねぇ」

 

「勿論、行くよカゲンちゃん」「おう!」

 

2人は同時に建物から飛び降りるとウォッチを押しベルトに装着した

 

 

「「変身!!」」

 

 

 

【RIDER TIME】

 

 

 

今 未来の魔王が助けに送った側近が集う  未来の魔王が知らない歴史を刻む為に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ
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