貞操逆転世界旅行   作:貞操逆転すこすこ侍

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Take013

 アメリカのハロウィンとは、良い大人が酒を飲むための催しである。

 という嘘か本当か定かではない情報はさておき、子供らがトリック・オア・トリート(お菓子をくれないと悪戯するぞ)と大人を公的に脅迫しても問題ないとされる行事だ。

 

 神無月の末日、アメリカではハロウィンが開催される。

 ロスへと戻った私も今年のハロウィンは参加しようと思い、賃貸アパートを人質に取られお菓子を要求されたときの為に何かしら作ろうと思った訳なのだが、当然素人が作れる物は少ない。

 はぁ餅米は無ぇ、抹茶は無ぇ、あんこは甘過ぎ大不評、煎餅焼け無ぇ、洋菓子作れ無ぇ、女子力無さ過ぎぐーるぐる。オホン、作れるとしたらチョコレートを溶かして固めるだけという単純作業しか出来ない。勿論形なんてグチャグチャになるだろう。

 

 悩んだ挙げ句ロクに決まらないまま家の近くの食料雑貨店へと赴いていくのだが、その行き先は良く言えば地元密着系、悪く言えば近所の人しか買いに来ない出会う人が顔見知りなんてこともある寂れた店。

 大きさ的にはコンビニエンスストアとスーパーの間くらいだ。そちらに行って眺めてれば何かしら浮かぶだろう精神である。

 

「いらっしゃい……うわでた」

「客に対してなんちゅう態度だお前は」

 

 その店の敷地に入るや否や屋外へ設置されたカウンターでもたれながら本を読んでいた店員の女性と目が合う。しかしこちらを見て呆れるような、延々と同じCMを何度も見せられて見飽きたようなそんな表情を向けられた。

 

 目元まで綺麗なパツキンの20代前半のアメリカン女性という今は亡き前世の洋モノ好きの諸兄らならば歓喜すること間違いないのだが、この世界に来て汚れてしまった私は既に見飽きてしまった。何、貴様は赤髪そばかす元気娘一派だと? えぇい出会えぃ出会えぃ。

 

 しかし本番禁止の3Dカスタムゲームのような世界で自慢のマイリトルポニーは妄想していたシチュエーションが叶えられ過ぎてしまいマイビッグサラブレッドへと進化している、ちょっとやそっとではビクともしない存在になったのだ。その佇まい様は正に関羽の赤兎馬、慶次の松風、ラオウの黒王号、G1レース7冠間違い無し。

 

 前世で置き換えれば二十歳くらいのザ・アメリカ人青年がザ・コンビニしていると思って頂きたい。何かしらの映画であれば主人公ポジ間違い無しである。オーナーは別の妙齢女性なのだが、店員らしい存在は彼女しかこの店では見たことは無い。

 

「早く辞めてもっと可愛い子雇って、顔見飽きた」

「こっちだって雑誌でもニュースでも見飽きた顔しか出て来なくてうんざりだわ。ところで映画がバカスカ売れてスッゴく儲かってんでしょ? 食べ物買ってるうちに取り敢えず金を落とすべきじゃない?」

「早く潰れろ、私は家の近くにコストコが欲しい」

「ファック、おとといきやがれ」

 

 字面であれば罵り合いに近いのだが、かといってお互いに嫌ってる訳ではない。相手が突っ掛かってくるから言葉を返す、それだけのことである。その証拠に彼女のカウンターの前にある丸椅子へと腰かければ喫煙しても構わないと、無言でカウンターの上に灰皿が置かれた。

 

 この世のタバコ事情は前世のロサンゼルスのあるカルフォルニア州ほど喫煙者の肩身は狭くない。流石に公共の場、人の往来がある場所での喫煙はマナー違反とされており吸っていると白い目で見られるが、世界が禁煙に染まる気配は一向に無い。喫煙者にとっては天国と言えるだろう。

 

 スーパーの中は基本的には禁煙、私も中では流石に吸わない。屋外だから、所有者の許可を得ているから吸う。ヤニカス万歳。今更であるが、私が飲んでいる銘柄はアークロイヤルだ。バニラの香りが好きなのである。

 

「セレーナ、珈琲頂戴。そっちも飲む?」

「もち。珈琲代は10万ドル」

「ん」

 

 彼女のいるカウンターに彼女の分も含めて1()0()()()紙幣を置いた。暫くして湯気が立つトールサイズのマグカップを二つ手に持って彼女が現れる。珈琲の相場はトールサイズで高くて一杯4ドル程度、2ドルはおまけ、謂わばチップだ。悔しいが味も悪くなく肥えた舌が美味しいと判断するくらいにはここの珈琲は美味であった。

 

