「よろしく」
「あ、はいよろしくお願いします」
「えぇ、それで貴方の名前は」
あっと名前を言い忘れていた
「山神 冬華と言います、すみません名乗り
忘れてしまって」
「大丈夫よ、私から話しかけたのだし」
...なんと言うか紳士的なひとだな
「わざわざここに足を運ぶような人間が
いるなんて興味深くてね」
「そうなんですか?ここ居心地いいですよ
花も見ていて落ち着けますし」
外の世界だったら間違いなく観光スポットに
なるだろう、見渡す限り広がる向日葵は圧巻で
中々に映えるだろう
「それは私がいるからよ」
「え?もしかして私有地見たいな感じですか?」
「私は花の妖怪、花が好きでここに住んでるの
妖怪がいるとわかってるのにわざわざ来る人間なんて
いないでしょう?」
確かに、人間からしたら妖怪=怖い物って
認識が定着してるからな
「貴方は知らずに来たのかしら?」
「はい、幻想郷に来たばかりで今は迷子に」
「迷子?何でわざわざ人里から離れて?」
「なんと言うか、紫さんからの司令的な感じです」
「貴方あの隙間妖怪と面識あるのね」
「はい、幻想郷に来れたのも紫さんの提案で」
「そう紫がね、珍しい事もあるのね」
「珍しい...ですか」
「えぇ、幻想郷に呼び込むのは珍しいわ」
ん?何か含みのある言い方だ
「のはって言うはどういう事ですか?」
「食べる為に連れてくる事は良くあるってことよ」
..........え?
「まじ....妖怪だから有り得るか」
「貴方意外と冷静なのねもっと驚く事だと思うわよ」
「いやまぁ驚きはしましたよ?でも紫さんも
つれて来る人間は罪人だと思うので」
「確かに罪人ではあるけど、人間が食料として
連れてこられるのはもっと驚くべき事でしょ?」
「まぁそうですね」
「...貴方薄情な人間には見えないけど罪人
とはいえ同じ人間がただ食べられる為だけに
無理矢理連れてこられるに不満はないの?」
「ないって事はないですけど、罪を犯した本人は
必ず報いを受ける...それがルールでその事について
覚悟をしなきゃいけない」
「つまり受けるべき罰って事ね」
「はい」
「そう、ごめんなさいね、言いたくないような
事を言わせてしまって」
「いえ全然大丈夫ですよ」
「無理しなくていいのよ貴方が悪人でも
悪く言うことをしたくないって言うのは
わかったからね」
「...」
「面白いわね貴方、花たちもいつも以上に
生き生きと咲いているわ」
「何か弄ばれた気分...」
「あら、ごめんなさい貴方のような純粋な
優しさをもった人間、妖怪何て初めてだから」
...むず痒いな
「あと反応が良くて」
「紫さんと同じ事言わないでくださいよ」
「あら、可愛くていいと思うわよ」
「...」
「照れてるわね」フフフ
「やめてくださいよ!!」
こんな弄られやすかったのか俺って
「ふふっ...そう言えば紫の命令ってなんなの
かしら?」
「あっそうでした、実は6日後の宴会の人数
集めに駆り出されまして」
「?それなら胡散臭い新聞記者の鴉がいるから
貴方がやる必要はないんじゃないの?」
「紫さん曰く幻想郷をもっと知るためとか
知り合いを作るためとか言ってました」
「それで1人で行かせるなんて、
中々思い切ったことさせたわね」
「幽香さんは宴会に来ますか?」
「そうね、元々行くつもりはなかったけど
わざわざ誘って貰って断るのも悪いわね」
「じゃあ」
「行かせてもらうわ」
「ありがとうございます!!」
さっそく1人目確保完了だ
「誘うなら早く次に行った方がいいわね、
ここから人里はそこそこ遠いから日が暮れて
しまうわ、帰りは道なりに進めば大丈夫よ」
「わかりました、ではまた宴会で」
「えぇ、楽しみにしてるわ」
「はい」
________________________________
「いい人だったな」
最初こそ怖かったけど話すと紳士的で話しやすかった
「次も頑張るか...ん?」
見られてる?視線の方向は森の方だ
とりあえず悪意の混じったものでは無い
「(気になる)」
だが興味本位で行ってまた怪我でもしたら
紫さんに怒られるかもしれないし...
