無冠の王ーアナザーライダー戦記ー   作:カグ槌

8 / 62
連投!

追記 アンケート皆様 協力ありがとうございます!
   期限ですが1/16の12時で締め切ろうと思いますので、それまでの投票をお願いします


欲望 落武者 Switch on

街中で現れたノイズを蹴散らしているのは、シンフォギア 奏者ではない 歪な怪人 

 

「ブハハハハ!王の力を思い知れェ!」

 

某平成ライダーの神へのリスペクトのまま暴れている アナザーオーズこと常葉ハルトはノイズをトラクローで切り裂きながらノイズを炭素に戻すが…

 

「はぁ……いや何であのテンションで戦えるんだろ?」

 

そろそろあのテンションの維持するのに疲れが出てきた…常時ハイテンションなのは辛いものがある

 

『それは私が王だからダァ!!』

 

本当にお前ら、元の変身者じゃないんだよな!と思う位に力として現れたアナザーライダーの人格は似ているのだ元の変身者に

 

だがアナザーオーズは、メダルから屑ヤミーを生み出せる筈…あとセルメダルで体が出来てる以上 迂闊なダメージは避けたい…調べたら錬金術師がいるらしく結社的なものも作ってるとか、オリジナルである仮面ライダーオーズは古代の錬金術から生まれているので解析、複製されると厄介だし何より情報は隠しておいて損はない

 

しかし数が多いな屑ヤミー行け!と兵隊を作りノイズと戦わせて高みの見物を決め込んだら

 

「ん?」

 

見上げたら刃の雨が降り注いできた

 

「のわぁ!」

 

攻撃に巻き込まれて、爆破と火柱が上がった

 

「……気のせいか?何か巻き込んだような」

 

「いや翼、巻き込んだぞ…どうすんだコレ…」

 

翼の技 千ノ落涙による面攻撃にアナザーオーズを巻き込んだ為 相棒の天羽奏は心配そうな顔をしている

 

そんな火の中から現れたのはオーズとは異なる白いアナザーライダーだ

 

歪なロケット型頭部に蝙蝠の羽飾り

 

絆や友情の否定者

 

『フォーゼ』

 

アナザーフォーゼへと

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「宇宙来たーー!…本当かなぁ…」

 

お馴染みのポーズを取るが今の俺に宇宙が来てるか疑問を抱くものの、その目線を上げた先には以前調べたシンフォギア 奏者2人がいる…今回の俺は何もしていないのに攻撃してくるなんて許さん!!と怒り爆発し

 

「お返しだ!!」

 

[ロケット オン]

 

右手に帯びたロケット型エネルギーを装着するのと同時に体を捻りながら右手を突き出す

 

「アナザーロケットパンチ!」

 

そのロケット型エネルギーは奏者がいた建物目掛けて発射した

 

「なっ!」

 

慌てて避けた2人は着地すると、アナザーフォーゼを見て

 

「お前……あの時の車とか魔法使いみたいな奴の知り合いか?」

 

「知ってる、俺だけど?」

 

「なら話は早い、私達と来てもらえないか?」

 

「ふーん、その答えは……これだ!」

 

アナザーフォーゼは腰のスイッチを押すと足元にミサイルポットとガトリング砲が現れた

 

[ランチャー オン]

 

[ガトリング オン]

 

発射した、まぁ左右に散らばりながら避けられたが

 

「何故、攻撃を!」

 

「いきなり拘束とか攻撃して来る奴の話なんて信用出来るかボケ!和平の使者は武器を持たんわ!」

 

ランチャーとガトリングを撃ち終えると二つのモジュールを消してベルトにある新しいスイッチを押すと両手には鎖付き鉄球と盾型のエネルギーが現れる

 

[チェーンアレイ、シールド オン]

 

今度は両手を武装したアナザーフォーゼはチェーンアレイを振り回した

 

「そりゃあああ!滅殺!!」

 

何故だろうか、この手の武器は叫ばずには居られなくなる 鉄球はオレンジ髪の奏者 天羽奏に向かうが槍 ガングニールに受け止められる

 

「ぐっ……なんて力だよ!」

 

そのまま壁際まで追い込むが

 

「ふん!」

 

背後から刀の奏者 風鳴翼が切り裂く為に刀を振り下ろすもシールドで受け止めると

 

