Afterglowへの楽曲提供は成功と言っていい結果だった。
俺は次に楽曲提供するバンドの事を考えていた。
「優也、次はどこのバンドにするの?」
「まだ悩んでるとこ」
「パスパレは?」
「仮にもプロだからねあの子達、Afterglowよりも難易度は高いかも、パスパレの一存で決まるものでも無いだろうし」
「そっか〜じゃあハロハピは?薫に話だけでも聞いてもらうとか?」
「そうだな〜どうせなら皆揃ってる時にその話題を出したいけど、話だけ通しておくのもありか」
「なんなら薫に頼んで集めてもらいなよ」
「ちょっと聞いてみるか、リサ着いてきて」
「OK!多分体育館か中庭だろうしね」
「とりあえず体育館の方に行ってみよう」
俺達は体育館へと向かった。
そして体育館に着くと薫が1人芝居をしていた
「おーい!薫!」
「おや、優也じゃないか、それにリサも」
「ヤッホー薫、優也がちょっと話を聞いてほしんだって!アタシは付き添い」
「いいとも!話してご覧!それで君の心が救われるなら!」
「別に救いは求めてないけどさ…とりあえず、薫も含めたハロハピメンバーと話したいからみんな集まる日を教えてくれないかな?」
「そんな事かい、それなら今日の放課後にミーティングをするから集まるよ!私から他の皆には話しておくから君も来るといい」
「そっか、じゃあ頼む!リサはどうする?」
「幸い今日は個人練の日だし着いていくよ!」
「了解、夜はリサの個人練に付き合うよ」
「お願いね」
「じゃあ薫、改めて放課後に会おう」
「ああ!また会おう」
そうして俺達は教室に戻った。
-放課後-
授業を終えた俺達は薫と合流しこころの家に向かった
「いつも家でミーティングしてんの?」
「ああ、こころの家なら部屋もたくさんあるからね」
「なるほどね」
なんて話しているとこころの家に到着した。
「すっごい豪邸…」
「だなぁ〜さすがお嬢様」
「薫〜優也〜」
俺達の名を呼ぶ声がした方を向くとこころがいた
「やぁ、こころ久しぶり」
「元気そうね優也」
「まぁね、立ち話もアレだからこころ達がいつも集まる場所に俺達も案内してくれる?」
「もちろんよ!歓迎するわ!」
案内された場所に行くと他の皆は既に集合していた
「あら?ミッシェルは?」
「今日は都合が悪いみたいで、後で改めて今日の話は聞かせてって言ってたよ」
ミッシェル=美咲なのは神のみぞ知ると言ったところかなとくだらない事を考えながら用意された椅子に座る
「優也から話があるからって言われたのだけど、早速聞いてもいいかしら?」
「もちろん!」
俺はこころ達ハロハピに楽曲提供の話をする
「こころ達に俺の曲を歌って貰えないかなって思ってさ」
「どんな曲なの?」
「これからハロハピの為だけの曲を作るからさ歌ってくれる?」
「素敵ね!わたしは構わないわ!皆はどうかしら?」
「私もこころが良いなら反対はしないけど」
「私も賛成かな、優也君がどんな風にハロハピらしさを曲にしてくれるのか楽しみだし」
「あたしもいいよー!」
「じゃあ決まりね!優也、曲はすぐにできるのかしら?」
「すぐとはいかないけど、最高の曲を作るよ!」
「作業部屋は必要かしら?」
「大丈夫だよ!曲は家で作れるし」
「私達にできる事はあるかしら?」
「それならハロハピの演奏を聞かせてくれる?曲のヒントになりそうなのが良いな」
「わかったわ!えがおのオーケストラとハピネスハッピーマジカルを演奏するわ!」
ハロハピの皆は準備を終えるとその場で演奏してくれた
ハロハピの曲はリズミカルな曲が多くこころがのびのびと歌えるように作られた曲で世界を笑顔にしたいと頑張るこころ達皆の気持ちが強く感じられた。
その後も更に色々と曲を聞かせてもらいまず曲の方向性と言うかは決まった
「曲の方向性はやっぱりのびのびと笑顔で歌えるような曲かな、演奏のイメージがまさにそんな感じだったから」
「素敵な曲になりそうな予感よ!出来たら是非聞かせてちょうだいね!」
「もちろん!」
その後俺達はこころ宅を後にし帰宅する
-帰り道-
「ごめんねリサ、なんかリサがいないみたいに扱って」
「気にしないで!優也がね音楽と向き合ってる姿勢っていうか、そういうのが見れたからなんか嬉しかったよ!」
「そっか…でも、色々掴めた気はしてるんだ!あの時とは違うまた違う力って言うか力の込め方かな?変わったんだ」
「なるほどねぇ」
「色々一段落する頃にさ夏の終わりの花火大会があるからさ、前から話してた通り一緒に行こう!」
「うん!」
俺達は帰宅すると1時間程一緒に練習した。
俺はまず曲のイメージを形にする所から始める
まだ朧気なイメージしかないのでそれを形にしなければ曲も完成しない
「まずは、笑顔や希望がテーマの曲を聴いてみないとな」
俺は何曲が思い当たる曲を聴いていくが何か違う感じがする
俺は手詰まりになり''ある人''に相談した。
メッセージを送り返ってきた返答はカバー曲と書きたい相手の事をしっかり考えることだった。
早速曲を聴いてみるとまさに探していた内容とマッチするような曲だった
「これなら!」
