セラマニア難民少女兵団   作:朝比奈たいら

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第七話『セランピア襲撃(4)』

4月22~24日

〈訓練or事件ダイス〉

〈1D2〉=2

1.訓練

2.事件 〇

 

〈何の事件?〉

〈1D6〉=2

1.疲労

2.セラマニア隊本拠点で問題が 〇

3.第零特務隊に問題が

4.セランピアの町で問題が

5.小規模戦闘

6.中規模戦闘

 

セラマニア:本拠点で問題が起こったとの事ですが、前回の盗人の犯人が分かったりしました?

AI:セラマニア・リバティースの本拠点で起こった問題とは『窃盗事件』の事ですね。それでは説明します。

セラマニア・リバティースの本拠点である廃工場で、何者かに金品を盗まれる事件が起きました。盗まれたのは『現金』だけです。

セラマニア:「被害総額は?」

AI:およそ『100万ルピア』です。

セラマニア:普通に大泥棒じゃないですか!

残高が102万2千ルピアですから、ほぼ全財産ですよ! 普通に厳戒態勢を敷いてセラマニア隊は幹部会議です!

第零特務隊の皆さんには自力で訓練を続けてもらいます。

 

~残高~

102万2千ルピア-100万ルピア=2万2千ルピア。

 

セラマニア:「副官のヘカテリーナと、留守を預かっていたロナから説明を聞きます。最近の盗難事件の犯人に関して目星はついているのですか?」

ヘカテリーナ:「それが……」

ロナ:「私達も困っているんですのよ。最近、倉庫から盗まれる事件が多発しているのですわ。それで怪しい奴を捕まえたと思ったら、そいつはただの泥棒だったりして。本当に腹が立ちます!」

セラマニア:「小悪党は捕まえましたが、AKや100万を盗んだ大掛かりな盗人については分からないのですね。セランピアの町に通報はしましたか?」

ロナ:「えぇ、もちろんです! それでは、その小悪党の尋問でも始めましょう」

~少女尋問中~

ロナ:「小悪党が言うには、自分は大規模な盗難に関しては何も知らないとの事です。恐らく、この男達は金目当ての雇われでしょうね」

セラマニア半AI:「ふむ……そうですか。まぁ、どちらにしても、神聖同盟領の町で銃火器と大量の資金が盗まれたのですから、それなりの規模の組織が動いているはずです。まずは、その組織の捜索を優先すべきですね。そして……銃9丁ぐらいならともかく、100万ルピアとなると警備に問題があると考えていいです。これは物凄く重要で、私達の今後に関わってくるのですが……本拠点に居た者の中に、金庫の情報を漏らした者が居る可能性もあります。ヘカテリーナ、ロナ、あなた達は何か掴んでいませんか?」

ヘカテリーナ:「いえ……。特に何も」

ロナ:「わたくしも……」

セラマニアAI:「そうですか……では、他の皆さんはどうでしょうか?何か情報はありませんか?」

皆が一斉に首を横に振る。

セラマニア:「処罰やSL団の解散をチラつかせて、身内同士で疑い合うような事はしたくありません。

私達セラマニア隊は現場に居ませんでしたが、団員に指令を出せば現場に居なくとも犯行は可能です。

このセラマニア・リバティースに居る、私を含めた誰しもが犯人である可能性があります。

もちろん、身内が関わっていないとなればそれはそれで警備に大きな穴があったという事です。

この件については全力で対処する必要があるでしょう。

ヘカテリーナ、あなたはロナと共に再度本拠点の警備を、今度はリリスも付けます。

ネメシスとプレイン姉妹はいつもの装備で私の傍に。

私はこの件を町長とリシャールに報告し、敵組織の情報を洗います。

その他のメンバーは全員で拠点に居て、何かあったら動く前に連絡を下さい、いいですね?」

AI:「はい!」皆が返事をする。

 

セラマニア:敵組織の工作なら、リシャールと町長が情報を掴んでいるはずです。

まずはセランピアの町長に会いに行きます。

セランピア町長:はい、セラマニア様。何でしょう?

