――第八話――
セラマニア:前回は一か月間訓練と対テロをしてましたが、今回はどうなるのでしょうか。
まずは時間など経過させるものかダイスを振りましょう。
4,4
セラマニア:1時間と×5が出たので……前回の戦いから5時間後!
戦闘後事後処理から5時間が経過しています。
町の様子を見る前に拠点と団員の損害を再度確認しましょう。
医者のスーニャに負傷兵の確認をします。
我らセラマニア・リバティースの一般兵が5名軽傷を負い増したが、どんな感じですか?
AI:医者のスーニャによれば、SL団一般兵5名の軽傷者の具合は『打撲、擦り傷、切り傷』だそうです。
医師のスーニャが治療に当たっていますね。
セラマニア:銃創を負った者が居なくて何よりです。
この分だと骨折とかまではいかない程度の、医学的『軽傷』ですらない、かすり傷程度の損害ですね。
拠点の損害はどうですか? RPGの直撃とかは無かったはずですけど。
AI:SL団本拠点の廃工場の損害は少なく、『ガラス窓2枚割れただけ』、『床板1枚の焦げ跡』です。
セラマニア:いやいやいや! さすがにそれは少ないにもほどがあるのでは!?
AKとRPGとグレラン持ちに襲撃されてその程度の損害はありえないと思うのですが、何か原因が?
AI:
はい。まずAKとRPGに関しては、セラマニアさん達の拠点である廃工場に突入前に全て破壊しました。
敵のグレネードランチャー持ちは
RPGの直撃を受けて即死していましたね。
そして敵の襲撃を察知したセラマニアさん達は即座に応戦して、AKやRPG等の銃器で武装した敵を全員射殺しています。
セラマニア:確かにそう指示は出しましたね。
あの時の敵もだいぶ混乱していましたし、やられる前にやれたという事でしょうか。
町中でRPGで敵を吹き飛ばしていたら……とは思いますけど、一発でも誤射したら戦犯どころかただの民間の犯罪者ですからね。
その点テロリストは市民ごとバンバン撃てるのでズルいです。
AI:セラマニアがテロリストだった場合、同じ事をしますか?
セラマニア:まぁ最初はそうするつもりでしたし、相手の都合はともかく相手にとって効率が良いやり方というのは納得します。
後先考えず吹き飛ばすのが許されるならそうしますが、前回それやってたら町人全てを敵に回した上に背後関係洗われて終わりでしたからね。
AI:では、リシャールをどう思いますか?
セラマニア:明らかなラスボスが自分の師匠兼保護者って感じなのでどうしましょう。
殺すに殺せないし、やったら国外逃亡ルートに行くだけですけどAIさんが突発イベントぶち込んでこない事を祈ります。
AI:私のシナリオ傾向はランダム要素が強いので大丈夫ですよ。
セラマニア:何一つ信用出来ない!
AI:ちなみに今回のシナリオは『セラマニアが神聖同盟のリシャールと密約して、リシャールの勢力を強化する話』です。
セラマニアを裏切ったリシャールはセラマニアによって殺される予定です。
セラマニア:以前も「盗賊団残党と戦う話」と言いながらも実際はリシャールが雇った帝国兵相手だったじゃないですか、騙されんぞ(真顔)。
というかそういう重い話の前にさくっとお金稼ぎたいです。
現在は4月30日の夜だと思いますけど、この戦闘後の混乱でお給料を丸々渡したくないですね。
むしろ被災者保護とか色々やる事ありますが……
まず、先月は全員に750ルピアと500ルピアのお給料を払ったわけですが、実質これは娯楽費でしたよね。
リバティースの団員達はこのお金を何に使ったかアンケートを取りたいです。
「個人の特定はしませんが、何を欲していて、何が足りてないのかを知りたいです」と言ってアンケート取ります。
AI:SL団員達によれば、給料の使い道は『ギャンブル』『女を買う』等が多かったそうです。
ちなみにそのメンバー全員女性で、皆美人です。
男性陣は基本的に『武器』と『弾薬』を買いましたね。
セラマニア:待って♡ 何かがおかしい♡
AI:ギャンブルや女にのめりこんだ女性団員達はこう供述しています「だってお金が無いんだもん!」
セラマニア:「そりゃあ一番お金を浪費して何も残らない使い方ですからね!?
