いやまじでおまたせしました、年度代表馬どうしようとか考えてたり新作で書きたいものがいたり、他の作品書いてたら2週間ほど待たせてしましました、ではどうぞ
2007年1月初頭、JRA大賞審査会の面々は悩んでいた。2006年年度代表馬の選定は難航していた。
あるものが日本馬初の凱旋門賞馬ディープインパクトだといえば、それに勝って芝ダート12冠アマデウスの方がいいと言うものがでる。この言い争いは年明け前から行われ、未だに決まっていなかった。
そして、ネット、新聞、TVと論争は続いていた。
審査官1「やはりシンボリルドルフを超えた芝10冠のアマデウスだろ」
審査官2「だが、世界で暴れてきたディープインパクトも捨てがたい」
審査官3「とにかく再現性の低いものを選ぶべきだろう」
審査官4「再現性の低さか、アマデウスだろうな、正直凱旋門賞はアマデウスでも取れる。それに今後も現れないわけではない。ただ1レース勝てばいいからな。だが今後無敗で古馬に混じり芝10冠を1年で取れるのはアマデウスだけだろう」
このように審査会の大勢がアマデウスに傾きつつある中、TV番組では討論会が行われた。時には話し合いではなく拳と拳のぶつかり合いになりかける場合もあった。
出演者1「だ、か、ら! 年度代表馬は日本初の凱旋門賞を取ったディープインパクトだろうが」
出演者2「ディープインパクトだ!?ふざけたこと言うんじゃねえ。アマデウスに2敗した馬がアマデウスよりうえなんてありえねーからな。芝ダート12冠のアマデウスこそ年度代表馬にふさわしい」
司会者「双方落ち着いて、落ち着いてください。番組が放送出来なくなるから」
出演者1、2「「あんたはどっち派だ!!!」」
司会者「もうめちゃくちゃだよ」
彼らはテレビではまだ大人しかった。だが酒が一滴でも入れば手がつけられなくなることすらあった。
某居酒屋
客1「巫山戯んな。アマデウスが年度代表馬になれねえだと。大将、お前ディープ派だな」
大将「なれないとは言ってない。でもディープだって頑張ったじゃないか」
客2「もう両方でいいじゃないか」
客1大将「「男ならはっきりさせい!!」」
そしてついに発表された。
JRA賞
年度代表馬・最優秀3歳牡馬・最優秀短距離馬・最優秀父内国産馬 アマデウス(牡3・栗東)
最優秀4歳以上牡馬 ディープインパクト(牡4・栗東)
最優秀2歳牡馬 ドリームジャーニー(牡2・栗東)
最優秀2歳牝馬 ウオッカ(牝2・栗東)
最優秀3歳牝馬 カワカミプリンセス(牝3・栗東)
最優秀4歳以上牝馬 ダンスインザムード(牝5・栗東)
最優秀ダートホース アロンダイト(牡3・栗東)
最優秀障害馬 マルカラスカル(牡4・栗東
初凱旋門賞勝利特別賞 ディープインパクト(牡4・栗東)
通年無敗特別賞 アマデウス(牡3・栗東)
年間G1.12冠特別賞 アマデウス(牡3・栗東)
騎手特別賞 大竹裕 (日本初の凱旋門賞勝利により)
騎手特別賞 大江虎徹 (史上初の同年無敗牡馬3冠、牝馬3冠及びアマデウスのG1.12冠達成により)
この発表に世間はやはりかと言うものが大半だった。そしてあのとき勝っていれば、そういうディープ信者も多かった。
1月11日、神宮寺宗家本邸
神宮寺兼人「来たか、入れ」
中島「し、失礼します」
大江「失礼します」
神宮寺「おう、入れ。そして座れ。さて大江、知っての通りこれから海外遠征となる。でだ、中島君。君には6月にデビューする2頭に乗ってもらう。まあ片方は来年大江が乗る予定ではあるが、アマデウス次第だな。それと知っての通り今年から年数頭購入する予定だ。二人には素質のある騎手の紹介も頼むことになる。そのことも念頭に置いて過ごしてほしい」
中島「一応お聞きしますが、如何程買われるので」
神宮寺「我妻の都合もあるが、今年は1歳馬4頭、当歳馬2頭は最低でも買い付ける。無論、走らん馬もいるだろう。その時は北海道の原野商法被害の原野を買い取り作り上げた神宮寺牧場で乗馬として働いてもらう。それでも無理ならセレモニーで活躍してもらう。正直、今俺が考えていることをすべてやろうとすると相当数の馬が必要だ。つまり、お前らの仕事も大量にある。中島君、君は食いっぱぐれる心配をしていたようだが、安心しろ。忙しくて金を余らせることしかできんからな」
中島「は、はい」
神宮寺「それと、大江。さっさと結婚相手を決めろ。式にはアマデウスに乗って式に登場させるからな。中島君も困ったら相談しろ。相手は見繕ってやるから」
大江「えっ!?中島も取り込むので?」
神宮寺「当たり前だ。有馬でカワカミプリンセスを操る姿を見て、癖馬の相手が上手いと見たのでな。中島君、君には期待しているよ」
中島「は、はい!」
神宮寺「そんじゃあ、今日は帰っていいぜ。それと中島君、君の弟さんは今年就活生だったな。これを渡しておく」
