優也が曲に込める思いとは
ハロハピへの楽曲提供から数日後Afterglowとハロハピの皆からはまた楽曲提供をお願いしたいと言われたのだが1度全バンドに曲を書いたら改めてこちらからお願いすると伝え1度断らせてもらった。
「優也、次はポピパ?それともパスパレ?」
「ん〜パスパレかな?ただ、パスパレもパスパレで面倒な感じがしてる」
「どういう事?」
「仮にも''プロの世界''にいる子達だからね、友希那達Roseliaや楽曲提供したAfterglowとハロハピともまた違うでしょ?」
「ああ〜そうだよね、楽曲提供となるとある意味プロにオファーするって形になる訳か…」
「そうなんだよね、それもあって後回しにしてたんだけど、ポピパに曲書く前にパスパレに曲書きたいなとは思っててさ」
「とりあえず日菜と麻弥ちゃんに相談してみたら?」
「それしかないよね、他のメンバーにも後で聞いてはみるけどさ」
「まずは話を通しておくことが先決だと思うわ」
「そうだね、それについては友希那に賛成」
「じゃあ、昼休みにでもとりあえず話に行ってみるよ!
リサ、友希那、付き添いしてもらっていい?」
「アタシは良いよ!友希那は?」
「私も構わないわ」
「じゃあ、お願いね」
話が纏まったので俺達は授業時間に備えた。
-昼休み-
俺達は日菜達のクラスを訪れた
「日菜いる?後、麻弥さん」
「いるよ〜優くんどうしたの?」
「日菜ちゃんだけじゃなくてあたしにも用事ですか?」
「優也が話したいって」
「私達は付き添いよ」
「そうなんだ、優くん話って?」
「パスパレに曲を書かせて貰えないかな?」
「曲?」
「詳しく教えてください」
「私から説明させて貰うわ、優也が色々再スタート中なのは知ってるわよね?」
2人が頷いたのを確認し言葉を続ける
「優也が今挑戦しているのは楽曲提供、つまり私たちRoseliaや他のバンドに曲を書いているのよ、既にAfterglowとハロハピには楽曲提供をしているしもう1曲頼むとオファーが来ているわ、それでもまずは知り合ったバンド全員に曲を書いてからと言う話なのよ、それで次はあなた達パスパレの出番って訳」
「まぁ、そういう訳だからさ、もちろん日菜達の一存で決められる事じゃないしまずは皆に話しておいてくれる?」
「良いよ〜!なんだかとってもるんってしそうな予感!」
「確かに色々楽しみな話題ですね!と言ってもどうするんです?その楽曲提供の事」
「事務所を通して仕事って扱いになるのかな?」
「ん〜多分そうなると思うけど、あたしもよくわかんない麻弥ちゃんは?」
「パスパレでまずは話し合ってみてそこからどうなるかですね」
「じゃあ詳しいこと分かったら教えて皆で打ち合わせしたりとかしながら曲作るよ」
「OK!」
そうして話が纏まったのでまず第1歩と言ったところかと思った。
-放課後-
パスパレ視点
あたしと麻弥ちゃんは優くんから楽曲提供の話があった事を伝えた
「それでね優くんが是非ともって」
「この場合仕事のオファーとか必要なのか等わからないらしく皆の意見を聞いた上でマネージャーや社長に相談してみようかなと思ってるんですが」
「私は優也君の話受けてもいいと思うなもちろんマネージャーや社長さんには相談しないとだと思うけど」
「そうね、私もいいと思うわ、第三者から見たパスパレのイメージなんかを曲にしてもらったり、色々と新しい発見があると思うし」
「私も賛成です!パスパレらしく可愛くそれでいてかっこよく見える曲なんかをお願いしてみたいです」
「皆が良いなら私も賛成、話聞いた時からいいかもっては思ってたし」
「じゃあ、社長とマネージャーに話してみましょう」
そうして私達から社長達に話をする事にした。
そして社長達に話をするとまずは優也君と話をさせて欲しいと言われ優也君の都合を確認し改めて時間を作ることになった。
そして改めて5人で話した結果日菜ちゃんが優也君に連絡する事になった。
