無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

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ハイスクールDxD 出張編 魔王は人材確保に走り
超えた先


 

前回、逃げたモールイマジンと時の列車を追いかけるハルト一行は

 

「警告する!止まれ!」

 

警告するが無反応である、当然だろうなと思っていたらだ

 

「バカめ!誰が止まるか!」

 

煽って来やがった!あのモグラ野郎!

 

「誰がバカだと!」

 

「敵も正論を言うとは…やりますね」

 

「ウォズは昼飯抜き!」

 

「そんな殺生な!」

 

「当然だ!」

 

「そんな事ありません!私は本当の事を…」

 

「晩飯もデザートも抜きじゃ!」

 

「どうして!」

 

「いや、今のはウォズが悪い」

 

「だよね〜」

 

談話しているが今、絶賛空を飛ぶ電車の追いかけっこという珍しい光景が広がっている

 

 

「つーか武器ないの!武器!」

 

アナザーデンライナーの搭載火器をウォズに聞くが

 

「ありません!」

 

「非武装で時の運行をどう守れってんだ!」

 

「いや世界線移動する我等からすれば時の運行って…」

 

「っ!急げ!時の空間に逃げるぞ!」

 

「っ逃すものか!全速力だぁ!」

 

アナザーデンライナーを全速で距離をつめていくが間一髪の所で時の空間に逃げられるが閉じる寸前に空間に飛び込んだ

 

「よっしゃ!駆け込み乗車成功だ!」

 

「何やってるのですか!馬鹿魔王!」

 

ウォズはハリセンでハルトや頭を叩いた

 

「ってぇ!あのイマジン放っておけるかよ!俺のせいでライダーの怪人が集まってんなら俺が倒す!」

 

「そこは俺達って言って欲しかったなぁ〜」

 

「俺達も手伝う!」

 

「2人とも…」

 

「感動場面でしょうが今はチェイス中と言うのをお忘れなく!」

 

「「「はっ!」」」

 

「はぁ…我が魔王、この車両にAタイムマジーンは積んでますか?」

 

「ん、あぁ…三号車に積んでるけど?」

 

「少しお借りしても?」

 

「使いなよ……一応だけど逃げないよね?」

 

「まさか……まぁ非武装列車にも武器が必要でしょう?」

 

「ウォズ、お前」

 

「合図を出してください、連中に一撃見舞います」

 

「頼んだぞ!」

 

「はっ!」

 

「よっしゃあ!」

 

アナザーデンライナーを急旋回させて距離を積めていき、遂に横並びになる

 

「見たか!俺の神的運転技術!」

 

「流石魔王ちゃん!……でどうやってモグラ野郎を倒すの」

 

「……………………………はっ!」

 

「ハルト様…何も考えてなかったのか!」

 

「だ、大丈夫だよ!ウォズ!!」

 

『はっ!』

 

此方が合図して反応するよりも早く動いたのは敵方であった

 

「ま、まおうちゃーん…」

 

「ん?げっ!」

 

目線を向けた先には大量の大砲を構えている

電車がありました…同時に大量の砲火がアナザーデンライナーを襲った

 

「「「わああああああ!!」」」

 

大きな揺れと傾く車体、ハルトは懸命に姿勢を制御するが中々崩した体勢が戻らずにスピンを続けていく

 

 

「こんにゃろう!」

 

「車体がスピンしているぞ!」

 

「わかってる!ウォズ!!」

 

『早くして下さい…このままだと酔いで…吐きそう…です』

 

「はいよ!もうちょい堪えてね!!Aタイムマジーンの武装フルパワー!!」

 

車体は回転を重ねながらも車両に格納していたAタイムマジーンの火器の数々が相手の電車の正面を捉えた

 

「撃てええええええ!!」

 

その号令を合図にウォズはAタイムマジーンの全武装を手当たり次第に発射した。回転の勢いとAタイムマジーンの火力により向こうの車体にもダメージを負うと同じように車体をスピンさせながら両車両は激突、互いに同じ時の空間の出口から出ていったのであった

 

「「ぎゃああああ!!」」

 

「「「「うわああああああ!!」」」」

 

 

そして車両は山の中に墜落したのであった

 

その時に一つの光球がハルトの体内に入ったのであった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

山中

 

車外からも煙と傷やダメージを負っているのが分かるアナザーデンライナー内

 

「ん〜〜〜ジョウゲン、被害状況…」

 

数十分気絶していたハルトは目覚めると同時に既に起きメンテナンスをしていた仲間に状況を確認するが

 

「聞かないほうが良いと思うよ〜」

 

タブレットを弄って調べるジョウゲンの言葉に

 

「みたいだね…痛っ!」

 

