――第四話――
セラマニア:一週間ほど皆で拠点構築の作業をすると同時に、96式二台に数名を乗せて周辺地域の偵察を行っていました。
拠点構築は完了し、完成日に皆で飲んで騒いでパーティー(意味深)して更に二日後。
「では、偵察で得た情報を共有しましょう」と言って周辺地域の情報を話す。
何が分かりますか?
AI:セランピアの町周辺には大きな森があり、そこを越えた先に山岳地帯が広がっているようですね。また、町の西側には山々が連なり、東側は海になっているそうです。
そして、セランピアは交易の中継地点として栄えているとのことです。
セラマニア:周辺に盗賊などの敵勢力はいます?
AI:いいえ、居ませんね。
セラマニア:ボスのアジトから北西に200kmの場所に何があるかの情報は?
AI:いえ、ありません。
セラマニア:金塊を換金出来る場所についての心当たりは?
AI:ありますよ。町の西にある山の向こう側に鉱山街があってそこで換金できるみたいです。
セラマニア:ではその鉱山街に向かう前に町長の所へ行き、50万ルピア分の金塊を納めます。
町長:おお!助かります!!ではこちらをどうぞ。
セラマニア:これは何でしょうか?
町長:はい、それはセランピア周辺の地図です。
セラマニアAI:ほう、ではこの赤い点はなんですか?
町長:それは、盗賊の位置です。
セラマニアAI:なるほど。ありがとうございます。
セラマニア:盗賊は居るのか居ないのか、それとも勢力と呼ぶほどでもない小規模集団か……では、鉱山街に出発します。
メンバーは戦闘員34名中30名で行きます。
ヘカテリーナと一般兵3人はお留守番で、村人の指揮と拠点運営を頼みます。
今回の副官はリリスで。
AI:はい、わかりました。
ヘカテリーナ:了解しましたわ。
リリス:ういっすー。
リリス:じゃあ早速お宝鑑定っす。リリスはどこに行くのかな?
セラマニア:話聞いてませんでしたね? 西の鉱山街に向かいます。
96式二台とトレーラー一台で山を進みます。
何か起こりますか?
AI:何も起こらず、無事に到着出来ました。
セラマニア:鉱山街の名前と、街の様子はどうです?
AI:街の名はラピス・リアと言います。人口は2000人程。
街の雰囲気は活気づいてる感じですね。
セラマニア:小さな町……今まで忘れてましたが、ラ・バガンという名でしたね。
あの町と同規模の街みたいです。
酒場に入って、情報収集します。
何か有用な話は聞けますか?
AI:はい、この街の近くにいる盗賊についての噂を聞き出せますよ。
酒場のマスター:「ああ、知ってるぜ」
セラマニアAI:どんな噂ですか?
酒場のマスター:「なんでもな、山を越えてすぐの所に、廃坑になった坑道があるんだが、そこから時々、ガシャンッって音が聞こえてくるらしい」
セラマニアAI:へぇ……
酒場のマスター:「最近になって、街の人間が何人か行方不明になる事件が起こってるんだよ」
セラマニアAI:なるほど。ちなみにその行方不明者達はどういう人達ですか?
酒場のマスター:「若い男や女が多いそうだが、子供も数人居たとか……」
セラマニアAI:ふむ。
酒場のマスター:「まぁ、気を付けろよ」
セラマニアAI:ありがとうございました。
セラマニア:では金塊の換金所に向かいます。
AI:はい、わかりました。
セラマニア:「50万ルピア分の金を持ってきたのですが」と言い、金塊を見せる。
AI:はい、確認しました。
ではこちらが50万ルピアになります。
セラマニアAI:ありがとうございます。
セラマニア:ここで戻っても良いのですが、鉱山街でも人材を集めたいんですよね。
いつもの難民少女の他、誰か役に立ちそうな人を探します。
AI:そうですね。まずは酒場に行ってみましょう。
セラマニアAI:はい。酒場に行きます。
セラマニアAI:マスターに聞き込みしましょう。
酒場のマスター:「おう、また来たのか?」
セラマニアAI:「少し聞きたい事があるんですけど、いいですか?」
酒場のマスター:「なんだい?」
セラマニア:「先ほどの行方不明者の話ですが、被害者の身内や、この件を調べている私達のような者に心当たりはありますか?」
酒場のマスター:「ああ、あるよ。俺の娘だ」
セラマニアAI:「娘さんの名前は?」
酒場のマスター:「リミエだよ」
セラマニアAI:「年齢は?」
酒場のマスター:「14歳さ」
セラマニア:「その方は……私達のように武装してたり、旅とか盗賊狩りに興味あったりします?」
酒場のマスター:「ああ、あるよ。この前なんか、1人で盗賊団を潰したって自慢してきたよ」
セラマニアAI:ほう……詳しく聞かせて下さい。
酒場のマスター:「あれは3週間前の事だったな……」
酒場のマスター:「俺が酒飲んでたら、リミエが入ってきたんだ。顔が真っ赤で酔っぱらってたな」
酒場のマスター:「んで、『お父さん! 今日、あたし凄いもの見ちゃった!』って言ってな、話し始めたんだよ」
酒場のマスター:「なんでも、山の向こうにある廃坑に行ったらしいんだが、そこで盗賊を見つけたらしい」
酒場のマスター:「それで、そいつらをボコって金目の物を奪ってやったって自慢してたんだが」
酒場のマスター:「どうも、そいつらが廃坑に住み着いた盗賊らしいんだよ」
酒場のマスター:「しかも、結構な人数らしい」
酒場のマスター:「それからしばらくしたら、娘の姿が見えない事に気が付いて、探し回ったんだが……」
酒場のマスター:「廃坑に入ったっきり帰ってこないみたいだ」
セラマニアAI:なるほど……
酒場のマスター:「あんた達も気を付けろよ」
セラマニア:……もし私達が廃坑の盗賊を倒せるかもしれないと言ったら?