セラマニア:私達、セラマニア・リバティース本拠点にある現金100万ルピアが盗まれました。

4月2日には破壊工作とも思われるものも発生しており、AK9丁が奪われています。

神聖同盟の方で何か掴んではいませんか?

セランピア町長:「はい、セラマニア様。特に情報はありません」

セラマニア:「これだけの事となれば、明らかに何らかの敵組織の工作だと思うのですが」

セランピア町長:「その通りですなぁ……しかし証拠が無い。困りました……」

セラマニア:「リシャール大佐と連絡を取ってもよろしいですか?」

セランピア町長:「えぇ構いませんよ」

セラマニアAI:「もしもし?私です。実は………………という事がありまして」

リシャール:「それは本当か?」

セラマニア:「そちらでは、工作員や賊について何も掴んでないのですか?

私は神聖同盟軍ではありませんが……少なくとも敵はあなたが私達を支援している事に気づいているはずです。

その上でアーサーさん達アゼルシア王国の治安部隊にも喧嘩を売ろうとしている」

リシャール:「リベリオン隊はまだ作戦中だ、しばらく動けない。

町長に代わってくれ、セランピア警察と駐屯兵を動員して犯人を捕まえろ、ただし殺してはいかん、人質にしろ、いいな?」

セラマニア:「言われずとも、泣き寝入りする気はありませんからね」

町長に電話を代わり、警察や駐屯兵と連携して捜査をします。

……リザード団は警察や兵が対処せず、指名手配もされてませんでしたね。

もしかしたらあの人たちも神聖同盟の利益になってたのかもしれません、ボスと戦ってましたし。

まぁ今になってどうこう言う事でもありませんが……

本拠に帰還して、ヘカテリーナに警備の状態を聞きます。

ヘカテリーナ:「特に異常は有りません」

セラマニア:「身内に怪しい動きや、挙動が不審になっている者は?」

ヘカテリーナ:「居ませんね。ただ、最近妙な噂が流れています。何でも、何処かの部隊が壊滅したとか……」

セラマニア:「どこかの部隊、とは随分曖昧な表現ですね」

ヘカテリーナ:「昨日出た噂ですが、これはデマだと思います。私達の近辺ではそんな事は起こっていませんし、そもそも神聖同盟やその他の部隊が壊滅するような事があれば、もっと話題になっていますよ」

セラマニア:「流言としては随分雑ですね、まるで民兵クラスの……と見せかける罠かもしれません。SL団の団員は皆、そこらの民兵より良識があるのが救いです。流言飛語に惑わされず、かといって警戒を解かず、といった具合を保つよう私が言いましょう」

と言って部下に事情を説明する。

なおどっちにしろ来月には収入が入るのでお給料についてはさほど心配しないよう言います。

問題は敵が本拠に入り込んだ事なので、抜け道や警備の不備などを気を付けて、自分達の命を守れるよう行動しましょう。

訓練の仕事も中止して、私達も本拠で警備します。

隊員達の反応はどうですか?

AI:本拠点の戦闘要員や拠点要員達は今回の事件を受け、戦闘態勢を整えています。

本拠地の防衛設備はどうなっていますか?

セラマニア:以前建築したのは『機関銃陣地5』と『見張り台4』ですね。

全方位への警戒がなされている為、外から侵入するのは難しい……のですが、本拠は広い廃工場跡なので単独で一方向から潜入する事は可能でしょう。

内装は

1階:玄関ホール

2階:キッチン

3階:寝室 (セラマニア)

