ヤンデレラブライブ   作:強運

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男の名前は鉄です


私の幼馴染ー渡辺曜

「ねぇ!はやくきてよ!」

 

「ちょっとまってよぉ!よーちゃん」

 

...懐かしい夢を見た、小さいころに幼馴染の曜と一緒に遊んでいたときの思い出。

眠り続けることを許さない暑さに起こされる夏の季節、ベットから立ち上がり急いでシャワーを浴びに行く。曜から誕生日にもらったシャンプーを使い浴場を出て体をふき髪を乾かすドライヤーの風に乗って流れてくるシャンプーの匂いの良さに思わず口角を上げる。曜のお気に入りのをもらったのだが同じのを使っているはずなのに男と女の子だと香りのよさが段違いなのはなぜだろうといつも考えている。体がすっきりしたところで朝食を食べ楽譜を持ち制服を纏い家を出る。するといつものように僕の知り合いの中でも一番可愛い女の子が待ち構えていた。そして僕の顔を見ると不機嫌そうに言葉を発した。

 

「もぉ遅い!この暑い中何分待たせるの!」

 

「待ち合わせぴったりでしょ...暑いなら家の中入ってればいいのに」

 

すると彼女は困った顔で

 

「えーとですね…実は昨日遊んだ時に鉄の部屋に合鍵置きっぱなしにしちゃって入れなかったというか何というか…」

 

「なにしてるのさ…ちょっととってくるから待ってて」

 

「了解であります!」

 

彼女とは多分世界の幼馴染仲の良さ選手権をしたら紛れもなくトップをとれるくらい仲がいいと思っている。恋愛感情はないかと聞かれれば少しは意識しているが彼女はそんな気持ちはないだろう。合鍵を渡し沼津駅のバス停ターミナルまで歩いて行く、僕は家から少し遠い音楽学校でピアノを専攻している。コンクールではありがたいことにたまに賞状をいただいたりする。彼女もまた家から遠い女子校に通っている、最近は飛び込みと並行して新しいスクールアイドルというものを始めたらしいが、あまりそのことは教えてくれない。いつものように雑談をしているとバス停についたのでお互いのバス停に分かれる。そしてまた夜に家に遊びに来るだろう。そして分かれる直前に互いにあいさつを交わす。

 

「また夜家行くね~」

 

「分かったよ、まってる」

 

これが僕の変わらないいつもの日常だ。

 

 

そして不敵な笑みをバスの中で浮かべる幼馴染がいた

「鉄今日も私と同じ匂い…えへへ」

 

幼馴染のことが大好きな渡辺曜であります!鉄にご飯作ってあげたり同じ匂いのシャンプーあげたりいろいろアタックしてるんだけど鉄は鈍感で全然気づいてくれないことが最近の悩みです…やっぱり告白は男の子からしてもらいたいのが女の子の夢だよね!Aqoursのことをよく聞かれるけどみんなかわいいから紹介すると目移りしちゃいそうで紹介できてないんだよね…昔はよくレッスンで遊べなかった鉄を私が無理矢理つれだして一緒に遊んだりしたりしてたな~そのたびに一緒に鉄ママに怒られたりしたけど…私がつらいときはピアノをよく聞かせてくれたりして気づいたら好きななったって感じかな!彼女になったらどんなことをしようか考えているといつのまにか浦女についていた。

 

「よし!今日も全速前進ヨーソロー!」

 

そして何も起きないまま夏休みに突入した…

 

やばいよ!何も起きずに夏休みはいちゃったよ!だけどめげないであります!この夏で距離を縮めなきゃ!そう思っていた矢先に

 

「あ!曜、僕夏の東京コンクールに向けてピアノ合宿だから家きてもいないからね~」

 

私の心はどん底に落ちた、その時は誘えなかったけど帰ってきたら毎年一緒に行ってる沼津祭りに誘おう。そこで告白されなかったら私から告白する!そうきめたのであった。

 

