1人と仲間の絆   作:凌介

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Roseliaの皆と共に行動するようになった優也は夏合宿に参加する


第14話合宿と新たな絆

夏休みに入って数日俺は夏休みの課題やギターの練習に時間を使いつつ過ごしていた。

そして俺は部屋の窓を開けて窓に体を預けてアコギを弾いている

ユウの奴に覚えてと言われた曲が何曲かあったので久々にその曲を弾いていた

「いつかお前に聴いてもらおうと思ってたのにな…

お前に聴かせる前にお前は…」

俺は沈みかけた気分を頭を降って切り替えて再びギターを弾いていると外から俺を呼ぶ声がした。

俺は窓の外に顔を出すとリサと友希那が外に出て俺を呼んでいた

俺はアコギをとりあえず脇に置いて声をかける

「2人ともどうしたの?今日練習はなかったはずだけど?」

「買い物ー!明後日から合宿だよ!優也も行くんだから着いてきてよ!」

俺はカレンダーを確認して合宿が2日後に迫っていた事を確認する

「すっかり抜けてたよ!今行くからもう少し待ってて!

鍵空いてるからリビングに居てくれて構わないから!」

「じゃあそうさせてもらうわ」

2人が家に入ったのを2階から確認し俺はアコギを元の位置に戻し着替えて1階に降りる

「お待たせ!」

「優也は夏らしい少しラフだけどオシャレな感じするね」

「そう?俺は男子だからってのもあるから肌の露出は気にしないけど、2人とも大丈夫?長袖着てるけど」

「ちょっと暑いけど、これでも風通しは良いんだよ!友希那なんか高原のお嬢様みたいで可愛いでしょ?」

「可愛いと言うか綺麗さは際立つよね」

「言ったでしょ友希那!」

「いや、友希那もだけどリサも十分綺麗だし、可愛いよ!

自分と言うか、服の見せ方というかがわかっているからこそできる服装って言うかさ、とにかく綺麗で可愛い!」

「……ありがとう……ちょっと照れる」

「まぁ、その、俺も人を褒めるのに慣れてないから上手く伝わってよかったよ、とりあえず買い物行こうか!」

「そうね、行きましょう!それと優也、褒めてくれてありがとう。」

「ん?あぁ、どういたしまして?」

「なんで疑問形なのよ?」

「なんとなく?」

「優也って時々バカっぽいって言うか、変な所で天然だよね」

「その辺はほっといてとしか言いようがないな〜アハハ」

俺は頬を掻いて苦笑する

それから俺達は目的地に向かいつつ色々話をした

「そういえば優也、さっきギター弾いてたよね?自分の曲じゃなかったよね?」

「カバー曲だよ!アイツに頼まれたんだよ、いつか俺の声で聴いてみたいってさまぁ、いつかアイツの墓の前ででもさ」

「その時は連れて行ってちょうだい、優也の大切な人に会ってみたいわ」

「じゃあ、合宿の前に行く?Roselia全員で」

「いいのかしら?」

「まぁ、アイツに報告しないといけないしな、仲間ができたって」

「じゃあお言葉に甘えるね!」

「あぁ!」

それから俺達は買い物を済ませてカフェで休憩した後帰宅した

そして夜

俺は昼同様アコギを弾いているとRoseliaの皆から明日の事についてメッセージが届き皆OKとの事だったので明日の朝少し早めに集合する事にしその日は就寝した。

そして次の日

俺は駅前のバス停にRoseliaの皆と集合しバスに乗り電車を乗り継いで俺が過去を過ごした場所に帰ってきた

「ここが優也が昔を過ごした場所なのね」

「東京に比べたら全然田舎だけどね、こんな田舎でも、音楽好きなやつらはやっぱりいて路上ライブとかしてる奴らはそれなりにいるんだよ」

「へぇ〜そのうち聴いてみたいね」

「個性的な連中ばっかりだから参考になるかは分からないよ!」

そうして歩きながらお寺に向かいユウが眠る場所にやって来た

そして皆で線香をあげ俺は墓に向かって話しかける

「よう、ユウ久しぶりって程でも無いかもしれないけど、久しぶり、俺さ、やっとお前と同じくらい大切だと思える奴ができたんだ。ここにお前がいると思って紹介させてくれな」

