夏祭り当日お祭り自体は夕方からなため俺はリサと2人俺の家で過ごしていた。
「優也、夏祭りさ浴衣で行かない?」
「浴衣か、良いかもね」
「でしょ!アタシの浴衣姿楽しみにしててね」
「楽しみにしてるよ、きっと似合うだろうしね、俺だけが独占出来ないのが凄く残念」
「真っ先に優也に見せるからさ、優也だって絶対似合うだろうし、人に見せたくないよ!アタシだけの優也なのにさ」
「俺よりはやっぱりリサが変な奴らに絡まれないかとか不安だよリサは可愛いし綺麗だから」
「お祭りの間は手を離さないで」
「そのつもり俺はリサを離さないよ」
そうして2人手を繋ぎ身を寄せ合い2人だけの時間を過ごす。
時々どちらからともなくキスをしたりしつつ過ごした。
こんな時間が続けば良いと思いつつ俺はリサを抱き締める
「優也?」
「少しの間こうさせて、リサを近くに感じてたい」
「良いよ、優也が気の済むまでこうしてて」
「ありがとう」
幸せな時間が続く程、不安が胸をよぎる
だからこそ隣にいてくれるリサを離したく無いと思い自分の腕の中に捕まえる
「優也ってさ、意外と独占欲強いよね。アタシだけに気持ちが向いてるってわかってアタシは嬉しいんだけどさ」
「好きだから離したくないし誰にも触らせたくない」
「優也、アタシの事好きすぎ」
俺はリサが付けているネックレスに触れながら言った
「リサが俺を繋いでくれてるんだもん、これが俺達の目に見える絆だから」
「うん。アタシも凄く実感してる。優也のアタシに向けられる想いが優也の熱を通して伝わってくる。アタシ、大事にされてるなって」
「自分の彼女を大事にしない奴がいるかよ!まだ付き合って
2週間くらいだけどさ俺はリサと過ごす1日1日を大切にして行きたいし」
「優也はキスや態度だけじゃなくてちゃんと言葉にしてくれる所も好き」
「ずっと言えなかった事がそのまま伝えられなかったら嫌だから、ちゃんと言葉にするようにしてるんだ」
「優奈ちゃん事言ってる?」
「あぁ、ユウとの事は後悔だらけさ、こうしてたらああしてればってさタラレバばっかり」
そう、思い返せば俺の見ている世界のほとんどはユウだった
そしてずっと俺はユウに対して対等でいたいが為に幾度となく本音を隠した。
そしてユウがいなくなった時俺の世界は色褪せた
そしてそこに再び光を灯してくれたのは目の前にいる
リサだった。
だからこそ俺はリサに対しては伝えず後悔するより伝えて後悔しようと思った。
リサとならお互いを支えつつ時には喧嘩をしても寄り添っていけるだろうと感じていた。
「…や…優也…優也ってば!」
俺は名前を呼ばれて我に返る
「ごめんごめん、考え事してた」
「優奈ちゃんの事?」
「ユウとリサの事考えてた」
「あたし達の?」
「そう、ユウの時は後悔だらけだった、だからリサには伝えず後悔するよりは伝えて喧嘩になったりしてもお互い本音を言い合えるくらいにもっと関係を深めて行けたらってさ」
「そっか、じゃあ、皆が羨むくらいになろう!言いたい事言い合ってさ時には喧嘩したりする事もあるだろうけどさ
それでも最後には笑ってられるそんな関係になれたらって」
「それ、良いかもね!皆が羨むくらい理想的な関係になろう」
「約束ね!」
「俺達の約束」
そうして俺達の約束がまた増えたのだった。
それから俺達は夕方まで2人の時間を過ごしその後夏祭りに
行く準備をするため一度分かれた。
俺もさっそく浴衣に着替える
着付けは慣れているので思いのほか早く終わり
俺はリサを待っているとリサより先に友希那が家から出てきた
「こんばんは優也、リサを待っているの?」
「こんばんは友希那、まさにその通り」
「それで、あれから何か変わったの?」
「なにかって?」
「付き合ってからの話しよ」
「一緒にいる時間が増えたくらいかな」
「手は出してないのね」
「付き合って2週間やそこらで出せるか!」
「男子はそういうのに節操がないものと思ってたけど」
「偏見だ!俺はリサが望まないことはしない!」
