あれから約一年
俺は都市の見回り、防衛、敵の殲滅...さらに自分のスキルアップ等をしながら生活した
ロケットの方は、残るは微調整ってとこらしい
まぁ、前置きはこーんぐらいにしといて今、見回り中なんだけどさ
「初めまして、2尾の火鼠。」
「初めまして、何処かの誰かさん」
なんだかんだでみため人の妖怪を見たの初めてだな、とか思ってたら向こうが攻撃してきた
「ブネェなぁおい 切り刻むぞ」
一瞬だけだが、妖力を出した。大妖怪並みのを
「あはは、恐いねぇ。でもお前に手下が殺られてんだ。この仇取らせていただく」
「名前はなんだ?」
「鎌鼬の風切(かざきり)」
「そか、じゃあ俺も名乗っとく、火鼠の龍牙だ」
「じゃあ始めようか」
そう言った途端風切は目の前から消えた.....否、物凄い早さで龍牙を斬りかかりに行ったのだった
「もう少し手加減してくれませんかねぇ。こちとら人化できてねぇんだよ」
と、言いながらもチャンと太刀で防いでいる
「鼠なのに防ぐ方も十分可笑しいだろ」
そう言いながらも鎌を器用に操り、龍牙の太刀を崩しながら間合いを取った
一足一刀の間合い(相手にとっては、だが)
相手が踏み込んでくれば斬られるし、俺が斬りかかっても一歩有れば逃げれる
「それ」
風切が鎌を踏み込んで来ると同時に振った、
「ワッとと」
ニヤリ
「痛って」
何も"無かった"のにも関わらず俺の体にかすり傷程度の傷が何ヵ所か出来た
「...鎌鼬だったかな.この能力故に着いた種族名だ」
「成る程な、ならこちらもやらせて貰う」
「神速之一線」
物凄い早さで能力を纏った太刀で切った
「な、いつの間に...」
バタ、という音と共に風切は倒れた
「案外呆気ないな」
「なーんてっな!」
グサ
「ゥグ」
「油断大敵だよ」
「なら窮鼠、猫を噛むってな」
その瞬間龍牙は火球をおもいっきり風切に放った。
辺りは少しの間、メラメラと燃え、少しすると広がるのでは無く、種火程度の大きさになった
が、肝心の風切は無傷で立っていた
「オイオイ、お前はバケモンかよ..俺の能力が効かないとかさ...」
そこからは風切が優勢が続き、起死回生の一撃を放つもそれも正体の分からぬ"何か"に遮られた
「はぁ...はぁ...マジかよ...何で....効か..ねえんだよ...」
「はは....まだ分からないんだ..僕の能力」
「...」
「答える気力も残って無いか」
「僕の能力は"断ち切られない程度の能力"」
「俺の能力が利かなかったのはその...せいか」
「嗚呼 今頃築かされたのかい?」
「まぁ、サヨナラだ」
そう言って鎌を振りかぶった
#
‹汝の覚悟を示せ›
...はぁ!?
‹汝の覚悟を示せ›
...護れる強さ、力だけじゃない心の強さも含めた強さが欲しい
‹汝の覚悟、しかと受け止めた›
‹七つの大罪を背負う覚悟は有るか›
...それで護れるなら背負ってやるさ
‹そうか、ならばこの力、汝に授けよう›
#
「終わりだ」
ふり下ろされた
砂ぼこりを巻き上げ辺りは見えなくなった
段々と砂ぼこりが晴れていく
晴れた先は...
「まだ終わっちゃいないぜ風切よぉ」
鎌の柄を掴んでいる人化した龍牙がいた
「こっからが本番だ」
「そうかい...な!」
風切が鎌鼬を発生させた
「...強欲」
そう言うと鎌鼬は龍牙を切り刻む事は無く、逆に吸収された
「んなっ!?」
驚きを隠せない様子
「憤怒」
そう言うと龍牙はおもいっきり殴った
クレーターが出来、その真ん中には風切が倒れていた
「終わったのか」
終わったと共に龍牙は気絶した
戦闘かきずらい