日向創は特級呪術師   作:鳩胸な鴨

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今もどこかで笑って見ている


縫い目

「日向創はね、悲しいくらいに凡人なんだよ」

 

決着の光景が広がる中で、五条悟が告げる。

日向創という人間は、呪いの世界の頂点に焦がれるまでは、あるはずもない可能性を夢想するだけの凡人だった。そして、呪いの世界に飛び込んだ今も、呪術以外の事柄は、可も不可もない、まさに凡庸な人間。

夏油傑や五条悟と比べれば、呪術師として飛び抜けた才能があるわけでもない。しかし、彼らには無いものを持っていた。

 

「だから、憧れる。だから、嫉妬する。だから、夢想する。

創の術式は焦がれ、渇望することが日常の凡人と、これ以上ないほどに相性がいいんだ」

 

凡人故に、誰かの猿真似しか出来ないだけじゃないのか。狛枝が五条の言葉に、そんな意見を放とうとする。

が。それは解けた包帯から隠れ見える、冷たい瞳によって、喉の奥に引っ込んだ。

 

「ま、彼の場合は、僕と傑すら怖く感じる『異常なまでの向上心』も合わさって、アレだけ強くなってんだけど…、今回は相手を舐めすぎたね。あそこまで怪我しなくても、術式は習得できたろうに」

 

説教確定だな、と付け足し、ちゃぷ、と血溜まりの中へと足を踏み入れる五条。展開している無限のお陰で、創とは違い、靴や服がダメになることはない。

呪霊の生首をアイアンクローで持ち上げ、血の滴るままで睨め付ける創の頬を、五条は緊張感のかけらもない声と共に突いた。

 

「やっ、お疲れー。油断しすぎだよー?」

「すみません、やっぱり食らわなきゃ理解が進まないんで」

「ソレで死んじゃったらどーすんのって、口酸っぱく言ってるよね?全く、傑の嫌なところばかり似ちゃって…」

「アンタのも入ってますよ」

 

創は手に持った生首を五条に差し出し、皆の元へと歩いていく。

揃って天才であるが故に、あまりに理解不能な狂気を孕む創にたじろぐ面々。しかし、千秋は血だらけの創の元へと歩んでいった。

 

「七海サン、やめた方がいいよ。

予備学科なのに加えて、ここまで狂い果てているゴミクズを君が気にかける必要性が感じられない。

輝かしい希望の道を歩む君が、彼と同じ場所に踏み入っても、なんら得はないと思うな。ほら、日向クン…だっけ?君も曲がりなりにも予備学科なら、君と七海サンの立場の差もわかるでしょ?彼女にも言ってあげたら…」

 

ぱん。狛枝の言葉も無視して、千秋の掌が、創の頬を捉えた。

 

「…日向くんのばか。死んじゃうと思った」

「あー…。ごめんな。俺、こーやって特級呪術師になったんだよ」

 

頬を膨らませ、創に詰め寄る千秋。

命のやり取りの途中で思わず下品に笑ってしまうほどに、闘争が日常と化している創は、「理解してくれ」と言わんばかりに言い訳を並べた。

 

「……五条先生は油断したって言ってた」

「ゔっ…。すみません…」

「………一晩10本クリアマラソン付き合ってもらうから」

「何っだその地獄!?あだっ、だだっ!?

よしわかった!わかった付き合う!付き合うからそこ突かないでくれ!痛い!!」

 

つん、つん、とふくれっ面のまま、千秋は傷だらけの創の体を突く。指先が、創のものかもわからない血液で汚れることも厭わず戯れていると。

血液が飛沫を上げ、何かが風を切るのを感じた。

 

「ありゃ」

 

五条は「やらかしたな」と呟き、摩天楼の中へと消えた影を見やる。

その手からは、、創から受け取った生首が消えていた。

 

♦︎♦︎♦︎♦︎

 

「ふざけんな!!冥冥のヤツ、知ってて黙ってやがったな…!!ペコ!!」

「それが、その…。見越していたように、先程『私でさえも危険な領域だからね。追加料金、億は超えるよ?』と、私宛にメールが送られて来ました…」

「お兄ちゃん。冥冥はそう言うヤツなんだって…」

 

場所は変わり。呪術界御用達の定食屋にて、一通り呪いのことを聞いた冬彦が怒鳴り声を上げ、付き人たる辺古山と妹たる菜摘がなんとか宥める。

相変わらず飛ばしてるな、と反転術式によって傷を治した創が思っていると。五条が冥冥の名前を聞いてか、笑い始めた。

 

「ぶははははっ!!君ら冥さんの金ヅルだったヤクザか!!ウ〜ケ〜る〜!!」

「死ねや!!」

「お兄ちゃん、まずその目隠し包帯男の話を聞いてからにして。

私たち九頭龍組だけの問題じゃ無いんだし」

 

