ポピパの皆に楽曲提供の話を切り出す前にポピパの皆から
お願いされた俺は香澄達との出会いを思い出していた
香澄はキラキラドキドキする事を探していた時に星のシールに導かれランダムスターと出会いバンドを始めた
そして香澄は持ち前の明るさと奔放さで周りを巻き込むように輪の中に引き入れ香澄達のバンドPoppin’Partyが生まれた
「思い浮かぶのは香澄の事ばっかだな〜」
「優也、苦戦してるね」
声を掛けてきたのは俺の最愛のパートナーのリサだ
「まぁね、なんだかんだ1番交流が少ないバンドだからなのか香澄の事ばっかり浮かんできて、周りの皆が霞むっていうか
なんて言うか」
「言われて見ると香澄との交流は多いよね優也」
「Roseliaの皆とは違うけど、俺の事で色々親身になってくれた相手ではあるからね」
「ん〜それなら香澄を中心に輪を作るイメージで書いてみたら?」
「それが1番難しいんだ、香澄以外の皆を知らなすぎる」
「やっぱり他のメンバーとも話してみた方が良いよ!アタシも行くからさ!」
「まぁ、リサがそこまで言うなら」
俺は香澄に連絡すると有咲の家の蔵?にいるらしく聞いてみると言って通話中のまま数分放置していると再び香澄の声が聞こえてきて有咲の家に来てくれと言っていた。
「有咲ってキーボードの子だよね?」
「そうそう!あと、リードギターの子が花園たえちゃんで
ベースの子が牛込りみちゃん、ドラムの子が山吹沙綾ちゃんね」
「沙綾ってのがポニテの子だよね?商店街のパン屋さんの子」
「そうそう、メンバーは一応知ってるみたいだね」
「とは言ってもパスパレ以上に交流無いからね、あんまり知らないんだよ」
「だからこそじゃん!」
「それもそうか、とりあえず行こう!」
「うん!」
そうして俺達は有咲の家に向かった
しばらくして目的地に着くと香澄と有咲が出迎えてくれた
「こんにちは優也先輩!リサ先輩も!」
「うん!久しぶり!それと有咲、いきなりごめんね」
「いや、いいですよ楽曲提供の話は聞いてたんで、お願いしたこっちにも先輩からの要望って言うかはなるべく聞かないととは思ってましたし」
「それは助かるよ!どうにも皆のことを知らなすぎて曲に偏りが出来そうでさ」
「とりあえず中にどうぞ、立ち話もアレなんで」
俺達は香澄と有咲に案内されて蔵にやってきた
そこはかなりレア物の機材が置かれていた。
「これビンテージの超がつくレアモノばっかりじゃん!もしかして有咲の?」
「いえ、ウチのじーちやんのです」
「へぇ〜凄いね!」
「優也、脱線してる!」
「あぁ、ごめんごめん!とりあえずまずは楽曲提供の話、ポピパからお願いしてくれた事についてはありがとう」
「色んなバンドの子達から評判良いんだよ!」
「聞いてます!だからこそ私達からお願いしようって」
「それで色々考えてはみたんだけど、香澄以外との交流が少なすぎてポピパの曲って言うより香澄の曲って感じになっちゃうんだ、だから皆1人1人と話をしてみたいなって」
「アタシは優也の付き添いね」
「先輩達付き合ってるんですよね?」
「うん!そうだよ」
「だからですか?優也先輩の浮気防止みたいな」
「そんなんじゃないよ!ただ、優也の頑張りを近くで見てたいだけなんだ」
「そうですか…まぁ、いいです!とりあえず先輩が聞きたいこと聞いてください」
「じゃあ、まずはみんなから見た香澄の事を聞かせて」
みんなの香澄のイメージはどこまでも周りを引き込んで楽しくする存在なんだそうだ
「じゃあ、香澄にバンドに誘われた時の気持ちを教えて」
バンド誘われた時の心境は様々だった。
それでも香澄と一緒に演奏する事を楽しいと思いそこに集まったようだ
「なるほどねぇ、やっぱり香澄がこのポピパの中心なんだね」
「なんだかんだ言って香澄がいなきゃウチら全員ここにいませんでしたから」
「私も、香澄がいなかったらずっと立ち止まったままだったかもしれませんし、先輩も協力してくれましたよね」
