無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

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アポイントは大事

 

 

 

前回、反乱した堕天使を捕縛したら誰か見てた

 

 

「誰?」

 

アナザーフォーゼのまま武器を向けるが相手はウォズが変身したアナザーシノビの影縫いで動けない為、向けるのも悪いかと思い武器を解除した、相手はフードが目深に被っており顔は見えないが

 

「お願いします!攻撃しないで下さい!!」

 

必死に言われると、何だかなぁ…戦意なくなったよ

 

「分かった…解け」

 

「畏まりました」

 

アナザーシノビが影縫いを解除すると、その人はフードを被ったまま話しかけてくる

 

「まさか、簡単にバレるとは…」

 

「いや、あの場でガサガサしてたらバレるだろ」

 

「ですよね…それで貴方は?何の為にこの地に」

 

「んー仲間集めかな」

 

「こんな辺鄙な所に?」

 

「否定はしないけどさ、えっとj君は?」

 

「私はロスヴァイセ、北欧神話勢力に所属している戦乙女です」

 

フードを取ると、そこには銀髪ロングの美人がいた

 

「わぁ…美人…すげぇタイプ」

 

「び、美人なんて…そんな…」

 

「いやいや俺のいた世界のモデルより綺麗だよ、どう?良かったら俺と一緒にー」

 

肩に手を回して声をかけると

 

『ハルト浮気かしら?そんな事したら……切っちゃうよ?』

 

浮気ではございません!チェルシー!!切らないで!何とは言わないけど!!あと何故背後からさっきを感じるのです!?

 

何故か意味もない悪寒に晒される事になったハルトだった

 

「しかし北欧神話勢力ですか…我が魔王」

 

「そっか…知らない内に他所の土地に入ってたのか…申し訳ない、迷子になっただけでな別に北欧神話勢力とどうこうする気はないよ」

 

「そ、そうですか…所で貴方は…この辺でと言うと賞金稼ぎが何かで?」

 

「俺?俺は常葉ハルト、通りすがりの…登山家ですとも」

 

「へぇ〜通りすがりの一般人が人避けの結界を突破出来ませんが?それに堕天使を撃退したり異形にもなりませんよ?」

 

「逸般人だから大丈夫」

 

「違いますからね!」

 

何というツッコミ…うーむ是非仲間になってくれないだろうか…このツッコミ力は我等に必要ではないだろうか……基本、連中ボケるし…それよりも

 

結界?そんなものありましたか?

 

「ハルト…多分、アレ」

 

オーフィスが指差した先には綺麗にキバの紋章が刻まれているバリアのようなものがあった

 

「ん?おぉ……サガの必殺技みたいに空にキバの紋章が空に……カッケェ!」

 

「お洒落だと思いますが!あの結界を展開するのにどれだけの魔力が必要なのか分かってるんですか!それを紙のように破るなんて!」

 

「破られるような結界を張る奴が悪い」

 

『浅倉!?』

 

アナザー龍騎は落ち着こうね、大丈夫俺はロスヴァイセさんにベノクラッシュは撃たないから……向こうの出方次第だけど

 

「うわぁー!何人の戦乙女が何日徹夜すれば治るんですかぁ!」

 

と頭を抱える彼女を見て…うん、元はと言えば俺のせいでもあるので

 

「よし、俺が治そう」

 

「無理ですよ、ただの人間の貴方には…「よっと」『ジオウⅡ』え?ええええええ!!」

 

ハルトはアナザージオウⅡウォッチを押す事で結界を破られる前の綺麗な状態に戻したのであった

 

「何か?」

 

「いえ、ありがとうございます…」

 

「まぁ、俺が割ったようなものだしね」

 

けどキバの紋章のまま残しておきたい気持ちもあったが…

 

「ロスヴァイセさんは調査か何かで?」

 

「え、えぇ…オーディン様から結界の調査にと……その申し訳ないのですが…」

 

「あぁー割った事情説明しないとね…OK付いていこう…ウォズ〜先に堕天使送っといて」

 

「そうおっしゃると思い、既に転移済みです」

 

「さっすがウォズ!」

 

「恐れ入ります」

 

『そう言えばハルト!オーディンだってよ!』

 

大丈夫大丈夫!アナザーW!都合悪い事あると時間巻き戻したりとか金の羽と一緒に瞬間移動とかしないだろうし、倒して倒しても蘇るとか無いから!

 

『お前、オーディンに恨みでもあるの?』

 

ないない、安心してアナザーディケイド

 

「んじゃ行こうか、ロスヴァイセさんも乗った乗った」

 

「乗った?この辺に乗り物なん……て……」

 

虚空から現れたAタイムマジーン・ロボットモードを見てロスヴァイセは開いた口が塞がらなかった

 

 

「ほら乗らないと置いてくよ?」

 

「良いのでは?」「ん…ハルトお茶」

 

「はいはい」

 

「我が魔王、私は」

 

「角砂糖マシマシだろ?分かってるって」

 

「ありがとうございます」

 

取り敢えず発進とエンジンを蒸すと我に帰ったのか

 

「え、いや、その待って下さーーい!!」

 