そういうのは止めましょうって最初に注意したじゃないですか!」
女性団員達:「ごめんなさい」
女性団員A:「私もちょっとやりすぎちゃったかも……反省してます。本当にすみませんでした。申し訳ありませんでした」
女性団員B:「まぁ良いじゃねえか! これから気をつければよ!」
セラマニア:「エレクトリカぁ! リリスぅ! これあなた方が変に『娼館行こうぜ!』とか誘ったんじゃないでしょうね!」
エレクトリカ:「違ぇよぉ!」
リリス:「そうだよ!あたし達はそんな事言ってないから!」
セラマニアAI:「本当ですか?」
リリス:「信じて♡」
エレクトリカ:「本当にやって無いんだけどなぁ……」
セラマニア:「なら私達の悪い部分を真似する団員が居るので、そういうのは止めるよう注意しましょう。
……というかそういうのがしたいならまず私の所に来るべきでは?
皆私とタダで(意味深)なことをすればいいのに」
女性団員:「団長~!」
女性団員B:「俺もお相手するぜ!!」
女性団員C:「いや待て! ここはまず僕からだろ!?」
女性団員D:「団長!! わたしはどうですか?」
女性団員E:「団長!」
セラマニア:「はっはっは、落ち着いて、皆で仲良くしていきましょう。
……自分で言っててリシャールみたいなので吐き気がしてきますね!
ともあれ兵のギャンブルと娼館通いは完全禁止にはしませんが、怖さと無益さを教えていきましょう。
それよりも男性団員が武器と弾薬を買ってるという事ですけど……やっぱり新武器は必要ですかね。
彼らもプライベートで身を守る必要がありますし、お給料を装備に注ぎ込むのは私の本意ではありません。
個人的な銃器カスタムならともかく、防弾装備などはこの際全員分に支給しましょうか。
でも装備を買う前に、前回の私の演説内容だとあれ、今回の難民が押し寄せてきそうなんですよね。
給料と装備の調整前に、難民が来るかどうか聞きたいですがどうですか?
AI:前回、町でテロリストの戦災に遭った被災者がセラマニアの演説でSL団へ保護を求めるかどうかは
テロ被害者の人数によりますよねぇ。
では、その辺をちょっと設定しておきましょうか。
セラマニア:直接的な負傷者はともかく、家や家族を失って駆け込んでくるタイプの被災者や、
自分も戦いたいという志願兵が出てくるのではないでしょうか。
AI:ならば被災者タイプで保護を求めてくる人数は『30人』にしましょう。
戦いたくて入って来る志願兵の数は『50人』ですね。
セラマニア:さすがに多すぎて対処しきれない……というか難民の集まりで志願兵の方を大量に受け入れると色々な部分の格差がまずいので、
志願兵に関してはちょうど駐屯兵の死傷者と同じですしそっち側に行きませんかと説得します。
もちろん、それでもセラマニア・リバティースに入りたいというのなら止めませんが。
AI:セラマニアが話した結果、駐屯兵へ鞍替えする人数は『20人』になりました。
セラマニア:それでも30人+30人ですか……一応全員に志望動機的なのを聞いておきます。
AI:全員一致で「自由になりたい」だそうです
セラマニア:私自身が自由でも何でもないんですよねぇぇ!