「あの時の俺はなりふり構わないで周りの人達との絆や繋がりを途切れさせたくないと思ってたからね」
「優也はさ、失くす事の辛さって言うのかな?人一倍それを知ってるからこそ出来ることってあると思うしさ」
「そうだよね、うん!今ので方針決まったよ!やっぱりポピパの皆には仲間の大切さを歌ってほしい!その為の曲を書くよ!」
「楽しみにしてますね」
「うん!最高の曲を書くよ」
そうして俺達は有咲の家を後にした。
「優也、やっぱり香澄中心に書くの?」
「そのつもり、香澄がいないとポピパじゃない、誰かがかけてもダメだからね」
「そっか、じゃあ完成させよう!その曲!」
「ああ!終わったらRoseliaの番だ!」
「うん!今から楽しみだよ!」
俺は帰宅すると早速作曲を始めた
「なんか手伝うことある?」
「ん〜それならクッキー作ってくれる?甘いもの食べたい」
「任せて!」
リサにお菓子作りを頼んでいる間に俺は作曲を開始する。
「物語の最初は1人から、1人から2人へ2人から3人へ仲間が集まり1つの輪になっていくそこに1人また1人と仲間が増えて行き1つの大きな輪になっていくそれがやがてかけがえのないものになり確かな絆が生まれる」
呟きつつイメージを形にし曲を作っていく
「完成!」
「こっちも出来たよ!」
香ばしい香りが部屋を満たす
「食べて食べて!」
「いただきます」
俺はクッキーを手に取り食べる
「美味しいよ!コーヒーに合いそう」
「そういうと思って用意したよ!」
「ありがとう!」
俺は休憩も兼ねてコーヒーを飲む
「曲出来たんだよね?」
「あぁ、でも、もう少しだけ詰めるとこ詰めてからポピパに渡す」
「それが終わったらいよいよだね」
「まぁね、Roseliaの曲は今まで以上に世界観が重視されると思ってる」
「そっかそっか、きっといい曲になるよ!そんか気がしてるもん!」
「まぁ、期待には答えるさ」
そう話しつつ休憩を終え俺は曲作りの方に再度没頭する
そして出来上がった曲をポピパの皆に送った
ポピパの皆からの返答を待っているとポピパの皆から絶賛する返答が届いた。
「気に入ってくれたみたい」
「良かったね気に入って貰えて」
「あぁ、後はRoseliaだけだ」
「曲作りが終わったらどうするの?」
「いくつかLIVEに出てみようと思ってるよ!Roseliaに並べるアーティストになるって決めた以上足踏みはなるべくしないように頑張りたい」
「隣で見てるから頑張って」
「あぁ、色々と挑戦していくよ!」
そうして俺は新たな目標を定めそれに向けて最後の曲作りに取り組むのだった。
-後日談-
ポピパの皆は毎月行われるcircleのLIVEで俺の曲を歌った
その時の曲の紹介で皆はこう言っていた
「私達のキラキラドキドキするって気持ちを全て歌にしてくれたような曲だと」
俺はその演奏を間近で聴いた
『1人の少女が音楽と出会った少女は星と共に仲間を集めた
1人また1人少女の周りに集まって星の光となった少女達は
かけがえのない時間と仲間との絆を手に入れ大切な未来を
歩んでいく為に今日も演奏する』
演奏の最後にポピパの皆は礼をした後言った
「素敵な曲をありがとうございました。」
俺はその返答として手を振って答えるのだった。
27話目です。ポピパの出番が少ないかなとも思いますが変に詰め込むより主人公を通しての交流を読む中で感じて貰えたらと思います。次回は楽曲提供最後のRoseliaになりますのでお楽しみに
次回「楽曲提供〜優也からRoseliaへ〜奇跡の青薔薇」
ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?
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すぐにお願いします。読んでみたいです
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読んでみたいけど、後々お願いします