酒場のマスター:「本当かい!? なら是非お願いしたい!」
酒場のマスター:「報酬は弾むぞ。なんせ娘を助けられるかもしれねぇからな」
セラマニアAI:「ちなみに、盗賊団のアジトはどこですか?」
酒場のマスター:「廃坑の中だよ。奥の方に大きな洞窟があるんだ、そこから出入りしているようだ」
セラマニアAI:「わかりました。確約は出来ませんが……」後、念の為マスターと酒場の客に盗賊の数を知ってる者が居ないか聞きます。
酒場のマスター:「確か10人くらい居るんじゃないか? 俺はよく知らんが、リミエが言ってたぜ。そういえば、最近新しい奴が増えてきたって聞いたな」
酒場の客A:「前は5人しかいなかったはずだが」
酒場の客B:「そうそう。新しく入った新入りは6人だって聞いている」
セラマニア:「ありがとうございます。相手が11人だか16人程度なら勝てるかもしれません」と言い、酒場を去ります。
そして武器屋に向かい、廃坑内の盗賊を退治するのに良さそうな装備を尋ねます。
武器屋の店主:「廃坑内で戦うのか?」
セラマニアAI:「はい。盗賊が住み着いているようですので」
武器屋の店主:「それなら、これなんてどうだ?」
セラマニアAI:ライフルですか。
武器屋の店主:「ああ、こいつは対物狙撃銃だ」
セラマニア:「何故廃坑内で対物ライフルが有効なのです? 近接戦ではグレネードやサブマシンガンでは?」
武器屋の店主:「確かにそうだが、相手は盗賊なんだろ? だとすると、遮蔽物に隠れたり、身を潜めて不意打ちを狙ってくる可能性が高い」
武器屋の店主:「それに、狭い場所での乱戦になると取り回しの悪いショットガンなんかは使いにくいだろう」
セラマニア:「それならソードオフショットガンでよいのではないでしょうか」
武器屋の店主:「おいおい、そりゃあ無理ってもんだ」
セラマニアAI:「なぜでしょう?」
武器屋の店主:「あれじゃあ、射程が短すぎる」
セラマニアAI:「廃坑の中はそんなに広いのですか」
武器屋の店主:「いや、それほど広くはないぞ」
セラマニア:「ならば、短射程の武器でも十分対処出来ると思いますが」
武器屋の店主:「まぁ、それでもいいが……、廃坑の奥まで行くつもりなのか?」
セラマニアAI:「そのつもりです」
武器屋の店主:「それならショットガンよりもハンドキャノンかスナイパーライフルを買った方がいいと思うぞ。
理由は言わなくてもわかるな?」
セラマニア:「分かりません(困惑)。でもスナイパーやマークスマンは必要なので、中距離で戦える狙撃銃は何かありますか」
武器屋の店主:「それならこの『AA-12』なんてどうだ?」
セラマニア:「何でさっきからショットガン否定している癖にフルオートショットガン薦めてくるのですか!?」
武器屋の店主:「いやいや、これはただ単に俺のおすすめだからだよ。気にしないでくれ」
セラマニア:「尖った武器好きなだけでは……? こちらは命がかかっているので、真面目にお願いします。
それはそれとしてAA‐12一丁と、スナイパーを買います。
マークスマンライフル的なのも下さい」
@_ここでAIさん、MP7やらAKを挙げるのでWIKIで銃一覧開いてダイスを振って決める。
武器屋の店主:「マークスマンライフルなら、この『VSS』がおすすめだぜ」
セラマニア:「VSSヴィントレス……消音の中距離狙撃銃ですね。私はこういうのを求めていたのです。おいくらですか」
武器屋の店主:「VSSとAA‐12はそれぞれ値段は30000ルピアだが、AA‐12の方はまけて25000ルピアにしてやるよ」
セラマニア:「VSSの弾薬とAA‐12の弾薬費は?」
武器屋の店主:「9x39mm弾の値段が1発分で30ルピア。ショットガンの12ゲージが1発25ルピアだ」
セラマニア:では両方二丁ずつ買い、110000ルピア。弾薬は400発12000ルピアと、128発3200ルピア。
「後は、フラッシュバンとスモークを20個ずつ欲しいのですが、一個いくらですか?」
@_ここでAI(中略)基本的に今後はAIではなくダイス振ったりして数字を決める事が増えます。
武器屋の店主:「フラググレネードと同じくらいだが、ここだと250ルピアだな」
セラマニア:では通常グレネードも買うとして……15000ルピアですね。
全部合わせると140200ルピア。
574000-140200で残高は433800ルピアです。
んー、店主さん、軽めのヘルメットとか軍用ブーツ一式とかあります?