「そう、ちゃんとリサの事大切にしているようで安心したわ」
「それは何よりかな」
「リサを傷つけたら許さないわよ」
「わかってるよ、時には喧嘩する事もあるかもしれないけど、それでも最後は笑って一緒にいられるように努力するつもり」
「そう、ならこれからもよろしく。Roseliaの仲間として一友人として」
「あぁ、よろしくな」
そうして話していると準備を終えたリサが家から出てきた
「お待たせ優也、友希那も」
「そんなに待ってないから平気」
「私もそんなに待ってないから平気よ」
「じゃあいこっか!」
「だな」
そうして3人で夏祭りに向かった
「優也、アタシの浴衣どう?」
「可愛いし綺麗、誰にも見せなくないくらいにね」
「嬉しい。優也もその黒の浴衣似合うねカッコイイよ」
「そう言ってくれると思ってた。」
「私はお邪魔かしら?」
「なんでそうなるの?3人で行こうって言ったし」
「除け者にする気は無い」
「そうは言うけれど、無粋じゃないかと思って」
「全然そんな事ないよ!」
「だな、今回は3人でって約束したしな」
「まぁ良いわ、会場着いたわよ」
友希那の言った通り俺達はいつの間にか会場となる商店街に来ていた。
「じゃあ、軽くなんか食べるか」
「賛成!アタシ焼きとうもろこしが良い!」
「俺は焼きそばとアメリカンドッグかな」
「私は焼き鳥をお願いするわ」
「OK!今回は俺が出すよ」
「いや、アタシ達も出すよ!」
「じゃあ飲み物をお願いお酒はNGだよ!」
「呑まないよ!」
そうして俺達は飲み物と食べ物を買って軽く夕飯を済ませたあと俺達はくじ引きをしてみたり型取りに熱中してみたりと
夏祭りを満喫していた。
そしてリサが射的の屋台の前で立ち止まる
「リサ?なんか欲しいものあった?」
「うん!髪留めのセットがあって欲しいなって」
「優也、取れるかしら?」
「やってみる」
俺はお金を渡し弾を受け取ると一発撃ってみる
「なるほど…」
「やれそう?」
「もう一発試してみるよ」
「ラストでやれるんだね」
「あぁ、やれる」
そうして2発目を撃って間髪入れずに最後の弾を打ち出し
髪留めをゲットする
「はい、リサ」
「ありがとう!大事にするね!」
「そりゃ良かった、友希那は?」
「私は良いわ、それよりもそろそろ花火始まるわよ」
「じゃあ、移動するか」
「私は良いわ、あこ達が来てるみたいだからそっちに行くわよ」
「気使わせちゃった?」
「気にしなくていいわ、私がそうしたいだけだもの」
「そっか…ありがとうな友希那」
「別にいいわよ」
そうして俺達は2人で花火を見ることになった
「合宿の時も2人で見たよね花火」
「あの時は皆いたけどな」
「アタシ達だけ離れてたもんね」
「だな、せっかくだし2人で楽しもうぜ」
「うん!」
そして花火が始まった
花火はまさに一瞬の輝きだった。
ぱっと咲いてシュンと散りゆく花びらのようで
そして隣にいるリサの顔を見ると綺麗な笑顔をしている
「リサ…」
俺は名前を呼びこっちを向いたリサにキスをする
リサは抵抗なく受け入れてくれる
「今、好きって気持ちが伝わってきたよ」
「そのつもりでキスしたからね」
「優也、ずっと一緒にいようね!」
「あぁ、この先もずっと一緒だ」
そうしてまたキスをした。
18話目です。予定通り夏祭りの話を書きました
次回はリサの誕生日イベントを書きますのでお楽しみに
誕生日イベントでは主人公が福山雅治さんの【蛍】を演奏しますので次回は歌うシーンを想像しつつ楽しんで貰えたらと思いますのでお楽しみに
次回「誕生日と灯火の光」
ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?
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すぐにお願いします。読んでみたいです
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読んでみたいけど、後々お願いします