成り行きでなった裏の王
アナザーライダー
仮面ライダーの歴史を歪めた存在
自分のみの自由と平和を求めるもの
悪しきもの、許されざる存在と揶揄する者もいるだろう
しかし、力は使いよう 善にも悪にもなる
ここにある青年が その力を受け継ぐ事となる
「裏の力を束ねて王となる」
生み出せ 本来は存在し得ない世界 Another wouldを!
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2019 8/25 日本の何処かにて
「ふぅ……ジオウ終わったな」
1人呟きながら、テレビを見ている青年がいた
背格好や容姿も取り立てて普通だが、何処か気怠げな目はやる気や覇気を感じさせていない。
男、常葉ハルトは自宅のリビングで録画していた仮面ライダージオウの最終回を見ていた エンドロールを見終わった後
「映画でもちょっと出たけど、ゼロワンも楽しみだな…」
平成の終わりと令和の始まりを期待していた
平成ライダーありがとう Forever!そして令和ライダーWELCOME!と来週のゼロワンが楽しみで仕方なかった
のだが この日 彼の運命は加速する
「え?」
突然現れたオーロラカーテンが、その平穏な日々を変えたのだった
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???
「っと……てて…」
オーロラカーテンを超えた先で転けたハルトは起き上がると周りを見渡す、明らかに見覚えのない世界だ何もない…さながらディケイド 1話の荒野のようだ
「あれ?…此処どこ?」
そう言えば俺、いきなりオーロラカーテンで飛ばされたよな……つまり
「おのれディケイドオオオ!!」
鳴滝さん並みにディケイド(冤罪)への怒りの声を上げてみる、すると
「呼んだか?」
第一村人発見だ……待て 遠目からでも見える、あのマゼンタ悪魔は!
「な、まさか…ディケイド!!」
だが違った?
それは俺がさっきまで見てた仮面ライダージオウの…そして平成ライダーという物語の最後を飾ったラスボス ディケイド …の偽者
「ほお、俺様の事を知っているとな驚いた」
その名はアナザーディケイド だった
「お前かぁあああ!!」
と絶叫が人気のない荒野に響くと同時にハルトは距離を取る
「な、何で…スウォルツ氏が此処に…確か仮面ライダーオーマジオウにボコボコにされて、妹に背中から刺されてたのに!!」
「嫌な思い出を思い出させるな…しかし…成る程な貴様の事情だが大体分かったぞ」
門矢士さんの台詞を取るなよ と言いたいが
「申し訳ありません、説明お願いします」
そう頭を下げると気分を良くしたのかアナザーディケイドの声音は明るいものになった
「良かろう、まず俺様の名はアナザーディケイド…言っておくが貴様の知っている、スウォルツではない貴様はオーロラカーテンを潜りこの世界にやって来たのだ」
つまりアナザーライダーが変身者無しで自我を持ってるって感じか…一種の再生怪人的な感じかな?それよりも
「やっぱりアレ、オーロラカーテンだったんだ…んで此処は何処の世界なのさ?」
見渡す限りの荒野なんて初めてだし…やっぱりアナザーライダーって顔怖っ!
「そう慌てて結論を出すな、何せ久しぶりの会話なのだ少しは楽しませろ」
「久しぶり?」
首を傾げるとアナザーディケイド は咳払いをして
「まぁ、アレだ簡単に言えば貴様は迷い込んでしまったのだ この狭間の世界に」
「???」
更にわからなくなったとポーズをとると
「簡単に言えば貴様はこの何もない世界に迷い込んでしまったのだ」
「いやいやアナザーディケイド いる世界で何もないってのはないでしょ」
「……そうだな」
「「あははははは!!」」
何だ?このアメリカンコメディは?てか普通に俺会話できてるな
閑話休題
一通り話したハルトは状況を再度確認してみる
「で、何もない世界ってどういう事?」
「この世界は、仮面ライダーオーマジオウが世界を作り直した結果 各ライダーの世界にとって不要な物が閉じ込められた世界だ」
「残された者?」
「アナザーライダーやそれに伴い変わった歴史など世界の再構築に不都合な物だな…彼等からすれば我々は消え去るべき歴史の闇、亡霊なのだからな」
って事はジオウ最終回で彼がした世界再編の影響で生まれた世界って訳だ
「なるほどアナザーライダー達の牢獄って訳ね…ってお前なら世界超えられるんじゃないの?ディケイドなら出来たよね?」
「まぁな…しかし俺様もオーマジオウとの戦いで力を消耗していてな、オーロラカーテンを出せても世界渡航できない位に弱体化しているのだ」
「そういえば力の半分しか奪えてないしな、元々…そりゃ他のアナザーライダーとは違う訳だ」
