無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

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初対面なのに知っている感じがする人もいる

 

 

ネオタイムジャッカー 本部

 

その円卓ではリーダーであるクジョーが戦犯に対して弾劾していた

 

「さて…メナス」

 

「は、はい!!」

 

「貴方が起こした行為の結果、我等はトカゲアマゾンの喪失に加え、従者を倒しかけた結果、完全にアナザーライダーの王を敵に回してしまいました…これはどうしてくれるのでしょう?」

 

「そんなの知らないわよ!アナザーライダーなら私達で倒せるじゃない!」

 

「私達って数に入れるの辞めてよね〜私嫌だよ?」

 

「同感だ、アイツと戦うのは構わねぇが俺達を巻き込むな」

 

同僚の発言に

 

「そんな!私達仲間でしょ!」

 

と声を荒立てるが

 

「そうですね…ですが我々に不利益を与え続けるなら、考え直さないとなりませんね…それに」

 

と長であるクジョーが机に置いたのは全員の人相書きだった

 

「これは?」

 

「革命軍が辺境や地域に出している手配書…というより人探しですね、完全に我等の顔がバレています…何故かアナザーライダーと直接的な面識のない私までね」

 

「あぁ」

 

「もしかしてフィーニスが生きてるとか?」

 

「んでアナザーライダーの仲間になってるって事か!」

 

それなら辻褄が合うと納得するレックだがクジョーは首を横にふり

 

「それはありえません、フィーニスは確かに死亡しました確認も取れています…それに何故生きているのなら私達に連絡を取らないのですか?」

 

「んーアナザーライダーに本気で鞍替えしたとか?」

 

「まさか、確かにあの人はアナザーライダー を慕ってました…しかし裏切るなんて思えませんね」

 

「ま、生きてても合流しねぇだろうなぁ」

 

「えぇ…」

 

と3人がメナスの方向を見ると

 

「何よ!」

 

「いや、今までの行動を考えれば分かんだろ」

 

「私だってゾンジスを追い詰めたわよ!それなのに……っ!ならあのアマゾンアルファはどうするのよ!」

 

とメナスは話題を逸らすつもりなのか新しい現れたアマゾンアルファになる青年、高山ナツキの話を出すと

 

「彼に関しては完全に予想外でしたよ、まさかね」

 

「仮面ライダーがいるなんてな…しかもアマゾンアルファって事ァ、ザモナスはアルファのウォッチを持ってねぇのか?」

 

これに関しては違う、ザモナスはアマゾンアルファのウォッチは持っているのである

 

「けどまぁ厄介よね下手な特殊能力ない分」

 

「はい、あの記録から見るに身体能力の高さと格闘技術が共存してますね、まるで本物の鷹山仁のように」

 

「で、流石にこのままって訳にはイカねぇよな?大将」

 

「当然、我らの顔がバレている以上はアナザーライダー達からの報復も考えないとなりません…それ以上に我等の目的がバレている可能性があります」

 

「となりゃ暫くは様子見か?」

 

「えぇ、それにフィーニスの代わりとなる仲間を探さねばなりませんね…メナス」

 

「は、はい!」

 

「新しい命令を与えます、あのアマゾンアルファを見つけなさい」

 

「ま、任せて!必ずやり遂げるわ!」

 

「えぇ頼みますよ、それと見つけるだけで構いませんから」

 

「任せなさいよ!必ず仲間に引き入れるわ!」

 

そう言い放ち、出て行くメナスを見送ると

 

「なぁ大将大丈夫か?」

 

「えぇ、まさか命令をあそこまで曲解するとは…貴方達今回は見張らなくて結構です」

 

ずり落ちたメガネを直すものの驚愕を隠せないクジョー

 

「けど、アマゾンアルファ見つけてどうするの?メナスの言う通り仲間にするの?」

 

「いいえ、彼には話したい事があるのと…あわよくば彼にメナスを狩って貰おうとね」

 

「そっかネオアルファになれるメナスもアマゾンだから…狩りの対象だ」

 

「アイツを利用して俺達の手を汚さずにか…はーーっ!おっかねぇな大将!」

 

「ま、スカウトに成功したらで考えはありますが…取り敢えず」

 

「お、どうするよ?」

 

「人相書きも出ているのでほとぼりが冷めるまでゆっくりしましょうか」

 

とクジョーは紅茶を飲みながら言うのであった

 

 

 

オールベルグ拠点

 

「改めて…初めまして魔王さん私はメラルド・オールベルグ、オールベルグの首領よ」

 

両組織の長が挨拶を交わしているが

 

「初めまして、常葉ハルト…魔王軍のリーダーで良いんだよね?」

 

ハルトは自信なさげに後ろに控える3人を見る

 

「えぇ」「うん」「あぁ」

 

頷く3人を見て、自信満々に

 

「らしいです」

 

「何で疑問系な上に確認取るのよ?」

 

「いや…そのー自信がないので」

 

と明後日の方向を見ると

 

「うふふ…ババラの報告書に合ったように変人なのね」

 

「あの人、報告書にそんな事書いてたのかよ」

 

お供えもののハンバーガーにピクルス多めね出してやる!