「...確認するだけ」
要は怪我をしないように立ち回ればいい
「よし...『剃』」シュッ!!
昨日の夜に習得した剃で視線の場所
まで一瞬で移動した...やれば出来るもんだな
「誰ですか...あれま?」
「キュ!?」ビクッ!?
視線の正体は人でも妖怪でもなくキツネの子供だ
でもただのキツネじゃなくて光を反射する綺麗な白い
毛並に薄く金色に輝く瞳、3本生えているモコモコの
尻尾そして何より
「(何だこの可愛い生物は?)」
説明不要なほど愛くるしい見た目をしている
「キュ...キュキュ?」
「(な、な、なんだその鳴き声!?)」
これはやばい動物好きには毒だ
「キュ〜キュキュキュ」
「(もう無理死ぬ...じゃない!!)どうしたんだ?」
平常心だ大きな声を出すのはびっくりさせてしまう
からな
「キュキュ」
「ん?俺が気になった?」
「キュ」コクコク
「何で?」
「キュキュ〜キュキュキュ」
「え?わからないけど気になったって?」
「キュキュ!!」
ぐぅ〜かわいい...
「でも1匹だと危ないぞ?」
「キュ...キュキュ...」
「え?見た目が違うから追い出されたのか?」
「キュキュ...」
これは仕方ないとしか言えない
自分たちと違う物を忌み嫌ってしまうのは
どの生き物同じだから
「住む場所は無いのか?」
「...」コク...
「じゃあ俺んとこ来るか?」
「キュ!?」
「あぁいいぞ、1人は寂しいもんな」
「〜!?キュー!!」
「よしよし、よろしくな」
まさか同居人が出来てしまった、人ではないが
まぁ可愛いから問題なし
「名前はあるのか?」
「キュ...」ブンブン
「そうか...じゃあ今日からお前はキュウだ」
「キュキュ?」
「あぁそれでいいか?」
「キュキュ、キュキュキュ!!」
「よーし決定だな」
「キュー!!」
あ"ぁ"〜...かわいい
________________________________
「ところでキュウ、宴会って知ってるか?」
「キュキュキュ」
「そうそう、そんで博麗神社ってとこで宴会を
やるんだがある人の命令で人集めをしてるんだ
この近くに誰か住んでたりしないか?」
「キュ、キュキュ」
「住んではないが近くの川辺で寝てる
妖怪はいるのか...」
どうするべきだ、相手が妖怪だとわかって
るのに行くのは流石に
「キュキュキュ!!」
「よし行くか」
キュウか世話になったなら良い妖怪だろ
ちょろいって?...フッ動物は正直なのさ〜
________________________________
キュウが言った通り川辺の大きな石の上で
気持ちよさそうに寝ている角の生えた妖怪
がいた...
「キュキュキュ!!」
「ぐぇ!?」
キュウが勢い良く走り出して寝ている
妖怪のお腹にDIVEした...コラコラ
「キュウダメだろ寝てる人に飛びかかる何て」
「クソ、誰だって...あぁ、おまえかきつねっ子」
「キュキュ!!」
面倒くさそうに顔を顰めているが俺にはわかる
内心は『まぁ悪くない』そう思っているそんな感じがする
「キュキュキュ」
「良かったなキュウ」
「うおっ!!いつの間に、まさか追っ手が...
て何だ、ただの人間じゃないか
(いや待て、ただの人間が何故態々こんな所に
お世辞にも人間には安全と言い難い場所だ
何より近くには花の大妖怪が住んでる太陽の畑
がある益々普通じゃない)」
「おう俺は山神 冬華、多分普通の人間だ
最近幻想郷に来たばかりで迷子になってた
時にキュウにあってそんでキュウに案内
されて今此処にいるって所だ」
「(なるほどな、幻想郷に来たばかりか
それなら納得出来なくもないが、まだ断定は
出来んからな追っ手かもしれない)...
