今回は意見が分かれるかも知れませんが、書きたいシーンでもありましたので…
ここは堕天使領 そこの一室から物語を始めよう
「全く…戦後処理で休む暇もありゃしない」
そうぼやきながら書類を作成しているのは堕天使の総督 アザゼルである
「ったく…二天龍を瀕死にさせたクワガタお化けとか調べないとならない事が多いってんのに…ったく総督なんざ引き受けるんじゃなかったぜ……はぁ…早く落ち着いて研究出来ないものかねぇ」
「アザゼル様!」
堕天使の1人が総督の部屋に向かうとアザゼルは露骨に嫌な顔をして
「どうしたぁ…」
「はっ!よく分からないものが空から現れました!」
「は?」
アザゼルが窓から外を見ると巨大な列車が堕天使総督の宙を回りながらこちらを見ていたのであった
「何だアレは?」
その頃 アナザーデンライナー内にて
「よーし、向こうは俺達に気づいたな」
ハルトは悪戯をして楽しむ子供のような顔をしている
「我が魔王、この後はどうなさいますか?」
「んー取り敢えずコッチの力を見せつける必要があるよね!ツー訳で行ってきまーす!」
「一応聞きますが何をなさるつもりで?」
「ん?堕天使の総督と話してくる」
「了解、気をつけてね魔王ちゃん」
「何故でしょうか前にも似たような事が……はっ!2人とも我が魔王を止めるんだ!」
「「は?」」
「んじゃ行きまーす!!ヤッホーー!」
なぁ!」
アナザーデンライナーの扉を開くとハルトはそのまま飛び降りるのであった
「はははは!良いねぇ!やっぱり空を飛ぶのは気分が良い!」
『バカと煙は…か?飛ぶよりも落ちてる方が正しい表現だろ?』
「誰がバカだ……ったく…んじゃ行くよ!」
『クウガ』
「ははははは!良い気分だ」
ハルトはアナザークウガになると地表に降り立つと土煙が晴れたのを確認して大声で宣言する
「ははは!俺はアナザークウガ!!お前等のリーダーと話がある!!早く来い!でないと紅白トカゲと同じ運命を辿らせてやるぞ!」
堂々としているがアナザーデンライナー内ではウォズが怒り浸透であった
「リヴァ殿の件から全く反省してないじゃないですか!!ジョウゲン!カゲン!降りますよ!ネガタロス!ネガデンライナーの運転を任せます!!」
「了解した行ってこい」
一方その頃 グリゴリ本部内は大パニックとなっていた!
「アザゼル!あのクワガタお化けは!!」
「コカビエル!戦闘準備だ!だが刺激だけはするなよ」
「わかっている悪魔や天使との戦いの前に余計の真似するかよ!」
そんな中 堕天使幹部の1人 アルマロスは目を爛々と輝かせていた
「何だ!あの化け物は!!まるで特撮ヒーローの悪役じゃないか!」
何と正確な洞察力だろうか…と知っている物ならば言うがコカビエルは馬鹿馬鹿しいと一蹴しアザゼルはアナザークウガをマジマジと見る
「アナザークウガと言ったか?一体何であんな奴が俺達の所に」
「悪魔か天使の生物兵器か?」
「それか未知の種族かも知れませんな、今回の戦争では他種族にも被害が出ていますから同胞が彼の仲間に危害を加えたのやも」
「そんな事より早く行くぞ対話せんとわからん」
「総督!アレを!」
幹部の1人 サハリエルが指差した先には
「巨大ロボだと!」
その頃
「あれ?可笑しいなぁ」
少し暴れれば出てくると思ったんだが…なら
「ウォズ!」
「了解!」
アナザークウガの隣にAタイムマジーンロボットモードが隣に立つと待ってましたと言わんばかりにアザゼルと何人かの堕天使が飛んできた
「俺がアザゼルだ!アナザークウガよ!何しにきた!」
「それよりもそのロボットは何だ!」
「お、Aタイムマジーンに関心があるとは堕天使にも人間のサブカル文化が浸透しているのか……なら話が早いな…そうだな目的だな…」
さて、これからどう話すか…よし!