ドスを構えて襲い掛かろうとした冬彦を、比較的呪いに慣れている菜摘が止める。

暫し考えた後、頭が冷えたのか、ドスを収めて「煽るようなヤツ寄越すなや、タコ」と悪態を吐く。

 

「き、希望ヶ峰学園って自主退学とか出来たっけ?その、オレ、おっ死ぬ前に逃げ出したいんだけどなー…」

「無理だよ。自主退学は余程の問題を起こさない限りは絶対に受理されないからね」

 

左右田がなんとも情けない態度で、行先のない弱音を吐く。が。隣に座っている狛枝はバッチリ聞き取っており、残酷な現実を突きつけた。

その事実に絶望したのか、左右田は涙目で狛枝に縋りつく。

 

「狛枝ァァァアアっ!!

頼むからオレを退学処分が下るような不幸に巻き込んでくれェェェエエエっ!!」

「あはは…。それは聞けないよ。

だって、こんなに希望が輝けるチャンスがあるんだよ!?左右田クンもきっと絶望を踏み越えられるさ!!希望は絶望に立ち向かってこそ輝くんだから!!」

「うわァァァアアそうだったこう言うヤツだったチクショォォォオオッ!!!」

 

あいも変わらない狛枝の思想に、滂沱の涙を流しながら叫び散らす左右田。

澪田はソレに耳を塞ぎながら、口を開いた。

 

「でもでも、なんで伊吹たちにこの話をするんすか?今の話聞いてると、ぼんやりとしか感じない伊吹たちが呪いと戦う…なーんて伊吹たちにはとても出来ないっすよ?」

 

澪田が言うように、スカウトするわけでもない彼女らに希望ヶ峰学園の呪いのことを明かすメリットがわからない。

創がなんのメリットがあるのか、彼女らもスカウトするのか、と思案していると、五条は笑みを浮かべながら手をひらひらと振った。

 

「そこまで求めてないよ。君ら、呪術高専にスカウト済みの千秋以外、呪術師のセンスが悲しいくらいにまっっっ…たくないから。

呪力が使えない脳みそではあるけど、術式はあるから感じてるだけだね」

「カッチーン!流石の伊吹でも、今のはカチンとくる物言いっすよアンタ!今なら伊吹、頭でポップコーンが沸かせそうっす!!」

「ポップコーンを沸かすって表現するか?」

 

文豪でもしなさそうな表現に、思わずツッコミを入れる創。しかし、澪田は一切気にせずに、五条に向けて遺憾の意を全身全霊で表現する。

五条はと言うと、ソレを黙殺し、話を軌道に戻した。

 

「君らに求めてるのはただ一つ。希望ヶ峰学園内で『頭に縫い目のある人間』を探して欲しいんだよ」

 

こんな風にね、と自らの額で漢数字の一を描くように、指を這わせる五条。

そんな人間が居ただろうか、と生徒や雪染は記憶の海へと潜り、悶々と唸る。と、そんな中、雪染がふと、思い出したように口を開いた。

 

「…神座出流像。ほら、フランケン像ってみんな呼んでる…!!」

 

神座出流。希望ヶ峰学園創立者にして、あらゆる才能を収めていたとされていた男。

神座出流像のトレードマークが頭の縫い目だったことから、別名「フランケン像」というあだ名がついていたはず。

そのあだ名は今もなお健在で、千秋たちも思い出したように各々声を上げる。

 

「………あっ!!たしかに、なんか頭に縫い目っぽいのあったよな!?」

「写真も縫い目があったっす!!」

「えっと…、その人って、創立した翌年に亡くなってるから…、その人と同じ縫い目がある人を探して欲しいんだと…思うよ?」

「「「あっ」」」

 

左右田、澪田、雪染の三人が、千秋の言葉に硬直する。

希望ヶ峰学園創立者たる神座出流は、一人の卒業生も見送ることなく没している。つまり、死後80年近くは経っている人間なのだ。

トンチをやってるわけじゃない、と千秋に諌められてしまい、小さくなる三人。

しかし、そうなれば気になることがある。

 

「その『縫い目のある人間』ってのは、神座出流の信奉者か何かなのかな?」

 

何故、呪術師が探している人間が神座出流と同じような縫い目を頭に刻んでいるのか。

狛枝の問いに、五条は手のひらを彼らに向けた。

 

「おっと。ソレは聞いちゃダメだよ。僕らにも答えられる範囲ってのがあるしね。

ただ、この二つだけは言える」

 

────ソイツは希望ヶ峰学園の上層部にいる。ソイツがいる限り、希望ヶ峰学園に未来はない。

 

♦︎♦︎♦︎♦︎

 

「じゃあね。あ、この話は他言しないほうがいいよ。お相手さんが殺しに来るからね。この場にいる面子は、全員顔が割れてると思っていいよ。

こんな死に方だけはしたく無いでしょ?」

 