答えと同時に部品がハルトの頭に当たったのであった

 

「ウォズもカゲンも無事?」

 

「2人とも大丈夫だよ…けど」

 

「けど?」

 

「ウォズちゃんは起きるなり外に出てったよ、まぁ理由は押して知るべしだね」

 

「何でとは言うまい…いや悪い事したな…飯なしは撤回してやろう」

 

「だね、そうしてあげると助かるよ」

 

 

そして復活した2人が戻ってきた

 

「た、ただいま戻りました」

 

「お、おかえりーウォズ、今日の働きに免じて飯なしは撤回するよ」

 

「…感謝しますが今は…」

 

「悪りぃ……んで此処は何処なの?」

 

アナザーデンライナーから降りて周りを見渡しているが誰も何もない

 

 

「知らないですね…我々はあのイマジンを追いかけて時の空間に入りましたから…此処が何処で何時代か何てわかりませんよ」

 

 

「成る程…となると先ずはアナザーデンライナーの修理からだな」

 

「そうですね…しかしこの車体を修理するのにどれ程の時間が」

 

「大丈夫じゃないかな〜ね、魔王ちゃん」

 

「ん…ポチッと」

 

『ジオウⅡ』

 

アナザーウォッチを押すとアナザーデンライナーがビデオを巻き戻しするように車体が綺麗に戻っていく

 

「おぉ!」「流石だ!」

 

「ふぅ……修理完了!!」

 

と満面の笑みを浮かべるハルトだったが

 

「いや完璧ではありませんね」

 

「何だとウォズ!」

 

「いえ…車両は治っていますが……」

 

「うん」

 

ウォズの一言に三人は唖然とした顔になった

 

「あのモールイマジン締め上げないと元の時間行きのチケットありませんよね?」

 

「「「…………あっ!!!」」」

 

「はぁ……では探しに行きましょうか」

 

「行くぞー!モグラ叩きだ!」

 

「「「おぉー!!」」」

 

4人の心が一つになった、その時

 

 

「た、助けてくれーー!」

 

助けを求める声が聞こえ4人が目線を動かすと、声の主は俺たちに目線を向けると

 

「お、お前達!!ま、まぁ良い!た、たのむ!助けてくれ!!!」

 

ボロボロのモールイマジンがいたので4人の目は冷めていき

 

「飛んで火にいる何とやらだね」

 

「あぁ」「では」

 

「まぁ待てよ、困ってるようだから話だけでも聞いてあげようよ」

 

 

「さ、流石だな!話が早「らぁ!」ぎゃあ!な、何しやがる!」

 

話を聞いたのでハルトは不意打ちで拳をモールイマジンの顔面に振り抜いた

 

「ん?"話"を聞いてやったろ?ほらさっさとお前の持ってるチケットを寄越せ、じゃねぇとテメェを締め上げるぞ〜…まぁ…渡しても締めるけど」

 

「チケット……これか!こんなのやるよ!」

 

メンコのようにチケットを叩きつけたモールイマジンの態度にハルトはブチギレながら胸ぐらを掴み上げる

 

「こんなのだと!テメェがあの世界で暴れたせいでこんなんなってんだろうが!」

 

「うるせぇ!俺だってあんな世界の歴史なんて…まぁ良い、約束したろ!俺を助けてくれ!」

 

「そんな約束………した覚えは無い!!」

 

『ジオウ』

 

アナザージオウになり双剣でモールイマジンを切り付けた

 

 

「ぎゃっ…は、話しが違うじゃないか!」

 

「何がぁ?別に俺さ了承した覚えないんだけどなぁ…」

 

長剣を肩で構えながら言うアナザージオウに

 

「…………はっ!」

 

「つー訳でチケット貰ったし後はお前を倒して、あの電車も貰うだけだなー」

 

ケケケと笑うハルトに三人は引いていた

 

「や、やめろ!そんな事したらボスが黙っちゃおかねぇぞ!」

 

「ボス?…っ!」

 

「な、何をす…ぎゃあああああああ!」

 

ハルトが首を傾げたと同時にアナザージオウの未来予知で切り裂かれた未来が見えたので自分がいた場所にモールイマジンを引き寄せて距離を取った、すると間髪入れず飛んできた刀身にモールイマジンは真っ二つに切り裂かれたのであった

 

 

「おいおい、んだよ今の………は?」

 

アナザージオウは双剣を構えながら未来視で相手の動きを探る…すると、その犯人はゆっくりと歩いてくる未来が見えた それは

 

 

「ほぉ……使えない部下を始末したら面白い奴等がいるな…丁度良いお前ら、俺に従えよ…お、悪の組織らしい怪人に時の電車もあるじゃないか好都合だな」

 

 