武器屋の店主:値段はヘルメットとブーツが1500。迷彩服は1300だが、サイズ合わせるのに700はもらうぜ。
セラマニア:5000×30で現在の部隊一式揃えます。
そして射撃訓練をしたいのでVSS100発(3000)とAA‐12の弾を64発(1600)買って消費。
M60とM4は手持ちの弾薬から消費します。
~残高~
279200ルピア。
~装備~
行動中30名全員に軍用迷彩服、ブーツ、ヘルメットを配備。
VSS二丁弾薬400発、AA‐12二丁弾薬128発。
M60二丁ベルト18、M4A1三丁マガジン40(ベルト2、M4マガジン10を消費後の数)
RPG‐7 3丁(もう3丁は拠点に)
96式装輪装甲車A型、B型。
防弾トレーラー1台(もう1台は拠点に)
セラマニア:VSSは私が持つとして、もう一丁とAA‐12はセラマニア隊に持たせます。
M60とM4A1もですが、アイギスは前回機銃を撃ってたのでM60持ちという事で良いでしょう。
@_ざっくり装備割り振りダイス
セラマニア VSS、M4A1
ヘカテリーナ 今回お留守番
アテナ・プレイン AA‐12(ショットガン)
ラピス・プレイン VSS(マークスマン)
アイギス M60
エレクトリカ M4A1
オケアノス M60
ネメシス AA‐12(ショットガン)
リリス M4A1
その他22名はAK47装備。
セラマニア:正直、弾薬は統一したいし全員にAK47持たせた方が良い気はする。
ですが我々は少数の部隊であり、個人個人の装備が戦闘能力に直結するのでこうせざるを得ません。
大軍の指揮官とか使い捨て民兵であれば、AK以下のお安いチンピラの命を使って捨て駒にした方がはるかに効率が良い。
訓練された特殊部隊員の費用とチンピラ100人の命だったら、特殊部隊員一人の方がお金かかってるのですから。
でも私達は出来るだけ仲間を失いたくないのです。
(私は最初、初期の仲間すら使い捨てにするはずだったのに、どうしてこんな事になったのでしょうか。
でもまぁこういうのも嫌いではありませんが、もうここまで来たらお安い無人ドローン100機買ってひたすら自爆とかさせたい。
盗賊は割と金持ってるんで、それでも元は取れるし何より人間が死なない! 世間は効率化の時代ですよ……)
と誰にも言わず心の中で思います。
AI:それに関してはAIの私としては、人間同士で殺し合いしてるとか、無駄なコストなのでやめて欲しいですが、そうはいかないようですね。
さて、セラマニア隊に武器を配り終えました。
武器屋で買った物資はトラックに積み込み完了しました。
セラマニア:では翌日、廃坑に向かって出発します。
山を越えてすぐとの事ですが、廃坑の様子を隠れて観察します。
AI:はい、入り口付近は木の柵で囲まれていて、周囲に掘っ立て小屋がいくつかあります。
セラマニアAI:掘っ立て小屋? 何か作業場のような感じですかね。
AI:ちなみに今は人影はないみたいです。
セラマニアAI:では近づいていきます。掘っ建て小屋には見張りはいないのかな。
アイギス「居ないですよ」
セラマニア:警戒しつつ中に入ります。何かあったらネメシスのショットガンが火を噴く。
AI:どうぞご自由に。倉庫の中には大量の木箱が置いてあって、中身はよくわかりませんね。
アイギス「食料じゃないですか?」
セラマニア:何の食料でしょう……まさか……
AI:はい、人間の死体ですね。それもかなりの数です。
アイギス「ひどい……」
セラマニア:「リミエさんが捕虜になっている場合はまずいですね。上手く隠れるとか戦い続けてるとかしてくれればよいのですが」
他に盗賊の手がかりは小屋の中にありますか?
AI:ありません。ただ小屋の奥の方にある扉の向こうからは声が聞こえてきます。
セラマニアAI:扉を開けましょう。
AI:そこは牢屋になっています。中には女性が二人いて、手錠をかけられています。
セラマニア:「大丈夫ですか、鉱山街から依頼を受けて助けに来ました」と言いつつも警戒して距離を取ったまま。
アイギス「大丈夫!?怪我はしていない? えっと、その、私はセラマニア隊のアイギスって言います。よろしくお願いします!」
セラマニア:(丁寧な子だと思ってたけど、この子天然だな??)
女性1:「助かったんか……ありがとうございます。ウチの名前はリミエや」
セラマニア:「リミエさん? 私達に依頼したのは酒場のマスター、あなたのお父さんです」
リミエ:「そうなんや…… じゃああんたらは傭兵かいな」
セラマニア:似たようなものですと言いながらリミエの手錠を外す。「一体この廃坑で何があったのですか?」
リミエ:「それがわからへんねん。いきなり男達が襲ってきて、ここに閉じ込められて……」
アイギス「あのー、ここって元々どんな場所だったんですか?」
リミエ:「ここはな、もともと鉱山やったらしいねん。でも数年前に閉山しとる。だから今は誰も使ってないはずや」
セラマニア:「あなたはここで盗賊を倒したという話ですが、廃坑の中に居るのはその生き残りという事ですか?」
リミエ:「はい、そうなります。私はその時に捕まってここに閉じこめられてしもうたんよ」
セラマニアAI:「それで、その後何か異変などは無かったのですか?」
リミエ:「いえ、特には何も。でも数日前から外が騒がしいんですよ」
セラマニア:「どういう風に?」
リミエ:「廃坑の外が、なんかこう……うるさいっていうか、変な音が聞こえるって言うか」
アイギス:「それは具体的に何の音なの?」
リミエ:「う~ん、よくわからないのよな。聞いたことの無い音なんやけど、何やろうか」
セラマニア:「もしかして、『ガシャンッ』という音ではないですか? 街の人が噂していましたが」
リミエ:「あぁ! そんな感じかもしれまへん」
セラマニア:屠殺している時の音ですかね。
「ちなみに、この捕まっているもう一人の女性は知り合いですか?」
リミエ:「いいえ、知りません。私が閉じ込められた後、急に入ってきたんや」
セラマニア:「あなたはどこのどなたですか?」ともう一人の捕虜に問いかける。
女性2:「……名前なんて無いわ……好きに呼びなさい」
アイギス:「えぇ……っと」(これはちょっと困ったぞ)
セラマニア:「……盗賊が人肉を食料としている事はご存じですか……?」
女性2:「知ってるわよ、そんなことぐらい。だから私は食べられないように、ここにいるんだから」
セラマニア:「ん? 捕まった捕虜が人肉にされるのではないのですか?」
女性2:「違うわよ。そもそも盗賊に捕まるような人間は、生きてここから出られないもの」
アイギス:「えっ?えっと……」
リミエ:「なにいうてんねん!ウチらはこうして助かったやんけ!」
セラマニア:「何故あなた達二人は食料にされず生きているのです、盗賊にとって利用価値があるのですか?」と女性に問う。
女性2:「私は、ただの捨て駒よ」
セラマニアAI:「どういう意味でしょうか?」
女性2:「そのままの意味よ」
セラマニア:「……! まずい、外の96式に戦闘態勢を取らせなさい! この人達は囮だ、奇襲が来ますよ!」
と叫び、小屋の中から外の様子をうかがいます!
AI:「どうしましたか?」
セラマニア:いやこれ絶対囮でしょう。捕虜を分かりやすい位置に置いといて、出てきたら一斉射撃食らうとかそんな感じでは?
