無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

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番外編 アンケート結果短編 バールクスになりまして

それは、仮面ライダージオウ最終回を見た日の事

 

「ここ何処!」

 

俺、常葉ハルトは買い物に出た筈だったが扉を開けて出たと同時に眩しい光に包まれて目が覚めると 自分の住んでいた街とは違う場所にいたのであった

 

「どうなってんのさ…取り敢えず電話!」

 

慌ててスマホにある番号に片っ端からかけているが繋がらない…どうしようっ!と頭を抱えていると

 

「お困りのようですね」

 

「そうなんですよ!起こった事をありのまま伝えますね、外に出たと気づいた時には全く知らない場所にいました。白昼夢か夢遊病か知らないんですけど恐ろしい何かの…片鱗を……へ?」

 

話しかけてくれた親切な人に全力でポルナレフをしていた途中でハルトと目と会った人に気づいた

 

「ウォズ?」

 

「はい初めまして、我が魔王」

 

その人は灰色の服に、少しリングノートのような本を持った預言者 ウォズが笑顔でいたのだから

 

「え?ええええ!」

 

ーーーーーーーーー

 

あの後、何とか落ち着きを取り戻したハルトはウォズに言われるまま案内された喫茶店でコーヒーを飲みながら、ウォズからの説明を聞く

 

未来での俺は歴史の管理者クォーツァーの長となり歴史改変をするとの事で仮面ライダーバールクスとやらになって欲しいとの事だ

 

「なるほど……」

 

 

「信じて貰えましたでしょうか?」

 

ウォズは穏やかな顔で言っているが

 

「信じれるかぁ!な・ん・で!俺が仮面ライダーになってんのさ!」

 

思わず机を叩いたのであった

 

「落ち着いてくださいよ我が魔王」

 

「落ち着けるかぁ!仮面ライダーとは人の自由と平和を守る戦士の名前だ!その先人が積み上げた偉大な歴史を自分勝手に変えるる!?あの歴史をデコボコの道と言うのかよ…ふざけるな!」

 

コーヒーを飲み干して、お金をテーブルに叩きつけると外に出た

 

「我が魔王!」

 

止めようとしたウォズだがハルトは外に出ていた

 

「ほーら、やっぱりボスの説得は俺が行けば良かったんだよ」

 

「軽薄のお前じゃ嘘と思われる、俺が行くべきだ」

 

とウォズの肩を叩きながら現れたのはジョウゲンとカゲンの二人組だった

 

「いやいやカゲンちゃんだと疑われるでしょ、怪しいからさ」

 

「何故だ!」

 

「黙りなさい!全く…行きますよ我が魔王に力を託さねば」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ハルトは公園のベンチに腰掛けて空を見上げる

 

「ったく…何でウォズが俺を魔王呼びしてんだよ、あんたの王は別だろうよ……てか」

 

疑問に思ったことがあった

 

「何で俺が仮面ライダーなってんの?」

 

そもそも何故、俺が仮面ライダーになったのだろう 彼等のような強い信念や守りたい物もない俺が仮面ライダーなどなれる訳がない

 

 

なれても私欲のまま戦うアナザーライダーが関の山だ…ん?

 

「何だろう…アナザーライダーになったらなったで面倒なことに巻き込まれそうだ…」

 

此処とは違う俺かな頑張れと目を逸らしながらも考えた

 

「けど……楽しそうかも…なーんてね」

 

何かを呟こうとした時、街に響くサイレンに耳を塞ぐ

 

「何!!」

 

「ノイズだぁ!!」

 

慌てて逃げる人の姿を見て首を傾げると答えはすぐに出てきた、何かブヨブヨな感じの気持ち悪いゆるキャラがいた

 

 

「えー」

 

 

この現実から目を背けたい…のだが

 

「なんか俺に近づいてきてるなぁ」

 

化け物がワラワラ来ているがもういいや、どうなってるのかも知らないし先なんて解らない…けど

 

「ゼロワン見たかったなぁ…」

 

唯一の未練を話す

 

「でしたら此処で死ぬ訳には行かないでしょう」

 

とマフラーで化け物を灰に戻したウォズが現れたのであった

 

「ウォズ!どうして此処に…」

 

「我が魔王のいる所に私ありですよ、それと…これを」

 

とウォズが渡そうとした ジクウドライバーとウォッチを見て2、3歩下がる

 