 セレーナというのは彼女の名前である。

 時に、私がこの世で学んだ女性を誉める場合の一番手っ取り早い方法は名前の意味を理解して相手をべた褒めすることだった。そうあれと願いを込められた名前の意味のまま誉めればまぁ女性の機嫌はよくなる。アンジェリーナは天使、リュドミーラは親愛と人々。セレーナはといえば月の女神。まぁ……名は体を表すというのは一部例外がございますが。

 

 そんな普段煽り合う彼女の耳元で臭いセリフを囁いたらどうなるのか、気になって囁いたことはあった。立場を最大限に利用した人生を謳歌してる者の悪戯である。今でも覚えている、「セレーナって名前のように女神みたい綺麗だよね」だ。

 ここで奥さま、ワンポイントアドバイス。誉めたら顔を見て一々相手の反応を確かめるな。何気なく囁いて興味無さげに立ち去るか何事もなかったかのように話を続けろ。

 

 永らく相方をしている某女優とパリピロシアン女優で試行錯誤を繰り返し、一番刺さると理解したその仕草。成功なのか、その日はそれ以降紅くなって一言も喋る事はなくなり次の来店以降から3割増しくらいで煽られるようになった。

 可愛い可愛い照れ隠し、私を煽る様子は好きな子に強く当たってしまうそれ。夜に昼間は強く当たりすぎたとベッドの上で足をバタバタと動かして後悔してるのだと私のエロゲブランドはCGを描写する。

 その話題だけで五千文字くらいは文章が書けそうであるが、本作品は全年齢用であり、本日のメインイベントはハロウィンである。

 

「ねぇハロウィンでお菓子作るんだけど何か良いものないかな?」

「えぇ優がお菓子を作るの? ちゃんと食べられるものよね?」

「吸殻は口の中で良いんだっけ?」

「冗談冗談。そうね、飴とかはどう?」

「飴? 私飴細工職人じゃないから、べっこう飴くらいしか作れないけど」

「べっこう飴が何なのかわからないけどさ、果物の飴とか。ジュース溶かすだけじゃない?」

「果物の飴ねぇ」

 

 果実といえば、果物を搾るんじゃなくて溶かした飴をぶっかければ縁日の飴で売ってるくだもの飴になるんじゃね? 雑に作ってもおしゃんテイストなお手軽スイーツに早変わりである。

 

「イチゴ置いてる?」

「置いてるけど今の時期のイチゴは甘くないわよ。酸っぱさの方が強いからケーキ用かしら」

「イチゴ飴なら串に差して飴垂らすだけで沢山作れるか。イチゴ2パック包んで、砂糖は何使えばいい?」

「グラニュー糖とか?」

「それも包んで」

 

 カウンターの上に財布から取り出した10ドル札を10枚くらい置き、彼女から渡された珈琲を一気に煽った。彼女から紙袋に入れられた商品を受け取ると自宅へと向かう。

 

「ちょっとお釣り! あと多過ぎ!!」

「釣りは要らない! セレーナマジ天使最高に可愛いよ!!」

「道端で叫んでんじゃないわよ!!」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 さてさてイチゴ飴も出来た、それなりに仮装もした。それらを手に持って関係者が開催したハロウィンパーティーの会場にタクシーで向かった。そこまではいい。

 メッセージでアンジェリーナとミラーシャへメッセージを飛ばすと入り口で彼女らが出迎えてくれる筈であった。そして彼女らはどんな可愛い、美しい仮装なのかと期待していた私が居た。

 

 そして意気揚々と会場の扉を開けて目の前に現れたのは灰色のツナギを来た180cmの白塗りのマスクと赤緑のセーターを着て帽子をかぶり手に鉤爪を付けた顔の半分が焼け爛れた女性。

 

……ぇ

 

 人間って恐怖を感じると声って本当に出なくなるんだと初めて身体で理解した。顔の前に現れた限りなく本物に近い威圧感を放つ、気合いの入りすぎた仮装に腰が抜けそうになる。

 性別こそ違うが二人の衣装は記憶にあるマイケル・マイヤーズとフレディ・クルーガー。私はこれからメメント・モリされるんだ、プリティな鬼ごっこゲームみたいに。一回も肉フックに吊られた記憶はない、恐らく奴はジュディスの墓石を背負っている。

 

「わぁ…!! 優、素敵! 似合ってる!!」

「うん、とても似合ってると思うよ」

 

 やめてくれ、その術は俺に効く。どう見てもお前らの方が最高じゃないか。映画の特殊メイクのスタッフにお願いしてメイクを施して貰うのは卑怯だ、ずるい。

 それに対してこちらの題材は雪女改め雪男。ペラッペラな着物の裾に氷の模様が書いてあるだけのお安いコスプレである。

 

 雪駄と足袋を合わせてAmazonのようなサイト、Nairuで二万円ぽっきり也。

 私は心の中で敗けを認める。完敗だった。

 