そうしてRoseliaのメンバーを紹介していく

「Roseliaってガールズバンドのメンバーなんだけど、幼なじみがいたんだ、一緒に夢を追わないかって誘ってくれてさ

お前とのことも受け入れてくれたんだ、一人ずつ紹介させてくれな」

そうして一人ずつメンバーを紹介していく

「紗夜、来て」

「私からのようですね」

「あぁ、氷川紗夜、Roseliaのギタリストですっごい演奏が正確なんだ、しかも音色も凄い綺麗なんだぜ」

「大袈裟ですよ優也君、とりあえず私も挨拶させてくださいね」

紗夜もユウの墓に手を合わせてくれた。

「燐子」

「はい、自己紹介は私からさせてください」

そう言って燐子は手を合わせ挨拶する

「白金燐子です。Roseliaのキーボードを担当しています。よろしくお願いします。」

「あこちゃん、次お願い」

「うん!あこはね!宇田川あこ!ドラムやってるんだ〜よろしくね〜」

そしてあこちゃんの挨拶が終わると俺は友希那とリサを同時に紹介した

「この2人が俺の幼なじみでこっちの銀髪美人が友希那で

ギャル系美人がリサ俺の幼なじみでこの2人がRoseliaの支柱なんだ、この2人がいなかったらRoseliaは結成されなかったかもしれないくらいRoseliaにとっても俺にとってもかけがえのない存在なんだ」

「優也、嬉しいこと言ってくれるわね」

「そうだね、光栄だよ」

「最後にさ1曲聞いてくれよお前が聴きたいって言ってた曲を1曲だけここで演奏するからさ聴いてくれなスピッツで楓」

 

『忘れはしないよ時が流れても いたずらなやりとりや

心のトゲさえも 君が笑えばもう小さく丸くなっていたこと

 

かわるがわるのぞいた穴から 何を見てたかなぁ?

一人きりじゃ叶えられない夢もあったけれど

 

さよなら君の声を抱いて歩いていく

ああ僕のままでどこまで届くだろう

 

探していたのさ君と会う日まで今じゃ懐かしい言葉

ガラスの向こうには水玉の雲が散らかっていたあの日まで

 

風が吹いて飛ばされそうな軽いタマシイで

他人と同じような幸せを信じていたのに

 

これから傷ついたり誰か傷つけても

ああ僕のままでどこまで届くだろう

瞬きするほど長い季節が来て

呼び合う名前がこだまし始める聞こえる?』

 

Roselia視点

 

「まさに別れの曲なのね…」

「優也…」

「優也君…」

「こうなることがわかっていたんですね…」

「優兄ぃ」

わかっていた事、予期していたこと、それをわかっていて優也は歌っているんだと感じた

 

『さよなら

君の声を抱いて歩いて行く

ああ僕のままでどこまで届くだろう

ああ君の声を抱いて歩いて行く

ああ僕のままでどこまで届くだろう

ああ君の声を』

そして演奏を終えると俺はメモリを置いて来た

「星空から見ててくれよな」

そう言ってユウの墓を後にした。

 

そして皆の所に戻る

「もういいの?」

「ああ伝えたいことは伝えてきたし、約束したしなあいつを、ユウを忘れないって」

「そっか…」

「私達も間接的にとはいえあえて良かったわ、ずっと優也を音楽にそして''この場所に''繋いでおいてくれたからこそ一緒に夢を追えるもの」

「だね、俺はRoseliaに並べるアーティストになるよ!そのためにも今は一緒の場所で夢を追っていきたい」

「じゃあ、これからよろしくね優也」

「ああよろしくねRoseliaの皆!」

そうして俺達は握手を交わした。

そして俺達はさらに明日に向けて細かい準備をして明日に備えた。

 

そして合宿当日

俺達は海辺の別荘で練習に勤しんでいた。

「優也、合宿での課題を設定するわ」

「俺は何をしたらいい?」

「私とあなた個人で1曲作るわよ!」

「つまり、俺は俺の曲をこの合宿中に作ればいいって事?」

「そうよ、できるかしら?」

「やってみる!て言うかやってみたい!」

「その意気よ!優也には練習も見てもらうから大変だろうけどやれるかしら?」

「大丈夫だと思うよ、自分の感覚取り戻すのにもちょうどいいしね」

「優也、お願いね!」

「ああ!任せてくれ!」

そうして俺達は練習に勤しみつつ俺の方は曲作りも並行して進めていく

曲の方はメロディこそ浮かべど書き出すとどうも違うと感じ書いては消し書いては消しを繰り返していた。

 