私は鬼人正邪だ」
「そうか正邪か、よろしくな」
「あぁ(見極めなければな)」
んー、警戒されてる気がする
「キュキュ」
「ん?指名手配?」
「(な!?きつねっ子何てこと言いやがる)」
「キュ」コクコク
「なるほど...な」
「!?(見極める前に敵対の構図が出来てしまった
だが相手は人間だいくら私が弱小妖怪とはいえ
人間には負けんさ)」
「それは」
「(来る!?)」
「警戒するのも仕方ないな」ウンウン
「は?(何言ってんだこいつ?)」
「どうかしたのか?」
「追っ手じゃないのかお前?」
「いや?追っ手じゃないし何で正邪が指名手配
されてるかとか知らないし、俺が危害与えられた
訳でもないしな」
「(何だ本当に最近来たばっかなのか)」
「それにキュウを助けてくれたんだよな」
「キュキュ!?」
「何となくだ」
「...何の話だ」
「キュウが行き場がない時に助けたんだろ?
だからキュウが懐いてるんじゃないのか?」
「ふ、勘違いするなよ私はそいつが長生きを
して更に長く迫害を受け惨めに生きていくのを
見ていたいだけ、助けた訳じゃない」
「素直じゃないな」
「キュキュ」
「私は本音を言っているだけだ!!
集団による迫害を可哀想に思ったとか
そんな事は断じてない」
「そんな事聞いてないけどな...な」ニヤニヤ
「キュキュ!!」ポワポワ
「な!?...ハメやがったな」
「なんの事だろうな?キュウ」ニヤニヤ
「キュキュキュ!!」
「五月蝿いぞ!!」
「うおっ!?」
なんだなんだ!?視界がいきなり逆さまに
「...お前の能力か?」
「あぁお前の視界をひっくり返したやった」
「まぁ俺には関係ないけどな」
「あぁ?....な!?」
多分正邪には正常に動いてるように見えるだろう
「何故...」
「これが逆立ちの成果...」
前の世界で逆立ち生活とか意味不明な
奇行をしていたから割と視界反転しても
能力と合わせて対応出来る
「お前...能力を」
「おぉ一応持ってるぞ戦闘向きじゃ無いけど」
「...効かないなら意味ないな」
「お、戻った」
「変な奴だなお前」
「天邪鬼に言われるって事は普通だな」
「シンプルに変だ」
「oh......」
ボケまで切られてマジレスされたよ
「いたぞ!!」
「ん?」
「な!?」
「キュ!?」
10体程の敵意ダダ漏れの妖怪に囲まれたんだが
「人間もいるぞ、もしかして仲間か?」
「仲間なら食っても問題ないよな?」
おっと、飛び火くらった
「けっ、仲間なんかいねぇよ」
「お前のような反逆者の戯言何て
信じられるものか」
「報酬目当てのバカ妖怪の癖に戯言何て
言葉使えるなんて驚きだ」
「オイオイ、煽るなって」
「いいからどっか行けよ、お前らは無関係
だろうが」
「オイオイ今更逃がさねぇーぞ人間」
「そう、まぁ元から逃げる気なんてないけどな」
「キュキュ!!」
「は?何言って」
「キュキュキュ!!」
「キュウのお友達を見捨てる訳には行かないだろ」
「馬鹿な人間が、殺っちまうぞ!!」
おうおう、一斉に飛びかかってきたな
だがな....
