「よしキュウそろそろ行くか...正邪は?」
「はぁ?いきなりなんだよお前、要件を言え
要件を、どこに行くとか何も聞いてないぞ」
「あー、そう言えば言ってなかったな、
と言っても幻想郷探索だからそんな予定が
決まってるわけじゃないけどな」
「なら、お前らだけで行けよ私はわざわざ
探索する必要ないからな」
「キュウ、キュウキュウ」
「あぁ?なんだよ」
「行こうよ〜...だってさ」
「いや何でだよ」
「ほらほら正邪ちゃ〜んお友達を悲しませるのは
良くないから行こうね〜」
「何だよいきなり気持ち悪い...まぁいいやる事も
ないからな暇つぶしだ」
「良かったなキュウ、ツンデレ正邪が一緒に
来てくれるってよ」
「キュウキュウ!!」
「おい!?だれかツンデレだ誰が!!」
________________________________
「んで?どこに行く...つってもわからないか」
「そうなんだよな、キュウは何処か知ってる所はあるか?」
「キュキュ...」ブンブン
「ないか...じゃあ適当に進むか」
「行き当たりばったりかよ...」
「あ、その前に紅魔館に寄っていいか?」
「あん?何しに行くんだ?」
「紫さんが言ってるかもしれないけど、一応宴会日時が
早くなった事を伝えに」
「律儀な奴だな、私はなんでもいい」
「キュウキュウ!!」
「ありがとうな2人とも」
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「そう言えば正邪は紅魔館に行ったことあるのか?」
「いや小耳に挟んだくらいだ」
「まぁ正邪は行く暇もなかっただろうしな」
「キュキュ」コクコク
「...ありがたいとか思ってないからな?」
「ん?何のことだ?」
「あ、いや何でもない(深読みし過ぎた)」
「キュキュキュ」ニマニマ
「何笑ってんだきつねっ子!!」
「何に照れてんだ?」
「な、何でもねぇよ」
「?そうか」
「あぁ...(来るんじゃなかった)」
「お、見えてきた」
「中々デカイな」
「キュキュ」コクコク
そして、門の前に見えるあのシルエットは...
「美鈴さーん!!」ダッ!!
「うぉ!?いきなり走るなって...速すぎんだろ」
「キュキュキュウ〜!!」ダッ
「おいお前もかよ!!...はぁ」
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side 美鈴
はぁ〜、宴会まで二日間
「暇です...」
...お昼寝してもいいので「美鈴さーん!!」ヨシ...後でにしよう
「冬華さん...!?」
これは...
「おはようg「冬華さん」...どうかしました?」
「...いえ、なんでも無いですよおはようございます」
何でもなくない...
「?はい、おはようございます!!」
冬華さんあなた...昨日の今日で一体何をしたんですか?
「お元気そうで良かったです」
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「本日は何をしに?」
「はい、宴会の日にち変更の確認をしに来ました」
「その事でしたら紫さんから連絡を頂きました」
「やっぱりそうでしたか」
予想通りだったな
「律儀なんですね」
「念の為にですよ」
「キュ〜」
「おや?」
あ、そう言えば1人で走り出したんだった
「ごめんなキュウ、正邪は?」
「キュウキュキュウ」
「怒ってるよな...]
「可愛い狐さんですね」
「はいキュウって言います!!昨日知り合って今は同居人の1人です」
「そうなんですか、可愛いですね〜」
「キュキュ!!」
微笑し「おい...」
「お前いきなり走り出し「そしてもうひとりの同居人の鬼人正邪です」
おい!!遮ってんじゃねぇ!!」
「鬼人正邪...お尋ね者さんですか」
「知ってるんですね、有名人だな」
「誇れることじゃねぇだろ」
「キュキュキュ」ケタケタ
「... (咲夜さん...冬華さんの倍率はだいぶ高そうです)」
「それじゃ来たばかりですけど僕たちはそろそろ行きますね」
「そうですか、残念では有りますが私も門番をしないと咲夜さんに
怒られてしまうので」
「それは...大変ですね」
「あはは...次は当日ですかね?」
「はい、丁度いい時間帯に行きますね」
「分かりました、妹様も喜ばれると思います」
「それではまた」
「はい、当日に」
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「冬華お前次は絶対に走り出すなよ?」
「キュキュ」
「悪い悪い」
「頼むぞ...」
「そんなに心配...ッ!?」バッ
「「ど、どうした(キュ)?」」
「...誰かいる、つけて来ている誰かが」
「...そんな気配微塵も感じないぞ?」
「キュ、キュキュキュ」コクコク
「いや、絶対にいる...悪い2人は家に戻っててくれ」
「何でだ?1」
「お目当ては自分らしい、敵意もないから多分
安全だ」
得体の知れない雰囲気はあるがな...
「キュー...」
「大丈夫だちゃんと帰る」
「...本当にいいんだな?」
「あぁ、いざとなったら紅魔館に匿ってもらうさ」
「そうか...」
「心配かけてすまんな」
「...別にしてない」
「そうか、ありがとな...それじゃ後で」
「...気を付けろよ...」
________________________________
気を付けろか...
