百合営業の筈でした   作:サンゴ珊瑚

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掲示板を初めて書くのでちょっと違和感とかあるかもしれません。
タグに掲示板を追加させて頂きました。


第2話

「り、リスナーの皆こんばんは…」

「こんばんはー!」

 

現在僕はリナさんこと矢崎(やざき)瑠奈さんと生放送をしているのだが。

隣にいる瑠奈さんを直視出来ません。助けて下さい。そんな僕の気を知ってか知らずか瑠奈さんはニコニコしながら抱きついてくる。

その、色々柔らかいし、いい匂いもするし…女性に対して耐性のない僕からすれば今にも逃げ出したくなる案件だ。

 

コメントにはちらほら僕を心配する人がいてくれて嬉しい。

「どうしたのユナ?さっきから顔が赤いよ〜?」

「えっ!?…あ、あはは…ちょっと緊張しちゃってね…」

「んー…えいっ!」

「わひゃー!?」

いきなり胸を触られて変な声を出してしまう。

 

「いきなりどこ触ってるの!?」

「心ここに在らずって感じだったからつい〜」

「だとしてもだよっ!」

「ユナ。ほら皆見てるよ」

「ッ…取り乱してしまったけど今日は登録者50万人突破ということで色んなことをするよ」

「何するのー?」

「それはねーー」

 

 

ーーー

「ここが私の家だよ」

「は、はい…」

今現在僕は瑠奈さんの家の前にいます。どうしてこうなった。

今日の放送も終わって帰ろうとしたら、瑠奈さんに捕まってそのまま車で家まで連れてこられた。

しかもかなり大きな家でここに一人で住んでいると言っていた。

たまにお姉さんとか親が来るとは言っていたけどその程度だそう。

 

「さ、入って」

鍵を開け扉を開き僕を招き入れる瑠奈さん。

「お、お邪魔します…」

もう引き返せそうにもないので取り敢えず中に入る。

 

「優ちゃんお風呂入るでしょ?」

「は、はい。でも着替えとか何も持ってきてない…」

「私の貸してあげるから心配なし」

テレビでも見ててと言われリビングに案内された。瑠奈さんはお風呂場に行ったと思われる。

 

リビングの物は最低限で必要以上の物は置いていないようだ。

リモコンを操作して適当なチャンネルを入れる。

テレビに映る人たちをチラ見しながら僕はスマホを操作する。

まずは親に友達の家に泊まることになったとだけ伝える。

その後はエゴサーチだ。今日の放送は事故という事故はなかったと思うし、大丈夫だとは思うのだがやはり視聴者がどう思ったのかは知っておきたいのだ。

 

 

しばらくエゴサーチをしていると瑠奈さんがリビングへと来たので僕はエゴサーチを止めた。

僕の隣に立つと瑠奈さんは僕を覗き込んで来た。綺麗で整った顔がこちらを見ている。

「優ちゃん一緒にお風呂入ろ」

「えっ」

「女同士なんだし恥ずかしがることないよ」

「ぼ、僕はその…」

「いいから行くよ」

僕の左手首を掴むと引っ張ってくるので立ち上がるとそのまま風呂場へと連れてこられた。

 

「ほら脱いで」

「ちょ、待っ」

僕の抵抗虚しく裸にさせられてしまいタオルで隠そうとしたらタオルも取り上げられてしまった。

 

「そんな綺麗な体してるのに隠すことないでしょ」

「うう〜…」

「ほら、行くよ」

 

 

ーーー

「な、なんで服がシャツ一枚なんですか!?」

風呂場で色々あったがそれも終わってお風呂から上がり髪も乾かした後。

瑠奈さんから貰った着替えがシャツ一枚。これよくある彼シャツとかいうやつでは…?でも彼じゃないから彼女シャツ?うーん…。

 

「優ちゃんにはそれが一番似合うと思って」

「下も貸してください…」

「嫌」

「嫌ってなんですか!?」

「優ちゃんの服はシャツ一枚以外認めません」

「どうして…」

「似合ってるから」

「そ、そんな…」

「それより一緒に夕飯食べよ」

「うう〜…」

「今日はシチューにするね」

「はい…」

どうやら僕に拒否権はないようです。

 

 

 