俺は早速作詞作曲に取り掛かる
「やっぱり語りかける感じの方が良いかな?でも、それならこころが皆に歌おうとか声かける方が良いかな?」
そう呟きながら曲を作っていく
そしてまた行き詰まる
「優也、ちょっと休憩しよう。コーヒーいれたからさ」
「そうする」
「曲の方はどう?」
「イメージが固まって方向性も決まって作ってるけど、決定打にかける感じ」
「ちょっと聴いても良い?」
「良いよ」
リサはヘッドホンをして途中まで出来てる曲を聴く
「いいと思うけどね、大袈裟なくらいがいいって言うかさ」
「もう一声欲しい感じなんだ俺として
「ん〜じゃあ、皆で歌うようにしたら?質問に答えるみたいに」
「ああ!良いね!リサそれ採用!」
「単なる思い付きだよ?」
「気にしない気にしない」
俺は断りを入れて再度作業に没頭する
俺はこころ達ハロハピメンバーの事を思い浮かべながら曲を作ってく
世界を笑顔にしたいと願い1つとなった場所、何物にも変えられない大切なものを描いていく
「できた!」
「さっそく聞いてもいい?」
「お願い、第三者の意見が欲しい」
「OK」
俺は冷めたコーヒーを飲みつつリサが曲を聞き終わるのを待った。
少ししてリサがヘッドホンを外したので感想を求めた
「どうだった?」
「ハロハピらしさに溢れてるけどしっかりと優也らしさも感じるいい曲だったよ!」
「リサがそう感じたなら大丈夫かな」
「少なくともハロハピの皆には響く曲だよ!」
「ハロハピの皆に響くなら作って良かったと思えるよ」
「不安?」
「まぁね、でも、納得の行くものは出来てるから後はやっぱり受け入れて貰えるかどうかだね」
「きっと大丈夫だよ!」
「後は本人達次第かな」
「そうだな」
その後俺達はゆっくりと二人の時間を過ごし明日へ備えるのだった。
-次の日-
俺は薫に曲が出来たことを伝えた
「もうできたのかい?早くないかな?」
「Afterglowの時もこのくらいだからこんなもんだ」
「そうだね、優也は没頭するとあっという間に完成させてくるよ」
「そうかい…なら放課後に全員揃ったら聞かせてくれたまえ」
「そうする。じゃあ放課後な」
そう言って俺達は教室に戻った。
-放課後ー
待ちに待った放課後リサは今回はバイトがあるためパスとの事で薫と二人こころの家に向かった。
しばらくしてこころの家に着くと皆集まっていた。
「曲が出来たのね優也!早かったわね」
「曲作りに没頭したよ、おかげで納得のいく物ができたけどさ」
「さっそく聞かせてもらえるかな?優也君がハロハピに書いてくれた曲を」
「わたしも聞たい!」
「じゃあ、さっそく再生するね」
俺は曲を再生する
会話を交えるように歌いこころの問いに答えるように皆が歌っていくように作った曲を皆が聴いている
そして曲が終わるとこころははしゃぎ出す
「すごいわ!まさに私たちにピッタリじゃない!」
「そうだね!」
「いい曲だよ優也君」
「ホントホント!」
「とても儚く素敵な曲じゃないか」
「さっそくLIVEで歌いたいわ!」
「まず練習だよ!」
思い思いの感想を言い合って皆ではしゃいでいる
「気に入ってくれたみたいだね」
「当然よ!素敵な曲をありがとう!優也! 」
「どういたしまして」
俺は気に入って貰えて良かったと思った。
数日後ハロハピはファン感謝祭と言う名目でLIVEを行った
そして俺やリサなど身近な人からハロハピファンのおばあちゃん達まで沢山の人がいる
LIVEが進み最後の1曲となった
「ラストの曲は私達の友人が作ってくれたものよ!」
「私達の為だけに書いてくれた特別な曲!」
「それを演奏するね!」
「さぁ、聞いてくれたまえ」
「いくよ〜」
「「「「「笑顔の輪の中で!」」」」」
『「さぁ!歌いましょう!」
辛いことがあった時こそ笑いましょう!
「笑い方を忘れたら?」
私達が教えてあげる!手と手を繋いで輪になって皆で歌いましょう!
「それでもどうしようもなくなったら?」
泣くだけ泣いてスッキリしましょう!涙のあとには自然と笑顔が溢れるわ!
さぁ皆で歌いましょう!曇空さえ晴れにしてしまうくらいに歌いましょう!
皆笑顔の輪の中で!』
会話によって曲が物語のように色付きハロハピだけの1曲となった。
そして優也の挑戦も成功を収めたのだった。
25話目ハロハピへの楽曲提供の話になります。
主人公は今後も皆に心の底から歌ってよかったと思える曲を作ってきいますし主人公自身も目的の為に頑張っていきますのでお楽しみに
次回はパスパレへの楽曲提供の話を書いていきますのでお楽しみに
次回「楽曲提供〜優也からパスパレへ〜曇天模様の行く先」
ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?
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すぐにお願いします。読んでみたいです
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読んでみたいけど、後々お願いします