日菜ちゃんはさっそく優也君に連絡を取り都合を確認する
「優くんいつでもいいよって!明日さっそく来てもらおうか?」
「そうね善は急げというものね」
「じゃあ伝えておくね」
そう言って優也君に必要事項を連絡し電話を終えた。
「優くんの曲楽しみ」
「そうだね」
まだ曲ができたわけではないし楽曲提供の話も了解を得ていないがきっといい返事が来るだろうと皆が思っているようだった。
次の日
-放課後-
学校での一日を終えた俺は日菜達の案内の元パスパレの事務所を訪れた
そして応接室に通され待っていると社長さんとパスパレのマネージャーさんがやって来た
「初めまして、社長の小暮だ。よろしく」
「よろしくお願いします神永優也です。」
「Pastel*Paletteのマネージャーの花山です」
「よろしくお願いします」
俺は2人と名刺を交換した。
「名刺を持ってるのは珍しいな」
「昔作ったものなんです。必要と思い作ったんです」
「持っておいて損は無いだろう、さて、本題に入ろう話を聞かせてくれ」
「はい」
俺はPastel*Paletteに楽曲提供したい旨を伝える
「Pastel*Paletteの俺の作った曲を歌ってもらいたいんです」「音楽活動から一時期離れていたと聞いたが、再スタートして新たな挑戦をしたいと言う考えかな?」
「それもありますが、Pastel*Paletteの皆さんも俺が音楽活動を再開するためのきっかけをくれたんです。真正面からぶつかってきてくれたと言いますか、色を取り戻させてくれました。」
「もしかして君はkindSTARのギタリストか?」
「昔の話ですよ」
「そうか…君達の曲は好きだったんだがな」
「今度CDでも持ってきますよ」
「楽しみにしているよ、楽曲提供の件は私からは特に何も言わない、パスパレの皆と相談してくれ」
「そういう事なら」
俺はそう言って応接室の扉を開けるとパスパレの皆がなだれ込んできた。
「聞いてたんだね」
「バレてたんだね」
「そりゃね」
その後俺達は応接室をそのまま貸してもらい打ち合わせをする
色々と話し合った結果テーマが虹そしてかっこよく、そして可愛い曲を作る事になった。
俺は帰り道に何となくイメージを固めていくがいい歌詞が浮かばない
俺は空や虹と言えばと思う人が知り合いにいるため聞いてみることにした
メッセージを送るとすぐに返答があり色と原点を見直してみろとの事だった
「難しいアドバイスをどうも」
そう言ってスマホをポケットにしまい家路を辿った
帰宅するとリサが出迎えてくれた。
「おかえり。どうだった?」
「上手く行ったよ!でも、曲は時間かかるかも」
「そうなんだ、まだ全然な感じ?」
「大雑把なイメージはできてるけど、それを歌詞にするのはちょっと大変」
「でも、やりがいは感じてるんでしょ?」
「そりゃね、それが無かったら音楽やる意味もないし」
「だよね!Roseliaの番も楽しみにしてるよ優也」
「まぁ、気長に待っててよ。」
「そうこうしてるうちに花火大会なっちゃうよ?」
「大丈夫。それまでには一段落付けるし花火大会は夜からだから一緒に行けるし心配しなくて大丈夫。でも、最近デートも行けてないし、一緒に出掛けたいね」
「アタシは大丈夫!優也が一生懸命なのは伝わってくるし
何より家では2人だけの時間大事にしてくれてるからさ」
「まぁ、こうしてるとね、この時間は俺達だけの特別な時間なんだって思えるから」
その後夕飯を一緒に済ませしばらくゆっくりしてからリサは帰ってったので俺はイメージを形にしていく
「虹、7色、光、橋、心?……心の色または音色それを問いかける感じかな?そうすると似たような歌詞あったな
魂の色は何色ですかってANIMAだったっけ?あれに近い感じで作ってみるか」
俺はパスパレに似合う曲を考える
心の色は何色だろう?私達の目に見えるかな?
