1人と仲間の絆   作:凌介

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お互いの気持ちを認識し合い恋人になった2人は
最初に新しい目に見える絆を求めるのだった。


第16話 新たな枷と目に見える絆

合宿が終わり夏休みも半分程過ぎた今日俺達は

買い物件デートに来ていた。

「新しいのどんなのにしようかな」

「また錠前で良いよ、リサが買って付けてくれる事に意味があるからさ」

「優也はそう言うけど、アタシとしてはさやっぱり優也が付けてくれるからこそいいものを選びたいから」

「俺としてはやっぱり鍵は付いてて欲しいかな、リサが鍵を持っててくれたら良いなって」

「そうなるとやっぱり錠前かな?」

「そうなるね」

そう話しつつ俺達はオシャレな装飾品や鍵なんかも売っているお店に来ていた。

「やっぱり色々あるよね」

「だね、ユウが俺に付けてたのはシンプルなやつだったけど、模様がついてるのもあるしね」

そうして見て回っていると薔薇の模様の錠前とつまみの部分が薔薇になっている鍵のセットを見つけた

「これなんか良くない?」

「これを付けてる俺はさしずめ青薔薇に囚われる青年かな?」

「囚えて離さないのはアタシだけどね」

「そうだね、いんじゃない?チェーンはまた別な所で買えば良いし」

「じゃあ決まりね!」

「そうだね」

そうしてリサは錠前と鍵を購入し俺は別な店でチェーンを購入した。

「リサ、さっそく付けてくれる?」

「もちろん!」

リサはさっそく俺に新しい枷を付けた

「これで…優也はアタシに囚われたんだよね?」

「俺が望んだ事だから、ありがとう俺を捕まえてくれて」

「私に捕まってくれてありがとうこれからも一緒だよ」

「もちろん」

俺はそう言ってリサを抱きしめる

「こうされるの好きだな、優也がいるって実感できる。

ずっと不安だったんだ。優也の過去を聞いた時から優也いなくなるんじゃないかって、何も優也を繋ぎ止めるものがなくなったら、どこかにふらっといなくなるんじゃないかって…」

俺は少しだけ抱きしめる力を強めてささやくように言った

「俺はここにいるよ、ちゃんとリサが俺を繋ぎ止めてくれたから何処にもいかないよ、リサの手が届くところに、触れられるところに必ずいるから」

「うん、こうしてるとそれが伝わってくる。だから好き」

「俺はもうリサのものだからね」

「うん!」

俺は抱擁を解くとそのまま手を繋ぐ

「こうしてたら一緒にいるって実感できるでしょ」

「うん!じゃあ行こう!」

それから俺達は2人であちこちと見て回って買い物をした。

「結構買ったね、ちょっと買いすぎちゃったかも」

「だから言ったのに」

「優也が似合うって言ってくれた服ばっかだったし、それに

可愛くて綺麗なアタシを見てほしいじゃん!」

「まぁ、そういう事なら」

俺はポケットから小箱を取り出し渡す

「開けてみて」

優也に言われて開けてみると中身は3色の薔薇があしらわれた

指輪だった。

「単なるファッションリングだけど、お互いを繋いでくれるものって事でお揃い」

見ると優也の中指にも同じ指輪が嵌っていた。

「薬指じゃないんだね。ちょっと…残念」

「あぁ〜一応ペアリングだけど俺の薬指だとブカブカでさ

リサは薬指付けられるんじゃない?」

「じゃあ優也、付けて」

「もちろん」

俺はリサの左手の薬指に指輪を嵌める

「ありがとう優也、大事にする」

「いつになるかわからないけど、必ずもっと素敵な奴を贈るからね」

「全然これで良いよ!可愛いし綺麗!でも、優也がそこまで考えてくれてるなら超期待してる」

「まぁ、そこは期待してて」

「ところでさ、真面目な話優也金銭的な部分大丈夫なの?」

「ん?あぁ、俺、一応ユウと2人でやってた事から歌ってみたとか演奏してみた動画上げてるからそっちで多少なりともね、後、ウチの親には彼女ができたって言ったらバイトなんかに時間使わずに彼女との時間を大切にしろって仕送り増やしてくれたんだ、ありがたいやら申し訳ないやらで」