「頑張るか...出て来ていいよ俺1人だから」
突然現れたかのように出てきたのは、
薄い緑がかった灰色のセミロングの
鴉羽色の帽子を被った幼さがある女の子...
「(何だこの感覚)」
感情の動きを感じられない
無意識に近いそんな印象がしっくりくる
「ふふっ、お兄さんいつから気づいてたの?」
「ついさっきだよ、ほんの一瞬感じたんだ視線を」
「そんなんだ、凄いねお兄さん」
「そんな事ないよ...それでなんで着いてきてたの?」
「そんな大した理由じゃないよ?面白そうだなーて
思ったから着いてきたの」
危険は無さそうだな
「それからお兄さんの事ペットに出来ないかなって」
...前言撤回、危険がいっぱいだ
「ペット?なんでペットなのかな?」
「ちょっと可愛いなーて思ったからペットに
したいと思ったの」
「???」
支離滅裂過ぎる、これが無意識なのか?
「でも、お兄さん嫌そうだし力ずくも無理そう」
...なら諦めて欲しいな、なんて
「だから、お兄さんを殺して装飾品にしようと思うの」
これは...無意識...なのか?
「...中々クレイジーだね」
「どう?面白そうじゃないかな?」
俺が飾られてるか、確かに見た目はシュールそうだな
「死ぬのは嫌かな...」
流石にね?
「そっか、じゃあやーめよ」
あれ?
「あっさり辞めるんだね?」
「だってお兄さんとっても強そうなんだもん」
そんな事ないけど
「それにお兄さん私より速いから逃げられたら
追いつけないし、だから辞める」
よく分からないが助かっ「その代わり」
「私とお散歩しましょ!!」
え?お散歩?
「私は古明地こいし!!お兄さんは?」
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「それでここがね!!」
「おぉ、凄い幻想郷が一望出来るんだな!!」
悪いキュウと正邪...普通に楽しんでるわ俺
「私ねここ好きなんだ、何でか分からないけど
落ち着いいられるから」
「確かにいい場所だし分かるよ」
絶景と言っても良いほどに幻想郷全体を
見渡せる...道のりは険しいけど
「お兄さん凄いね」
「ん?どうしたの急に?」
「私にちゃんと着いてきてくれるなんて」
「それはまぁお散歩しようって言われたから」
「だからって、ここまで着いてくる人なんて
そうそういないよ?」
「確かに険しい道のりではあるけど、こいしちゃん
を見失わないようにする方が大変だったし何より
楽しいから全然大丈夫だよ?」
「そうなんだ、変わってるんだねお兄さん」
「まぁ、確かに変わってるとは思うよ」
「そっか...お兄さんってさ人間だけど
人間味が薄いよね」
「ちょっと、いきなり酷い事言わないでよこいしちゃん」
「だって、私の知ってる人間はお兄さん見たいに
相手の事中心で動ける人なんていなかったもん」
「別にやりたい事やってるだけだよ、それがたまたま
相手との都合の兼ね合いが取れてるだけの話だよ」
「そうなんだ...やっぱり変だねお兄さん」
「そんなに変かな?」
「うん...でもとっても優しい」
「うーん、それはどうだろね?」
「お兄さんは分からなくてもいいの、私が優しいって
感じてるからそれでいいの」
まぁ、それもそうだな
「また、一緒にお散歩してくれる?」
「そうだな、装飾品にはされたくないしな」
「そうそう、それでいいの...それじゃバイバイねお兄さん」
「あぁ、バイbってもう居ない」
最後まで分からないことだらけだったけど
「楽しいかったからまぁいいか」
さてキュウと正邪になんて説明しようかな...
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side こいし
楽しかったな〜、お兄さんとのお散歩
「次はいつ会おうかな?」
私について来ることができて、しっかり私を見てくれた
人間のお兄さん...無意識に当然の様に介入してくる人間の
「今から会いに行こう!!」
そうと決まれば「いたぞ!!」ん?妖怪さんたちが
たくさん集まってる?
「...行ってみよう!!」
覗くだk...あれ?囲まれてる中心にいるのって
「お兄さん?」
「お前だな」
「?どうかしたんですか、こんな大所帯で」
お兄さんもよくわかってなさそう
「惚けるな!!仲間から全部聞いてるからな、
お前があの反逆者を庇ったってな!!」
「反逆者?あぁ、正邪か俺の友達だぞ」
「友達?反逆者と?笑わせんなよ人間あんな奴t「すいません」あ?」
「時間が時間なのでもう帰ってもいいですか?」
「は?」
おぉ〜、お兄さんも中々クレイジーだ
「それに楽しい一日を友達の悪口で終わらせたく無いんだよね」
「ふざけ「まぁまぁ、待てよ兄ちゃん」...お頭」
「こっちもよ、あいつを追い回すのに疲れてんだ
そう易々と手がかり逃すわけないだろ?」
あのボス妖怪...殺る気だ
「(取り巻きの妖怪よりもずば抜けて強そう)」
30対いる取り巻き妖怪たちの敵意よりも
ボス妖怪の殺意の力強さの方が大きい
「だから、兄ちゃんよ...」バッ!!
