無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

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いつかの過去と未来にて

前回、アナザーゲイツ撃退後 ネガタロスから白ドラゴンがリベンジマッチを希望してると聞いた 常葉ハルトは

 

 

「ふぅ……疲れた〜」

 

パーティー会場の隅で溜息を吐いていた、何のパーティーかと言うと

 

 

「やぁ、ハルト大丈夫かい?」

 

綺麗な黒色のドレスを着た彼女 サーシャの快気祝いだ まぁ主役は病み上がりだから近しい奴を集めてしただけだが

 

「大丈夫に見えるか?」

 

「失礼、だけど参加してくれてありがとう」

 

「気にすんな、これは俺にもメリットのある話だからな」

 

この件で北欧神話勢力と交流を持てたのはデカいな色々と

 

「そっか」

 

「それよりも体調は問題無いのか?」

 

リプログラミング後の副作用について尋ねると彼女は笑いながら

 

「大丈夫だって、至って健康的だってさ」

 

「良かった良かった…んで夢は叶えられそ?」

 

「へ?」

 

「いやいや言ってたじゃん、死にたくない夢があるって」

 

「あ、あぁ…」

 

「夢があるなら全力で追いかけなよ必要なら言ってくれ力になるよ」

 

「ほ、本当かい!?」

 

「勿論だよ…その…俺で良かったらその夢を守るから…」

 

アナザーファイズの力を宿す以上、夢を呪いにさせない為に一肌脱ぎますか!うんうんと頷いていると

 

「/////」

 

何故か顔が赤いサーシャを見て

 

「なぁ、やっぱり熱でもあるんじゃ」

 

「い、いや何でも無いよ!じゃあね!!」

 

慌てて走り去る彼女見て

 

「なぁ、今俺変な事言ったか?」

 

アナザーライダー達に確認を取ると声を揃えた

 

『言ったぞ』の一点張りである

 

 

「そっか……そうだ、ネガタロスそっちはどうよ?」

 

『問題ない、まぁ狭いが不自由はしてないさ』

 

あの後 ネガタロスは俺の体に一時的に憑依して貰っている、だって何も知らない奴からしたら敵だし見た目が

 

だからウォズに相談の上、憑依で落ち着いたアナザー電王ウォッチがある限り俺は疑似的に特異点になれるらしくネガタロスを抑え込めれるとのこと

 

 

「そっ、なら楽しみなよ折角だからさ…そだウォズ!」

 

「此方に」

 

「楽しんでる?」

 

「えぇ、まぉ…料理は我が魔王の方が美味しいですが」

 

「一流料理人と素人の俺を比べるなウォズ」

 

『まぁハルトの料理スキルはカンストしてるからな』

 

「いえいえ我が魔王の料理スキルの素晴らしさと言ったら…それよりも我が魔王、今回の件ですが言葉は選ぶべきだったかと」

 

「いつの?」

 

「アレクサンドラ様の治療依頼ですよ、オーディン殿からの話を面倒くさいと言ってましたよね?」

 

「あ、あれは…その……はい」

 

「非公式の会談なら無礼な発言は問題無いとかではありませんよ、まぁ気持ちはわかりますが」

 

「悪かった…ありがとよウォズ」

 

「いえ、言葉が過ぎましたご容赦を」

 

「良いよ、気にしないでくれ」

 

「えぇ、それと」

 

「あぁ、アザゼルの奴…趣味と仕事が一緒になったら自重しないな」

 

ネガタロスの言っていた白ドラゴンのリベンジ云々、それはアザゼルが連れてきた子供から担を発している

 

名前をヴァーリ 、彼は神滅具と呼ばれる貴重な神器を持っていてアザゼルと交渉の上でグリゴリに来たらしい、その内容が俺とのリベンジマッチ…だがこれは白ドラゴン、アルビオンと以外なのが因縁ないヴァーリからの条件だったのだ この勝手な行動にジョウゲン達は一応の確認でネガタロスを派遣したって訳 思う所はあるが

 

 

「優秀だからなぁ」

 

伊達にネガタロスから優秀な科学者のお墨付きを得てはいない

 

「えぇ、あの報告書には目を見張りました」

 

ウォズの手にはネガタロスから渡された資料が入っていた

 

「そうだな、アバトライザーの構造からライダーシステムの基礎システムを理解する辺り特にな」

 

「研究分野の類似点が多いとは言え、まさか彼処までとは驚きです」

 

「そうだな、後はライダーシステムを自作した時の対処法位か」

 

「でしたら我が魔王、このような形はどうでしょう?」

 

その提案にハルトは笑みを浮かべて

 

「採用だウォズ、細事で必要なら誰でも使え俺が許す」

 

「はっ」

 

「俺は暫く滞在してから帰る、サーシャが完治するまでは残るから」

 

「それは……なるほど畏まりました」

 