「(ただ頭数だけ揃えても...)」
「なっ!?」
「意味ない...ぞ!!」
「!?」
「キュウキュキュ〜!!」
「...つっよ」
「(こいつ、普通じゃないとは思ってたが
強すぎる、能力を使ってるようには見えないし
弾幕を使う素振りも見えない、何より肉弾戦の
レベルが違う素手で弾幕弾くなんてイカれてる)」
「キュキュ!!」キラキラ
「やばいぞこいつ、普通の人間じゃない!?」
「博麗の巫女でもないのに、肉弾が俺たちより
何倍も強いぞこいつ」
「(こんな無茶苦茶な連携程度の攻撃じゃ
美鈴さんの1割にも届かないな、やっぱり頭数だけか)」
「なぁ、もうやるだけ無駄だし
そもそも俺は争いが好きじゃない」
時間もかけたくないし
「巫山戯るな目の前に報酬があるってのに
何もせず帰る馬鹿なんているかよ」
報酬ねぇ...
「はぁ...いいから引いてくれないか?」
ドッ!?
「ヒッ」
「!?」ビクッ
「キュ...」プルプル
「ね?」
「(こいつはやばい...下手なことしたら
殺されちまう)...はい」
よし気あたりが上手く言ったな帰ってくれた
「(なんだ、今の威圧感...ブチ切れした
賢者とか大妖怪並の圧力だった)」
「ふぅ、終わったな...て正邪、キュウどうした
何で固まってんだ?」
「あ、いやな、何でもないぞ?
(下手な事すると殺られる...)」
「キュキュ?」
「ん?俺?いや強くないぞ」
「いやいや、あれを強くないって言うには
無理があるぞ」
「あの程度だとダメなんだよ、俺弾幕使え
ないから肉弾戦のみなんだそれに現状
空を飛べないから空中戦だとな」
「さっきのはハッタリか?」
「いや、肉弾戦は正直楽だったし
あの妖怪たちが俺の事なめて油断してたからな」
「だが弾幕を素手で捌いてたろ?」
「あれも相手が連携をしなかったからな」
「無謀な賭けでもしてたのか?」
「まぁそんなところだな」
「...馬鹿かお前は」
「何が?」
「私を庇うって事はお前も反逆者見たいな
もんだぞ」
「ん?あ、そうだな」
「お前そこ考えてなかったのかよ」
「んー、まぁ大丈夫だそんときはお尋ね者として
よろしくなー」
「はぁ...お前軽すぎだろ」
「あれだ、ひとりじゃないから何とか
なりそうじゃん?」
「はぁ?」
「仲間がいれば乗り越えられる的な?」
「何言ってんだお前、仲間とか受け付けてないぞ」
「えー」
「それにお尋ね者の仲間になりたいとか
そんなの信用出来るかよ」
「まぁ確かにな、でも正邪は優しいだろ?
なぁキュウお前もそう思うよな?」
「キュキュ!!」コクコク
「はぁ、だから」
「それにキュウを助けたのだって
自分が今置かれてる状況と同じだったから
見捨てられなかったんだろ?」
「....だったらどうした」
「俺もそんな事があってさそれが原因で
幻想郷に来たんだよ、まぁ原因とは言ったが
幻想郷に来れたのはいいと思ってるけどな」
「お前がか?(こんなお人好し野郎が...)」
「あぁ...俺らってさ形は違うけど
迫害されたってとこは同じなんだよな
まぁ正邪は悪さをしたからだけどな」
「まぁそうかもな」
「お、素直に認めてくれるんだな」
「うるせぇ茶化すんじゃねぇよ...