その犯人は黒い鬼のような怪人だ、ある赤鬼のような長剣を構えており偉そうな口調で話しかけてきた、俺に対する言葉が気に入らなかったのか

 

「「「っ!!」」」

 

三人が怒り顔で変身アイテム片手にしていた、ウォズはファイズフォンXだが

 

「三人ともステイ」

 

取り敢えず制するとアナザージオウもゆっくり近づいていく ハルトは知っていたこの怪人の名前を告げる

 

 

「まさか会えるとは思ってなかったなぁ〜会えて嬉しいよ、ネガタロス」

 

 

「ほぉ、俺を知っているとは益々見所がありだな」

 

ネガタロスは満足気に右角を撫でる

 

「けど残念だなぁ、俺が作るのは悪の組織じゃないんだよねぇ」

 

「何?」

 

「俺が作ろうとしているのは…魔王軍だ!」

 

ドヤ顔で答えるアナザージオウにジョウゲンは冷静にツッコミを入れた

 

「それ意味一緒じゃん」

 

「え?そう?」

 

生返事するハルトだがネガタロスは何故か何もしない

 

「ま、魔王軍……だと……」

 

何故か震えているネガタロスに

 

「おう!俺は常葉ハルト!この三人から未来の魔王(予定)と言われて浮かれている男で今は帝国と戦う為に魔王軍(仮)を作っている!」

 

「帝国……魔王軍……」

 

「締まらないな」「これは様式美だよカゲンちゃん」

 

「まぁ元々自衛のつもりだったんですがね」

 

「うるせぇ、三馬鹿…んでネガタロス、お前は何で俺達を…「俺を魔王軍に入れろ!」……はい?」

 

目の前には頭を下げているネガタロスがいた

 

 

「はい?」

 

「つまり貴様は、あの世界の帝国を支配する為に魔王軍を作ったのだろう?」

 

ドヤ顔で尋ねるネガタロスにハルトは真顔で否定する

 

「いや違いますが?俺は元の世界に帰る旅の途中で…別に支配とか興味ねぇけど?」

 

「謙遜するな、俺には分かるお前は王になる素質がある!そのカリスマというべきか…そんな奴が世界の一つや二つを支配しないで何をする?」

 

「いやいや!世界征服なんぞ企んでみろよ!最高最善の魔王に消し飛ばされるわ!」

 

俺にもう一度オーマジオウと戦えと言うのかこの鬼め!退治してやる!と思っていたが

 

「君、見所あるねぇ魔王ちゃんのカリスマがわかるなんて〜」

 

「うむ!普段はカリスマなぞ全く発揮されないがな!」

 

「えぇ…面接と行きましょうか」

 

「あぁ、これが履歴書だ」

 

「何で履歴書持ってんの!?」

 

「拝見します……おぉ!一度はネガタロス軍団(仮)と言う組織の長だったのですね…そんな貴方が我が魔王の軍門に下る志望動機をお聞かせ願いましょうか?」

 

メガネをかけていつの間にかテーブルと椅子を組み立てネガタロスを座らせていたウォズがいた

 

「お前等!?何そいつの口車に乗せられてんの!あと何で面接してるの!?」

 

俺のツッコミも虚しくネガタロスは自信満々に答えた

 

 

「こいつの作る魔王軍(仮)は帝国を倒して世界征服を企む悪の組織だろう?ならば俺はコイツの部下として振る舞うと悪の大幹部ぽいからだ」

 

「志望動機ィ!それと俺は世界征服なんぞ企む悪の組織なんて作る気はありませんので、お引き取り下さい!」

 

異世界ショッカー 始まります!じゃねぇよ!

 

 

「「「採用!」」」

 

「お前等ァ!?俺不採用通知出したのに採用しようって正気か!」

 

「いや、考えて下さい我が魔王」

 

「ん?」

 

「彼が今回の黒幕でしたらこんな純粋な瞳で我等に志願しますか?」

 

「そ、そうか!…じゃねぇよ!志望動機聞いたろ?こいつ悪の組織大幹部の俺カッケェ!したいだけだぞ!?」

 

モールイマジンのボスって、こいつぽいんだよなぁ とハルトは疑わしい目を向けていると

 

「だ、だが俺の力を知れば貴様も雇いたがるぞ!」

 

「取り敢えず上下関係の構築から始めようか」

 

「俺はこの事件の黒幕を知っているぞ!」

 

「知ってるぞ、お前だろ…オーマジオウ嘘つかない」

 

「違う!この一件にはネオタイムジャッカー という奴等が関わっている」

 

「何、それは本当かい?」

 

思わぬ名前にハルトは身を乗り出す勢いでネガタロスの話を聞くのであった

 

新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ
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