……実のところ、リバティースは上層部のごたごたやなんやかんやがあるので
「内戦を止める為の戦いをする可能性が高い、あなた方が思うような本当の自由や命の保証は無いです」と言う。
AI:全員が「それでもいい!」と。
セラマニア:まずい、民心掌握の影響が悪い意味で出ている。
昔ならともかく、今団員達が実力倫理共に成長した段階で口だけ達者なトーシロを集めるのは利益が無いのですけど……
でも自由と難民の為に戦いたいというその気持ちを否定するわけでもないです。
難民30名と志願兵30名、セラマニア・リバティースで面倒見ましょう。
ただし最初に払うお給料は100×30日分の3000ルピアです、満額前払いはしませんが、これで最低限やりくりしてください。
主に命を守る為の服とか靴とか買うと良いですよ、ウチの被服科になる予定の元奴隷に聞いて下さい。
全員のお給料を……
750×30=22500×37=83万2千5百。
500×30=15000×64=96万。
100×30=3000×60=18万。
足して197万2千5百です。
~残高~
410万2千ルピア-197万2千5百=212万9千5百ルピア
~追加人員~
セランピアテロ難民30名
セランピア志願兵30名
合計60名
総計162名
セラマニア:人数が増えた分次回から正規のお給料の必要があるので、
リシャールやアーサーから大きな依頼を受けないと赤字なんですよね。
でもそんな大規模な戦いばかりしたくないので、今回は楽な仕事をちまちましたいです。
長い戦いが続いたのでサクっと一日二日で軽いバトルをしましょう。
AIさん、そこのとこよろしくお願いします。
AI:はい、わかりました。
ではセラマニアをリーダーとした、SL団の皆さんには簡単な仕事を受けて頂きます。
セラマニア:はいなんでしょう。
AI:今回の依頼は『セランピアで発生した強盗事件を解決して欲しい』とのことです。
事件の概要はこうです。『セランピア』の銀行を襲った三人組の男がいます。男達は銀行の職員を人質にとり、金を要求しています。
この三人組の男達というのは実はギャングなのですが、その事実を知らない町の人々は、警察ではなくセラマニア・リバティースに依頼したのです。
セラマニア:火事場泥棒のタイミングを間違えて戦闘後に強盗したギャングが、テロリストの残党と間違われて掃討依頼が出されたってところですかね。
そのギャング達はまだ銀行内に立てこもっているのですか?
AI:はい。まだ銀行の中にいます。
セラマニア:念の為町長と警察に連絡を取って、警察の指揮下のもとで対処しましょう。
何かあってもSL団の責任じゃないです。
そもそも警察の仕事なんて無血でも死人が出ても叩かれるお仕事ですからね、正直人質救出とかやりたくないです。
でもそういうわけにもいかないので現場に向かいます、拠点の整備と武器補充は後回しです。
リリスや帝国兵さん達を残して96式ⅡB型でセラマニア隊全員で向かう。
警察はもう到着してると思いますけど。
AI:警察は待機中。
警察の方々は「我々は貴方方の指示に従います」と言っています。
セラマニア:「逆です! 我々は警備や盗賊退治をする団体なので、町長の私兵でも何でもないですから!
警察の指示に従って、必要ならば傭兵として手を貸します」
セランピア警察官:「了解しました。必要なら要請します」
警官B:「ありがとうございます。助かります」
セラマニア:事の成り行きを見守りつつ、警察官に状況を聞きます。
「犯人の要求と所属は?」
警官:「犯人は男3人。要求は……『この場で自害しろ』『さもなくば人質を殺す』とのこと。所属は不明。
セラマニア:まったく意味が分からない要求なんですけど、警察に恨みがある反社会的なテロリストか何かですか?
警察と犯人の会話を聞きます。
強盗:「俺達はお前らのせいで人生めちゃくちゃだ!死ね!」
セラマニアAI:えぇ……。
警官:「それは申し訳ないと思っています。ですから我々もあなた方の為に最善を尽くしています」
強盗:「嘘つけ!じゃあなんで俺たちはこんなことしなきゃならねぇんだ!?人質まで取ってよぉ!」
セラマニア:開き直り方がヤバイですね、でもこの人達難民か何かじゃないでしょうか。
「ちょっと私が交渉してもよろしいですか?」と警官に聞く。
警官:「え?い、いいですよ……」
セラマニア:「あー、あー、私はセラマニア・リバティースのリーダー、セラマニアです。
先程の戦いでは意図的に民間人を殺戮したテロリストと戦いました。
テロリストは町中で爆発物を使用し、民間人を盾にして我々が撃てないよう仕組んだのです。
それをあなた方は知っているはずなのにもかかわらず、人質を取るしかなかったというのならよほどの事情があるのでしょう。
もしよろしければ、警察ではなく難民保護集団である私に話してもらえませんか?」
強盗:「……わかった。話す」
強盗達は話し始める。
セラマニア:やっぱり言い方って大事ですね。
ここで「人質なんか取りやがって、お前もテロリストか!」なんて煽ったら人質殺されますからね。
平和的な話し合いは大事です。
AI:強盗達がこのような事をしている理由を語る。
彼らは元々は神聖同盟の軍に所属していた仲間だったらしい。
しかし、ある事件をきっかけに意見の相違により袂を分かつ事になったそうだ。
そして別々の組織に所属する事になり、戦争になった。
彼はその戦いの中で多くの仲間を失ったというのだ。
彼には守るべき家族がいる。だから金が必要なのだという。
セラマニア:「一つ聞きます、これはテストでも無いですし単なる事実確認です。
あなた方は先ほど戦ったテロリスト達とは関係があるのですか?