五条悟が刺した釘は深過ぎた。

いつの間にか、呪術師側に住処を移した千秋は、創への懲罰で夜通しゲームに付き合わせると息巻き、五条悟と共に去っていった。

希望ヶ峰学園への帰路へ着く数人は、約2名を除いて酷く憔悴していた。

 

「…なぁ、九頭龍。ヤーさんの世界であんな死に方ってあんのか…?」

「見たことねーよ、あんな…、って思い出させんな、気分悪くなんだろ…」

「……私もその端くれではあるが、あんな殺し方が人にできるか、と聞かれれば否と答えるな。即死ではないだろうし、かなり苦しんで死ぬことになる」

 

その感情を名づけるならば、絶望というより『恐怖』だった。

呪いによる人死は、平安の世から今この時まで変わらず、さして珍しくも無い。

しかし、呪いが一般に認知されていた平安とは違い、秘匿されてしまった現代においては、その死は「理解不能な不条理そのもの」であり、受け入れ難い情報だった。

 

「……伊吹はショージキ、あんまり頭良く無いんでわかんないことだらけっすけど…。

それでも、このまま何にもしなかったら、みんなまとめて、あんな風に死んじゃうってことだけは理解できたっす」

「そんな、オーバー過ぎるわよ…。

ほら、あの人の情報がどこかしら間違ってる可能性とかは…」

「ないわよ」

 

珍しく後ろ向きな澪田の言葉に、雪染が気休めにでもなればと口を開く。

が。その言葉は呪いをそれなりに知っている菜摘によって否定された。

 

「日向が対処してくれてるからまだ人死が出てないだけで、予備学科校舎はいつ人が死んでもおかしくない場所らしいわ。

日向がアンタに小泉真昼を止めろって言ったのは、『小泉真昼が明日にでも呪い殺されてもおかしくないから』なのよ」

「えっ…!?小泉さんが、どうして!?」

 

雪染の驚愕に染まった顔に、菜摘は心底呆れたのか、深いため息を吐いた。

 

「アンタら超高校級が、他の誰にも恨まれてないとか声を大にして言える?

予備学科の劣等感も感じないでズカズカ入り込んでくる本科の生徒に対して、アタシ含めた卑屈な予備学科一同が何も感じない訳ないでしょうが。そう言う感情を元にして、あんな殺しが出来る化け物が生まれて来んのよ。

お兄ちゃんやペコちゃん含め、アンタらは誰かから常に呪われてる。謂わば、超高校級って称号は、呪いの親なのよ」

 

全部、日向の受け売りだけどね、と付け足し、自販機で買ったジュースを呷る菜摘。

超高校級の称号に向けられる嫉妬、羨望、劣等感、憤怒、殺意。菜摘はその全てを、創と呪いとの邂逅以降、真剣に見つめてきた。

故に、彼女は五条悟の語った言葉が冗談でもなんでも無いことを悟っていた。

 

「なんだ、予備学科がなくなればいいだけの話じゃないか」

「オイ狛枝…」

「だって、そうでしょ?予備学科なんている意味の分からない連中が、人類の希望たる皆の足を引っ張ってるんだよ?剰えそれを殺そうだなんて…烏滸がましいにも程があるよ」

 

いつものように薄寒い笑みを浮かべながら、ありったけの語彙を振り絞って予備学科を否定する狛枝。

予備学科に通う菜摘がいるにも関わらず、矢継ぎ早に口を開く狛枝を、冬彦が鋭く睨みつける。が、それは他ならぬ菜摘によって諌められた。

 

「そうね。今、こうしてアタシが苛立ってる今も、呪いは生まれてるわ」

「ほらやっぱり!」

「でも、『超高校級だけは被害者』なんて、誰が言ったの?」

 

その言葉に、狛枝の笑みが消える。

呪いは被害者、加害者の括り関係なく、ただ無差別に呪ってるだけなのだ。超高校級は狙われやすくなっているだけ。人に心がある以上、誰が悪いわけでもない。

日向創から散々聞かされた呪いの蘊蓄が、まさかこんなところで役に立つとは。

それすらも織り込み済みだったのかも、と一人思いながら、菜摘は続けた。

 

「呪いは加害者も被害者もない。アタシたちみたいに、呪術を使えない人間が無意識に産み落としてる。アタシも、アンタもね。

超高校級と予備学科なんて区別じゃ無いの。アタシたちみたいな呪いを使えない非術師が生きてる限り、永遠に生まれるんだって」

 

割に合わない仕事してるわアイツら、と呟き、菜摘は創の言葉を想起する。

尊敬する人が非術師の尻拭いで仲間が死んでいくのに耐えきれず、道を踏み外しかけたことがある。それこそ、希望ヶ峰学園を崩壊させることなど容易いまでの実力者が。

日向創が死に物狂いで説得を為さねば、希望ヶ峰学園は十年前に跡形もなく無くなってると話題の一つとして聞かされた時は、生きた心地がしなかった。

 