Aqoursでは千歌ちゃんの家で合宿をしたりして活動していたらリコちゃんがピアノのコンクールに出たくて東京に行くそう、駅で送ったときに何やら嫌な予感がした…

 

 

コンクール当日

今回の参加者名簿をみていると驚く名前があった

桜内梨子…高校1年生の時のコンクールで演奏をしないで去ってしまった女の子、彼女とはコンクールで何度か一緒に表彰されることがありそれなりに話すことがある仲であった、しかし連絡先を交換しているほどの関係ではないのでこの1年間なにをしていたのかが全くわからなかった。

噂をするとなんとやら、廊下をコツコツとハイヒールの音が聞こえ顔を上げると誰が見ても見入ってしまうような美しい女の子がいた、1年前から別人のように勇気に満ち溢れている雰囲気がある。彼女の弾く時間が来たようだ。僕は思わずまだ自分の番は終わってないのに彼女の演奏を聴きに行ってしまった。

 

 

とても素晴らしかった、恐らく彼女が一番であろう。そう感じるほど彼女の演奏にはすごみがあった。

結果発表のときはやはり桜内さんが一番だった。ありがたいことに僕も賞をもらうことができた。賞をもって並んでいるときに桜内さんと目が合った気がした

 

帰りの支度をしていると後ろから可愛らしい声が来た

 

「久しぶり!鉄くんだよね!」

 

「うん、久しぶり桜内さん」

 

すると彼女は困ったように笑顔を浮かべながら

 

「昔みたいに梨子でいいのに…」

 

と言われ否定しようとしたのだが彼女の困った顔を見ると罪悪感が湧き

 

「ごめんね梨子ちゃん」

 

と、昔と同じように呼ぶことにした

 

「ねえ鉄くん、この後時間ある?良かったら夜ご飯一緒に食べない?久しぶりに話したいことがいろいろあるの」

 

「いいよ、帰りの電車までは時間あるし僕も聞きたかったこともあるしね」

 

そうして僕たちはファミレスに入っていった。

 

話していくうちになぜ梨子ちゃんが一年間いなかったのかが分かりその後も会話が弾んでいく中で驚く事があった。

 

「海に還るもの…すごい良かったよ」

 

「うん、私が引っ越した沼津の海に結構影響されちゃって」

 

「え!梨子ちゃん沼津に引っ越しきてるの?」

 

「う、うん。そんなに驚くこと?」

 

「僕も沼津に住んでいるんだよ!」

 

「え?そうなの!こんなことってあるんだね!」

 

「高校はどこ通ってるの?」

 

「浦の星女学院に通ってるの」

 

「浦女!?そしたら曜って知ってる?渡辺曜!僕の幼馴染なんだ!」

 

「曜ちゃん!?知ってるも何も同じ部活のメンバーだよ!」

 

「てことは梨子ちゃんもスクールアイドルしてるの?」

 

「うん!メンバーみんながいい人で私にピアノをもう一回弾く勇気をくれたの!」

 

まさかこんなことがあるなんておもっていなかった。そして話が盛り上がって来たところで梨子ちゃんから思ってもいないお誘いを受けた。

 

「ねえ、よかったら私と一緒に沼津祭り行かない?」

 

「沼津祭り?梨子ちゃん今年こっちに来たからまだ体験したことないのか!」

 

「そうなの。よかったらどう?それとももう行く相手は決まちゃってたりするのかな?」

 

「いや今年はまだきまってないよ。いつも曜と一緒にいってからおどろいただけ。曜も誘ったほうがいいかな?」

 

「うーん…二人きりがいいななんて思ってるんだけど、鉄君は私と二人きりはやだ?」

 

その瞬間僕は彼女を一人の女の子としてより意識してしまったんだと思う。今年は曜には悪いけど一足先に青春を体験させてもらおう。

 

「そんなことないよ!いいよ一緒にいこう」

 

「ありがとう!じゃあ連絡先交換しとこっか!」

 

そうして僕たちは連絡先を交換しその日はわかれたのであった

曜にお土産を頼まれていたので東京バナナを買って電車に乗り込んで自宅に帰った。

夜に梨子ちゃんからきたメールをみてニヤニヤしてしまうのであった。

 

 

「夏休みは学校ないから朝は鉄と会えないなー」

 

どうも渡辺であります!実は今日の夜に鉄を祭り誘おうとしているであります!

