1人と仲間の絆   作:凌介

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優也は聖地と呼ばれる場所で行われるLIVEを目にする


第10話聖地とLIVE

その日俺はRoseliaの皆にSPACEというLIVEハウスに来るようにと言われ俺はSPACEに来ていた

そしてバイトに来ていたおたえに案内してもらいRoseliaの控え室を訪れた

「入るよ!」

そう言って扉を開けて中に入るとRoseliaの皆は静かに集中していた

「よく来たわね優也」

「見せてくれるんだろ?Roseliaとしての友希那達の姿を」

「あなたを青薔薇の茨で捕らえてあげるわよ」

「まだ俺には鎖が付いたままだけどね」

「いつかその鎖があなたを縛るものじゃ無くなった時があなたがRoseliaに入る時よ」

「そうだね、そうなれたらっては俺自身思うから、まずはRoseliaとしての皆を見せてよ!」

「えぇ、楽しみにしていなさい」

「あぁ、そうさせてもらうよ」

そうして俺は控え室を後にし客席で待っているとLIVEが始まった

今回のゲストはグリグリことGLITTERGREENとRoseliaの2バンドによる対バンだ、俺はRoseliaとしての友希那達の姿を見るために来てはいるが他のバンドがどんな演奏をするのか、

どんな世界を見せてくれるのかも楽しみでもあるため

今からワクワクが止まらない

そうしてグリグリのLIVEが始まる

グリグリというバンド自体知ったのは今さっきだが、培ってきたであろう技術と楽しむ気持ちが乗っていて音も楽しみや喜びに満ちた音だと感じた。

「悪くないね!聞いてて楽しい、でも、俺の目的はRoseliaだ、期待してるよ友希那」

そうしてグリグリの出番は終わりRoseliaの番となる

「待ってました」

Roseliaの皆が選んだ曲はFIREBIRD高みに上るという決意が込められた1曲で俺も友希那と一緒に演奏した事がある曲でもあり思い入れの1曲でもある

そして曲も然ることながら高い技術力に裏打ちされた自身と完成度が圧倒的だった

「さすがRoselia、俺にはRoseliaが高みに上る姿が見えるよ!」

そうしてLIVEが終わり休憩となる

俺はRoseliaの控え室に行こうかとも考えたがやめたおいた

俺は自販機で飲み物を買って考え事に耽っていると俺に声を掛けてきた人がいた

「あんた、ここら辺じゃ見ない顔だが、Roseliaの皆と親しげだったね」

「神永優也と申します。Roseliaのボーカルの友希那とベースのリサとは幼なじみでして、今回はRoseliaが参加するLIVEという事で見に来ました」

「なるほどね、わたしは都築詩舟、あんたも演奏家だろ?」

「えぇ、まぁ、失くしたものを取り戻している最中なんです」

「そうかい、なにか掴めたい?」

「少なくとも、仲間がいることの大切さを改めて実感しましたね」

「なら、その気持ちを忘れない事だ、そうすればきっと失くしたものと同じくらいのものが手に入るさ」

「俺もそう感じてます、だからこそ沢山の仲間と出会ってそいつに自慢してやりたいんです!お前と同じくらいの最高の仲間に囲まれて楽しくやってるよって」

「そうか、お前さんの失くしたものってのはお前さんを今も縛り付けているんだね」

「一応、これのおかげで今も繋がりだけは切れない感じで、でも、もしかしたら、俺に新しく鎖を付けてくれる存在が現れないとも限らないので、そうなってくれたらなとも思ってます」

「それは、お前さん次第だろうね、お前さんが自慢出来るような仲間に囲まれていたらその子もきっと喜んでくれるだろうさ、さて、話はこれくらいして、そろそろ結果発表さね、お前さんはどっちにいれたんだい?」

「Roseliaです。自分をここに導いてくれたのと彼女達の音が好きなので」

「そうかい、さぁ、戻んな」

「はい」

俺は客席に戻り結果発表を待っていると結果が発表された

結果はRoseliaの敗北だった

「慰めってよりは、これからを見据えてって所かな〜」

そう言って控え室に行くとリサは泣いていた

俺はあえて明るく振る舞い声をかける

「お疲れ様、最高の演奏だったよ、聞いててワクワクしたよ」

「ありがとう優也、でも、私達自身反省点は多々あるわ」

「だろうね、でも、それをクリアして行くことで更に自分達は成長出来るでしょ?」

「その通りだよ!まずは今回、あんた達がやりきったと思えたならそれは1つの成功の証さ」

「成功の…証」

「皆、今日のLIVEは楽しかった?」

「えぇ、もちろん!反省点はあれどRoseliaらしく楽しめたと思うわ」

「そうですね、私達らしいLIVEを行えたとは思います」

「あこもそう思うよ!ずっとワクワクしてた!」

「私もです!」

「リサ、顔上げなよ!今回は届かなかったかもしれないけどさ、リサは1人じゃない、友希那に紗夜さん、燐子にあこちゃんもいるし、俺もいる、まだ仲間と呼んで貰うには足りないもの分かち合えるものは少ないかもしれないけどさ、俺はRoseliaの皆と共にありたい」

「優也がそれを望むなら、私達と共に夢を追いましょう」

「なら、Roseliaの皆、あんた達をここSPACEのラストLIVEに招待する!そして神永優也!あんたはステージに上げてやることは出来ないが、お前がラストLIVEまでの間、アンタがこの子らを導きな!そしてあんた自身じゃなく、あんたの曲をこの子らがステージに運んでくれるさ」

「俺の曲?」

「優也には黙っていたのだけど、あなたが昔作った曲を練習していたのよ」

「そうなの?」

「えぇ、私達はあなたの曲をステージに持っていきたいの!」

「良いよ!、皆が望むなら、持って行って欲しい!」

「わかったわ約束よ!」

「あぁ、約束だ!」

そうして俺はRoseliaの皆と新しい約束を交わした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お久しぶりですSPACE編になります。予告通り次回がSPACEラストになりますのでお楽しみに。
次回「ラストLIVEと優也の歌」

ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?

  • すぐにお願いします。読んでみたいです
  • 読んでみたいけど、後々お願いします
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