「だから、出来るだけ呪いが生まれないように、希望ヶ峰学園を変えなくちゃいけない。

設立されてしまった予備学科も含めて、ね。

あの目隠しや日向は言わなかったけど、私たちに託されたのは、『そういう学園に変えるための試練』なのよ。

そのために、頭に縫い目のある人間を探して、希望ヶ峰学園の膿ごと叩き出さなきゃいけないの」

 

頭に縫い目のある人間は、あろうことか希望ヶ峰学園の上層部に居る。

五条悟の話を鵜呑みにする気はないが、呪霊の言葉と足以外食い尽くされた死骸が、根拠としてある以上、信じざるを得ない。

排斥すべきは切るのが簡単な予備学科ではなく、むしろその逆なのだ。

 

「予備学科を嫌って原因扱いするのは勝手だけどね、排除するべき者を見誤らない方がいいわ。

受け皿の予備学科を排斥して、本校舎の方に呪いを移したいんなら止めないけど」

 

菜摘の目は、悲しいまでに現実を見据えていた。

 

♦︎♦︎♦︎♦︎

 

「九頭龍は上手く説得してくれたみたいだな。良かった」

 

耳に詰めたワイヤレスイヤホンを外し、ケースにしまう創。

何を隠そう、九頭龍菜摘に彼らのアフターケアを、携帯を使ってバレないように依頼していたのだ。その経過を見るために、菜摘と創の携帯の通話を繋ぎっぱなしにして。

千秋曰く、1番の不安要素であった狛枝も、こう言われては幸運を使った強行策に出ることが出来ないだろう。

呪術高専の寮へと歩く最中、千秋が口を開く。

 

「…さっきの日向くん、怖い顔してた」

「……今さっき話に出た奴じゃないが、縫い目とは、結構深い因縁があってな。五条先生たちが殺したと思ってたんだが」

 

思い出すのは、夏油を説得したあの日。

説得が成功し夏油が脱力した瞬間、頭に縫い目のある女が、彼を殺しにきたのだ。『呪霊操術を貰い受ける』などと宣いながら。

創がなんとか応戦したものの、体力の限界が近かったのか、数分で倒れ伏し。胸を貫かれた夏油を駆けつけた硝子が治し、同行していた五条と二人がかりでようやく渡り合えた程の強敵。

五条が奥義たる虚式「茈」を、夏油が残っていた呪霊とありったけの呪力を注ぎ込んだ極ノ番「うずまき」を同時に放ち、骨すら残さず殺したはずだった。

もしその女が生きていたとしたら。そんな想像をして、創は背筋が凍るような感覚を覚えた。

 

「…多分、一筋縄じゃいかないだろうな」

 

創は言うと、気を引き締めるように拳を固く握った。

 

「……それはそうと、クリアする10本は、一通り持ってるロックマンシリーズからランダムに選んでほしいな」

「…………その、ロックマンって一人用ですよね?俺もやらなきゃダメ?」

「ダメ。ハードとソフトとディスプレイ幾つも持ってるのって、日向くんとそういう競争するためなんだからね?」

「…はい」

 

そうだった。帰ったら嫌すぎる罰ゲームあるんだった。

好きな人と夜を明かすといえば聞こえはいいが、その実苦行としかいえないゲームとの格闘が待ち受けてることに、複雑な感情を込めた返事をする創。

しかし、好きな人がこれだけ自分を想ってくれているのだと思うと、不思議と元気が出てきた。

 

「あ。最初の一本は私でもコントローラー投げそうになるくらいのクソゲーね」

「五条先生助けてェェェエエエっ!!!!」

 

前言撤回。超高校級のゲーマーがコントローラーを投げるようなゲームに耐え切れる自信はない。

半泣きになりながら五条に縋るも、彼は創の顔を見て鼻で笑った。

 

「ははっ。ウケる」

「ウケてんじゃねーぞチクショォォォォォォオオオオオっ!!!!!」




七海千秋ですらもコントローラーを投げ出すクソゲーは原作世界にはない、この作品オリジナルのもの。その名も「クリスタル・ソードゲート」。略してもクソゲー。レビューは散々で「感度がいいのかわるいのかよく分からない判定のくせに細かい操作ばかり要求される」、「コマンドが五百通りもあるのが意味わからん」、「虚無」、「オープニング見るだけで不感症が治るくらいキレそうになる」、「ゲームと名乗ることすらゲームに失礼」とまで言われる始末。
七海千秋は何回かクリアしたが、その度血管はち切れそうなくらいイライラしてる。それでもまたやるあたり、生粋のゲーマー。

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