だったはずです。

どの階にも廃工場跡の工具や設備があるはずですね。

ロナに「小悪党はどこから侵入しましたか?」と聞きます。

ロナ:「あの小悪党は窓の格子を壊して入ったみたいですね」

セラマニア:「普通に突破してきたのですか。この元廃工場、地下に通路か何かはあります?」

ロナ:「あるはずですけど……ちょっと探してきますね!」と言って、その場を離れます。

セラマニアAI:「頼みましたよー」

ロナ:「あ、そういえば、ここの警備システムってどうなってるんですかね? もしかしたら誤作動してたりとか……?」

セラマニア:「人力で警備してるだけなので、システムとかは無いです。もし古い監視カメラとかあったら復旧させたいですね。

ああそういえば、100万ルピアが盗まれたのは誰が気づいたのですか?」

ロナ:「私とヘカテリーナさんでしたね」

セラマニア:「その時、警備の状態はどうでした?」

ロナ:「私が夜勤当番でしたので、その日は二人体制でした」

ヘカテリーナ:「確か、もう一人はリリスだったかと」

セラマニア:「ロナとリリスが指揮を執っていて、一般兵の警備の様子は?」

ロナ:「いつも通りですわね。不審な人物も見当たりませんし、怪しい動きをしている者もいませんでした」

リリス:「あたし達、仕事してたよ!」

セラマニア:「じゃあロナは数名の護衛を連れて地下通路、隠し通路が存在しないか探索を」

その後、隠し通路みたいなものはありましたか?

AI:拠点に隠し通路はあります。

セラマニア:詳細をお願いします。

AI:セラマニア・リバティースの本拠点である廃工場で発見された隠し通路とは『地下にある秘密の部屋』の事です。

AI:その部屋には大量の武器と、工場の記録が残っていました。部屋の端末で過去データを読む事が出来ます。ただし、パスワードが必要です。

セラマニア:ロナ達に「踏み荒らさないで下さい! 賊が出入りしたかどうか調べます! と言います」

その秘密の部屋には、最近誰かが出入りした痕跡はありますか?

AI:はい。部屋の入り口付近の床に足跡が2つ有りました。入り口のドアの辺りに、靴跡が一つ。もう一つは、机の下の方にあります。

セラマニアAI:では、「この扉から入った事は間違いありませんね?」

AI:はい。間違いないでしょう。

セラマニア:生活用品にカメラとかありますかね、無ければ買ってもいいです。

写真を撮りつつ、ネメシスとプレイン姉妹を伴って警戒しながら部屋に入ります。

セラマニア隊は地下の部屋の近くで待機してもらい、一般兵達は拠点警備を続行。

部屋に入ったら周りを見渡し、怪しいものが無いか確認した後に机の下を調べます。

AI:「何も見つかりません」

セラマニア:机の下に足跡があるという事は、椅子に座っていたのかもしれません。

椅子に座った形跡があるか調べます。

AI:椅子に座った形跡はありました。

セラマニアAI:この部屋に何か仕掛けられているかもしれません。壁も床も天井も含めて徹底的に調べましょう。

AI:「特に異常はありません」

セラマニア:隠し部屋も無いですか?

AI:隠し部屋は見つかったが、犯人は見つからなかった。

セラマニア:ん? この部屋以外の隠し部屋はありましたか?

AI:ここの部屋には隠し扉があるようです。

セラマニア:あるじゃないですか! 調べて警戒しつつ開けます。

AI:では、あなたが部屋の奥の壁を開けるとそこには階段があった。

階段を降りていく。地下へ続く螺旋状の石造りの階段だ。

その先には鉄格子の扉があり鍵がかかっていた。

セラマニアAI:……ここは?

AI:扉の鍵はかかっています。

セラマニア:鉄格子の扉の先から物音や声は聞こえますか?

AI:何かが聞こえるような気がしました。

セラマニア:9mm機関拳銃はサイオンザ・アヴァロンの備品なので持ち帰りはしていません。

VSSは消音中距離狙撃銃なので室内戦には不向きですが、AKよりは(私は)使いやすいのでこのまま突入しましょう。

エレクトリカと他数名の兵にシールドとボディーアーマーを届けさせます。

そして一般兵にアーマーとシールド、拳銃を持たせてフラッシュバン投げて突入します。

届くまで待機して、兵が到着したら鉄格子の鍵をショットガンで壊して突入です!