ロスヴァイセは飛んでるAタイムマジーンを追いかけるのであった

 

 

 

そして北欧神話勢力本部 アースガルズにて

 

 

「おぉ…待っておったぞい二天龍を倒した異形の王よ」

 

堂々とした態度で現れた髭を伸ばした白髪で隻眼の老人…うわぁ伝承の通りだ

 

「はは、戦争と死の神でもある貴方にそう言われると照れますな主神 オーディン」

 

「ほぉ儂を知っとるとはアザゼルから組織を乗っ取った事はあるのぉ」

 

「何で知ってるんです?その件は箝口令を敷いたのですが」

 

「ほぉ、やはりか」

 

「げ、カマかけたのか」

 

「まぁ、人の口に戸は立てられんよ何処からか…な」

 

「どうやら口の軽い奴がいるようで…ウォズ、ネガタロスに連絡、軽口の奴を探しとけ」

 

「はっ」

 

「それで…結界壊したから賠償しろ?かな…なら治したで手打ちにしてくれないだろうか?」

 

「いやいや、儂は別に気にしとらんよ…まぁオーフィスと共におり、グリゴリを落とした男の顔が見たかっただけじゃよ」

 

「こんな冴えない奴の顔の何処が良いんだか……で?それだけって訳では無いですよね?」

 

「無論じゃともさ、なぁ主よ」

 

「何でしょう?」

 

友好条約とか暗殺とかかな…この辺キレ者ぽいけど…うーん……

 

「そこのロスヴァイセの勇者にならんか」

 

「勇者?俺は多分、討伐される側の魔王なんですが?」

 

「我が魔王、多分意味が違うと思います」

 

「んー、そうじゃのう……主はエインヘリアルは知っとるか?」

 

「そりゃ勿論」

 

エインヘリアル

簡単に言えば戦場で死に神に認められた勇者の事である、来るべき神々の黄昏に備えて日中戦い、夜は酒を飲むと言うワイルドな生活習慣を有している奴らであるが

 

 

「俺にエインヘリアルになれと?」

 

「不満か?」

 

「名誉とか云々って話だけど…日本人的にはちょっとなぁ…」

 

「それは我が魔王や堕天使を北欧神話勢力の傘下に加えたいのでは?」

 

「ウォズ!?」

 

「何でしょう我が魔王」

 

「その発想は無かった!天才かお前!!」

 

「………………」

 

「のぉ、そこの従者よ其奴は本当に二天龍を倒したのか?」

 

「えぇ、彼女が証人です」

 

「彼女?ほぉ可愛らしいお嬢ちゃんじゃな…っ!」

 

「オーディン、久しい」

 

「オーフィス!?何で主が!!此処に!」

 

「我、ハルトと旅してる……空腹…ハルト…茶菓子」

 

「はいはい、アナザーデンライナーにあるから持ってきな」

 

「ん」

 

オーフィスはそう言うなり転移魔法で離れたのを見て

 

 

「まさか、オーフィスまで…本当のようじゃな」

 

「だね…つか神様すらビビるドラゴンなんだ…」

 

「だから、ネガタロスが警告したでしょう」

 

「いや、あん時は子供に武器向けるなって言ったけど…こうなるとマジで最強ドラゴンなんだな」

 

「それでどうされます?」

 

「ん?北欧神話の神様と仲良くしたいのは賛成だけど勇者云々はなぁ」

 

「そうか?そこのロスヴァイセの体を好きにしても良いと言ってもか?」

 

「何だと!?」

 

「いや、ちょっ!オーディン様!?」

 

顔を赤くするロスヴァイセと対象的に困惑するウォズは

 

「我が魔王、そんなキャラでしたか?」

 

「ん?俺はこんな感じだぞ?」

 

「以前、チェルシー嬢にキスされて気絶してませんでしたか?」

 

「あぁ…情報処理が追いつかずに固まったな……んで、どうしたよ?」

 

「いや、その…あの時は不意打ちでしたが…その…女性の扱いは慣れてるようで……恋愛経験が豊富なのかと…」

 

成る程な珍しく歯切れが悪いようだ…教えてやろう!

 

「安心しろウォズ、生まれてこの方 彼女などいた試しがない!!」

 

ドヤっ!と胸を張っていると

 

「それでアレなら我が魔王は垂らしも良い所です」

 

「まぁ…強いて言うならば俺の恋人は特撮さ!」

 

「少し頭冷やしましょうか我が魔王?」

 

「へい」

 

閑話休題

 

 

「主が敵対や侵略で来てない…まぁ不慮の事故なら責めんよ、まぁ次は領土を理解した上でアポを取ると良い」

 

「わかった、気をつけるよ」

 

「それと勇者の件、云々は置いておいて一つ頼みたい事がある」

 

「聞くだけなら良いぞ」 

 

 

この時のウォズは、まるで映画のワンシーンの元ネタはこの場面だったのかと、ハッとしていた顔をしていた。それは何故か今の俺には分からなかった

 

 

 

「ある戦乙女の病魔を治して欲しい、その位造作もなかろう?異形の王よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このオーディンの些細な頼み事が 彼の魔王としての運命を変えるなどとは思ってもなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ
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