梨子ちゃんを見送ったときの違和感は千歌ちゃんとの仲違いだったみたいだし!今日からまたAqoursの練習が始まる、ラブライブ優勝にむけて頑張ろう!

練習の休憩時間に梨子ちゃんから絶対に聞かないような名前を耳にした。

 

「ねえ、曜ちゃんって鉄くんの幼馴染なんだよね?」

 

「え!そうだけど…なんで梨子ちゃんが鉄のこと知ってるの?」

 

「この前のピアノコンクールで久しぶりに会ったの、実はコンクールでは毎回あって話してたんだよ。」

 

「そうなんだ…」

 

この時私はしっかりと気が付いた。嫌な予感はこのことだったのだと。そして

 

「それでね曜ちゃん、鉄くんの好きなタイプってどんな女の子か知ってたりするかな?」

 

そう梨子ちゃんが顔を赤くして私に聞いてきた。これはまずい、鉄は大人しい子が好きって中学校のころいってた。梨子ちゃんみたいな子にアタックされたら絶対惚れちゃう。私の鉄がとられちゃう。今梨子ちゃんに自信をもたせたらまずい。そう考え私は梨子ちゃんに

 

「昔に聞いたからよく覚えてないけど…確か元気な子って言ってたような気がするよ…」

 

噓をついた

 

「そ、そうなんだ!私もかわらないとな…」

 

「うん。梨子ちゃんはあんまりタイプじゃないかもね。」

 

そういうと梨子ちゃんは少し顔が暗くなったがそんなことは知ったこっちゃない。今の私は早く帰って鉄とはなすことしか考えられなかった。

 

練習が終わりみんなで松月で食べていこうという話になったがそんな暇はなく適当な理由をつけてバスに乗り鉄の家に入った。

 

「鉄!」

 

「あ、曜久しぶり。はいこれお土産」

 

「ありがとう!これ東京バナナじゃん!これあまくて好きなんだよね~」

 

「そうだと思った」

 

よし会話の出だしは順調。このまま会話を続けて誘おう。

 

「ねえ、今年も夏祭り…」

 

「あ!夏祭り今年は曜といけないからよろしくね!」

 

私は絶望のどん底に落とされた。私は声を震わせながら

 

「え…ちなみに誰と行くの…?」

 

「曜のスクールアイドルのメンバーの梨子ちゃんだよ!梨子ちゃんはコンクールで昔から話してたんだ、それで…」

 

梨子ちゃんの名前が出た瞬間頭が真っ白になった。鉄に告白するタイミングを失った。しかも祭りは梨子ちゃんと二人きり。彼の言葉を聞き取る理由もなかった。

 

「曜?曜?曜!!どうしたの?」

 

「ごめん今日は帰るね…」

 

その日は何も考えることが出来なかった。

 

夏祭り当日私は千歌ちゃんと一緒に回っていた

楽しいけど鉄に対する不安のほうが強い、花火をみていると千歌ちゃんが

 

「ねえ!あれ梨子ちゃんじゃない!?男の子といるよ!」

 

私は2人が手を握ってるのを見て心にひびが入ったような感覚を感じた。

 

千歌ちゃんと分かれ家に帰った時に

そういば昨日鉄の家にお土産を忘れてた事を思い出して取りに行こうと鍵をもって鉄の家に向かった。

 

「鉄~ごめん昨日お土産忘れてたから取りに来たよ!」

 

そういながら玄関のドアを開けるとそこには一緒の机でご飯を食べている2人の姿があった。

 