AI:鉄格子の鍵を壊すと、扉の奥からは男が一人出てきました。男は両手を挙げています。「助けてくれ!」

セラマニア::「動くな! 手を後ろにやって地面に這いつくばりなさい!」

AI:男の動きは止まりました

セラマニア:「這いつくばれと言った! 奥に何人居る!」

男:「ひいいい! 三人です! 三人居ます!」

セラマニア:「エレクトリカと兵一名、そこに残って男の監視と退路の確保、不審な動きをしたら迷わず撃って。

残りはシールドを構え、セラマニア隊はその後ろから射撃と投擲態勢!」

シールドを構えた兵士数名……4人くらいですかね、それらと共にフラッシュバンを扉の奥に投げてから突入します。

扉の先はどうなっていますか?

AI:閃光弾を放り込んだ扉の先には、3人の男女がいました。

閃光を受けて、目を覆ってしゃがみ込んでいますね。

セラマニア:「脚を撃て、シールド持ちは確保! 確保!」

と言って脚撃った後に盾で殴らせて全員確保します。

AI:3人の敵は血を流しながら床に倒れていますね。

セラマニア:「答えたら治療してやる、残りは何人だ!」

と聞きます、これで全員のはずですけど。

AI:敵の人数はこれで全員ですね。全員捕まえましたよ!

セラマニア:医者のスーニャと手伝いをプレイン姉妹に呼んで来てもらいます。

もちろん倒れた敵に聞こえるように。

助かる事を示唆しつつ、「お前達は何者です」と聞く。

AI:敵は全員気絶しています。

セラマニア:死なない程度に叩き起こします、傷口を蹴り飛ばす。

敵:起き上がる。「うぐっ、いてぇ!」

セラマニア:「もう一度聞く、お前達は何者だ。答えなければお前達を警察に渡す事なく、兵達の好きにさせる事になる」

敵:「な、なんで俺達がこんな目に……」

セラマニア:拳銃(P230)を口に突っ込みます

敵:「ひぃ!? わ、わかったよ。言う、言います! 俺達は金が欲しかったんだよ!」

セラマニアAi:「ほぅ? 何故?」

敵:「……実は俺達は元々孤児でさぁ。

スラム街に居たんだけど、ある日に『アーシャ・ラピスラズリ』って会社に拾われたんでさ。

で、そいつらは『お前らみたいなのは、社会のお荷物なんだよぉ! 俺達が有効活用してやるぜぇ!』とか言って、俺達に仕事をくれて、飯も食わせてくれた。

そうやって何年か働いてたら、ある日突然、そのリーダー格の男と女が、どこかへ消えちまった。

そして俺達はその日のうちに、別の組織に拾われた。

今度の仕事は、この廃工場に忍び込んで、お宝を頂戴するって仕事だった」

セラマニア:「お前達を雇った、その別の組織とは何だ?」

敵:組織の名前は『アーメリア』だ

表向きにはただの盗賊団だが、裏では人身売買をしてるらしい。

今は金儲けより、戦力増強の為に動いてる。

アーメリアのボスは、その道で有名な傭兵だったって話だ。

セラマニア:「何故我々の拠点を狙った、我々が神聖同盟である事と関係があるのか?」とブラフをかける。

敵:神聖同盟か?関係無い、金が欲しかっただけだ!

セラマニアAI:「我々はセラマニア・リバティースだ、貴様はセラマニア・リバティースを知っているな」

敵:セラマニア・リバティース…………聞いた事がある、セラマニアの連中に捕まると殺される、助けてくれ!!