綺麗だといいな、カラフルだといいな
たくさんの色が人それぞれにあってそれが集まって虹になったら空にたくさんの虹が輝くだろう
「この先はどう繋げようかな?」
俺は椅子の背もたれに身体を預けて呟きチラリと時計を見ると時間が時間だったので今日は寝る事にした。
-次の日-
学校に来て早々日菜に絡まれる
「おっはよう優くん!ねぇねぇ!曲できた?もうできてたりしない?」
「落ち着け!まだ出来てない!もう少しかかる!」
「ぶー!」
「ぶーたれたってまだなものはまだなの!」
「つぐちゃんやこころちゃんの時はすぐ出来たのに」
「あの時はテーマというか、色々決まってる事が多かったからね、時間もかからなかったんだよ」
「あたし達のは難しい?」
「まだわかんないけど、それを形にしてるとこ」
「出来たら教えてね!」
「ああ、すぐにとはいかないけど、必ずいい曲作るよ」
俺は改めて約束した。
そして学校での1日を終えた放課後
今日も直帰し作曲作業に集中する。
俺は自分の中のイメージを曲として紡いで行く
どのくらい没頭していたのかわからないがやっと曲が完成した。
「今までよりも掛かったけど最高のができた!」
俺はパスパレメンバーに連絡すると彩のバイト先に皆集まってるとの事でそこに合流させてもらい曲を渡した。
「さすがにここじゃ音出せないからこれに入れてきた」
そう言ってウォークマンを2つ用意した。
「彩ちゃんまだバイト中だしこれだと2人ずつしか聞けないよね?」
「とりあえず先に聞いてもらえる?CDも渡すから後でまた皆で聞いて貰えたら良いし」
「じゃあそうするね」
そうして2人1組で1度曲を聞いてもらいその後すぐに彩も合流したため彩にも聞いてもらい感想を求める
「どうだった?」
「これ以上ないくらい最高だよ!」
「文句の付けようがないわね」
「るんって来た!」
「かっこいいです!」
「でもってパスパレらしさも感じます」
俺は気に入ってもらえて良かったと安心した
「1日あれば今まで出来てたのに今回時間がかかったからその分いいものはできたと思うよ」
「うん!とっても素敵な曲だよ!ありがとう」
「どういたしまして皆の演奏で聞けるの楽しみにしてるね」
「期待してて!1番最初に聞かせてあげる!」
そうして新たな約束が生まれたのだった。
-後日談-
約束からしばらくしてパスパレの皆は音楽番組に出演し俺の曲を演奏してくれた。
俺は生放送の観覧席に招かれているリサも一緒だ
そして番組が進みパスパレの出番となった
今回歌う曲について聞かれた時皆はこう答えていた
「大切な友人が私達の為だけに書いてくれた曲でその人に、そしてファンの皆に届くように歌います」と
パスパレはスタンバイし演奏を始める
タイトルは心の音色
『心の色は何色だろう?私達の目に見えるかな?
音は聞こえるかな?
綺麗だといいな、カラフルだといいな
たくさんの色が人それぞれにあってそれが集まって虹になったら空にたくさんの虹が輝くだろう』
最初はバラードのように語りかけるようにボーカルの後を追いかけるようにベースの重低音が響きギターの力強い音が更に追走しキーボードの音が重なりドラムがそれを支え1つとなる中でボーカルの声が際立つ曲調になっている
「良い曲作ったね優也」
「我ながらね」
そう言って2人で笑いあった
その後パスパレの皆に挨拶し2人で帰り道を歩く
「私達の番が余計楽しみになったな〜」
「きっと他のどの曲にも負けない曲を作るよ、もちろんリサにだけ特別な曲を書いても良いけどね」
「楽しみ!期待してるよ優也!」
「あぁ、約束な!」
優也と仲間の絆がまた少し強まった瞬間だった。
」
26話ですね!楽曲提供の話にしてはちょっと長めかなと思いますが変にグダグダ書くよりは多少長くなってもそれっぽい感じに書けたら良いなと思いながらの執筆でした。
次回はポピパの皆に楽曲提供しますのでお楽しみに
次回「楽曲提供〜優也からポピパへ〜輝きの世界」
ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?
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すぐにお願いします。読んでみたいです
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読んでみたいけど、後々お願いします