前日、どんちゃん騒ぎをした翌朝の事
「ん……」
朝早く、それも夜が明ける前に目が覚めてしまった…やる事ないなぁ……っ!!
「あ……がぁ…………っ!」
突然 見えた光景に頭を抱えて疼くまる
ババラさんが刀で斬られ、爆弾で自爆する光景
黒髪赤瞳の女性にタエコが殺される光景だった
何でか知らないが朝から碌でもない幻覚か予知を見せやがって!あとチェルシーはどうしてんだい!!
「はぁ……っ!!ウォズ、ジョウゲン、カゲン!起きろ!」
頭痛が治ると同時に自分の仲間を叩き起こす
「ん……何ですか我が魔王……朝から騒々しいですね…」
「良いから起きろ、朝から緊急事態だ!」
「我が魔王……トイレなら其処に…」
この野郎、子供扱いしやがって…終わったら覚えてやがれ…しゃあない
「起きろ!今起きなかったら俺がアナザーオーマジオウになるかも知れないぞ!ウォズ!!」
「good morning!祝え!我が魔王が名実ともに魔王への一歩を記そうとした瞬間である!」
ピシリと起き上がったウォズを見て
「よし起きた!ジョウゲン、カゲン!」
「ちょっ、魔王ちゃん声抑えて…」
「二日酔いで頭が……」
「あーもう!飲み過ぎるなって言って……ないな、しゃあねぇ!」
ハルトはアナザーウォッチを起動すると2人に紫のエネルギーが包み込むと2人の顔色はみるみる良くなっていく
「これは…まさか!」
「二日酔いが…」「治った!」
「よし行くぞ!」
「我が魔王、何方に!」
「タエコさんとババラさんが危ないんだよ!多分依頼相手のターゲットと一戦やってんだ!」
「「「っ!」」」
「ジョウゲンとカゲンはババラさんの所に俺はタエコのいる場所に向かう、地図はここね!ウォズ!リヴァも起きたら直ぐに動くように言っておいて!多分帝国絡みだから!」
と三人のファイズフォンXに座標を送るなりハルトは走り出した
間に合ってよ頼むから……あ!走る必要ないじゃん
「こんな時こそ」
『カブト』
アナザーカブトになりましてからの
「クロックアップ!」
『CLOCK UP』
文字通り光速で移動した 本当に走るより早いなコレ
そして予知から見た場所に行くと
「「はあああああああ!!」」
タエコと知らない女性が文字通り殺し合いをしていた…多分、何もしなければあの未来になるなら!
『ジオウ』
「はい其処まで」
刹那、アナザージオウになり双剣で2人の拳と刀を受け止めた
「っ!」「誰よ貴方!」
「知る必要はないから、寝てろ」
『ウィザード』『スリープ』
「っ…」
ドサッと倒れた金髪の女性を取り敢えずバインドで縛っておきタエコを見る
「本当に便利だな」
この魔法、確か使った本人が寝る魔法だった筈なんだけどね
「ハルト…どうして?」
「ん?タエコとババラが死ぬって夢を見たから」
「へ?」
「いやマジでそうだって…それよりコレがターゲット?」
「コルネリア…帝国の暗殺部隊の1人………友達だと思ったのに」
割り切れてない感じだな….よし!少し背中を押してあげよう
「ふーん……友達なら一回、立場取っ払って話して見なよ…そしたら何かあるかもよ?」
「其処は確定して欲しかった…」
「うっせぇ、ほら連れて行きなよ帝国の暗殺部隊とかなら何かしらの情報はあんだろ殺すより捕虜にした方が良い、それと多分だけど…この後誰か来るね、オールベルグの人が顔見られたら不味いでしょ?」
多分俺の予想だと予知通り来るんだよなぁ
「うん、ありがとうハルト」
「おう」
「コル姉!!」
タエコはコルネリアを抱えて飛び去ろうとするのを確認すると同時に現れた女性を見る
「やっぱり…お前は…」
あの時の子だ、まさかタエコ達のターゲットとはな
「ほら行きなよ、足止めはしておくから」
「感謝する」
そのままジャンプして逃げる姿を見て激昂した彼女は
「待て!コル姉を返せええええ!!」
と刀を抜いて走ってくる、かなり早いな既に俺に肉薄している…けど
「悪いけど彼女を追わせないよ」
君がタエコを手にかけるからね
『コネクト』
魔法陣から武器を取り出す方が早い、そのまま抜き出した武器を取り刀にぶつける
ガキキキキィン!と甲高い金属音が鳴り響く
「答えろ!コル姉を何処へ連れて行った!」
「君が知る必要ない事だろ?」
『フレイム』
「っ!」
