夏休みの終わりも近付きそれと同時に近付くリサの誕生日
「リサは何をあげたら喜ぶかな?」
まず思いつくのはアクセサリーだでもリサは既に俺を縛る鍵とファッションリングではあるが指輪を持っているし
イヤリングもお気に入りの物を幾つか持っているようだし俺からも1つはリサにプレゼントしたものがある
髪留めや服は好みがあるから選ぶのも難しい
もちろん誕生日に演奏はするがちゃんと形あるものをプレゼントしたい
どうしようかと思い何気なく部屋を見渡すとユウが最後に残したオルゴールが目に入った
「なるほど、オルゴールか」
俺はスマホで検索をかけオルゴールの店を探すと電車で3つ先の駅から20分位のところに店があるらしく曲等の指定もできるらしいので俺はさっそくそこまで行くことにした。
そして駅から電車に乗り目的地近くの駅で降りて更にナビを頼りに歩き目的地のオルゴールの店に到着する
「こんにちは、どなたかいませんか?」
俺が声をかけると店の奥から20代後半位のお兄さんがやってきた
「いらっしゃいませ、本日はオルゴールをお求めですか?」
「オーダーメイドをお願いしたいんですけど」
「わかりました。使いたい曲は決まってますか?」
「えぇ、一応CDを持ってきました」
「ではお預かりします、注文書に記入していただきますので
少しお待ちください」
そうして俺は注文書に細かく記載した後完成がリサの誕生日当日になると言われ当日取りに来ると伝えてお店を後にした
「当日に間に合って良かった〜取りに来るのは一応夕方にしたけど、早まるようなら連絡すればいいか」
そうして俺は自宅に戻り楽な服装に着替えてアコギを弾いているとリサが帰ってきた
「おかえり、バイトお疲れ様」
「疲れた〜優也は何してたの?」
「ちょっと前まで出掛けてた」
「買い物?」
「まぁ、そんなとこ」
「はぐらかすって事はまだ秘密にしておきたいってことだよね?」
「もうちょっとだけ待っててよ、そしたらわかるから」
「優也がそう言うってことは近いうちにわかるってことだから知られて困る事じゃないしね!わかった!楽しみにしておくよ!」
「うん、待っててよ、それとリサ、誕生日の日予定空けておいてよ」
「大丈夫!朝から出掛けるんでしょ?」
「そうだよ、と言っても普通にデートするだけになるけどね」
「特別なことじゃなくても一緒にいられる時間が増えるならそれでいいよ!」
「まぁ、夕飯はそれなりに特別な所には行くからね」
「期待してる」
「後、帰ってからのサプライズもあるからね」
「夕方までデートして、夕飯食べて帰ってきてサプライズまであるのか〜誕生日が楽しみだな〜」
「超が付くほど期待してて」
「めっちゃ楽しみにしてる!」
そうしてその日も俺達は一緒の時間を過ごした。
それから数日経ち迎えたリサの誕生日
俺達は朝から出掛けていた。
リサが観たがっていた映画を観た後服やアクセサリーを見て
気に入ったものがあれば買ったりと2人だけの時間を満喫していた。
今はカフェに入り休憩中だ
「映画良かったね、感動したよ!」
「そうだね、思わず主人公に感情移入しちゃったよ」
「優也は少なからず共通点があったもんねあの主人公と」
「まぁ、過程は違ってもラストが似てたりとかその逆ってあると思うし、通じる部分はあるもんだよ。俺はリサのおかげで今こうしていられるからそれだけで幸せだけどね」
「あたしも幸せだよ!だって手が届く所に優也がいて、友希那や他のRoseliaの仲間がいて、あぁ、幸せだなって」
「俺はリサのおかげが大きいかな、リサが俺のために泣いてくれたから、この子にならもう一度拘束されてもいいやって思えたから、きっとそれがなかったら今も俺の時間は止まったままだったかもしれないし」
「そっか…でも、あたしが優也を捕まえたんだからね!どこにも行かないでよ!」
「そばにいるよ!離れないし離さない」
「アタシもだよ!」
そうして2人で笑いあった
「リサ、今度またユウの所に行こう…そして報告してこよう」
「うん!優奈ちゃんが優也を捕まえててくれたおかげでアタシが優也をもう一度捕まえられたからね!」
「ありがとう。約束ね」
「うん!約束!」
その後カフェを出て今度は2人でゲームを楽しんだ
ステップを踏みつつポーズを取りスコアを稼ぐゲームで協力して本日最高得点を出した
「やったね!優也!」
「あぁ!最高得点だ!」
2人でハイタッチを交わし喜んだ。