「トリック・オア・トリート」

「……手持ちがない」

「流石に今は私も」

「宜しい、ならばトリックだ」

 

 こちらの敗北感を誤魔化すようにハロウィンで親の顔より見たトリック・オア・トリートを呟く、もっと親のトリック・オア・トリートを見ろ。

 手に持っていた巾着袋からお手製のイチゴ飴ちゃんを取り出し彼女らへと手渡した。食料雑貨店で買ったイチゴを溶かした砂糖でコーティングした手製のイチゴ飴、食べやすいように竹串に刺してある。

 

「手作りだよ」

「あ、美味しそう」

「ふふ、ありがとう」

「取り敢えず挨拶してくるから、席取っといて」

 

 一人一人にイチゴ飴を渡すお時間のスタートである。

 その度に顔のトリック・オア・トリートの親を見ていく。もっと親の顔をトリック・オア・トリートしろ。

 いかん、親顔トリック・オア・トリートがゲシュタルト崩壊してきた。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 飴配りから戻ってくれば空いた長椅子にミラーシャが飲み物を持って腰掛けていた。彼女の横に腰を掛ければ手渡されたのは赤ワインに果物が浮いたホットサングリア。口に運べばアルコールの風味と共に果実の香りが鼻腔を支配する。聞けばアンジェリーナは温かい食べ物を取りに行ったそうだ。

 

「映画の撮影、どうだった?」

「そうね……? 実感がわかない、かな?」

「何の実感?」

「貴方と仲良くなれたって実感」

「ふむ?」

 

 言われてみればアンジェリーナとは二人きりでよく動いていても、ミラーシャと動いていたことは少ない。腰をしっかり据えて話したこともない。これを気に話してみるのも良いだろう。

 

「私と、もっと仲良くなりたい?」

 

 彼女の目を見据えて真剣な顔持ちで問い掛ければ彼女の顔からも笑顔が消え、鋭い視線と私の視線が交差する。アンジェリーナくらい仲良く、とは言わない。女と真面目な恋話をしてるのに他の女の事を口に出すのはナンセンスだ。

 

Да(ええ)

Да(ダー)は肯定だよね。私は男らしくはないよ?」

「私は男らしさなんて求めていない」

 

 真剣な顔のまま私から視線を外すと彼女は手に持っていた飲み物を口に含んだ。周囲の喧騒が聞こえないその空間で彼女の喉を通る音が聞こえる。

 

「最初は映画の貴方に惚れた、なんて素敵な男性だろうって。尽くしたい、身を捧げたいと感じた」

「でも、現実の貴方はもっと素敵だった」

「女性の扱いを理解している魔性の男。こんな人と人生を歩めたらと思って手を伸ばした」

「でも届かないの」

 

 一言一言噛み締めつつ吐き出される彼女の言葉から目が離せない。アルコールが血中に溶け出すように、耳から入った言葉は頭の中へと溶けていく。

 

「星は輝いてるから綺麗ね」

「でも手を伸ばしても届かない」

「アンジェリーナと二人で話したことがあったわ。貴方を靡かせるにはどうしたらいいか」

「結果がこれよ」

「何を渡しても、どんな表情を向けても、どう距離を縮めようとも」

「貴方の視界には誰も写っていない。貴方が何を視てるのかさっぱり分からない」

 

 彼女のブルーの瞳が此方を覗き込むように向けられる。こちらに向けられた瞳には見透かそうという思惑が感じられた。

 

「でも、それが良い」

「それで折れる程、薄い恋をしてるんじゃない」

「手が届かなければ届かないほど、熱くなれる」

「私は彼女ほど貴方と長く居ないけれど私だって、同じくらい。いえ、彼女より貴方が好きよ」

「彼女は恥ずかしがり屋だから好意は口に出さないけど私は伝えるわ」

「好き、大好き、愛してるわって」

 

 彼女の独白はそこで途切れた。こうは言っては何だが彼女から好意を貰う覚えがない。アンジェリーナならまだ、長く居た理由もあり理解できる。三人になってから二人には普通に接し、同じように弄っていただけである。人はこうも好意を寄せるのか、それとも男性とは女性に敷かれる存在が当たり前なこの世界の男性観に反する存在が彼女へと嵌まったのか、私にはわからない。

 

「受けとるつもりは今はないよ」

「知ってるわ、前に言ってたし。でも言うのは自由でしょ。愛してると私は伝える、アンジェは伝えない。それだけ」

「ふむ」

 

 男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見るハーレム、ハーレムとは酒池肉林をめざす倫理観を無視した妄想垂れ流しのことである。エロゲなら二人は侍らされてた。ガチの恋愛、好意を直球でぶつけられることなんて無いから私にはそれが耐えられない。シリアスからコメディに逃げさせてもらおう。シリアスなんてなかった、いいね。