放たれた火球の気配を察したのか瞬時に女は後方に回避し回避できない火球は刀で切り裂いた
「葬る!」
「物騒な事で…しっかし思ってたより強いなぁ、出し惜しみとかしてる場合じゃないか」
刀なら侍の力と言いたいがババラさんやジョウゲン、カゲンの月の満ち欠けコンビの心配もあるので早く撃退しよう
「悪いな、今朝からの俺は最初からクライマックスなんだよ!」
新しいアナザーウォッチを起動させる
「っ!させるか!!」
「遅ぇ!」
同時にアナザーウィザードの魔法陣から火球が出た後、別の鎧が被さるように覆われ姿を変える
その姿はさながら赤鬼のような出立ち、しかしアナザー響鬼とは違う姿と腰に帯びた四つの短剣と直垂を纏う姿
歪んだ歴史の特異点
『電王』
「俺、参上!!」
本物のように大見栄をきったポーズを取るのであった
「…………は?」
きょとんとしてるが知った事ではない
「行くぜ行くぜ行くぜ!!」
両手に短剣を持つなり喧嘩殺法よろしくな飛び蹴りを放つのであった
その頃
ジョウゲンとカゲンは指示された座標に向かうと
「マジか…魔王ちゃんの予想通りだね」
「確かに派遣したのもわかる」
ババラと四人の男性がバトっていたのだ、しかし、やはり人数差は歴然故に押されつつあるのだ
「行こうかカゲンちゃん」
「あぁハルト様に良い報告をするぞ、ジョウゲン」
「勿論」
『『ジクウドライバー』』
ドライバーをつけた2人はウォッチを取り出そうとした、その時
「やぁやぁ、ジョウゲンさんにカゲンさん」
2人の前に現れたのは、前日姿を見せたネオタイムジャッカーのメナスであった
「メナスか…今、お前の相手をしてる暇はない」
「そうそう、魔王ちゃんに頼まれちゃってね〜邪魔するなら……潰すよ」
2人は臨戦体制を取るがメナスは冷静に淡々とした口調で話す
「大丈夫です手短に済みますから…まぁ単刀直入に言えば改めてスカウトに来ました」
「断るって前言わなかったけ?」
「やはり納得がいかなくてですね、本物の仮面ライダーである貴方達が紛い物のアナザーライダーに屈してるなど!クォーツァー…歴史の管理者の本文を忘れたのですか!?」
「なーんだ、そんな事か」「興味がない」
「なっ!」
メナスとしては嘗てウォズも含めて所属していた組織の事を例に出したが返ってきたのは無慈悲な返答だった
「ウォズちゃんは知らないけど、俺が魔王ちゃんの下にいるのは、ボスが作り直す綺麗な歴史よりも魔王ちゃんの作るデコボコで歪んだ歴史がみたいなって思っただけだし、俺ね少し歪んでる方が好きなのよ物も人も」
「俺は未来のハルト様が助けてくれたからこそ今ここにいる、でなければ令和のゼロワンにやられていた。受けた恩は返すそれだけだ」
「やはり…説得は無意味ですか…なら……やれ!アナザーネオ!」
「!!!!!」
2人の背後から襲いかかってきた、アナザアマゾンネオだが2人は転がり回避した
「アナザーライダーに屈するなど仮面ライダーの風上にも置けない!そんな奴はここで消えるが良い!!」
「アナザーライダーに頼ってる癖によく言うよね〜カゲンちゃん行くよ」
「あぁ…ここで潰す!」
と2人はウォッチを回転させると顔の形となり現れた
『ザモナス』『ゾンジス』
ウォッチをドライバーに装填すると2人の背後にそれぞれの時計が現れた
ジョウゲンはアマゾンズの形をした時計
カゲンは何処か有機的な形の時計が
そして2人はドライバーの中間点にあるボタンを押しドライバーを傾けるとジョウゲンは不適に笑いながら、カゲンは右手でJの形を作り構えると あの言葉を告げる
「「変身!!」」
ドライバーを回して回転すると力を解放する
『『RIDER TIME』』
するとジョウゲンからは爆風がカゲンからは何かが変わるような緑色のエネルギーが包みこむと装甲を纏い現れた
『仮面ライダーザモナス!!』
『仮面ライダーゾンジス!!』
互いの目の部分に ライダー の複眼が着けば完了である
「生きなさい!アナザーネオ!!」
「!!!」
勢い任せな突撃をするアナザーネオに向かい
「荒ーれーるーぜ!止めて見な!ってね」
「メタい気がする…が行く!」
2人は専用のボウガンと拳を武器にアナザーネオを倒すに向かうのであった。
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