すごい速い!!でも...
「ここ...で?(いないだと!?)」
お兄さんの方が早くて
「お頭さん...」
「っ!?(後ろ!?速いな、ならこのまま裏拳で仕留める)」ブンッ!!
「申し訳ないんですが少し」バシッ
「は?(俺の攻撃を片手で?)」
「寝ていてもらえますか?」
ドゴンッ!!
「(カッコいい!!)」
お兄さんの方が強いもん!!
「ふぅ...次やりたい人は?」
「ヒィッ」
「お頭が...」
「い、一撃で」
「無理だ、俺たちじゃ勝てない」
「...化け物」
「に、逃げるぞ!!」
「え?いや君たちのボス...」
あ〜あ、見捨てられちゃった
「困ったな...あの」
「いってぇ...他のやつは、いる訳ないか」
「すいません、かなり本気だったから加減が
出来ませんでした」
「は?...ハァ〜、情けないな敵に同情されるなんて」
「あの、お仲間は」
「ハッ、見りゃわかるだろ?仲間なんて名ばかり
解釈の一致で出来た集団なだけだ」
「でも貴方はお頭さんでしょ?」
「俺があん中で一番強かっただけだ」
「そうなんですか...」
「兄ちゃん聞いていいか?」
「何ですか?」
「友達だからってなんであのお尋ね者を庇うんだ?
お前にはメリットなんてないだろ?俺の知ってる人間どもは
利己的でよく深い奴らばかりだ、なのになぜお前は
他者を思いやれる?」
「...理由なんて無いです」
「は?」
「一度関わったら他人事には見えなくて、
確かに正邪は悪さを働いたかも知れないけど
それを集団で責め立てるのは違うと思います」
「...」
「それに、賢者さんたちも正邪に罰を与えた
程度だと思いますよ」
「...だから守る、とんだお人好しだな」
「そんなんじゃ無いですよ」
「ハァ〜やめやめ、兄ちゃん強すぎて割に合わん
俺はもうあいつを追っかけん」
「そうですか、ありがとうございます」
「なぁ...俺にもそんなダチ出来ると思うか?」
「はい!!絶対に出来ます」
「そうか、それは楽しみだ...ティグニ俺の名前だ」
「僕は山神 冬華です」
「女みたいな名前だな...じゃあな」
「はい、また会いましょう」
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「さてと、こいしちゃん出ておいで」
「えへへ、やっぱり気づいてたんだね」
「何となくね、こいしちゃんはどうしてここに?」
「お兄さんを探そうとしてたら妖怪が
沢山集まってたから見に来たんだよ」
「俺を?なんで?」
「会いたくなっちゃったの」
「そうか、じゃあ仕方ないね」
「そう仕方ないの、ねぇお兄さん」
「ん?」
「お兄さんはなんで私を見つけられるの?」
「え、どうしてってこいしちゃんがそこに
居るから見つけられるんだよ?」
「んー?それだけなの?」
「それだけだよ?」
「あれれ?」
もしかしてお兄さんの無意識を操れてない?
「あ、こいしちゃんも何か能力があって...
例えば意識に関係する感じのとか?」
「え?なんでわかったの!!」
「例えば相手の無意識を操れれば
無意識にそこに誰かいるって言う意識を
外させて認識させないように出来そうだからね、
でもふとした瞬間にそこに例外が発生すると
一気に注目がいく...て事は無意識か」
「じー...」
「えっと?こいしちゃん?」
「決めた!!」
「え、何を?」
「今日から冬華は私のお兄ちゃんね!!」
「...はい?」
「よろしくねお兄ちゃん!!」ダッダッダッ
「え、ちょっと、こいしちゃん!!」
お姉ちゃんにも教えてあげよっと♪
「いきなり過ぎるって!!...マァイッカ」ヨクナイケド
私のお兄ちゃんを♪
side out こいし
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おまけ
「お姉ちゃーん!!さとりお姉ちゃーん!!」
「ん?あらこいし今朝出て行ったからまだ帰らないと思ってたけど
今日はずいぶん早いのね?」
「それはね...お姉ちゃんに自慢したくて」
「自慢?新しいペットでも見つけたの?」
「ふっふっふっ、実はねお兄ちゃんができたの!!」
「そう、それは...ん?」
お兄ちゃん?
「...は?」
「それから博麗神社の宴会にお兄ちゃんと行く
からお姉ちゃんも来てね(゜∇^d)!!」
「ちょっとこいし!?」
「じゃあお兄ちゃんのとこ行って来るね〜」
「こいし!!...どういう事なのよ...」
宴会って言ってたわね...
「行く気はなかったのですが」
確かめなくては
おわりん