燦然と輝く勝利の加護 作:光車
活動報告にコメントで書いてくださるとありがたいです。
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弥生賞当日、2003年3月9日。
『8枠12番エルドラド。ゲートイン完了しました』
『初の大外枠ということもあり、2番人気に大きく差をつけた1番人気です』
『エルドラドが無敗でここを制し皐月賞へ弾みを付けるのか、それとも朝日杯馬エイシンチャンプがここを勝ちGⅠ馬としての意地を見せつけるのか。本日のメインレース、GⅡ弥生賞始まります』
ゲートに入ったエルドラドがいつものように黄金の輝きを纏う。
その直後、ゲートが開いた。
出遅れは無し、全頭綺麗に出る事ができていた。
『タイガーモーション先頭、リーディングエッジが2番手です。3番手にザッツザプレンティ』
よどみなく進んでいくレース。
特に何も起こらないまま第3コーナーに入り、エルドラドが仕掛ける。
『ここでエルドラドがじりじりと上がっていく。ほぼ同時にザッツザプレンティ仕掛けた』
ザッツザプレンティが仕掛ける。同時に、エルドラドも少しずつ加速していく。
ザッツザプレンティが先頭に立ち、僅かに遅れてエイシンチャンプも2番手に来る。
エルドラドにしてはゆっくりと、一頭ずつ抜いていく。
そして第4コーナーに入る直前、6番手に来た辺り。
そこでエルドラドが一際強く輝いた。
『第4コーナーにさしかかって、エルドラドここで黄金の末脚を解き放った!』
急激に加速し、あっという間に先頭に並びかける。
ザッツザプレンティが少しずつ沈んでいくが、エイシンチャンプはエルドラドについてくる。
しかしそれでも足りない。
エルドラドに勝利するには至らない。
『エイシンチャンプ必死に追いすがるが! 3馬身4馬身と差が開く!』
エイシンチャンプの加速が終わった。
エルドラドは未だ加速中。
勝敗は決まった、エルドラドの圧勝だった。
『エルドラド1着! いまだ無敗の無冠の王者、6馬身差にて他馬を圧倒! 皐月賞へ大きく弾みをつけました!』
皐月賞。
無敗のまま進む、夢の1冠目。
しかしそこで僕達エルドラド陣営は、大きな障害にぶつかることとなる事も知らず。
圧倒的なエルドラドの勝負強さを知る僕は、皐月賞の勝利を確信していた。
〜-〜-〜-〜
3月26日。
僕は信じられないものを見た。
『いまだ無敗のネオユニヴァース、9馬身差の圧倒劇を見せたッ! 最後の皐月賞トライアルを制した新宇宙が、大舞台にて現在クラシックの覇権を握る無冠の王者へ挑みます!』
震えた。
震えてしまった。
たまたまだった、本当に偶然だった。
たまたまテレビをつけた時、競馬の放送がされていた。
なんのレースかと思えばスプリングS。
皐月賞のトライアルレースであり、何頭かエルドラドが倒した馬も出走していた。
そんな中、一番人気はネオユニヴァースという巷でなかなか有名な馬。
どんなものか、エルドラドと競い合えるくらいなのか、そんなことを考えながらテレビの前に座った。
そしてネオユニヴァースがゲートインするタイミングで、ありえないものを見た。
ネオユニヴァースが
ありえない、そう思いながらもレースは始まって。
エルドラドと同じ、中団からのレース運びをして。
さらに最後の直線に入る直前、レース時のエルドラドと同じように強い輝きを放った。
そこからはもうわかりやすすぎるくらいの圧勝。
9馬身という、エルドラドですら出したことのない圧倒劇で終わらせた。
エルドラドと同じ輝きを持つ怪物。
果たしてあの怪物に対抗できるのか。
そう思いながらも、それでもエルドラドの方が上だと、エルドラドが勝つと願うしか無い。
それしか、僕のできることはなかった。
〜-〜-〜-〜
51:名無しの競馬ファン
ネオユニヴァースやばくね?
52:名無しの競馬ファン
それな
53:名無しの競馬ファン
新馬戦は1馬身ちょっとだったけど、途中から急に覚醒してきたな。
んで今ではエルドラドと2強状態、と。
54:名無しの競馬ファン
この二頭どっちが勝つんだ?
55:名無しの競馬ファン
流石にわからん
どっちも派手に強い勝ち方するからなぁ
56:名無しの競馬ファン
ネオユニヴァースじゃね?
ネオユニヴァース大差勝ちしてるし
57:名無しの競馬ファン
その分ハナ差1着とかもあるけどな
58:名無しの競馬ファン
んー
わからん
59:名無しの競馬ファン
どのみち皐月賞でわかるだろ
60:名無しの競馬ファン
まぁな
61:名無しの競馬ファン
それまでの辛抱だな
62:名無しの競馬ファン
それに超良血 vs 非良血。
楽しみだな
63:名無しの競馬ファン
だなぁ
ネオユニヴァース強化。