「あー…ごめん。タイミング悪かった?」

 

「全然大丈夫だよ曜、はいこれ」

 

そういいながらお土産をわたされたので

 

「ありがとう」

 

「あ、そうだ。曜に伝えたいことがあるんだ」

 

その瞬間次の言葉を聞きたくなかった。この場から逃げ出したかった。

 

「僕、梨子ちゃんとお付き合いすることになったんだ」

 

私の心は完全に壊れた。

 

「そ、そうなんだ…おめでとう!二人ともピアノうまいしお似合いだよ…

じゃあ私帰るね!」

 

一刻も早くこの場を去りたかった。家に帰って思いっきり泣いた。人生で一番泣いたかもしれない。それからしばらくは梨子ちゃんの顔を見たくなくて練習に参加できなかった。

 

 

一週間もたつと流石にみんなから心配の連絡がきたがそれに返す気力も起きなかった。

そんなときに玄関のチャイムが鳴り家には誰もいないので私が出るしかなかった。

 

 

「はい~どちらさまですか」

 

と私が玄関の扉を開けるとそこには私の最愛の彼がいた。

 

「やあ曜!元気してた?」

 

彼から私の家に来るのはここ最近なかった。もしかして私に未練が残ってたりするのかもしれない。そうおもったのも束の間。

 

「梨子ちゃんから聞いたんだ、連絡も帰ってこないから心配だって」

 

「ち…またあの女…鉄を奪って…」

 

今思えばそこで何かが切れたんだと思う。

 

「よ、よう?いまなんて言ったの…?」

 

「いいから中入って!!」

 

私の今までの悲しさは怒りにかわっていた。

 

「ねえ曜どうしたの?やっぱり体でもわるいの?」

 

「そんなことどおでもいい!!」

 

そのとき私は気づいてしまった。彼のにおいが変わっていたことを

 

「ねえ、私があげたシャンプーと違う匂いするんだけど?」

 

すると彼は困った顔で

 

「ええと…梨子が他の女の子と同じ匂いは嫌らしくて今は梨子と同じの使ってるんだ…」

 

「へー、そういうとするんだ」

 

「仕方ないでしょ…彼女のことは優先だし」

 

「重いんじゃない?鉄とあってないよ、別れたら?」

 

「やっぱり今日の曜はおかしいよ!前は仲のいい子のことをそんなに言わなかったじゃないか!」

 

こんなにひどいことを言っても私の心配をしてくれている。やっぱり私のことが好きなんだ。

そうと決まれば話は速い。このまま私の好きな彼が梨子ちゃんに汚される前に私が奪ってしまおう。

鉄を自分の部屋に連れ込みベットに押し倒した。普通だったら力負けしちゃうけど彼が運動をあまりしてないことや私の火事場のばか力というやつが働いたのであろう。

 

「曜!何するの!やめてよ!」

 

「ねえ!りこちゃんとはどこまっで行ったの?キスはした?エッチは?」

 

「そんなこと曜に話すことじゃないよ!」

 

「いいから答えて!!」

 

私は鉄の首をしめた。

 

「曜!苦しいよ!」

 

「だったら早く言いなよ!そしたら解放してあげる」

 

「ま…まだキスだけだよ…」

 

許せないあの女は彼のファーストキスを奪ったのだ

そこから私は怒りが頂点に達し彼を貪った。そして彼のものも硬くなっていたのでそれが私をより一層過激にさせた。そして私たちはいくとこまでいってしまったのだ。

 

 

 

ねえ鉄、私をこんなにさせたんだから今更逃がさないよ。責任取って私と死ぬまで一緒だからね。他の女に目移りしたら私あなたを殺して私も死んじゃうから。

 

 




思い切って書いてみました。ありきたりな拘束とか殺害を避けたのですが落ちが微妙に感じてしまいました。初投稿なので甘めに見てください。よかったら感想ください
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