 

 こちとら前世はお高いお風呂で童貞散らしてんだ、顔は普通とはいえ出会いなんて無かったから彼女無しやぞ。イチャイチャ程度の悪戯は慣れたが求愛してくるガチモンのラブチュッチュッは勘弁してくれ、心臓とピュアピュアな心に悪すぎる。

 そういう薄い本はお世話になったが身に振りかかってくるのは初めてなんだ。因みに最終マイフェイバリット性癖は機械姦と隠姦である。

 

 仮に私がミラーシャを選ぼう。アンジェリーナに殺される、あいつは殺る、何故私ではないんだと悲しい顔でやってくる。此方を抱き締めて、そのままポッキリ鯖を折って後追い自殺をキメてくる、そんな雰囲気しかない。ニトロマイナスと120cmで育った私にはわかる。

 アンジェリーナを選ぼう。するとミラーシャにぶち殺される、こいつも殺る、笑顔で私じゃないんだと殺ってくる。こいつは意気揚々とぶち殺した後にホルマリン漬けにして飾るタイプだ。私は家具の一部へと生まれ変わってしまう、そんな雰囲気しかない。ワッフォとクロックダウンで育った私にはわかる。

 

 忌々しい記憶が蘇る。ジャケ買いしたゲームで沼り、純愛第一主義がダークサイドへと引きずり込まれた前世。引き摺り込まれた先にいたのは女装なる山脈と海峡、そして退妖忍のようなキマってる存在と、それを抜けた先で同人ゲームで当たりを探す終わりなき虚無の境地。

 ソフトホームキャラのシチュエーションに命を救われていなければ私はどうなっていただろうか。

 

 二人を侍らせるハーレムを選択する。私の社会的立場は終了する、BADEND一直線、セーブなんて出来ません、既にデータは壊れています。こっちの世界はエロゲやファンタジーの世界じゃないんだ、困ったら取り敢えずハーレムルート行っとけという選択肢はない。行けるなら行きたい、しかし世界がそれを許さない。

 私の倫理観もそうだが二人の倫理観もそれを選ばないだろう、たぶん。二人が許可しても私が嫌だ。下手をしたら私は物理的に半分に分けられる。おい、そこ、マジンガーZに居そうとかやかましいわ。

 

 二人では無い誰かと行為に及んでも同様だ。どうして私ではないのだと、私のチン生と人生は闇に葬られる。

 

 ヤベ、これ割と詰んだ。

 どっちを選んでも死ぬ未来が見える。というか片方を選ぶと残された片方への罪悪感がパナい。しかし、割と童貞は捨てたい。しかししかし、童貞を散らせば死ぬ。

 こんな世界、人生イージーモードと思って生きてきたがよくよく考えれば割とハードなのでは? セフレ、セフレはありか? 本命を作らないでクズを行くスタイルだ。

 

 彼女の顔を見る。綺麗である、目はガチ、表情もガチ。こっちを真顔でガン見している。こいつにセフレはどう? なんて言えるわけないわ。

 私が四足歩行ならカモシカのように可愛らしくプルプル震えていただろう。しかし残念ながら私は二足歩行ヒトオス、走るヒト生はヒト息子ダーティダービー。童貞か生かが天秤にかけられ、秒で勝ったのは生きることだった。

 

「死にとうない」

「え? えぇ!? どういうこと!?」

「お待たせ。ん? どうした?」

 

 戻ってきたマイケルと慌てるフレディ、中心で目を回す雪女風の男。仮装会場の一角が混沌と化す。袖の中に入れていた携帯が震えるがそれどころじゃあない。私は明日を幸せに生きなければならんのだ。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

『2019年度 私立黒薔薇白百合学園卒業生へ同窓会のご案内

 

幹事をさせて頂く姫組の姫乃(ひめの)星太(せいだ)です 覚えてますか?

 

この度黒薔薇白百合学園卒業生で同窓会をしようと企画させて頂きました

参加費は一人6500円程を予定しています

場所は当学園の近くの駅前の居酒屋を予定しています

日程は勝手ながら11月24日(日曜日)とさせて頂きました

 

懐かしい知り合い、顔ぶれに出会えるチャンスです

きっと良い思い出になると思います

 

皆さんの参加お待ちしています』

 

 

 

 

 

 

< 姫乃

 

 

 こんにちは、お元気ですか

 

既読 知らん、忘れた 

既読 今そっち何時? 

 

 お昼です

 

既読 こっちは夜中2時じゃボケ 

 

 す、すみません

 同窓会来れますか?

 

既読 こちとらアメリカやぞ 

既読 出てやるからロサンゼルスに来い 

 

 来れないと困ります。皆優君に会いたがってるんです

 

既読 Fuck off♡

既読 You,Father fucker♡ 

 

 

 

 

 

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