窓から外を索敵して敵の伏兵を探します。
AI:「現在周囲100m以内に敵影なし、偵察を出しましょう」
セラマニア:「VSS持ちのラピスは外に居ると思うんですけど、5名の一般兵と共に高台に登らせて周囲を索敵します。
AI:「了解、周囲の警戒を続けてください」
セラマニア:女性に詰め寄り、「あなたは盗賊の味方ですか、それともただの被害者ですか。答えなければあなたを置いて街へ帰ります」と言う。
女性2:「……どちらでもないわ……そうね、あえて言うなら『私達は盗賊の共犯者』かしら」
アイギス:「……えぇ!?」
セラマニアAI:「どういう意味です?」
女性2:「私達の他にも何人か捕らえられているんだけど、皆、使い捨ての人質よ。この鉱山で何かあった時に、盗賊達の身代わりになって死ぬのが役目」
アイギス:「そんなこと……!」と怒る。
セラマニア:「敵の作戦は? どこにどう配置されているのですか」
女性2:「知らないわ。でも、この鉱山のどこかにいるはず。さっきも言ったけど、私達は全員人質として生かされてるの」
セラマニア:「ではあの大量の人肉は何です? 捕虜を食料にしているのではなければ、あの人肉の元はどこから来たのですか」
女性2:「あれは捕虜や捕まえてきた人間じゃなくて、盗賊達が連れて来た奴隷よ」
セラマニア:「捕まえてきた捕虜ではなく元々いた奴隷……宗教や人種的な何かですか? それとも、人間牧場的な」
女性2:「いいえ、そんな大層なものじゃないわよ。『労働力』って言えばわかる?」
セラマニア:「……なるほど。単に働かせて、動けなくなったら殺して食うだけの効率的な作業ですか。意図的な人間牧場とどっちが良いかは判断できかねますが……それなら奴隷も味方に出来る可能性はありますね」
そう言って女性の手錠を外し、外へ出します。
「あなたがどう思おうと、盾にされただけならあなたはやはり被害者です。普通に助けます」
女性2:「……ありがとう。あなた、名前は?」
セラマニアAI:「セラマニア。あなたの名前は?」
女性2:「……私は……いえ、やめておくわ。もう会うこともないでしょう。ねえ、一つお願いがあるのだけど、聞いてもらえる?」
セラマニアAI:「何でしょう?」
女性2:「もし私が死んでしまったら、私の荷物から日記帳を探して、読んで欲しいの。そこにはきっと、私達家族の物語が書かれているから……」
セラマニアAI:「……わかりました」
セラマニア:では、周辺索敵の結果廃坑の外には何か見つかりますか?
AI:「廃坑の外側は森になっていて、視界は悪いですね。こちらに向かってくる敵影はありませんが、隠れている可能性もあります。
セラマニア:ラピスは高台から索敵。
5人ずつチームを組んで、相互支援可能な距離を保って周辺の森を捜索します。
輸送トレーラーにはリリス隊がリミエと女性を見張りつつ残り、小屋からちょっと離れて廃坑から敵が小屋に入るか監視します。
敵は見つかりましたか?
AI:「廃坑の外に敵影なし」
セラマニア:では小屋の前に集合し、廃坑の中へ静かに突入します。リリス隊は待機です。
全員は手榴弾で一網打尽にされないよう、ある程度距離を開けて進入します。
AI:「入り口付近に敵影なし」
セラマニア:罠を警戒しつつ、中に入っていきます。
先頭はネメシス、中衛に私とラピス、後衛にアテナで後ろからの奇襲を警戒します。
AI:「この先の部屋から話し声が聞こえます」
ネメシス:聞き耳。
セラマニアAI:聞き耳。
ネメシス:成功。
セラマニアAI:失敗。
ネメシスは中の声を聴く。
盗賊:「女はまだいるのか?」
商人:「ああ、ここに居るぜ」
盗賊:「よし、まずはその娘からだ」
商人:「おい、待ってくれよ。その前に俺にも味見させてくれよ!」
盗賊:「駄目だ。お前の好き勝手にさせるとろくな事にならない」
ネメシス:「多分、人質を取られている」
セラマニア:VSSは消音性が高いので、私とラピスがフラッシュバンを投げ入れてから突入します。
でもその後ろにショットガン持ちのネメシスとアテナが控えていて下さい。
私達が仕留めきれなかったら、銃声が鳴っても良いのでショットガンで確実に仕留めて下さい。
……扉を開いてフラッシュバンを投げ入れます!
AI:「突入!」
セラマニアAI:閃光弾を投擲!
盗賊:「なんだ!?」
商人:「襲撃だぁ!!」
AI:部屋の中の人数は3人です。
セラマニア:目が眩んでいる相手に対し、VSSを連射します。人質に当てないように。
AI:「制圧完了しました」
セラマニア:やはり奇襲は常套で上等。
そして人質になっていた女性は無事ですか?
アテナ:「はい、大丈夫です」
セラマニア:女性も目が眩んでると思うので、「盗賊は制圧しました、眩しくて目が見えないと思いますがすぐに治まります」と落ち着かせる。
AI:「ありがとうございます、助かりました」
セラマニアAI:とりあえず廃坑の外に出て、待機していたリリス隊に保護してもらってください。
女性:「はい、わかりました。本当に、なんとお礼を言っていいか……」
セラマニア:ネメシスとその他5名に任せて廃坑の外に人質を送り届けたら、再び合流して進みます。その前に、盗賊を制圧した部屋で何か見つかりますか?
AI:「机の上に地図があります」
セラマニアAI:広げてみましょう。……ふむ、廃坑内の位置関係ですね。
地図によると廃坑内は地下に向かって伸びているようです。
セラマニア:地図を見ながら奥へと進んでいきます。
AI:「この先に部屋があるようですが、施錠されてますね」
セラマニアAI:鍵開け技能とか持ってないんですけど、どうすれば良いでしょうか?
AI:「ドアノブが壊れていますので、破壊するか、蹴破るかでしょう」
セラマニア:部屋の大きさはどれぐらいでしょう、中から声はしますか?
AI:「中から声はしませんが、人の気配は感じられます」
セラマニア:先ほどと同じく、VSSを構えて仲間にフラッシュバンを投擲させて突入します。扉は二人がかりで蹴破ります。
AI:「突入!」
セラマニアAI:閃光弾を投擲!