「アザゼル、貴様に話があるのだ」
「だからその話を聞かせろ!」
「簡単な事だ、優秀な研究者がリーダーをしている組織など何れ崩壊する!そんな力の無い堕天使達を纏めるニューリーダーに俺がなる!」
「何だと!」
「我が魔王、ニューリーダー病にでもかかりましたか?」
「いや違うが…まぁそんな所だ、だがアザゼル…貴様にも魅力のある提案だと思うぞ」
「何!?」
「我等は此処とは違う世界からやって来たのだ、その証拠は貴様も見ただろう!この力だ!」
自分を指差して言うアナザークウガを見てアザゼルは理解した
「二天龍を瀕死に追い込んだ力か」
「そうだ、お前が俺の指揮下に入るならばその技術を貸しても良いぞ気にならんか?異世界の未知の技術を研究者として心躍らないかい?」
「アザゼル!そんな奴の言葉に耳を貸すな!!」
「別に断っても良いけぉ、断るなら悪魔や天使と取引するだけだ、話によれば連中の首脳陣は壊滅状態だろうから武器や技術の提供には喜んで飛びつくだろうさ」
「そうなれば其方も無事では済まないだろうね」
ネガタロスとアナザーWの情報によれば、今回の戦争で天使と悪魔は 指導者層が壊滅的被害を受けているらしい、ハルトが堕天使陣営を選んだのは組織的に辛うじて機能しているからだ
「さて、どうする?俺は気が短いんだ早く返事を貰おうか?」
アナザークウガの言葉にアザゼルに僅かに焦燥の顔が浮かぶ
「ま、待て!時間をくれ!部下と話したい!」
「やなこった今、返事を貰えないならダメだね」
飛んで帰ろうと背を向けようとした時に
「待ってくれ!分かったが条件がある!」
「条件?」
「その技術ってのを先に見せてくれ!」
「………良いだろう」
ハルトはアナザークウガの変身を解除すると周りは驚いていた
「人間だと!」
「それ驚く事?」
「あぁ!下等で矮小な人間如きが、あの二天龍を倒したと言うのか!」
「そんな馬鹿な!何かの手品に決まっている!!」
そんな周りの声にハルトはヘラヘラした声で
「知らないの?化け物を殺すのは人間の英雄さ人には戦いを楽しむ余裕なんてないからね弱い生き物なんだよ…そんな人間に依存しなきゃ、種族の繁栄も維持も出来ない癖に…本当に下等生物なのはどっちだよ」
見下している連中の目にして露骨に嫌な顔をして指を天に向けると
「あまり人間舐めるなよ堕天使(下等生物)共」
「ふふ……ネガタロス…it.'s show time!」
「了解だ、ボス!!」
『!!!!』
指を鳴らすとネガデンライナーがバトルモードに移行して 誰もいない空白地に向けて一斉射撃を行い山を吹き飛ばす周りが唖然としている中 ハルトは笑顔でアザゼルに告げる
「さて、どうする総督さん?」
「うーむ…」
「総督!何で悩むのですか!!矮小な人間如きが!誰が貴様の命令など聞くか!その力を我等に寄越せ!!下等生物が!!」
「そうだ!我等誇り高い堕天使!崇高な存在だ!貴様のような奴の言うことなど誰が聞くか!」
「おい待て!!」
2人の堕天使が光槍をハルトに投げつけ刺されて致命傷を負う…
「はぁ……やっぱ予知通りか」
だが、その槍はハルトに当たる訳なくAタイムマジーンの手によって止められた
「鴉風情が我が魔王を害そうなど、烏滸がましい!」
Aタイムマジーンは槍を投げた堕天使2匹を鷲掴みすると
「や、やめ……ぎ……ぎゃああああああああ!!」
「や、やめてくれええええ……あぁ…」
そのまま握りつぶした、上がる血飛沫と舞い散る黒羽を見て
「本当、汚ねぇなぁ…おいウォズ、Aタイムマジーンを汚すなよ、それはオーマジオウから貰ったものだぞ…血の掃除が面倒くさくなるだろうが」
「申し訳ありません、我が魔王」
「構わねぇよ…さて……先に仕掛けたのはそっちだしぃ、別にやり返しても良いよなぁ…大義名分が出来た訳だから皆、プラン2で行こう野郎共!戦闘用意!!」
「「御意」」」
『ゾンジス』『ザモナス』
ネガデンライナーから降りたカゲンとジョウゲンは変身し
『ウォズ』
ウォズはアナザーウォズに変身すると、Aタイムマジーンの顔がアナザーウォズのウォッチと合体した
「変身」
『NEGA FORM』
ネガデンライナー内のネガタロスはネガ電王に変身アナザーデンライナーと連結したネガデンライナーを全力戦闘態勢に移行した
ハルトはアナザージオウで変身しアナザーディケイドウォッチを起動し
『アナザータイム…ディケイド 』
アナザージオウAディケイドアーマーに変身して別のアナザーウォッチを装填した
それは人類を越える進化した存在 人でありながら神に近い存在 そのアナザーである
『アギト』
「はぁ!」
「さぁて行こうぜ、アナザーアギト!お前の力で連中をアギトに進化させてやろうぜ!」
「おぉ!」
すると虚空からアナザーアギトが現れ、構えを取る
堕天使達を潰してやろう…組織を譲ってくれないなら敗残兵にして取り込んでやろうと変身しようとした時
「ま、待ってくれ!!解った!グリゴリの指揮権をお前に預ける!だから攻撃を辞めてくれ!!」
「ったく最初からそう言えば良いのに」
ハルトは指を鳴らすとウォズとネガタロスはは武器をしまい、ハルトも変身解除して悪い笑顔を浮かべアザゼルに告げた
「さて、早速だけど施設の案内をして貰おうかアザゼル?」
こうしてハルトはグリゴリ本部を掌握する事に成功した
「いや、これで支配に興味ないとか魔王になりたくないとか嘘だろ……どっちが本当のハルトなんだ…」
とネガデンライナー内でネガタロスは呟くのであった
ーーーーーーーーーーーー
だが、この光景を見ていた者達がいた!
