それから数日間、暗殺部隊のメンバーであるアカメとクロメの食事提供相手をする事になった。最初は不平不満があったが料理を旨そうに食べてくれるので作りがいがあるのだが…
しかし、メラルドがいる時間だけは大変そうである…まぁ尋問されてるだろうし大変なのだろう…それより
「ナハシュ、どうよ何か思い出せそう?」
新しい仲間の記憶が戻ってるか確認するも首を横に振る
「何か思い出せそうではあるが何かが足りないような……そんな感じだ」
記憶がパズルならピースが足りない状態なのだろう、ならばピースを集めれば良いと思い
「じゃあ残りの連中も捕まえて説得するか!」
コルネリア以外にもプトラの墓にいたガタイの良いやつとかも捕まえればOKだろうな!あと何人いようが関係ないさ!
「我が魔王、簡単に言いますが難しいですよね?」
「俺なら出来る、スリープの魔法でな!」
アナザーウィザード万歳!と笑顔でいると
「いや、それ気絶させてるだけでは?」
「そうとも言う!」
「本当に大丈夫なのでしょうか?」
「何とかなるよっと、そろそろ食事を持ってく時間だな…ウォズ後はよろしく」
「はっ!」
一旦別れたウォズは少し顎に手を置いて何か考えていたのであった
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オールベルグ厨房にて
「しかし完全に俺、コック扱いだな…まぁ良いけどよ」
最近は息抜きが料理になっているのだから悲しいものだ…家事スキルの腕が上がって行く事に頼もしさと複雑さを覚える
「美味しいから良いじゃない、いただき〜」
「つまみ食いするなら、デザートは無しだよ」
「っと思ったけど辞めたわ」
はぁ、とため息を吐いてつまみ食いの下手人を見て呆れたように
「んで、俺はいつまで此処でコックをしろと?」
「帝国軍が来るまでかな?」
「アカメとクロメの説得をするまでじゃないのか?」
「あぁ〜どうなんだろ、アカメちゃんは首領のお気に入りだからなぁ…必ず説得するまでやるかも」
「どうでも良いけどさ、取り敢えずアカメ達の飯の時間だから持ってくぞ」
「えー、私のは無いの?」
「今日の晩飯がいらなければ冷蔵庫にあるよ」
「ケチ」
「まぁ余った材料で作った賄いスープが鍋にあるけど食べれるか解らねぇな、量あるから1、2杯なら食べても気づけねぇなぁ」
「っ!さっすがハルト太っ腹!」
「うるせぇ、さっさと食べとけ…でないと」
「でないと?」
「うちの連中が食いに来るぞ最近、何故か鼻が良いからな無駄に」
多分、使ってるウォッチの影響だろうなジョウゲンとカゲンのライダー ってベースが生物系だからな…あ、因みに俺も鼻がよかったりする匂いだけで色々判別出来るので助かる…多分アナザーキバの影響なんだろうなぁ
「「魔王ちゃん!(ハルト様!)賄いがある(の)!!」」
「おう、作ってるから食べてけよ」
「いや、ちょっ!」
「頂き〜!」「待て!俺が先だ!」
「待ちなさい!私が先なんだから!!」
と揉めてる3人を尻目にハルトは食事をバッグに纏めて移動するのであった
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部屋の前
「よーす」
気楽な感じで部屋に入るとアカメがいた
「ハルトか!」
「ん、飯の時間だ…けどクロメちゃんは?」
「あ、いやまだ帰って来てなくて…」
「そっか、なら少しだけ話相手になってあげようか」
「え、いや悪いだろう!」
「構わないよ、どうせ暇だし」
「そ、そうか…」
なーんか悩んでる感じだなと思い切り出してみる
「悩んでるみたいだね?」
「…………ハルトは帝国の事をどう思う?」
「うーん…難しいねぇ」
「私の育ての親は帝国は正義で人を斬る事で誰かを助けられていると教えられた…だが」
「そうじゃないかも知れないと?」
首を縦に振ったのを見て内心、ヘェと思った
自分なりに考えているとはな
「メラルドに連れられて帝国の闇を見てしまってさらわからないんだ、育ての親の言葉か彼女の言葉が正しいのか…」
成る程ね帝国の正義か、悪かで悩んでるんだ…なら
「正解はどっちも正しいし、どっちも間違えているだ」
「……え?」
「そうでしょうよ実際」
帝国は1000年の歴史で腐敗しきっており、反乱待ったなしだが其処で暮らして幸せに生きている奴もいる…腐敗官僚テメェ等はダメだ根絶やしにしてやる…おっと失礼
「アカメちゃんはさ…どっちが正しいかって考えているなら本音は、どっちだいって話だい?」
少しは人生の先輩としてアドバイスしてあげるとしようか
「本音…」
「帝国の為に働く自分か自分の信念に従うのか…どっちを本音にするかは、これからの君が決める事だよ」
とカラカラ笑いながら言うとアカメは真面目な顔をして
「なら、ハルトの本音は何だ?」
「ん?」
予想外だなと思うとアカメは続ける
「帝国は倒すべきか否か!」
「その問いを帝国の暗殺者を前にして話すと思う?俺は下手な事を話して死にたくないんでね…それと……」
ハルトは席を立ち離れる前に
「自分で自分の道を決めようとしない奴なら未来なんて分かりきってるだろうけど」
とドアを閉めたのであった後
「あ、ハルトさん」
「や、クロメちゃん元気?」
「うん!あ、ハルトさんが来たって事は?」
「ご飯持って来てるから食べなよ、アカメもいるからさ」
「はーーい!」
と手を振る彼女を見送ると、ハルトは笑みを消して真顔で言う
「ふぅ……らしくねぇな」
『ま、お前だからこそ言えたセリフだろうな』
『自分の道を決めたから言えるンダよなぁ』
「そ、だから……納得出来ないなら悩んで悩んで悩み抜けば良いってさ」
『あの人のセリフだな』
「おう、だからそろそろ準備するかね」
『準備だと?』
「あぁ…」
その時、ハルトは凄い悪い顔をして当然と言わんばかりに言い放った
「帝国の暗殺部隊にこっちから仕掛ける、奇襲慣れてる奴に奇襲を仕掛けてやるのさ…ウォズ達とナハシュの準備が整い次第仕掛ける」
次回 vs暗殺チーム
新キャラ 誰と組み合わせが良い?
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仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
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仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
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アナザーゲイツ オリキャラ