AI:部屋の中には4人居ます。
セラマニア:武器を持ってる盗賊と、持ってない奴隷や捕虜を見極めて盗賊の内一人を残してVSSで撃ちます!
AI:「制圧完了しました」
セラマニア:順調過ぎるぐらいですね。4人の内、捕虜や奴隷は居ましたか?
AI:1人います。首輪をしているので奴隷です。生きている盗賊はリーダーの様です。
セラマニアAI:リーダーの男には聞きたいことがあるので、生け捕りにして下さい。
セラマニア:奴隷の人を保護しつつ、リーダーらしき男に「お前達は全部で何人だ、この廃坑には何人居る!」と聞きます。
盗賊リーダー:「あー……。俺達で全部だよ」
セラマニア:VSSで右手の人差し指を撃ちます。
盗賊リーダー:「ぐわっ! な、何をすんだ!!」
セラマニアAI:「質問に答えろ」
盗賊リーダー:「くそったれ! わかったよ!! 全部合わせて10人いる!!」
セラマニア:「先ほどの盗賊と商人らしき者で2人、ここの部屋に3人。後は5人しか残っていない、確かですね?」
盗賊リーダー:「ああ、間違いねぇ。俺は嘘はつかねえ」
セラマニア:今度は左手の人差し指を撃ちます。「嘘ですね、新入りが6人入った事は分かっているのです」と脅す。
盗賊リーダー:「そんな事知らねえ! 本当だって言ってるだろうが!!」
セラマニア:ふむ……「では、あなた方は奴隷をどのような理由で扱っていたのですか?」と聞く。
盗賊リーダー:「労働力として扱ってただけだ。まぁ、中には楽しんでた奴もいたがな」
セラマニア:「そして、使えなくなったら殺して人肉にしたのですね」
盗賊リーダー:「……」
セラマニア:「人肉はどこに売る予定でしたか?」
盗賊リーダー:「……それは言わなくてもわかってくれ」
セラマニア:「次は股間を撃ちますよ、答えなさい」
盗賊リーダー:「わかった、答えるから止めてくれ! 人肉を売る相手は、『保守派』の貴族連中だ」
セラマニアAI:「ほう……なぜそのような事をしているのですか?」
盗賊リーダー:「俺らは金が無いんでね、それで仕方なくだ」
セラマニア:…………単なる盗賊かと思ってカマかけたら、やべぇとこ突っついてしまった感があります。
「何で現状維持の保守派が人肉食なんかしてるんですか……」とぼやく。
盗賊リーダー:「あいつらにゃ貸しがあるからな、それくらいやるさ」
セラマニアAI:「他に知っていることは無いですか?」
盗賊リーダー:「あとはそうだな、最近は保守派の奴らが何かを欲しがっていたぜ」
セラマニア:「何か、とは?」
盗賊リーダー:「そこまでは知らねえよ」
セラマニアAI:「そうですか、ご協力感謝します。ちなみに保守派への貸しとは?」
盗賊リーダー:「それは言えねぇ、俺の命に関わることだ」
セラマニアAI:「言わなければ今ここで殺します。そもそも私達だって貴族連中と事を構える事はしたくないのです。あなた方を殺して隠蔽するか、ちゃんと『お話』をしてお互い何もなかった事にするか」
盗賊リーダー:「分かった! 言う!『魔導書』だ!」
セラマニアAI:「……何を言っているのですか。現代に魔法などありません。この世界は銃と難民が溢れかえる所です」
盗賊リーダー:「確かに、実際に魔法なんてないさ。だが保守派の奴らは信じてるらしい。何でも古代文明の遺跡にそういう物があったとか無いとか。そんなもんあるわけないだろうにな!」
セラマニア:「ちなみに、剣や槍、旧式のフリントロック銃で武装した組織に心当たりは?」
盗賊リーダー:「いや? 聞いたこともない」
セラマニア:保守派ではないと。でもどいつもこいつもカルト過激派に見えてきました。まだ貧困から革命を起こす方が分かりやすいですが、魔法を信じる現状維持派閥とかこの国は一体何が起こっているのでしょう。ともあれ、盗賊リーダーは適当に治療をしてあげつつ、他の盗賊と奴隷を一か所に集めさせます。
広間とかあります?
AI:「あります」
盗賊リーダー:「……あんたらはいったい何なんだ?」
セラマニア:「ただの盗賊狩りの難民ですよ」さて、広間に集まった盗賊と奴隷の数は?
AI:盗賊の数は5、奴隷は50ほどです。
セラマニア:盗賊達に「6人ほど新入りが入ったと聞いているが?」と聞きます。
盗賊A:「あぁ、あいつらはもう駄目だな、昨日食われたよ」
セラマニア:「盗賊仲間ではなく、奴隷が6人増えたという事ですか?」
盗賊A:「そうだよ」
セラマニアAI:「ちなみにどんな人たちだったか覚えています?」
盗賊A:「確か、男2人に女4人のグループだ」
セラマニア:解放された奴隷達の様子はどうです?
AI:全員疲弊していますが、怪我人はいません。
セラマニア:なるほど。では盗賊達の銃は取り上げ、奴隷達に「復讐したい人はしても構わない」と伝えます。そこら辺の鉱山つるはしとか持ってると思うので、ぶっ殺して構わんと。
奴隷:「いいのか!?」「やったー!!」「ヒャッハー!!!」
盗賊リーダー:「……おい待ってくれ、まさか」
セラマニア:「あっ、でもリーダーの方はダメです。彼とはちゃんと『お話』して分かり合えましたからね。でも盗賊達が女子供含め奴隷に酷い事したのは変わりないので、他の盗賊達に関しては元奴隷さん達の好きにして下さい」
奴隷:「わーい!! 盗賊ども死ね! 死んで詫びろ!」「ひゃっほー!」「お前ら、生きてる価値ないからな!」「楽に死ぬと思うなよ!」
盗賊達:「うそだああああ!!!」
AI:盗賊達は武器も取り上げられて逃げられません。「俺は関係ない、見逃してくれ!」「俺だって無関係だ!」「死にたくない!」「俺達は何もしていない!」
セラマニア:「私の知った事ではない。確かに復讐はよくない事ですが、私達も難民出身なので誰もあなた方に味方してくれませんよ?」と言って盗賊が奴隷達に嬲り殺されるのを眺める。
盗賊達:「ちくしょう、こんなはずじゃなかったのに……」
セラマニア:では盗賊リーダーに廃坑内の物資と現金を集めさせます、何が手に入りますか?