「そう言う事だ…暇だったのでな戯れに『仮面ライダーが創作の世界』となっている、アナザーワールドの世界を見ていたら貴様が何故か目に入ってな、折角だからオーロラカーテンに巻き込んだという訳だ」
「お前が一連の犯人かい!!お願い!元の世界に帰りたいんだけど!」
「それが問題なのだ、この世界は入るのは簡単だが出るのは難しい…鰻の罠のようにな…仮に出られても貴様の世界に帰れるかは知らない」
「わかるか分からない微妙な例えすな……じゃあ俺はこの世界でお前と2人きりって事?」
「良い知らせがある、此処には我々2人ではないぞ」
アナザーディケイドが後ろを振り向くと
19人のアナザーライダーと3人のアナザーミライダーが立っていた
「何だ、このアナザーライダー全員集合回?」
今の俺 側から見れば化物に襲われてる被害者だよな…気分はさながらホラー映画の主人公だ…まぁ幸いなのは向こうは危害を加える気がない事だけど
「言っただろう、ここはアナザーライダーの牢獄だと?つまり此処には俺様と同じようにアナザーライダー達がいるのだ!」
「で?凄い良い感じに全員集合したけど、それで何が出来るのさ?」
2人きりじゃないのが良い知らせなら、ぶん殴ってやるぞ
「それは…此処にいる23人のアナザーライダーとそれを束ねる貴様がいれば、この監獄から我々は脱出出来るのだ!」
「「「「おおおお!!」」」」
と歓喜湧き立つアナザーライダー達とは対象的にハルトは意味がわからないと言う顔で
「は?どゆこと?」
質問するとアナザーディケイドは説明を始めた
「まず我々は貴様の考えのように、アナザーウォッチから実体化した質量のある映像のようなものだ、この世界から別の世界に渡航をするには力の依代となる人間の体が必要なのだよ」
「成る程、その依代は俺になる訳だ」
「その通り、それにこの話は お前にもメリットがある話だ」
「メリット?」
俺の体がお前達に良いように使われる未来しか見えないが…
「世界渡航しても、其処がお前のいた世界じゃない可能性が高い…というか違うだろう、その際に万一に備えとなる戦力となろう責めてもの詫びだ元の世界に戻るまでなら力を貸してやらん事もない」
「あ〜確かにそれは頼もしいかも」
異形に見えても仮面ライダーの力だ 並大抵の敵なら払えるだろう
中身がダメなのを除けば…
「貴様が我々アナザーライダーを束ねる裏のライダーの王となり、元いた世界に帰る旅に出るのだ」
「人生には色々あると思うけどさ……この始まりは突然過ぎるでしょうよ!!」
「今はお前の意見は求めん、貴様等行くぞ!」
「「「「おお!」」」」
「うわ!」
言うなりアナザーライダー達は光り初めると1つのウォッチになりハルトの手に収まった アナザーウォッチとして
「これって……」
マジマジと見るハルトにウォッチ越しから声が聞こえる
『この力を使えば貴様はこの監獄の世界から脱出出来る…しかしこの力を狙いに数多の者が貴様の命を狙うだろう』
『俺達のような悪魔達と相乗りする勇気が貴様にあるかなぁ!!』
『Are you ready?』
いや、いきなり出てこないでアナザーWにアナザービルド…てか発音良いなアナザービルド 本編だと知能指数低そうな見た目だったのに…で?覚悟は良いかって聞いてるの?そんなの決まってんじゃん
「良いよ、悪魔だろうがアナザーライダーだろうが地獄の果てまで相乗りしてやるよ!」
ハルトはアナザーウォッチのスイッチを押すと
黒いモヤが彼の体を包むと、先程まで会話をしていたアナザーディケイド になっていた
[ディケイド ]
「お、おぉ……はぁ!」
自らの体が変わったという感動が冷めやらぬ中、アナザーディケイドになったハルトは手を翳すと新しいオーロラカーテンが現れたので 迷わず アナザーディケイド はそのオーロラカーテンを潜るのであった。
これは誰かが生み出した アナザーワールド
普通の青年 常葉ハルトがアナザーライダーとなった最初の話である
こんな感じな話を書きたいと思います…アナザーライダーが好きなので少しでも流行れと思って…
新キャラ 誰と組み合わせが良い?
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仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
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仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
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アナザーゲイツ オリキャラ