「ノイズを倒せる力がありながら、何故多くの人のために使わない!」

 

「何それ?知らない人間なんかの為にこの力を使う訳ないだろうがぁ!」

 

本当、俺にはヒーローなんて似合わないね

 

[ランチャー オン]

 

「っ!」

 

「吹っ飛べ!」

 

「うわぁ!」

 

火力は抑えた、ランチャーモジュールの攻撃で翼を壁に減り込ませる

 

「翼!お前!」

 

「何でテメェ等に指図されなきゃならねぇんだ?俺の運命は俺が決める、じゃあな」

 

[スモーク ステルス オン]

 

そして足から煙が出る、翼が煙を払った先には誰もいなかった

 

 

高台に逃げ、変身を解除したハルトは柵に手をかける

 

「しかし面倒事になったねぇ」

 

確か…アレ絡みって国が絡んでるんだよね?まぁ

 

「お前等を手放す位なら死んだ方がマシだしな」

 

このアナザーウォッチを無くすのは俺にとっては元の世界に帰る為には絶対ダメな事だ、それに

 

「友達や先生を連中の研究材料にさせるかよ」

 

それにアナザーとは言えビルドの力を悪用なんてさせたものなら 

 

あの【愛と平和の為に戦う天才物理学者】に全力で土下座をしなければならない…

 

『ハルト…』

 

何か感動してるようだが

 

「何より俺の人生を変えた責任を取れ」

 

『ツンデレ』x23

 

「よーし、お前等そんなに叩き割られたいか?」

 

軽口で答えるとハルトは逆方向に向かい歩き始めた その時

 

「キャーーー!」

 

と絹を割いたような悲鳴が

 

「っ!」

 

慌てて走り、声のする方向に向かうと

 

 

「あ……あぁ…」

 

女性の周りにノイズがいた、あの人避難に遅れたのか?

 

「ちっ、しょうがない」

 

ハルトはウォッチを起動させ、姿を変える

 

その姿は さながら落武者、腐った果実のような鎧と同じように腐ったオレンジの刃のような大剣を担ぐ戦士

 

落剥した鎧武者

 

『鎧武』

 

アナザー鎧武へと

 

 

「はっ!」

 

すかさず包囲された女性を守るように立つと

 

「おい、伏せろ!」

 

その声に従い伏せたのを確認し

 

[オレンジ スカッシュ]

 

「セイヤー!」

 

薙ぎ払うように大剣を振り、ノイズを始末し

無言で去る、だってよ?

 

イメージしてみな

 

「大丈「いやあああ!化け物ーー!」」

 

こうなるだろ?絶対(確信)

 

アナザーライダーって皆怖いもん、アナザーアギト以外

 

『そうか?』

 

ーアナザーアギト、カッコいいと思うよー

 

『そうか…やったぜ』

 

ーただ増殖は頂けないな、ガタキリバやデンジャラスゾンビとキャラ被るからー

 

『一言余計なんだよ、聞こえてるぞ』

 

『クソ!やっぱりアナザーアギトはアギト本編出てるからか!これだからアナザー名義なのにオリジナルがある奴は!許さん!』

 

メタ発言はアナザーW辞めろ…てか

 

『何?』

 

バカじゃねぇの、誰が好き好んで賞賛やら名声やら求めんのさ?

 

ー贖罪も兼ねてるからなー

 

『成る程 俺たちが悪事した分、人助けか?殊勝な心掛けだな』

 

ー黙れ主犯…まぁ嬉しいんだよ、ずっと俺は何者にもなれなかったからな 今の俺はー

 

肩に大剣を担いで帰ろうとした時

 

「あ、ありがとう!貴方の名前は!?」

 

助けた その子の質問対してハルトは自分に言い聞かせる、或いは宣言するように

 

「通りすがりのアナザーライダーだ、覚えておけ」

 

 

それだけ言って、クラックを開きヘルヘイムの森経由の我が家に帰宅した

 

 

その日から ネットで囁かれる都市伝説があった

 

ノイズが現れると ノイズを倒す化け物 

アナザーライダーが現れると

 

新キャラ 誰と組み合わせが良い?

  • 仮面ライダーアバドン 断罪兄弟
  • 仮面ライダーシノビ 風間レヴィ
  • アナザーゲイツ オリキャラ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。