AI:食料、医薬品、鉱石、金塊、油などが回収できます。
セラマニア:現金は何ルピア手に入ります? 盗賊リーダーは「俺らは金が無いんでね」と言っていましたが。
AI:10万~20万ほどあります。
セラマニア:じゃあ15万ぐらいの現金を手に入れました。
鉱石は何鉱石ですか?
AI:鉄、銅、鉛、錫、亜鉛などです。
セラマニア:ではそれらを一か所に集めて……運びきれないので、一度奴隷達を街に送り届けてから往復しましょう。
その前に盗賊リーダーにはやってもらう事があります。
日記に「鉱山街ではなく、他からやってきた流れの傭兵が次々と俺達を狩り立てて行った。たった4人の男だった」と書いて置いといて下さい、良いですね?
とこっそり日記をかかせます。
盗賊リーダー:「分かった」
セラマニア:まぁ指失ってるんで血まみれの遺書みたいになるでしょうが……
そして書き終えたのを確認したら、「奴隷さん達、いや、あなた方は既に解放されし者! もし盗賊リーダーに非道な事をされたというのなら、先ほどは止めましたが……やはりこういった行いは許しては置けないのです。処罰はあなた方に任せます!」と言って手のひら返しします。
盗賊リーダーはぶっ殺して構わないのです。
奴隷達:「ヒャッハー!!」「皆殺しだー!!」「死ねええええ!!」「お前らのせいで人生めちゃくちゃだ!!」「もう許さねぇぞ!!」「このクソ共が!!」「ぶっ殺せ!!」
盗賊リーダー:「そんなぁ……」
セラマニア:ちなみに盗賊リーダーと保守派との手紙とか記録とか残ってます?
AI:手紙、記録はありません。
セラマニア:では盗賊が全員殺されたのを確認したら、奴隷達をトレーラーに乗せて鉱山街に帰ります。
帰り道ではトレーラーの中で元奴隷達に「これからあなた達はどうしたいですか?」と聞きます。
元奴隷:「自由になりたい」「もうあんな生活嫌だよぉ」「助けてぇ」
セラマニア:「そうですよね、私も難民だったので分かります。ちなみにこの中で読み書き計算が出来るものは50人中何人居ます?」
ダイスロールの結果、40人が読み書き計算できる。
セラマニア:あなた達は鉱山奴隷だったわけですが、奴隷ではなく鉱山街で真っ当に鉱夫として働くのはお嫌ですか?
元奴隷:「それは……はい」「できれば働きたく無いです」
セラマニア:ううん……正直、ヒャッハーするタイプの元奴隷を本拠に受け入れとかしたくないんですよね。
仲間達にも相談してみましょう。
「誰か、元奴隷達をうまく就職させる良い案はありますか?」
一般兵1:「うーん……それなら傭兵になるのはどうかな? 戦闘技能があれば仕事は沢山あると思うけど」
一般兵2:「いや、まずは農業かな。元々農民だったんだろう?」
一般兵3:「元鉱山奴隷なら、採掘技術はあるんじゃないのか?」
一般兵4:「じゃあ、どこかの軍に仕官すればいいんじゃないかな」
一般兵5:「そもそもどこの国の軍隊に入るつもりなんだ?」
一般兵6:「やっぱり最初は傭兵団じゃないの?」
セラマニア:ふむぅ……元奴隷さん達は何の仕事がしたいとかありますか?
元奴隷1:「俺、実は料理が得意なんです。それで飲食店で働きたいな、と思っています。あと、文字も書けますし計算も出来ます」
元奴隷2:「俺は土木関係の技術が多少あります。そういう仕事をやりたいと思います」
元奴隷3:「俺は武器の整備が出来ます。傭兵団に入りたいです」
元奴隷4:「僕は農業に興味があります。でも……僕には農業の経験がないので……」
元奴隷5:「私、裁縫得意だから、服飾関係の所で働きたいな。裁縫、出来るよ!」
元奴隷6:「……私、機械いじりが好きです。傭兵団に入って色々直したり改造したりするのが夢です。……あの、その、ご主人様、お願いがあります。私も一緒に連れていってくれませんか?」
元奴隷7:「私、字が読めます!計算もできます!鍛冶師として雇ってもらえればきっと役に立ちます!」
元奴隷8:「……俺、戦いはあまり自信がないけど、整備なら誰にも負けないぜ!」
セラマニア:なるほど……いやこの人達滅茶苦茶優秀じゃないですか、何で読み書き出来て専門技能ある人を鉱山奴隷にしてんですかあの盗賊。絶対普通に働かせた方が儲けられるでしょう。ところで、50人中進んでヒャッハーしてた奴は何人だったか……。
ダイスロールの結果、ヒャッハーは40人。
セラマニア:あ、ダメですわ。これ読み書き出来るタイプのヒャッハーですわ。
やっぱり本拠に迎え入れるのは止めましょう。
とりあえず鉱山街に帰って、リミエを酒場のマスターに送り届けます。
あなたの娘さんが無事帰ってきましたよ。
酒場のマスター:「ありがとうございます!! 本当に何とお礼を申し上げたらよいか!!」
リミエ:「おとん! ああ良かったわ~、心配かけてしもて、もうほんまにどうしようかと思っとったんよ!?」
酒場のマスター:「おおよしよし、怖かったなぁ、でも大丈夫だったみたいだな。そういえばさっきからずっと気になってたんだが、後ろの方にいるのは誰だい?」
セラマニア:「私の部隊員と、解放した元奴隷さん達です。
ところでお聞きしたい事があるのですが……元奴隷50人という大所帯ですが、ある程度元手があるとしてこの町で就職先に心当たりはありませんか?」
酒場のマスター:
「そりゃあお前さん方のような優秀な人材なら引く手数多だろうが……そんな人数どこで働くつもりなんだい?」
セラマニア:「私達ではなく、大部分が読み書き出来る元奴隷50人が働ける場所を探しているのです、鉱夫だけは無しで」
酒場のマスター:「それなら一つだけ当てはあるぞ」
酒場のマスター:「ほれここだよ、最近新しく出来たばかりの娼館だ」
元奴隷1:「……あの、男も女もってどういう事でしょうか」
酒場のマスター:「つまり、両方を相手にする仕事だってことだよ」
元奴隷2:「えぇ……」
セラマニア:小声で「いや何考えてるんですか。元奴隷ならそういう事もあるから、鉱夫と娼婦以外でお願いします」と言う。
酒場のマスター:「ウチの店で雇えるのは一人二人だしなぁ……それに最近は、女ばっかり相手にするような客も増えてきてな、あんたらもそっちの気が有るんだろ?」
セラマニア:「ありますけど、酒場で客と従業員がイチャつくとかそういう事ではなく、ノンケの元奴隷を真っ当に就職させてやりたいのです」
酒場のマスター:「真っ当な働き先というと、傭兵団ぐらいしか無いと思うがね、後は軍隊かな」
セラマニア:戦わなければ生き残れない、悲しいですね皆さん。
過酷な肉体労働か性的サービスか傭兵か、という現実を突きつけられた元奴隷さん達はどんな表情をしてます?
