俺の迷い込んだ世界が…… Season2   作:月島柊

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第50話 バーベキュー準備

 

 俺は志歩と龍夜、咲希と一緒に居た。中々珍しい組み合わせだが、これには理由があった。

 

「これで演奏するの初めてかな」

「多分な。さて、これが楽譜な」

 

龍夜が全員に楽譜を渡した。全員各パートの楽譜を貰ったが、1つだけ何か見慣れないものがあった。

 

「これ、歌詞か?」

「なんか色も分けられてるよ?」

 

咲希と俺が不思議に思った。志歩は無言で龍夜を見ていた。

 

「みんなに歌ってもらいたくてさ」

「歌うって、全員がか?」

「もちろん。俺たち全員で」

 

龍夜は全員のところに行って、歌詞の確認、パートがあっているかの確認をした。

 

「じゃあ、練習すっか」

 

俺はギターのコードを確認しながら口ずさんでいった。

 

「すごいね、柊くん。そんなすぐに」

「なんとなくさ。なくとなくだったら意外とできるよ」

 

咲希は俺の横で練習を始めた。歌声、きれいだな。Leo/needのみんなの歌声は綺麗で好きだ。

 

「このあとバーベキューもあるからな」

「それまでがんばろーっ!」

 

咲希が拳をあげた。

志歩は俺の隣で歌のレッスンを受けていた。志歩が来るなんて珍しかったが、多分聞いたんだろうな。

 

「弾き語りの先輩、お願いしますよ」

 

龍夜が言う。やっぱり。

 

「弾き語りやってたって言っても、全員歌ったことあるだろ?」

「それでも1番慣れてるのは柊だからな」

 

志歩は俺の服の袖を引く。教えるしかないんだよな。

 

「じゃあ、やるか」

「うん」

 

志歩は俺の隣に座った。

 

「ここはこういう風に──」

 

俺は志歩に教えていく。結構時間のかかりそうな曲だが、いつも通りやれば1ヶ月以内に仕上げられるはず。

 

 昼になって、みんなが集まった。昼は外でバーベキュー。準備はSTARNIGHT4人でやった。コンロの用意や、炭の用意など。

 

「あれ、ライターどこ置いた?」

「無いからマッチでいいだろ?」

「じゃあマッチどこなん?」

 

4人でいつも通り慌ただしくやっていた。4人でやるとわちゃわちゃするが、楽しい。

 

「ほら、マッチあるぞ」

「おっ、ありがとな。柊」

 

龍夜がマッチを取った。手慣れたようにマッチに火を付けて炭の上に投げる。

 

「あとは空気さえ入り込めば」

「じゃあ金網用意しようぜ」

 

海斗が金網を取りに行った。

 

「マシュマロ刺す棒どこだ?」

「そこにある」

 

俺は棒を取って、海斗が置いた金網に突き刺した。

 

「んで、あとは」

「紙皿とかどんくらいあるの?」

 

龍夜が聞く。魁が紙皿の入っている袋を持ってくる。

 

「100はある」

「じゃあ足りるか。紙コップも8つくらいあるだろ?」

「最悪俺と一歌は同じコップでもいいよ。今もペットボトルシェアしてるし」

 

紙コップの個数を確認する。

 

「6つしかないけど?」

「だったら俺とほなちゃん、柊と一歌ちゃんが同じコップシェアでいっか。よし、食材持って来い」

 

俺と魁が食材を取りに行く。牛肉とか豚肉の肉、キャベツ、ナスなどの野菜もある。マシュマロは袋ごとかな。

 

「マシュマロって袋ごと持ってく?」

 

一歌がマシュマロを持って言った。

 

「あぁ。袋ごとでいい」

「んで、そのにんじんと焼きそばの麺は誰が持ってくんだ」

 

俺と魁はもう荷物がいっぱい。一歌も片手でマシュマロの袋持ってるし厳しそう。

 

「まぁ、もう1回来ればいいだろ」

 

俺と魁、一歌は外に出た。外では龍夜と海斗がイスを用意していた。

 

「持ってきたぞ」

 

俺はマシュマロを置いてあったイスの上に置いた。

 

「ありがと。あれ、一歌もいたんだ」

「うん。あ、焼きそばの麺って持ってくる?」

 

一歌が聞いてくれる。気が利く娘だ。娘じゃないけど。

 

「お願いできるかな」

「一歌、俺も行く」

 

俺は一歌についていった。一歌と一緒に麺を持ってきて、イスの上に置く。

 

「よし、みんな呼ぶか」

「もう来るよ」

 

一歌は言った。もう呼んであるのかな。

 

「早く食べよっ!」

 

咲希が走ってきた。そのあとに穂波と志歩も来た。なんだ、呼んであったのか。

 

「じゃあ好きなとこ座ってくれ。バーベキュー始めるぞ」

 

龍夜がみんなに言ってバーベキューが始まった。

 

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