そして一日目の夜

夕飯と入浴を終えたおれは部屋でくつろいでいた。

そしてスマホで音楽を流しつつアコギを弾いていた

そして曲が終わると次の曲を選択し演奏していく

そうして数曲演奏した後一度曲を止めて一息ついた時

部屋の扉がノックされた。

「こんな時間に誰だろう?」

時間は22時殆どの人が寝てる時間帯だろう

そう思いつつ扉を開けるとリサが立っていた

「リサ…こんな時間にどうした?」

「とりあえず…入っていい?」

「ああ、どうぞ」

俺はリサを招き入れて置いてあった椅子に座る

「とりあえずそっち座って」

「うん…」

リサはベッドに座ったのを確認して話しかける

「それで…どうしたの?」

「ちょっと優也と話したくて」

「そっか…何か聞きたいこととかあったの?」

「うん…その前にさ…優也、そのユウって子の写真とかない?」

「ユウの?あるけど…なんで?」

「いや、そのお墓参り行ったんだけど…実際あった訳じゃないし…顔も知らないなって…」

「それもそっか、ちょっと待って」

俺はスマホのフォルダを開いて写真を見せる

「可愛いね…この子」

「そうか?見た目こそこんなだけど、かなり頑固でウザイんだぜ、ユウって」

「でも、なんだかんだ一緒にいたんだよね?」

「ああ、あいつが俺を陽のあたる場所に連れ出してくれたからな…これだって繋がりって言うか繋ぎ止めるものって言ってたしな」

「それ…外さないの?」

「自分で外すなってさあいつが」

「でも、優也、もしもその枷が外れたら優也はいなくなるの?」

「どうかな?まだ外せないし、でもなんで?」

「その…ね…アタシが…優也の新しい枷って言うか…優也を繋ぎ止める存在になれないかなって…」

「リサが?」

俺は正直戸惑っている何せユウ以外に俺を繋ぎ止める存在は現れないと思っていたから

「せっかく再会出来たのに…また…また優也が…いなくなるんじゃないかって怖いんだ…」

そう言ったリサは涙を浮かべ泣き出した。

俺はどうしたものかと頬を掻くとさっきまで弾いていたアコギを弾いて歌っていく

 

『カラオケしたいなと君が突然言い出す

街は夜を始めたばかり

面倒くさそうな顔を作ってみたけど

本当はすごく嬉しかった

人混みかき分け公園通り抜ければ

やたら派手な電飾のBOX

ぶっきらぼうな声で部屋番号告げられ

2人きりで部屋に入る

僕が歌うラブソング真面目に聞いてる

寂しげな横顔忘れられぬ思い出重ねてこぼれそうだよ

 

ずるくてもいい代わりでもいい

君の淋しさの1番近くにいたい

いつか僕をいつか僕を

ほんとに好きになるその時までそばにいるよ

 

君が歌の途中で突然泣き出して僕は何も言えなくて

取り残された伴奏と泣き声だけが狭い部屋に響いていた

ごめんと言う君の震える肩を抱き防犯カメラに背を向け

濡れた頬を指で拭ってそっとキスをした

 

ずるくてもいい代わりでもいい

君の悲しみの1番近くにいたい

いつか僕がきっと僕が

彼を忘れさせるその時までそばにいるよ』

 

リサ視点

優也がなんで突然この曲を歌い出したのかわからないけど

私の涙はとめどなく溢れてくる

悲しいんだけど、凄い落ち着くんだよね

 

『ずるくてもいい代わりでもいい

君の淋しさの1番近くにいたい

いつか君がいつか君が

ほんとに笑える時が来るまでそばにいるよ』

 

演奏を終えると俺はリサの隣に座りリサの名前を呼ぶ

「リサ、顔上げて」

「…やだ…だって泣き顔見られたくない」

「良いから、顔上げて」

俺がそう言うとリサはゆっくり顔をあげてくれた

俺は指先でリサの涙を拭いそのままキスをした

「落ち着いた?」

「え?…う…うん涙は止まった」

「良かった、ねぇ、リサさっきの返事さ…本当に良いの?」

「うん!だってアタシ、優也の事好きだし」

「じゃあ、リサがこれ外して」

「それなんだけど…まだ外さないでいいかな?」

「なんで?」

「合宿が終わったらさ、新しいの買おうよ!アタシと優也だけの新しい絆の形をさそれで、その鍵と錠前は大事に取っておこうよ、優也とユウちゃんううん神里優菜ちゃんの大事な絆なんだからさ」

「ありがとう、リサ、でも、やっぱり外してくれる?俺はもうリサのモノなんだし、形あるものはまぁ残しておくのは全然賛成なんだけど、ケジメとしてさ」

「優也がそう言うなら」

リサが納得してくれたので俺は鍵を渡した

「じゃあ、お願いします」

「うん」

そしてカチャリと音を立てて俺の首についていた枷は外れた 「ありがとう、鍵はリサが持ってて」

「良いの?」

「ユウが言ってたんだもしも俺の枷を外すのが自分以外の誰かだったら鍵はその人に預けてねって」

「じゃあ、これは預かるね!今度は新しい絆を作って行こうねアタシ達で」

「ああ、もちろん!これから恋人としてよろしくな!リサ」

そして俺達はどちらからともなくもう一度キスをした。

 

 

 

 

 

 




どうもこんにちは、1人と仲間の絆14話目になります。
予告通り2人を恋人にしました。
正直自分もこの話を最終的にどう完結しようかなどは考えていませんが、まぁウエディングエンドが理想かなとは思ってますのでまぁそれに向けてイベントを色々書いていこうと思いますのでお楽しみに
次回「合宿と夏花火」

ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?

  • すぐにお願いします。読んでみたいです
  • 読んでみたいけど、後々お願いします
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