「ま、まさか!堕天使陣営を乗っ取るなんて!裏の魔王め何て事を!」
「これじゃあ原作の流れが無茶苦茶だ!」
と驚くのは先日 ハルトを襲ったのネオタイムジャッカーの面々だった
「お前!今すぐ、あの方に連絡しろ!!」
「はっ!!」
この展開はネオタイムジャッカーにも寝耳に水であった
その報を間接的に聞いたクジョー、スズネ、レックの三人は飲んでいたものを吹き出した程である
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そして今、ハルトはグリゴリ本部をアザゼルの案内で通されていた
「ふむふむ…以外と戦争の被害も少ないんだ」
アザゼルに渡された資料にハルトは分析している
「あぁ…だからコカビエルはもう一回戦争がしたいと言っていてな…」
「成る程……それなら俺の元いた世界である国と戦争をする予定なんだ、コカビエルには将来的にそっちで働いて貰うかな…嫌でも現状的には軍事面かな……けど終戦して直ぐの軍拡は他所を刺激するのは今は不味いか…」
「へぇ…以外と寛容だし頭が回るんだな、アンタ…てっきり暴力で支配する者だと思ってたぜ」
「ん?居抜き組織だけど従う以上は付いてくる奴の面倒見るさ…まぁ従わない奴は知らないよ」
「では我が魔王、こんな手はいかがですか?」
「え?」
そして
「なぁウォズ…なんか…この格好に激しい既視感を覚えるんだけど…」
ハルトは自分に渡され身につけた召し物に感想を述べる それもそうだ衣装が 加古川飛流(アナザージオウⅡ時の衣装)だからである
「お似合いですよ、我が魔王」
「まぁハッタリは大事か…それに人間を見下すような連中の意識改革もしないと…そうか!それでこの衣装って訳か!そう言う事なら見ててウォズ!少しでも魔王ロールするから」
「おい!ハルト!呼べるだけ集めたぞ」
「んで集まりはどんな感じ?」
「集めたのは、グリゴリ幹部とその部下達…まぁ堕天使達の主要メンバーだな」
「OK、んじゃ行こうか」
アザゼルから呼ばれた声にハルトは言われるまま 外に出る
会場には堕天使達が出席していた
「あーあー…マイクチェック…よし、どうもどうも!皆さん!常葉ハルトです!」
会場は静まり返っている、それもその筈だ二天龍を撃退した人間が目の前でおちゃらけた態度を取っているからだ
「これからグリゴリは僕の物となります!皆さんはこれから僕の言う事を聞いてこれから働いて下さいね!まずルール1、人間を見下すような差別意識を無くしましょう!見下すと足元掬われるよ!」
その言葉に会場は唖然としていた
「ルール2、ネオタイムジャッカーとか、その名を名乗る組織連中いたら見敵必殺(サーチアンドデストロイ)!!倒して持ち物を必ず持ち帰ること!」
「解ったかな?んじゃ俺に従う人!」
堕天使達の反応は皆、手を上げなかった
反対多数!
「困ったなぁ……あ!そうだ…そこの君!」
ハルトは適当に堕天使を指差した、しかしその堕天使はハルトに攻撃はしなかったが先程の一幕の時に罵声を浴びせていた1人だ
「壇上に来てもらえる?」
そいつは自分を指差していたので、君というと そいつは堕天使は壇上に上がると
「っ!やはり貴様のような下等生物に従ってなるものか!」
『ウィザード』『コネクト』
光槍を持ってハルトを害そうとするが、ハルトはウォッチを押さずにアナザーウィザードへ変身するとコネクトの魔法で近くの巨岩の塊を その堕天使の真上から落とす
「がぁ!」
その時に受けた返り血と羽を鬱陶しそうに払いながら ハルトは変身解除するとヒラヒラした羽をバックにし 頰についた血を拭う
「さて……改めて……」
ハルトは冷徹、そして自らを絶対的に上と理解させる為に見下すような瞳で告げた
「黙って、俺に従え鴉共」
その日は後の歴史でこう綴られている
『魔王の目覚めた日』と
〜〜〜逢魔降臨歴・裏伝 ウォズより〜〜〜
少し闇堕ちな雰囲気を出してみました!
アンケートのご協力ありがとうございます!!
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