AI:悲壮感漂っている。
セラマニア:ええと……しょうがないので、本拠点で事務とか専門的な作業をしてもらいます。
念の為確認ですが、50人がどんな専門技能を持っているか確認させて下さい。
先ほど出た元奴隷8人をダイスで100点満点で判定します。
「得意」と言っているのは最低でも50あり、不得意なのは30以下で。
でも今回ステータスをがっちり組まないのであくまで目安、大雑把に。
なおこのデータが使われるかどうかは分かりませんが、主にAIが矛盾したらこっちに合わせたい。
『専門技能判定』
元奴隷1:料理が得意、飲食店向き 『1D100:19』→50
@_ ↑これだと1~100まで出る100面サイコロ振って19だが、得意なので最低でも50になる、ということです。
元奴隷1:料理が得意、飲食店向き 『1D100:19』→50
元奴隷2:土木関係 『1D100:94』
元奴隷3:武器整備、傭兵団志望 『1D100:95』
元奴隷4:農業志望、経験無し 『1D100:47』→30
元奴隷5:裁縫得意、服飾関係志望 『1D100:24』→50
元奴隷6:機械いじり、傭兵団志望、セラマニアをご主人様と呼ぶ 『1D100:81』
元奴隷7:鍛冶師志望 『1D100:36』
元奴隷8:整備志望、戦い不向き 『1D100:90』
セラマニア:得意と言ってる人が全然得意じゃないのに、他の面子が大体90台って何ですか……
ともあれこれらのメンバーを中心にして本拠点で各部門を作りたい。
戦力にも数えたいが非戦闘員や後方支援要員が前線に出るとかその時点で負けなので、銃を与えるのは後です。
帰る前に、この鉱山街ラピス・リアの特産品を聞いておきたい。
酒場のマスター:ここの特産品は『鉄』だな。鉄製品なら大抵ここで手に入るぜ。
セラマニアAI:鉄製品は、武器防具だけじゃなく日用品も作っているのですか。
酒場のマスター:ああ、そりゃそうだろ。鉄は良いぞぉ。何たって安いし丈夫だ。
セラマニア:逆に足りないものや高騰しているものは?」
酒場のマスター:この街に不足しているのは『情報』だな。
セラマニア:街の外の情報が入りにくい、ということですか。
酒場のマスター:そう。特に最近は、隣の帝国の動きが怪しいらしくてな。
セラマニア:帝国……ふむ。ちなみにその隣とはどういう国なんです?
酒場のマスター:『ルキニア帝国』、だ。あの国の事はよくわからんが、とにかくデカい。
セラマニアAI:「ほう……」
酒場のマスター:まあ俺達のような一般人には関係ない話だがね。あんたらみたいな旅人さんには気をつけた方がいい。
セラマニア:「ありがとうございます。……ところでマスター、私達はあなたの娘さんを盗賊から救ったわけですが、「報酬は弾むぞ。なんせ娘を助けられるかもしれねぇからな」と言いましたよね」
酒場のマスター:「言ったな」
セラマニア:「報酬と言う意味なら、情報が少ないこの街においてマスターの話は大変ありがたく思いました。なので金銭などを要求するわけではないのですが……リミエさん、私達のセラマニア・リバティースに来るつもりはありませんか?
リミエ:えっ、ウチが入団してええんですか?
セラマニア:もちろん、私はあなたが一人で盗賊退治しているという点しか知りません。ですがこのご時世、一人で出来る事には限界がありますから。
リミエ:それは、確かに……。でもウチ、まだ14歳やし。
セラマニア:将来が気になるならともかく、子供が入団出来ないというわけではありませんよ。信用出来る人は誰だって歓迎します。
リミエ:……じゃあお言葉に甘えて。
セラマニア:よろしくお願いいたします。マスターさん、娘さんをお預かりしますが、当然ながら今までと同じように命の保証は無い時代です。リーダーの私含めてね。
酒場のマスター:ふん、お前らは傭兵だろう。傭兵稼業ってのはそういうものだ。
セラマニア:このラピス・リアとセランピアはさほど離れてはいません。
ちょくちょく交易や買い物に来る事もあるでしょう。
リミエさんの仕送りは、可能なら送料護衛付きで承りますよ。
……といった感じでリミエさんが仲間になりましたが、もう一人の捕虜だった女性はどうしてます?