中島「こ、これは」
神宮寺「神宮寺は縁を大事とし和とする。そのことを忘れないでくれ」
中島「は、はい」
同日、某所居酒屋
中島「大江、聞いていいか?」
大江「なんだ?」
中島「これの中身のことだ。知ってるんだろ?」
大江「知ってるよ。本当は有馬記念の後に渡す予定だった。知ってると思うが、御当主様は使える人間を取り込むためならその人間の周りも一緒に取り込むくらいはする人だ」
中島「そりゃ知ってるよ。この封筒の中身でわかったよ」
大江「それ、アレだろ、推薦書類だろ」
中島「ちょっと違うな。面接と筆記試験の書類だ。採用確定の」
大江「中島、お前気に入られたな。それ身内とか世話になった人の子息にしか渡されない書類だぜ」
中島「こんなズルしていいのかな」
大江「ズルじゃねえよ。大体、今なんて大半コネじゃねえか。ある意味それはチャンスだ。それを渡したってことは、素行調査とかいろんな調査をパスしたんだよ。後は成績と面接、神宮寺系列の採用試験の大半をクリア出来る証拠だよ。さっさと弟さんに渡してこい。多分、競馬部か新聞部に配属されるから」
中島「配属まで決まってるのかよ」
大江「まあ、テストの結果とか含めてだと思うが、多分決まってる。ついでに嫁取りも考えとけよ。多分どっかの家の三女とかその辺が廻されてくるから」
中島「嫁まで世話されるのかよ」
大江「前から結婚したいとか、彼女欲しいとか言ってたじゃないか。俺みたいに山程のお見合い写真抱える前にサクッとすませろよ」
中島「大変だったもんな、あのとき訪ねたら山のように積み上がったお見合い写真の数々」
大江「どれもこれも神宮寺一門や準一門とか、下手すると俺の実家より家格が高い所がゴロゴロしてやがる」
中島「仕方ないさ。なにせ今のお前は騎手世界の若手のホープにして、日本最強馬と名高いアマデウスの主戦騎手だぜ。で決まったのか?」
大江「御当主様に投げた。御当主様なら良さげな奴見繕ってくれるさ。お前もR18な本はバラバラに切り刻んで火付けてお焚き上げしとけよ。縛って捨てたらそこから好みとか情報抜かれて好みに合う女性の見合い写真が山のように送られてくるからな」
中島「俺はお前みたいに神宮寺の血縁者じゃないんだぞ」
大江「だからだよ。お前を取り込めば馬扱いの大江家に一撃を与えれるからな。そう考えると俺の実家も怪しいが、お前の取り込みを図って大江本家復活を狙いかねんよ」
中島「復活って、お前が復活させたんじゃ」
大江「俺か?俺は新しく屋敷とか揃えて栗東大江家作って独立したからな」
中島「そんなことできるのかよ」
大江「出来るぞ。神宮寺一門家名表にも独立して栗東大江家の当主として俺の名前が載ってるからな。まあ、そのせいで従者とか屋敷の人員の推薦が届いたわけだが」
中島「流石は1000年以上続く名家。俺みたいな庶民にはなんのことやら」
大江「面倒なことこの上ないんだよな。派閥争いとかあるからな。俺も派閥入りしたからいいが、人員を派閥から取れば問題ないからな」
中島「派閥か、聞いてもわからんが誰の派閥なんだ?」
大江「神宮寺本家の一部と技術局とか技術系を取りまとめる神宮寺本家の方の派閥だよ。絶対的中立派閥だからな。それに派閥を取りまとめる代表の菜月様も派閥争いには興味持たねえし、御挨拶に行ったときも派閥名簿に名前書いて盃交わしてはい終了さ。お前も入るか、と言いたいが二人しかいねえお抱え騎手の両方を持つと他の派閥が怖いからな」
中島「オススメとかないか?」
大江「オススメか。確かお前名古屋の方の出だろ?なら新聞部とか情報局のドン斯波一鉄の斯波派閥かな。斯波も血縁たどると尾張とかの守護してた斯波に繋がるし、あそこも中立派閥だからな。それに地元というか、一応斯波ということで愛知県出身者多いし」
中島「紹介状くれるか?」
大江「用意しとくわ。さてそろそろ帰るか。明日から確実に忙しくなる。どっかから新しい騎手探してるとかいう噂が流れてるとか菜月様が言ってるし、確実に俺とお前にぜひ俺をとか推薦してくれとか、来るからな」
中島「面倒だな」
大江「神宮寺のお抱えになるってのはそういうことだ。それに老後とか面倒見てくれるぞ。多分神宮寺の北海道牧場の適当なポスト与えられて、悠々自適な年金生活だ」
中島「老後の心配がいらないのは利点だな」
大江「そういうことだ、納得しろ」
2007年のアマデウスのレースプランについて
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予定通り国内中心で海外は凱旋門等一部
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予定変更高松宮後凱旋門含む海外で大暴れ