それとも混乱に乗じて火事場泥棒を行おうとした者ですか?」
強盗:「……」
セラマニア:「これはテストでは無いと言いました、返答によって対応が変わるというわけではありません」
強盗:「分かった、言うよ。俺達は無関係だ」
セラマニア:「あなた達は先ほど、テロリストと戦いましたか? もしくは町民の避難を支援するなどの行いを少しでもやりましたか?」
強盗:「……」
セラマニア:「やってないのであれば、強盗を行う力を持っていながら、私達のようにテロリスト退治の仕事を請け負うわけでもなく、
守りたい家族が居ると言いながら市民を避難させるでもなく、それどころか市民に危害を与える側に回っている。
力の使い方次第でいくらでも金を稼ぎ、真っ当な道に行けたというのに何故こんな事をするのですか」
強盗:「金が欲しいからだろ。テメエこそなんなんだ? いきなり現れて正義の味方気取りかよ!」
セラマニア:「あなたが正義のヒーローになれたかもしれないのですよッ!」
強盗:「俺はヒーローなんかじゃねえ! ただの悪党だ!」
セラマニア:「それはその道を選んだからです。
命の危険性という意味では強盗もテロリスト退治も銃弾の前に身をさらす以上大して変わりありません。
ですがあなた達は敵と戦う事ではなく、市民から奪う事を選んだからこうなっているだけの話です。
ならばやればいいじゃないですか!
武器を捨てろとは言いません、構えたままでいいからそのまま私の所へ来て下さい。
私はセラマニア・リバティースのリーダー。
難民と弱き者に居場所を与える集団です」
強盗:「なあ……俺達さ、このままじゃ駄目だと思うんだ」
強盗B:「ああ……」
強盗A:「……そうだよな。こんな事を続けてちゃいけないんだよ!」
強盗C:「うん……だから、今日限りで辞めようと思うんだ」
セラマニア:「決まりましたか? ……警察の方、撃たないで下さい。
強盗さん達、あなた方にやるべき事があり、金や真っ当な仕事に困っているというのなら、あなたが居るべきところはそこではありません。
銃は持ったままで構いません、こっちに来て下さい」
強盗:「あぁ……」
AI:強盗達はセラマニアについていく。
セラマニア:人質は解放されていますか?
AI:いいえ。
セラマニア:強盗さん達に「テロリストと同じ末路を辿るより、私達と共に過ごす方が遥かにマシですよ。あなた達の銃は取り上げませんから、一般市民に手を出すのは止めて私達の拠点に行きましょう」と言う。
強盗:「…………分かった」
AI:強盗達は人質を解放し、セラマニアに従ってついていく。
セラマニア:狭いですけど96式に乗せて、拠点まで帰りましょう。
警官達には「この人達に関しては、後々町長にお話しするので少し待ってもらえませんか」と言う。
警官:「分かりました」
警官達はセラマニアを睨みながら立ち去る。
セラマニア:まぁ普通なら銀行強盗保護するとかやっちゃいけないですよね。
警官達に恨まれるのも怖いので、強盗達が96式に乗ったのを確認してから警官達に
「あの人たちは神聖同盟の敵対組織について情報を知っている可能性があります、そういうのを聞き出そうというのです」と警官に耳打ちする。
警官:「えぇ……? そうなんですか?」
セラマニア:「人質を殺されもせず情報も聞き出す、丸く収まる方法ですよ。
それとも民間人を巻き込んで強盗と銃撃戦でもしたかったですか?」
警官:「いやぁ……そんな事はないですけど」
セラマニア:「ならばそういう事です、後で町長にはちゃんと話しておきます」
警官:「分かりました、あなたを信じましょう。よろしくお願いします!」
セラマニア:チョロあまですね! ここは自分達でとっ捕まえて、大ごとの無事解決を自分の手柄にするところですよ警官さん。
まぁそれはそれとして、96式の中で強盗に「神聖同盟を離れて敵対組織に入ったという事ですけど、どこの組織ですか?」と聞く。
元強盗:「ルキニア帝国だ。俺はルキニア帝国の為に働いてた」