 

「けど、彼の作る食事は美味とも書いてあったわね」

 

決定!パティを一枚多く備えてあげる!

 

「我が魔王、チョロ」

 

「聞こえてんぞウォズ、んでそっちの依頼通り臣具とナハシュを連れてきたけど….話したい事って何さ?」

 

手に持つケースにある臣具 粉砕王を渡すと

 

「ありがとう…あぁそうね話があったわね」

 

中身を確認して上機嫌なメラルドを見て呆れたように本題を切り出す

 

「チェルシーにも話があるって言われたからな」

 

暗殺するとかなら用心しないと、念のためいつでも変身出来るようにはしているが

 

「仲良いのね…まずは、オールベルグをご贔屓にして頂いてありがとう革命軍でもないのに大金を払い続ける客なんて貴方が初めてよ」

 

「此方こそ、優秀な方のお陰で諜報員対策や防犯が態勢が出来て良かったよ」

 

実際、本拠が攻められた事はないし何なら危険種の売買で予期せぬ資金源も得たのだから

 

「最初は嘘八百並べると思ったから支払えないならババラに暗殺してもらう気だったの」

 

カラカラ笑うメラルドの姿を見てハルトは顔面蒼白にしながらツッコミを入れる

 

「嘘でしょ!」

 

あの婆さん、裏でとんでもない密命帯びてたのか!

 

「けど貴方がデンシャ…だったかしら、そんな乗物を見た時に本当に払えると思ったらしいわ」

 

「あん時、アナザーデンライナーで迎えに行って正解だったな」

 

うんうんと頷くハルトにウォズも賛同するように

 

「まぁ我々の技術力の誇示に成功しましたね」

 

「お前、俺に安易に使うなって説教したよな?」

 

「何のことやら」

 

ジト目で見たハルトは少し目線を逸らしているウォズに溜息を吐きながら

 

「ったく…まぁ良いや本題は?」

 

「そうそう、実はねー

 

メラルドの話をまとめると帝国暗殺部隊の何名かを捕虜にしたらしい

 

そして話を聞くと捕虜にしたコルネリアの仲間と分かり、彼女に懐柔を頼んでいるが遅々として進まぬ模様

 

で記憶を無くしてるが仲間のナハシュにも来てもらい記憶を戻してもらうか説得してもらおうとの事

 

「俺必要だったか?」

 

その要件なら、ナハシュに臣具持たせて送るだけで良かったじゃんと思うが

 

「実は貴方には別件で協力して欲しい事があるのよ」

 

「へぇ、伝説の暗殺組織が取引相手の小さな組織の長に何用でしょうか?」

 

肩を竦めているとメラルドは呆れた顔で言い放つ

 

「南方戦線の英雄を引き入れてる組織が小さな訳ないでしょう…用件ってのはね……」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

「なっっっとくイカねぇ!何で俺が捕虜の話相手なんだよ!最悪命狙われるじゃん!」

 

不満を垂れながら捕虜のいる道を歩くハルトに

 

「まぁまぁ魔王ちゃん、捕虜の子に帝国の汚点話すなら魔王ちゃんが適任でしょ」

 

「何で?」

 

「本来ならリヴァの方が向いている…だがいないならハルト様が適任だ」

 

「そっかぁ?」

 

「それに我が魔王は無垢な子供に現実突きつけるの得意ですよね?幼い子にサンタはいないと笑顔で言えるでしょう?」

 

「ウォズ、お前は俺のことをどれだけ外道と思ってるんだ!!そんな人の心がない人じゃないぞ!俺は!」

 

「「「え!?」」」

 

そうなの!みたいな顔をされたので泣きながら

 

「お前等!本当未来の俺がごめんね!!」

 

やっぱり未来の俺に会ったら色々あるけど取り敢えず、1発ぶん殴る!主にコイツらの待遇改善の為に!

 

「ごめんね、オールベルグの人だから罠かもって警戒されてるみたいでさ」

 

「成る程、それなら確かに第三者に見える俺達が適任…って伝説の暗殺組織にいる第三者って何者よ?」

 

「それ言ったらおしまいだから、取り敢えず会って話してみてね、じゃ!私は此処で」

 

「またなチェルシー」

 

「えぇ!」

 

チェルシーと別れ、依頼された部屋の前に立つとノックして入る

 

「お邪魔しまーす」

 

「…………お前は?」

 

「オールベルグ御用達の料理配達人かな?」

 

と手に持つバッグを見せるとサンドイッチやお菓子が大量にある、これはメラルドに依頼された差し入れでもあるが…何故かメラルドよりも一緒にいた仲間の方が食べていたりもする…

 

「料理配達?」

 

「ま、食べなよ腹が減ってはなんとやらだ」

 

「敵の施しなんていらない!」

 

と短い黒髪の子は言うが

 

グゥゥゥゥ…!

 

「「っ////」」

 

お腹がなり恥ずかしそうにしているので無言でバッグを渡すと中身を開き

 

「「っ………」」

 

恐る恐る手を伸ばし一口食べると

 

「「おかわり」」

 

「えええ!」

 

作った軽食とお菓子は一瞬で消えていたのであった

 

 

新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ
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