たく、何なんだよお前はお尋ね者の
私なんて無視しとけばいいものを
とんだお人好しだぞ」
「ははは...なぁ正邪俺と友達にならないか?」
「あ?何でだよ」
「そんなもんなりたいからに決まってんだろ」
「はぁ?...いやなにか言うだけ無駄か」
「おうよろしくな」
「あぁ、よろしくしない」
「...そこで天邪鬼すんのかぁ〜」
紫さんお尋ね者のお友達が出来ました
________________________________
「そうだ正邪6日後に博麗神社で宴会あるから
正邪も来るんだぞ」
「...は?巫山戯んなよお前
何でわざわざ自首するみたいな行動しないと
いけないんだよ」
「いいからいいから、俺も紫さんに頼まれて
人数集めしててさ」
「(...こいつ妖怪の賢者と知り合いなのかよ)」
「な?頼むよ正邪と一緒にお尋ね者で行くから」
「...はぁわかったわかった、たく今日だけで
どんだけため息吐いてんだか」
「ありがとな正邪!!キュウこれで2人目だ」
「キュキュキュ?」
「2人目?」
「あぁ1人目はさっき向日葵が沢山咲いてた
花畑で誘った」
「そうか向日葵が沢山咲いてる畑か...は?」
「ん?どうかしたのか正邪」
「...その1人目って風見幽香とか言う名前の」
「おぉ知ってたんだな幽香さんだ」
「(...ほんと何なんだよこいつは!!)」
正邪は諦めた様に心の中でまたため息をついた
________________________________
「じゃあまた人数集め『もう大丈夫よ』紫さん?」
「げ、八雲紫...」
「あら、お尋ね者さんと一緒だったのね」
「紫さんもう大丈夫って俺まだ2人しか
誘えてませんよ?」
「あぁ、あれは冗談のつもりで言ったのよ」
「...はい?」
「ふふっ、やっぱり貴方はいい反応するわね」
ま、また遊ばれたぁー!?
「ちょっと紫さん揶揄うのやめてくださいよ!!」
「まぁまぁ新しく知り合い増えたんだから、ね?」
ぐっ...本当の事だからそんなに悪く言えない
「キュキュ?」
「まぁ、可愛い狐の子ね、この子は?」
「話題転換が...まぁいいか、この子はキュウって
言います、さっき名前つけたばかりですけど」
「あら、早速相棒に出会えたのね!!
これは私のおかげと言ってもいいんじゃないかしら?」
「はぁ、調子いいんだから」
「(...完全に空気になってる...今なら逃げれるか?)」
「おい、どさくさに紛れて逃げようとするなんて
酷くないか正邪?」
「あらあら、せっかく出来たお友達を置いて
行こうとするなんて良くないわよ正邪?」
「ですよね紫さん」
「えぇ、酷いわよね冬華くん」
「キュウキュキュキュ」
「だぁぁ!!うっぜぇぇええ!!」
「あら、そんなに怒鳴るなんてどうしたのかしら?」
「何かあったのか正邪?」
「お前らだよお・ま・え・ら!!」
「酷いこと言うわね」
「正邪は俺と友達は嫌だったのか?」
「え?あ、あぁ嫌だね」
「嬉しいみたいよ」
「そっか...良かった」
「なっ...何で私弄る時はそんなに息ぴったりなんだよ
もしかしてあれか?事前に打ち合わせでもしたのか?」
「いや?」
「そんなの」
「「その場のノリと勢いだぞ(よ)」」
「(...ダメだ、まともに相手にするとこっちが持たん)」
「さて正邪を弄るのはこのくらいにして、
宴会については天狗さんが知らせてくれるから
あと宴会の開催日も早くなったからその報告」
「え?早くなったんですか?」
「えぇ、3日後に変更よ」
「なら、幽香さんに伝えなきゃ」
「そうなの幽香に...貴方幽香に会ったの?」
「え?あ、はい宴会に誘った1人目です」
「そ、そうなの、それで来るのかしら?」
「はい、来ると言ってました」
「そうなの、(まさか幽香に会ったなんて、
それにいつもなら来ない幽香が初対面の冬華くんの
誘いで来るのも不思議ね...)なら幽香には私から
伝えておくから安心して」
「本当ですか!?ありがとうございます!!」
「大丈夫よこれくらい、じゃあ私はまだやること
があるからもう行くわね」
「わかりました」
「えぇ、それじゃあね」
やぁ、まさか宴会の日が早くなるなんて
「(一応後で紅魔館にも行っておくか)」
紫さんが行ってると思うけど
「たく、今日はいつも以上に疲れたぜ」
「そうだな、妖怪の襲撃とかな」
「いや、お前のせいだ」
「俺?」
「...なんでもない」
「そうだ正邪、泊まる所とかあんのか?」
「あ?あぁ、中々良い空き家がある」
「そうかなら良かった」
「無くてもお前の家には行かないぞ?」
「え?何で?外寒くないの?」
「いや、何となくだが後々面倒くさくなりそうな
気がするからな」
「?よく分からないけど、そういう事なら
仕方ないな、じゃあ俺は今日は家に帰るわ」
「あぁ、私も時間的に戻る」
「じゃあ次は宴会の日な!!来なかったら
紫さんに強制連行してもらうからな!!」
「あぁ、わかったからそれは勘弁」
「絶対だからなぁ〜!!」
「はいはい」
そうして正邪は気だるそうに帰っていった
「じゃあキュウ俺達も行くか」
「キュキュ!!」
明日は紅魔館に行ってから幻想郷探索だな
________________________________
「よし久しぶりの家だ!!」
「キュウキュキュ!!」
「あぁ、今日からキュウもあの家に住むんだ...