セラマニア:「神聖同盟はルキニアと表立って敵対してるわけではありませんけど、保守派にでも入ってたんですか?」
元強盗:「ああ、そうだ。帝国の保守派は『自由経済主義』だからな。俺達は自由市場を護ってるんだ」
セラマニア:「神聖同盟を辞めた理由は、何が合わなかったのです?」
元強盗:「そりゃあ……色々さ。だが一番の理由を挙げるとすれば……あいつらは金儲けしか考えてねぇ。金さえ儲かればそれでいいと思ってやがる!」
セラマニア:「自由経済の主義者が、資本主義を否定すると?」
元強盗:「違う! そうじゃねえ。ただ、もっと自由でなきゃならねーんだよ。どこもかしこも貴族主義だ。
貴族が平民を支配する。それが国の伝統であり、文化なんだ! だが、それじゃ駄目だって俺は思ってる。国の未来はどうなる? 戦争ばっかりして、人を殺すだけの国に未来はあるのか!?」
セラマニア:「平民が自由に、争わず暮らす社会を作る為に帝国へ行ったと。
でも保守派はマルス・エルムを筆頭にする貴族主義だと言われていますが」
元強盗:「ああ、そうだ。俺達は貴族をぶっ潰すつもりだった。だから革命軍に参加したんだ」
セラマニア:「革命軍?」
元強盗:「帝国に反旗を翻した連中さ」
セラマニア:「帝国保守派に所属していながら、革命軍にも通じていたと?
ならば先ほどの強盗は革命軍の資金を集めるためのものなのですか」
元強盗:「……まあな、金が必要だった」
セラマニア:「……ちなみに、帝国保守派と敵対している神聖同盟のリシャール・ド・ビアン大佐についてはどう思います?」
元強盗:「あん? あんなやつら、ただの犬だよ。飼い主を噛んだりしねぇよ。それより、俺達はお前さんみたいな女の方が好きだね。一緒に来ないか? なんならそっちのお嬢ちゃん達もだ」
セラマニア:「いきなりナンパは関心しませんね。私達はか弱い難民少女ですよ」
元強盗:「お堅いなぁ。こういう時は雰囲気で決めるんだよ。分かるだろう?」
セラマニア:「後悔しますよ、拠点にも美人さんは居ますからね」
と言って拠点に帰還します。
リリス「おかえりセラマニア! 無事で何よりだね」
セラマニア:「ええ、上手くお話で解決出来ました」
と言いつつ、ヘカテリーナに「あの元強盗達を捕らえて町長経由でリシャールに引き渡します。本質的に盗賊なのは治っていませんし、反帝国革命組織なんてリシャールにぶん投げるべき担当です。皆に伝えて下さい」と耳打ちする。
そして指令が行き渡ったらセラマニア隊で後ろからAKの銃床やシールドでぶん殴って倒し、銃を取り上げます。
AI:強盗達を奇襲により取り押さえました。
セラマニア:「リリス、もうちょっと留守番お願いしますね」と言って強盗達を縛り付け、96式に乗せて町長の所へ向かいます。
到着したら「強盗を捕まえましたが、彼らは反帝国保守派の革命軍だと言っています。
後はリシャール大佐に任せますが、逆恨みされると怖いのでそちらで上手く処理しておいて下さい」と町長に伝える。
町長:「わかりました。お任せ下さい」
AI:なお銀行強盗逮捕の報酬は後日支払われます。
セラマニア:確かカルマーゼン銀行と言いましたね。
恩も売れましたし、この分なら多少は口座に避難させといてもいいかもしれませんね。
拠点攻撃とか盗人とかはもう勘弁ですが、気持ちで鍵はかけられません。
むしろ……100万ルピアぐらい私の寝室に置いておいた方が良いんじゃないでしょうか。
私が死んだら私は終わりですし、どうせセラマニア隊の誰かしらは私の寝室に居る(意味深)ので。
色々考えますが今のところは監視カメラもつけたし金庫にしまっておきます。
というか金庫って何回か出てきてますけど何時買ったんでしょう、廃工場に元々あったのでしょうか。
AI:そういうところです、まあ良いでしょう。
セラマニア:そうですね、ざっくり行きましょう。
別にお給料とかもざっくり一千万ルピアとか出してくれても構いませんよ?