ーーー

シチューも食べ終わり僕と瑠奈さんはソファに触ってテレビを眺めていた。当たり前のように瑠奈さんは隣にいるけど。

「ねぇ優ちゃん」

「なんでしょうか」

「うちに住まない?」

「えっ?」

「ううん。私と一緒に暮らして欲しいの」

真っ直ぐにこちらを見つめてくる瑠奈さん。その両手は僕の肩に置かれていて、僕はただ静かに瑠奈さんを見つめている。

 

「でも部屋とかお金とか色々問題が…」

「そんなの私が全部やるから優ちゃんは気にしなくていいの」

「そう言うわけにはいかないですよ…」

「優ちゃん。私は貴女のことが好きなの」

「ありがとうございます…?」

「だから一緒に暮らしましょう」

「で、でも…」

「じゃあこうしましょう。これから一週間ここに住んでみてそれから決める。それでいいかな?」

「……分かりました」

「優ちゃんならそう言ってくれると思ったよー!」

瑠奈さんに押し倒されて抱きつかれる。瑠奈さんは柔らかくて温かった。

 

 

 

ーーー

1:名無しのブイ好き

今日の放送見た?

 

 

2:名無しのブイ好き

見た

 

 

3:名無しのブイ好き

見てないやつとかおるんか?

 

 

4:名無しのブイ好き

残業してて今から見る

 

 

5:名無しのブイ好き

今すぐ見てこい

 

 

6:名無しのブイ好き

にしても今日の放送も最高だったな

 

 

7:名無しのブイ好き

ユナ様が喘いでいたのが最高でしたね…

 

 

8:名無しのブイ好き

喘ぎ声だけ切り抜かれてもうアップされてるぞ

 

 

9:名無しのブイ好き

即マイリスした

 

 

10:名無しのブイ好き

ふぅ…

 

 

11:名無しのブイ好き

なんならトレンド入りしてTwitterでも切り抜きが上がってるぞ

 

 

12:名無しのブイ好き

ユナリナは最高なんだよなぁ…

 

 

13:名無しのブイ好き

分かる

 

 

14:名無しのブイ好き

分かる

 

 

15:名無しのブイ好き

挟まれたい

 

 

16:名無しのブイ好き

…すぞ

 

 

17:名無しのブイ好き

これは死刑

 

 

18:名無しのブイ好き

ワイも挟まりたい

 

 

19:名無しのブイ好き

あのお胸に挟まれて死にたい

 

 

20:名無しのブイ好き

上の奴らは後で処すとして今日も百合成分補給できたわ

 

 

21:名無しのブイ好き

それな

 

 

22:名無しのブイ好き

その絡みで助かる命がある

 

 

23:名無しのブイ好き

助かった

 

 

24:名無しのブイ好き

生きがい

 

 

25:名無しのブイ好き

ワイのスクショいる?

 

 

26:名無しのブイ好き

いる

 

 

27:名無しのブイ好き

助かる

 

 

28:名無しのブイ好き

一応見てやるわ

 

 

29:名無しのブイ好き

さっさと上げろ

 

 

30:名無しのブイ好き

ほらよ

 

 

31:名無しのブイ好き

オイオイオイ

 

 

32:名無しのブイ好き

いかんなぁ…えっちすぎる

 

 

33:名無しのブイ好き

この表情エッッッッ

 

 

34:名無しのブイ好き

おい!お前ら!大変やぞ!

 

 

35:名無しのブイ好き

ん?何や。ワイは今右手が忙しいんや

 

 

36:名無しのブイ好き

今度俺らのユナがあのレイ様とコラボするってよ!

 

 

37:名無しのブイ好き

嘘乙

 

 

38:名無しのブイ好き

釣りして楽しいか?

 

 

39:名無しのブイ好き

いや本当なんだって!Twitter見ろ!

 

 

40:名無しのブイ好き

んなわけ…ホンマや

 

 

41:名無しのブイ好き

ワイらが悪かった

 

 

42:名無しのブイ好き

ワイは信じてたで

 

 

43:名無しのブイ好き

うっそだろオイ

 

 

44:名無しのブイ好き

オイオイ…まさか新たなカップリングか?

 

 

45:名無しのブイ好き

ワイはユナリナ以外認めへんぞ

 

 

46:名無しのブイ好き

それはワイもや

 

 

47:名無しのブイ好き

儂も

 

 

48:名無しのブイ好き

某も

 

 

49:名無しのブイ好き

でも楽しみなんだろ?

 

 

50:名無しのブイ好き

それはそう

 

 

 

 

 

 

 

 




シャワーでの出来事はご想像にお任せします(
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