「か、勘違いするなよ俺は使ったリプログラミングで彼女に予期せぬ副作用がないか心配なだけなんだからな!」

 

『ツンデレ』x24

 

うっせぇやい

 

「何も私はおっしゃってませんが?」

 

「う、うるさい!!取り敢えず、俺は彼女が快復するまでは戻らないぞ」

 

「私情ですか?」

 

「そうだよ悪いか?」

 

「いいえ、我が魔王のお望みのままに」

 

「おう」

 

 

それから暫く彼女の経過観察と非公式ながらオーディンと何度か会談した

 

 

そこでの取り決めとしては

 

まずは三代勢力との争いにおいて北欧は静観してもらうこと

 

だが非戦闘員の受け入れ態勢や支援の確約などを何とか漕ぎ着けるのであった

 

戦果はあった、ので

 

「んで、その時…」

 

「ふむふむ……しかし君のいた世界には色んなものがあるんだね」

 

「いやぁ、この世界の技術に比べたら負けるさ…』

 

合間を見ては彼女に会いに行っている、接してみてわかったが凄い聡明な女性だな…それでいて強い信念を感じる 本当凄い人だな

 

「それでそれで、その後どうなるんだい?」

 

興味津々で俺の世界の話を聞きたがる彼女の笑顔を見て

 

「その後は〜」

 

さて、どんな話をしたものかな? 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

ネオタイムジャッカー支部

 

そこでトーマは不機嫌な顔でクジョーに台パンをかまして問い詰める

 

 

「クジョーさん!何でハルトの奴が他のアナザーライダー になれるって言わなかったんだ」

 

「聞かれてませんからねぇ」

 

「っ!まぁそれは良い…ですけど本当にトーマはアナザーオーマジオウになるんですか!」

 

「えぇ、それは本当ですよ証拠に」

 

 

虚空から金色の輪が現れ、その向こうに座している その腰には最低最悪の魔王が有するドライバーが巻かれている金色のアナザーライダー

 

アナザーオーマジオウが鎮座していた

 

「っ!ハルト!!」

 

「お静かに今はコッソリと時空を繋いでるんです、彼に見つかれば私達は一瞬で灰になりますよ」

 

「だがアレがハルトとは限らないだろう」

 

「えぇ、今の彼では無い未来の彼ですよ証拠も此処に」

 

と渡された写真には年相応に老い、生気をなくしたような目をした老ハルトであった

 

「そんなっ!」

 

「だから貴方が止めないとならないのですよ救世主殿」

 

「だけど、今の俺には…」

 

「でしたらアナザーウォッチを奪えば宜しいかと そうすれば戦力強化と弱体化が狙えます」

 

「そうか!」

 

「ですがいきなり魔王はハードルが高いですから…そうですねぇ」

 

クジョーが端末を操作して ある人物を写す

 

 

「彼で練習しましょう、彼が友人を魔王へと導いた張本人ですからね」

 

 

灰ウォズであった

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

その頃 ある時間軸の未来では

 

 

「バレバレだがな、クジョーとやらよ」

 

アナザーオーマジオウが頬杖を突きながら吐き捨てた、見え見えだったが手を出さなかったのは理由がある

 

「ネオタイムジャッカーなど若い俺の肥やしにでもなれば良いさ、だが……アナザーゲイツか…厄介なものを作り出したな」

 

困ったな、ジョウゲン、カゲンも送り込んだ以上 派遣できる人がいない

 

「その辺りは彼奴の才能に任せるとする過干渉は嫌われるからな…まぁウォズにはメッセージを飛ばすとしよう…それにしても何故ネガタロスが若い俺の元にいるのだろうか……わからんが」

 

 

 

既に歴史が己の知る所から乖離しているのは望ましい事だ

 

 

 

 

アナザーオーマジオウは仮面の下でそう笑うのであった

 

 

「若い俺は彼処まで彼女にデレデレだったのか…何だろうか見ている此方まで恥ずかしいぞ」

 

 

過去の自分の甘酸っぱいラブコメ映像視聴など楽しい訳がないが、やる事もないので見ている

 

 

「ええい!何をしている!早く手を繋げ!貴様本当に俺か!肝心な所でヘタレおって!!いいぞ!そのまま押し倒せ!」

 

「何がアナザーオーマジオウだい、こんなのただのエロジジイじゃないのさ」

 

「おい待て、誰だ貴様?」

 

 

前言撤回、完全に楽しんでいた所に水を刺した奴がいた

 

 

「この時間軸では初めましてになるのかな?僕はネオタイムジャッカーのメナス、君を倒すものだよ!」

 

メナスは腕輪をつけレバーを倒す

 

「アマゾン!」『NEO』

 

スイープソーを作るとアナザーオーマジオウに向けて発砲したが謎の障壁に阻まれた

 

 

「ほぉ、良いだろうレジスタンスの猿どもよりかは骨がありそうだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ
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