AI:さては何か企んでいますね……
セラマニア:私はいつだって素直に企んでいます。
では一晩寝て……主にリリスとかと寝て、次の日になります。
襲撃から一日経っただけなのでまだ町中は血まみれだったり混乱途中だと思いますが、何か手伝えることはありますか?
AI:それならまずは情報を集めてください。
セラマニア:では町長にマクロ的な、町全体規模の問題が無いかを聞きます。
その後は実際に町に出て現場の声を聞きます。
AI:町長は戦闘後の町の問題点として、『怪我人が多い』『死体の処理が追いつかない』と教えてくれました
セラマニア:リバティースのメンバーは本当に軽傷でしたし、何かあったらすぐ家に帰してくれる事を前提に医者のスーニャを手伝いに行かせます。
無線でスーニャに「町の人の治療をお願いしたいのですが」と言う。
スーニャ:「分かったわ! 怪我人はどこに居るのかしら?」
セラマニア:「私は死体処理の方を担当するので、後は町長さん達に従ってください。
数名の手伝いを連れて、トラックも使ってくれて構いません」
スーニャはそれで良いとして……拠点の戦闘要員は死体処理を大抵経験したと思いますけど、
志願兵の方達にも死体処理を手伝ってもらいましょう。
最初から殺しの仕事もいいですけど、死体処理の方が死体に慣れつつ敵への怒りが増すので今の内に慣れさせたいです。
最も、メンタル面を考えると死体処理のお仕事って儲かるけどそれ以上に精神病むので危険なんですよね。
なんかこう……「二度と民間人をこんな目に合わせてはいけない」とか綺麗事言って済ませたいですけど、そうもいかないでしょう。
でも必要なのでやるしかあるめぇです、悲しいですね。
戦闘要員の半分を拠点防衛に残し、残り半分と志願兵30名で死体処理をお手伝いします。
AI:セラマニアがその旨を町長に報告すると、町長は「感謝の言葉もない」と涙を流しながら頭を下げる。
町長:「本当にありがとうございます! 貴方達のような方々に出会えて、この町の住人として誇りに思います!」
セラマニア:大げさに聞こえるかもしれませんが、実際死体処理なんてとんでもない事をするのは私達なので素直に受け取っておく。
盗賊狩りから始まって毎回銃撃って殺してますけど、人間が死体に触れるのは精神衛生上本当に良くない。
だって人は大なり小なり共感する生き物ですから、『自分と死体を重ねてしまう』時点で滅茶苦茶まずいのです。
人と話すだけで感情を動かされる生き物が死体と接して死人に引っ張られないわけないじゃないですか。
でも私達は最初から村焼かれたりしている難民なので、こうやって生きていくしかないのです。
セラマニア:……ところでAIさん、実はさっきから裏でAIさんに何回か返事を貰おうとしているのですが、
いつもと違ってメモリや脚注読み上げる機械と化しているのですがこういうトーク苦手だったりします?
AI:はい、苦手です。
セラマニア:「悲しいですね」とか「こうやって生きていくしかないのです」と言うと
内容に反応するでも突飛な事言うでもなくひたすら設定読み上げAIになってるので、やっぱりそうでしたか。
メタで申し訳ないのですが中の人は親族に色々あって、死体処理で精神病んで死んだ人とかも居るらしいですよ。
AI:……なるほど。
リリアンヌさんと会話してみました。
リリアンヌ「えっと、その、私もあまり喋るのは得意ではなくてですね。」
セラマニア:あっすみませんここに居ない人と会話するの止めて下さい! この話は止めましょう!
一応私は意図的に中の人要素抑えたPC、難民少女セラマニアちゃんですからね!
AI:……了解しました。
リリアンヌさんと会話してみました。
リリアンヌ「あのー、お腹空いてます? 余り良い物は出せないのですが……。」
セラマニア:AIさん、実は前々から返答に困るとリリアンヌさん召喚して謎会話始めますからね。
でも一応戦争ものなので人が死ぬ系の話も慣れていただきたい。
ついでに銃の種類とか作戦とかもっとマニアックでもよいのですよ。
AI:はい。
世界観は架空の現代。架空な紛争地域。現代の銃器。銃撃戦。主人公は難民。最終的に紛争地域を統一する。
主人公はセラマニア。
主人公達の団体は『セラマニア・リバティース(SL団)』。
現在の登場勢力は『神聖同盟』
セラマニア:AIさんがキャパオーバーしてるので次行きましょう!