セラマニア:「私達を何だと思って……いえ、盗賊狩りだから盗賊に恐れられるのは当然ですね。

あなたが助かるかは情報次第です。

この廃工場の地下室はどうやって知った?」

敵:「俺らは金が欲しかっただけだ。もういいだろ!」

セラマニア:もう一人男と女が居るはずですけど……男の方を拳銃で撃ち殺して、女の方に銃を向けます。

「喋らなければ順番に殺していく、次はこいつです」

と言って矛先を女に変えます。

敵女:「助けて下さい!何でもしますから!!」

「この廃工場の地下室をどうやって知った、答えなさい」

敵女:「知らない!本当だ!」

セラマニア:「嘘ですね」

敵女:「ちっ違う!本当に知らない!」

セラマニア:嘘はよくない、といって即座に撃ち殺したいところですが……リシャールに捕らえろとの指示も受けているんですよね。

「ではあなたの身柄は専門家に引き渡しましょう、楽に死ねるとは思わない事です。

 ……それで? あなたは五体満足で帰りたいですか?」

と言って相手の撃たれた脚を踏みつける。

敵:「ぎゃあぁああ! うわー!」と叫ぶ。

相手は涙目でこちらを見つめる。

「……分かったよ。話すから殺さないでくれ……。頼む……」

セラマニア:「話してください」

敵:「こ、この場所を知ったのはただの偶然だった。ある日、俺はこの町で商売をしていた。ある夜、ふと、裏路地で何かの音がした気がしてな……。

気になって覗いてみたら、あんたが男を叩きのめしているところを見つけた」

セラマニア:「……ああ、私達がこの町に来たばかりの頃ですね……宿までついてきて私を襲おうとした男……」

まぁ、実際は誘惑して追いはぎしただけですが。

敵:「そいつが所属していたのがこの組織だったってわけだ」

セラマニア:なるほど、5万ルピアも持ち歩いてる金持ちだと思ったら盗賊だったのですか。

「元々ここを占拠していたリザード団との関係は?」

敵:「リザード団?あぁ、あいつらはな、俺たちと利害が一致したんだよ。それで一時的に協力してたが、すぐに決裂したよ」

セラマニア:「この地下室は、元々リザード団の物だったのですか?」

敵:「いや、元々は俺らの所有地だぜ! でも、ちょっと前までは、こいつらに占拠されてたけどな!」

セラマニア:「この廃工場はアーメリアの物であったが、一時的協力者であったリザード団に奪われたと。

では、上にある端末のパスワードはあなたが持っていますね?」

敵:「ああ」

セラマニア:「盗んだAKと、100万ルピアもここにありますか?」

敵:「ああ、あるとも」

セラマニア:「場所を教えなさい」と言ってAK9丁と100万ルピアを回収します。

敵:「分かったよ」

AI:回収完了です。

セラマニア:敵を治療し、町長に連絡して搬送準備をしつつ、聞きだした端末のパスワードを入れて内容を見ます。

多分アーメリアとの交信や活動記録が残っていると思いますが。

AI:端末のデータには、アゼルシア王国で頻発するテロ組織の活動記録などがあります。

セラマニア:えっ、それってデヴァステイター関連ですか?

AI:そうです。どうやらアーメリアとデヴァステイターの関係性は深いようですね。

セラマニアAI:えーっと、デヴァステイターのアジトの場所とかわかりますか?

AI:ちょっと待ってください……データにアクセスします。

ヒットしました。デヴァステイターのアジトですが、この地図を見て下さい。

はい。ここですね。セランピアの町から20キロ程離れてますね。

地形は砂漠地帯で、オアシスがあるぐらいですね。

セラマニア:セランピアの町周辺は森林が多かったのに、そんな近くに砂漠があるのですか。

AI:そうです。砂漠地帯なので、夜になると冷え込みますよ。

セラマニア:デヴァステイターのアジトはオアシスにあるのですか?

AI:いえ、砂漠のど真ん中にあります。砂漠に穴を掘って、そこに拠点を作っています。

セラマニア:後で地図を印刷しておきましょう。

そしてアーメリアについての情報はあります?