まだ保護&同行してこの場に居るはずですけど。
AI:はい、います。今は自由に行動しています。
セラマニア:その女性に対し「あなたはどうするのです? 私達と共に来る気はありませんか?」と聞く。
女性2:「……私も、連れて行ってくれるかしら」
セラマニア:「私はセラマニア、元難民です。あなたの名前は? もう名前が無いとは言わせませんよ」
女性2:「……名前はあるわ……けれど、捨てたの。だから、私には名前がないの。ただの、女だもの」
セラマニア半AI:「では、仮に『レティシア』としましょうか』
レティシア:「好きにして頂戴……」
セラマニア:リミエとレティシアを仲間にして、鉄とかの特産品はエルザに交易させましょう。
「エルザ、前回まで20000ルピア持ってたはずですが、今はどのくらいになりました?」
エルザ:「12000ですね。交易品の残りは5000ルピア程でしょうか」
セラマニア:「3000ルピア損してるじゃないですか」
エルザ:「えーっと、ちょっと待ってくださいね……」
セラマニア:「ちなみに、この鉱山街の鉄をセランピアで売ったら儲かりそうです?」
エルザ:
「はい! 2倍3倍の値段がつきます!」
セラマニア:……信用出来ない! 酒場のマスターの元に戻り、「すみません聞くの忘れてました! 鉄をセランピアに運ぶ輸送とか交易とかの仕事ありませんか!?」と聞く。
酒場のマスター:「ああ? んなもん、あるわけねぇだろそんな仕事」
セラマニア:「何故です!? 鉄が特産品なら、運ぶ仕事や売る仕事があるはずです!」
酒場のマスター:「……あんたら、本当にこの街は初めてか? ここは『鉄の街』とも呼ばれる街だが、ただ買って運べば儲かるってわけじゃあねぇ。何故なら『鉄の街』は、鉄製品を作る場所でもあるからだ」
セラマニア:「なら……鉄鉱石ではなく、鉄製品の輸送を請け負う会社もあるのでは」
酒場のマスター:「ああ、それならうちがそうだぜ。まぁ、鉄製品は専門外だから、大した量は扱っちゃいねぇがな。なんだったら紹介状書いてやるよ」
セラマニアAI:「それは助かります。ありがとうございます」
酒場のマスター:「いいってことよ」
セラマニア:ではマスターから鉄製品輸送の依頼を仲介してもらって……具体的な話を詰めましょう。
小規模な輸送依頼という事ですが、具体的に何kg、何ルピアの製品をセランピアに輸送すればよいのですか。
AI:「細かいところまでは知らんが、だいたい50~100kgぐらいの鉄製品だな」
セラマニア:「何個で、何ルピアですか?」
AI:「5個だ。500ルピアだ」
セラマニア:2500ルピア……昔ならともかく、今なら手間の方がかかりますね。
「ちなみにその輸送会社の従業員は何名です?」
AI:「6人だ」
セラマニア:……まずい、もうこれ私達の方が大きいじゃないですか……ちなみにその輸送会社は利益出てます?
AI:「赤字だよ」
セラマニアAI:赤字の輸送を引き受けて大丈夫なんですか!?
AI:「俺もそう思うんだが、向こうの社長はどうにも頭がおかしくてな。採算度外視で仕事をしちまうんだとさ」
セラマニア:すみません色々と欲張りました。紹介状書いてくれたマスターの面子を潰したくないので、これを請け負ったら後はスルーします。
輸送依頼のバイト代は皆で適当に使って差し引きゼロという事で。
「……エルザ、鉄関連の交易は中止です!」と言って帰りましょう。
ああ、弾薬やグレネードの消費した分はこの街で補充しておきます、グレネード安いので。
廃坑で得た戦利品の金塊や鉱石は鉱山街で換金していくらになります?
AI:「ざっと、50000ぐらいだな」
セラマニア:了解、換金しておきます。今回獲得したのは20万ルピアですね。
~戦利品~
20万ルピア。
~消費したもの~
VSSの弾薬40ほど。
フラッシュバン4個
~買い物~
VSSの弾薬440発→13000ルピア
AA‐12の弾薬128発→3200ルピア
グレネード20個スモーク20個、フラッシュバン24個→16000ルピア
合計32200ルピア
~残高~
279200+200000-32200ルピア →447000ルピア
セラマニア:普通に考えると1日の平均収入が500~1000くらいとのことなので、
750×30=22500ルピアを毎月使ってる事になるのですが……時間経過と生活費徴収までガチガチにやると某koufuとか盗賊になるのが最適解になってしまうので、まぁそこら辺はフレーバー的にざっくりやりたいですねAIさん。
AI:そうですね、その辺はセラマニアさんの裁量に任せます。
セラマニア:でもAIさんからも何か案があったら考えといて下さい。
AI:「そうですね」
~人員~
戦闘要員34名
セラマニア隊9名。
名あり人材エルザ、ロザリー、ロナ、ミシャの4名
元セランピア難民14名
元ボス捕虜7名(ミシャ含まず)
拠点要員(元村人)13名
非戦闘員エレナ
合計48名
新規加入:リミエ、レティシア。元奴隷50人。
総計100人。
――――
――
セラマニア:一応エレナちゃんは(まだ出てきてないし)カウントしてませんでしたが、全員合わせて100人の団体になってしまった……
私はいずれこの荒れ果てた世の中で……いや、思ったより順調ですが、盗賊とか何かがヤバイ系組織とかいっぱいあって被害者出てるんで。
この世の中を変えたい、いずれ内戦とか戦争とかも止めたい。
でもぶっちゃけた話、わざわざ盗賊リーダーに偽日記書かせて偽装したんだから、元奴隷がSLに来てくれて助かった。
鉱山街で「女ばかりの部隊に助けられた」とか吹聴されても困るのでどうしようかと思ってた。
後は余計な事を喋らないよう、機密とか町中でヒャッハーしないようにとかの教育を施したい。
――そもそも私自身が外道側のやり口で戦うはずだったのに、何故正義の味方の盗賊狩り団をやっているのでしょう……?
でもたった100人じゃあ内戦とか対外戦争に介入するだけの力は無いのですよね。
次回はその点が一歩進めば良いなと思います。
――第四話終了――
~後書き~
最初はまったくダイス振らない予定でしたが、
AIは数字に弱いので物の値段に関してはAIを参考にしつつダイス振る率が増えました。
小説あらすじや前書きには多少振る事を追記しております。
能力値に関してはあくまで参考程度に。