帝国南東部 プトラ遺跡 その丘の上での事
「彼処がプトラ遺跡ね全く、王様を弔う気もなく墓守してんじゃねぇよ蛮族風情が……ウォズ」
Aタイムマジーンから降りると砂埃から身を守る外套を羽織ったハルトはロンゴロンゴにある地図と現在地を確認する、その眼下には墓守達が守る王家の墓があった
「はっ!我が魔王」
「リヴァ達に帝国軍を撹乱するように言え大将が来たら迷わずに逃げろ……と、よし行くか……」
アナザーウォッチを構えると
「お前達、付いて来い」
「それで我が魔王、墓に入る方法はありますか?」
「情報だと罠だらけらしいけど?」
「罠など、力づくで正面突破すれば良い」
「カゲンの言う通りだ、蛮族の罠など踏み潰せ出来るだろう俺の従者なら」
「はっ!」「仰せのままに」「任せろ!」
「俺は裏技で行くから後で合流、先ずは連中の頭を潰す」
「裏技?」
「行くぞ」
ハルトはアナザーウォッチのスイッチを躊躇いなく押すと周りに現れたのは英雄の魂を纏ったパーカーである、全てのパーカーがハルトの体に纏うと姿を変えた
『ゴースト』
命を喰らう悪霊 アナザーゴースト
「祝え!全てのアナザーライダーの力を統べる魔王の力の一端!その名もアナザーゴースト!正に顕現した瞬間である!」
「やっぱりあると違うな…よし!」
「まさか魔王ちゃん?」
「いってきまーす」
そう言うとアナザーゴーストは体を霊体にすると地面に潜り込み墓に侵入したのであった
「いや、魔王ちゃん……反則でしょ」
「行くぞ先日の失態を挽回する!」
「ちょっ!カゲンちゃん待って!」
「我々も行くとしましょうか…リヴァ殿、帝国軍の足止めを無理ない範囲でお願いします」
ウォズはファイズフォンXを閉じると
「2人とも掴まれ」
そう言うなりジョウゲン、カゲンはウォズに掴まると巻物が周囲を包むと転移したのであった
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墓の中にて
「侵入完了っと」
淡々と告げたアナザーゴーストは周りを見渡すと、やはり墓には罠があるようだな、しかし
「親父なら冒険映画みたいだなと言って喜ぶんだろうけど」
当事者になると笑えないなと苦笑いをするアナザーゴーストの姿は少しホラーである。
「残念だけど親父…俺は悠長に探検してる暇は無いんだ最短ルートを行かせてもらう」
甘いから…自分の中にあった何かが大事な人を奪うなら、その部分なんて…!
「必要あるものか…」
『…………それがお前の良い所でもか?』
アナザーディケイドの言葉に
「良い所?俺なんかにあるかよ……俺の見通しの甘さがババラさんを殺した!チェルシーが泣いた!結果三人がいた日常が消えた!俺の所為で!!」
『ハルト…』
「おい、俺は自分の罪を数えたぞ?力を寄越せ」
『ギャハハハ!良いねぇー!俺ァ今のハルトが大好きだ!』
「黙れ検索エンジン、さっさと力を貸せ」
『その呼び方は辞めやがれ…まぁ良い…さぁ!行くぞ!』
その言葉は希望を与える訳でもない、何処か決別を告げるように墓に響いた
「変身」
すると墓の中で起こるはずのない疾風が吹き荒れた、それは彼の体を包み込むと同時に姿を変える…そしてハルトの中に自分とは違う何かが入り込む感じがしたが不快感はない、コレがこいつへのなり方だろう、だから映画で声が重なったのだ契約者とウォッチの意思が一つの体を共有する
その姿はさながら無理矢理縫い合わされた人形のような顔、黒い顔は涙に濡れ、緑の顔は笑顔を浮かべている
【W】
2人で1人 街を泣かせた2色のハンカチ
アナザーW
ハルトの脳に墓の中の地図が頭に流れ込んできた…見つけた
「『墓守の長の位置を確認した』」
同時に彼の周りに疾風が起きるとアナザーWは姿を消したのであった。
その時、ウォズ達も墓の中に入った3人は何故か起こった風を感じた
「我が魔王?」
「ウォズちゃん行くよ〜」
「あぁ、今行きます」
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墓の最深部にて
「おい、お前が墓守の長だな」
ヒーローじみたスーツを着た男 帝国の暗殺部隊の1人 ガイが鎖に繋がれている仲間を確認すると敵である褐色の墓守を見る
「うむ我が墓守の長、名はヴェネグじゃ趣味は保存食の開発、好きな色は青…」
「関係ねぇ、ターゲットなら潰すお前達、待ってろ助けてやるからな」