あれ?電気がついてる」
まさか前みたいに魔理沙が物色を?
「キュキュ?」
「あぁ、大丈夫だ多分知ってる奴だ」
そう言って自宅の扉を開けた...そこには
「魔理沙また来たの...ありゃ?」
「あ?お前がなんでここに」
なんと中には正邪が!!驚きだ
「何でってここ俺ん家だし」
「なっ!?どうりで空き家にしては綺麗だと」
「キュキュキュ!!」
「ん?おぉそうだな」
「キュウ〜!!」
「おい、今そいつと何話した」
「正邪もここに住むって話だ」
「おい!!!勝手に...おいなんだきつねっ子」
「キュウ...」
「そうだよな仲のいい友達と一緒に住みたいよな」
「誰が仲のいい友達だ!!」
「違うのか?」
「キュキュ...」
「い、いやその...ち、違うね私に友達はいない!!」
「良かったなキュウ友達だってさ」
「キュウ〜//」テレテレ
「おい!!だから違うと...クソ面倒くさ
過ぎるぞこいつら」
「まぁ行くあてもないんだろ?俺は別にいいぞ
キュウもその方が嬉しいだろうし」
「...お前って本当にお人好しだな、さては騙され
易いタイプだなお前」
「そんな事ないが...とりあえず居候ってことで
いいな?俺一人だと広く感じるしさ、な?」
「いや...はぁもういいその方が楽だからな」
「やったぞキュウこれでもっと楽しくなるぞ」
「キュウ、キュキュッキュ!!」
「私はお前らと遊ぶ気はないからな!!」
そんなこんなで俺の家に2人の同居人が
増えました...騒がしくなるぜ
おまけ
「久しぶりね幽香」
「...珍しいわね紫、わざわざここまで会いに
来るなんて、何か用かしら?」
「えぇ、宴会の開催日が3日後に縮まったから
伝えに来たの、今回は来るのでしょう?」
「そうよ、彼に誘われたのを断るのは勿体ない
からね、貴方もそう思うでしょ?」
「まぁそうね、でも貴方が初対面のましては
人間に誘われて行くことにしたなんて私は
驚いたわ」
「ふふっ、言ったでしょ?断るのは勿体ないって
それに彼は面白そうだもの」
「まさか戦いたいとか言わないでしょうね?」
「今はないわ、戦ったところで私が勝つもの」
「(今はって事は将来的には戦う気なのね)」
「それで話はそれだけかしら?」
「えぇ、そうね」
「そう...彼によろしくね」
「ん?何をかしら?」
「楽しみにしてるわって」ニッコリ♪
「!えぇわかったわ(幽香の柔らかい笑顔何て
いつぶりかしら...ていうか冬華くん、幽香に
まで気に入られたのね)」
「よろしく頼むわね」
「えぇ(ふふふ、いい感じに面白くなって来たわ)」
お・わ・り