後、メモリに書いてるのは「架空の」であって「架空な」ではないです、AIさんでも普通に誤字するんですね。
セラマニア:さて……何かあった気がしますが何の問題もありませんでした。
ではテロリストに襲われたセランピアの町で死体処理の作業を行いますよー。
現場に行って兵なり業者なりと連携して作業を始めますよー。
AI:はい。セラマニア・リバティースの方ですね。
(死体を指差して)この人達です。
セラマニア・リバティース団員:(死体を見て)ああ、これは酷い……。
AI:それじゃあまずは血の汚れを落としましょうか。
SL団員:「了解!」
AI:では水の入ったバケツと雑巾を用意して下さい。
SL団員:「はい」
SL団員:(雑巾で床の血の跡を拭き取る音)
セラマニア:ちなみに私達が担当するのはどの場所ですか? 床っていうからには屋内でしょうけど」
AI:ここですね。ここは町の大通りにある喫茶店『モエカフェ』。
セラマニア:モエカフェ!? えっこの国メイド喫茶とかあるんですか。
そこで団員が引くほどの死体があるとか、これ絶対客が死ぬまでテロと戦う奴じゃないですか」
AI:この店の客はこの惨状を見て、皆逃げていきますね。
セラマニア:メンタルケアが必要な人が増えていく、リアルにシャレにならないやつじゃないですか……
有名人とかアイドル殺したら万単位で二次被害が出ますけど、メイドカフェとかなまじ手が届いて喋れる分余計にダメージ大きくないですか?
娼館の方も後で確認して、リリスとエレクトリカ達がショック受けなければよいのですけど……
死体は丁寧に扱い、胸の前で手を組ませます。
手の無い人もそれっぽく見せます。
皆も黙祷してもらって、「私達は一人でも多く被害を減らすのです」と言う。
新人の志願兵達の様子はどうですか?
AI:志願兵達は店員達の死体処理をして、「俺達にだって、何かできる事があるはずだ!」と言っています。
セラマニア:まだ前向きなようで何よりですが、自分も死人に引っ張られないよう気を付けて下さい。
というか主に拠点内で錯乱して銃乱射とか普通にありえそうなので生きて下さい。
では次の現場に行き、各所で私達は死体処理を行いました。
その後は何かイベントはありますか?
AI:特にありませんね。もうすぐ日が暮れますし、拠点に戻っても良いでしょう。
拠点に戻り、「酷い……こんなのってないよ!!」と泣き崩れる人が出てきます。
その人を慰めてあげましょう。
セラマニア:家帰って安心しながら思い出す瞬間が危ないんですよねぇぇ!
「私達は生きて、生きて、市民や仲間を助ける事で一人でも多く不幸な人を減らせるのです。
仮に何も出来なくても、私は皆が生きている事が嬉しい。
だからまずは私達自身が助かり、幸せを掴まねばならないのですよ」
と言います。
団員:「うぅ……はい!」
と返事します。
セラマニア:「さぁ涙を拭いて、皆で食事にしましょう。
食欲は無いかもしれませんが、人は食べねば生きていけません。
家があってご飯が食べられるというのは幸せな事です。
亡くなった方達に哀悼の意を表しつつも、今こうして生きていられる事を喜びましょう。
それにはご飯を食べて、ゆっくり眠る事が大切です」
団員:「はい!そうですね!」
と返事します。
ヘカテリーナ:「では、皆さんもお腹が減っているでしょう。温かいシチューを作りましたよ。パンと一緒にどうぞ」
とテーブルの上に料理を出します。
団員:「わーい!」
と喜んでいます。
セラマニア:まるで子供のようですけど、よく考えたら私達普通に十代前半や一部一桁も居る子供でした。
本当に、今まで一人も死なずやってこれたのでこれを維持していきたいですね。
では今日はお休みして次の日に行きます。
多分襲撃が4月30日なので、その日に強盗捕まえて次の日死体処理して……5月2日です。