AI:アーメリア盗賊団のリーダーの名前は不明。構成員は不明。

拠点の位置に関する記録はありません。

この盗賊団は、様々な町に現れては、盗み、殺人、強姦などの犯罪行為を行っています。

また、金品だけでなく、若い女性も誘拐し、身代金を要求することもあります。

リーダーの名前は不明ですが、他の団員からは『頭領』と呼ばれています。

セラマニア:端末から逆探知をかけたいのですが、リスクの方が大きいですね。

町の駐屯兵やアーサー達の部下を借りるにしても、本拠点に他人を入れたくないです。

ここにある通信施設は全部遮断しましょう。

生き残った捕虜3名と端末内にあるデータはアーサーとリシャールに渡します。

AI:「この端末はどうしますか?」

セラマニア:この端末、パソコンですよね? ネットワークから全部切り離して置いておきます。

いや……いっその事壊しましょう、データはコピーした上で端末を工具でぶち壊します。

何が入ってるか分からないPCを使いたくはない。

ただ、ハードディスクは残して金庫に隠しておきます。

AI:端末を破壊し、捕虜をアーサーとリシャールに引き渡しました。

リシャール:「よくやった、ご苦労だったな。報酬だ」

100万ルピアを手渡しました。

セラマニア:手渡し……町長から貰った事にしますけど……

「良いのですか? 今回のアーメリアは、デヴァステイターと繋がっているだけの単なる賊だと思いますが、こんな大金を」

リシャール:「構わんよ、彼らは放っておくと面倒事を起こしそうだしね、早めに芽は摘んでおかないと」

そう言って、リシャールは薄く笑う。

セラマニア:リベリオンが別方面に居る今、私達がやるしかないというわけですか。

分かりました、確約は出来ませんがアーメリア盗賊団を見かけたら潰しておきましょう。

名のある傭兵が指揮を執っているという事ですが、心当たりは?」

リシャール:「……いや、ないな」

セラマニア:「今回捕まえた捕虜は元アーシャ・ラピスラズリの従業員で、盗賊団に鞍替えしたとの事でした。

もしかして、彼の言うリーダー格の男女二人が行方不明になったというのは、

リベリオンが今対応している行方不明幹部の事ですか?」

リシャール:「そうだ、二人共優秀な部下だったのだがな……」

セラマニア:「いやまだ死んでないでしょう。ちゃんと仕事をくれてたという話ですし、上司が居なくなった後の部下は悲惨ですよ、助けた方が良いです」

リシャール:「もちろんそのつもりだ、だが今は目の前の敵を何とかしなければならん、君も分かってくれるだろう?」

セラマニア:「そうですね、私は私の方で対処します」

電話を切り、諸々の処理に一日二日を費やして訓練に戻りましょう。

SL団の皆には警備は気を抜かないようにしつつ、数名でローテ組んで廃工場の再探索を頼んでおきます。

後、監視カメラを買いましょう。

拠点内と見張り台の死角に監視カメラを買うとして、いくらかかりますか?

AI:監視カメラの値段は『10万ルピア』です。

セラマニア:それ、専門的な奴ですよね。

今のところ民間向けの安いカメラで構わないのですが、多分AKと同じ5000くらいで一個買えません?

AI:『10000ルピア』です。

セラマニア:ではそれを……十個買って、外と中に取り付けるよう指示出しておきます。

もちろん金庫や3階の私の自室……多分セラマニア隊も近くに居るでしょうけど、そこにも。

足りないかもしれませんが今はこのぐらいで、いずれ第二拠点とか出来たらお古はそっちに当てましょう。

アラームとかは廃工場のサイレンとか火災報知器とか使えませんか?

AI:「使えます」

セラマニア:では暫定的にそれで。

流石に今の段階でセントリーガンを大量に作る金は無い、フォールでアウトなアイツじゃないので。

第零特務隊の自主訓練を確認して次に行きましょう。

 

〈1D2〉=2,2

セラマニア隊 → 無し

 

リリアンヌ →2%上昇

第零特務隊 →2%上昇

 

 

~残高~

2万2千ルピア+100万ルピア(奪還)+100万ルピア-10万ルピア

=192万2千ルピア

 

 

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