「そっかーねぇ優也、この後なんだけどさ…優也の家に行っても良いかな?」

「いいけど、いきなりどうしたの?」

「昔の優也を知りたい!中学の時や高校一年の時の優奈ちゃんと過ごした時間とか色々教えて欲しい!」

「そうだね、せっかくだし少し前の俺を知ってもらういい機会かもな」

そうして俺達は買い物デートを切り上げて俺の自宅に向かった

少しして俺達は家に着いた。

リサは1度荷物を置いてすぐに俺の家に来た

「どうぞ」

「お邪魔します。」

「別にただいまって言っても良いよ俺も1人だし、誰かが待っててくれると思うと帰る楽しみって言うか帰ってきても嬉しい気持ちになれるしさ」

「それは…もうちょい経ってからね」

「そう?じゃあ、とりあえず居間にどうぞ」

俺はリサを居間に案内してから2冊程アルバムを持ってきた

「中学と高校一年の時の奴な」

「これだけ?」

「うちの親あんまり写真撮りたがらないんだよ!その分高校入ってからのはある方だよ、優奈の親が逆に形に残したがるタイプだったからね」

「そうなんだね」

そうして2人でアルバムを見ていく中でリサは少しだけ表情を曇らせていく

「どうしたの?」

「いや…その…大したことじゃ無いんだけど、写真の優也

ずっと笑ってるなって…ねぇ優也せっかくたから曲も聴かせて」

「うん」

俺は1枚のCDを手に取りコンポに入れて再生する

自分が作った曲とはいえ歌っているのはあくまでもユウだからなのかどうしても俺がソロで歌うのとは違う印象を受ける

そんな中でリサが腕を組んできた。

そしてさらに浮かない表情をしている

「どうした?ものすごく浮かない顔してるけど」

「なんかね、また不安になっちゃったんだ、敵わないな〜って」

「ユウに?」

「うん…」

俺は少し言葉に迷いつつもリサに今の考えと気持ちを伝えていく

「あのさ、そんなにユウと自分を比べなくてもいいんじゃない?」

「え?」

「俺にとってユウとリサって大事なのは変わらないけど、

大事のベクトルが違うって言うかさ、確かに俺はユウの事が好きだったけどそれはやっぱりlikeであってLoveじゃないし

今はリサだけだしさ

言葉じゃ足りないって言うなら」

俺はリサの前に膝をついて座り手の甲に口付けする

「優也!別にそこまでしなくても…」

「リサが不安そうだったし、行動で示すならお姫様と騎士かなって、一度は憧れたでしょ?」

「そりゃ…そうだけど…優也軽い!なんでそんな簡単にできちゃうの!」

「リサだから」

「え…」

「リサだからだよ、俺はリサの恋人でしょ恋人が喜ぶなら

なんだってするよ」

「ふーんそっか…」

「照れてる?」

「そりゃ照れるよ!優也のバカ!」

「え〜俺が悪いの?」

「だって、優也がカッコイイのが悪い」

「かっこ悪い彼氏は嫌でしょ?俺はリサに釣り合う男になりたいし、何よりRoseliaにならび立つって決めたからさ

そっちの面はみっともなくても良いし、カッコ悪くたって

構わないよ、だからこそプライベートではちょっとでもかっこよく思われたいなって」

「そこまで考えてくれてたんだ」

「まぁ、色々考えないと大変なんだよ、正直プレッシャーだってあるんだよ、まだ俺を知ってる人は少ないし、Roseliaの皆におんぶに抱っこじゃいられないよ」

「でも、優也の事知ってる人って多い方じゃない?」

「まだまださ、これからだよ!だからさ、近くで見ててよ

そして俺をずっと隣りに繋いでおいて」

「うん!約束!」

「約束」

そうして俺達はお互いを大切だと言う気持ちを再認識したのだった。

 

 

 

 

 




16話目です。ちゃんと恋人同士らしく出来ていたらいんですけど、なんかまだ友達以上恋人未満な感じがしてますが
ここからと言うことで多目に見てください。
話数合わせで18まで3話投稿予定なのでお楽しみに

次回「皆の時間と2人の時間」

ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?

  • すぐにお願いします。読んでみたいです
  • 読んでみたいけど、後々お願いします
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