「け、けど…俺は…」

 

 

仮面ライダーになる事なんて出来ない

 

 

しかし

 

「誰か助けて!!」

 

そう叫ぶ声が聞こえたので目線を向けると幼い子供が化け物に襲われている、無視して逃げたいが何故か知らない…今、体が動き出しそうだ…何でだろう逃げたいのに……

 

 

「………………ああもう!!ウォズ!」

 

頭をガシガシと掻きながらウォズに手を伸ばす

 

「はっ!」

 

「ベルト渡せ!ウォッチも!」

 

「宜しいのですか?」

 

「あんだけ薦めておいて、それ言うか?俺の見える所で誰かが不幸になんて認めたくない…俺が戦って運命を変えれるなら…俺が変えてやる!」

 

とウォズからドライバーとウォッチを引ったくると ドライバーを腰につける

 

 

 

『ジクウドライバー』

 

 

 

カチ……カチ……カチ……カ……ギリギリ

 

その時、知らないが何処かで時計の針が鳴るのと歪むような音がした

 

 

『良いか、大いなる力には大いなる責任が伴う…お前が、その力に振り回されないよう願っている』

 

『ギャハハハ!違う世界だと、お前仮面ライダーなのかよ!こりゃ傑作だ!頑張れよハルト!!』

 

 

まるで、もう戻れないよと告げられているようだが関係ない

 

 

『バールクス』

 

 

ウォッチをスライドして起動しドライバーに装填すると背後から有機的かつ荘厳な時計型ビジョンが現れた

 

 

それと同時に左手でドライバーを傾けると天高く右掌を回転させ手の甲を外に向けながらゆっくりと顔の近くまで持っていき構える

 

 

まるで自分がこれから被る仮面を意識しての事かは、ハルトにもわからない…が今だけは彼は望む 彼等と同じような力を守る為だけじゃない

 

 

今までの己から脱却する為に誰かが幸せとなる歴史へと改変する為に告げる あの言葉を

 

「変身!!」

 

ドライバーを回転させた、強引に時計を進めよう

 

『RIDER TIME!』

 

ハルトの体に鎧が纏い文字が浮遊して化け物を炭素と返した そして

 

 

ーじゃあな、ハルト……いや……ー

 

その声も消え去ると電子音が鳴り響いた

 

『仮面ライダーバールクス!!』

 

顔にライダーの文字が刻まれれば変身完了だ

 

 

「祝え!全平成ライダーを凌駕し新たな歴史へと我等を導く先導者!その名も仮面ライダーバールクス!!不思議な事が起こった瞬間である!」

 

ウォズの生誕祝いだが何か腑に落ちなかったので

 

「そこは生誕の瞬間とかにしてくれよ……リボルケイン!」

 

バールクスはベルトから長剣を取り出し構えると鋒を化け物に向ける

 

「歴史にお前らは不要だ、用済みの役者には退場願おう…それが王の意志と知れ!」

 

バールクスはそのまま化け物を切り刻むべく走り出したのであった。不幸な歴史を歩む誰かの歴史を変える為に

 





「さて、お楽しみ頂けましたでしょうか?まさか我が魔王が仮面ライダーになるとは…そんな可能性もあったのですね」

「これも可能性の世界 アナザーワールドの物語…ではまた新しいアナザーワールドに出会える時まで」


作者の補足

この世界線について補足します、まずこのルートに入る条件は

アナザーディケイドがハルトを自分の世界に引き込まなかった

と言う条件を満たせば突入する、ルートになります



常葉ハルト
基本設定は同じ

変更点
仮面ライダーになった事により力を持つ者として覚悟を決めた
最初からウォズ、ジョウゲン、カゲンと合流しているので戦力は充分だがアナザーライダー達と訓練をしていないので基礎能力が低く
また彼等から技術を学んでいないので家事スキル等が未発達、発展途上な状態


この世界線では

シンフォギア世界に滞在し クォーツァーとして活動、奏者と敵に味方になりながら戦う

そもそもオーマジオウに対面していないのでゼロワンやセイバーは未視聴であり、Aタイムマジーンなど未所有な上にアカ斬る世界に行かないので彼等と出会いはない

そしてネオタイムジャッカーとの戦いも発生していない

と言う点が違います

イージーモードと思いきや、ハルト自身のスペック低下と出会いの問題から戦いの難易度はハードモードだったりします。











新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ
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