ガイが着る臣具 レイアースーツは土を操作する生み出したりする事は出来ない上に体への負担が大きい、しかしその恩恵は大きい、しかし
「………風?」
「ぬ?いきなり壁が現れたけぇ……誰じゃ!」
2人の視線の先には誰もいなかったが
「『へぇ、気づいたのか墓守の長は伊達じゃないって訳か』」
重なった声が墓に聞こえたのだ、その姿は突如、風と共に現れた
「何じゃ主は!」
「『知らないんだ(ね)よ、墓に篭り切りで頭も埃が被ってると来た(か)』」
「何じゃと」
怒りで声が震えているが今の俺の方が怒りに満ちている
「『お前達が数日前に襲った商人達を覚えてるか?』」
「あぁ〜ジャモの奴が言っとったぁ…確か帝国の手先やーと戦利品で宴会しとったケェ」
「『アレは、帝国も関係ない部下の部下だ唯此処に物を売りにきただけの商人だよ』」
「それは申し訳ないのぉ、帝国に襲われてピリピリしとるけぇ勘違いしてもうたようじゃ墓守の長を代表して謝罪するわぁ」
謝意は示されている前ならきっと受け入れたのだろうが…謝って済む訳がない、リヴァが悔しがっていたのだから
「『謝罪は受け取ったが俺も一応は集団の長なんでねぇ、部下に示しがつかねぇんだよ』」
多分、出会う順番が違ったならば仲良く出来たのだろう…きっと良い友人になれた……そんな未来が見えた気がした…
「っ……『ハルト』わーってる、墓守の長ヴェネグ」
アナザーWは宣言するようにヴェネグに指を刺す
「『さぁ、お前の罪を数えろ!!』」
アナザーW vs 墓守の長 ヴェネグ
「あれ?俺の出番は?」
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一方その頃
「ふぅ……しかしこの地図の精度の高さに助かりますね」
「流石カゲンちゃんの聴覚だよね」
「俺のゾンジスなら反響定位くらい朝飯前だ」
「いや、普通は反響定位出来ないよ」
嬉しそうなカゲンはゾンジスに変身し周りを警戒している
仮面ライダーゾンジス
その力の元になったのは昭和と平成の狭間を生きたネオライダー達 シン、ZO、Jの3人
彼等は大地の精霊だったり生物兵器だったらが由来の力なので五感の鋭さや地下に限れば
3人の中で一番だ故に
反響定位 エコーロケーション
音の跳ね返りで周りに確認出来る、簡単に言えばソナーのようなものをしてゾンジスは墓の地図を入手したのであった
「行きますよ早く我が魔王と合流を…っ!」
ウォズが2人を急かすように言うと何かに気づいたのか逢魔降臨歴・裏伝を開くと紙が防壁となり攻撃を弾いた
「ちぃ!」
と現れたのは褐色の男性であった
「墓守か…」
「あぁ、次いでにテメェ等を殺す男だ!」
「お前達…数日前に襲った商人達を覚えてるか?」
「ん?酒やら何やら沢山持ってた奴かぁ?あぁ墓守の俺達の縄張りを犯したから詫びを貰ったなぁ〜」
「詫びだと何人か手にかけたと聞いたが?」
「歯向かうからついな…墓守の仕事の一環だぜ、それに美味しい思いしても良いじゃねぇか」
その言葉にウォズの手にある逢魔降臨歴を持つ力が強くなる
「成る程、お前達の言う墓守とは山賊と同じという事だな何が神聖な仕事だ…笑わせる」
「あぁ!んだとぉ!!」
「全く品の無い…お前達、下がってなさい」
「あいよ」「任せた」
2人が後ろに下がるのを確認すると
「何だよテメェ1人てやるってのか?」
挑発しているのだろうが意味がないのだ、それ以上に怒りが震えている
「えぇ君程度なら私1人で充分だとも、そろそろ我が魔王にも私が戦えると証明しないとなりませんからね」
「この雑魚め……身の程を教えてやる!!」
「それは此方の台詞ですよ…羽虫が」
ウォズvs墓守 キマツ 開戦
新キャラ 誰と組み合わせが良い?
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仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
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仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
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アナザーゲイツ オリキャラ