その後もいくつかゲームをプレイした後少し遅めの昼食を取りもう一度ゲームセンターに戻りプリクラを撮った後
ゲームセンターを後にする
俺は時間を確認しそろそろかなと思いリサに声を掛ける
「リサ、ちょっと行きたいところがあるんだけど、良いかな?」
「どこ?」
「ここから電車で更に2駅向こうなんだけど、大丈夫?」
「アタシは良いよ、なにか買いたいものがあるの?」
「まぁね、とりあえず行こう!行ってからのお楽しみ」
「優也がそう言うなら」
そうして駅まで移動し電車に乗って目的の駅で降りてから
更に歩き目的地に到着する
「ここ?」
「そう!ここ!ちょっと前に来たんだけどね、頼んでおいたものがあってさそろそろ出来てると思って来てみたんだ」
「そっか、じゃあとりあえず入ってみよう!」
「そうだね」
そうして俺達は店に入る
「こんにちは!頼んでおいたものできてますか?」
「やぁ、いらっしゃい!できてるよ!ちょっと待ってて」
そうして店長さんは頼んでおいたオルゴールを持ってきてくれた
俺はそれを受け取りそのままリサに渡す
「はいこれ、Happybirthday!」
「開けてもいい?」
「どうぞ」
私はオルゴールのフタを開けると優也の曲が流れてきた
「これって…」
「うん、俺が作った曲、誕生日と薔薇の花って曲俺からbirthdaysongのプレゼント」
「超嬉しい!優也ありがとう!大切にするね!」
「気に入ってもらえてよかったよ」
その後予約していたレストランで早めの夕飯を済ませ帰宅する
「美味しかった〜!優也あんな素敵なお店予約してくれてたんだね」
「まぁね、でも、誕生日と言えばケーキでしょ!」
「もしかして優也の手作り?」
「頑張りました!」
「楽しみ〜」
そうして俺は手作りケーキをリサの前に運んで来た
そして、happybirthdayを歌ってリサはロウソクの火を吹き消した。
「誕生日おめでとうリサ」
「ありがとう優也!」
そうして2人でケーキを食べた後俺は部屋からアコギを持ってきてリサの前に座る
「カバーで1曲聴いてくれる?」
「優也の演奏が聴けるなら願ってもないねこっちからお願いするよ」
「じゃあ、聴いてください蛍」
俺はアコギを演奏しながら歌っていく
『ありがとうこの街で僕のこと見つけてくれて
僕たちは何もかも知りたくて恋をした
どこにいたの どんな世界で君は生きてたの
誰を愛したのどんな傷があるの
ひとりきり泣いてたの
いま 君だけを見つめてる
怒った顔も笑った顔も
この言葉じゃきっと足りないけど君が好き』
リサ視点
アタシと優也が出会ったあの時が多分恋の始まりだった
そして今アタシだけを見てくれてる
君が好きって言ってくれる
「アタシも言葉だけじゃ足りないくらいに好きだよ」
声が届いたみたいで優也が笑っていた
『つくり笑い嫌いなことカミナリがダメなこと
僕たちは何もかも違うから愛しあった
僕が育った街にいつか一緒に帰ろうよ
古い教会坂道の通学路逢って欲しぃ人がいる
いま 蛍火のように僕ら生命の火を燃やしている
ちっぽけでもどんな悲劇さえも焼き尽くすように』
リサ視点
birthdaysongとはちょっと違うけど、それでも私の心が暖かくなるのを感じる
「何もかも違うからお互いを知りたくて愛し合うんだね」
とても満たされた気持ちでいっぱいだ
『いま君だけを見つめてる
出逢った春もはしゃいだ夏も
泣いた秋も寄り添い歩いた冬も
君が好き
ありがとうこの街で
出逢ってくれて生まれてくれて』
演奏が終わった時アタシの頬を涙が伝った
「優也…ありがとう!最高の誕生日だよ!」
「それは良かった」
「本当に本当にありがとう!大好き!」
アタシにとってこれまでにないくらい最高の誕生日になった
今日だった。
19話目の誕生日イベントです!誕生日イベントは考えるのが大変です!(笑)それでも記念日ですからね物語の中くらい最高の思い出にして欲しいと思いながら書きました。
次回はライブイベントを書いていきますのでお楽しみに
次回「LIVEと優也の演奏」
ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?
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すぐにお願いします。読んでみたいです
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読んでみたいけど、後々お願いします