1人と仲間の絆   作:凌介

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優也は季節ごとの恋愛ソングと失恋ソングを仲間と共に描いていく


第30話新たな挑戦~春の出会いと別れ~

花火大会から数日が経ち俺は季節ごとのラブソングを描く為

リサとデートを重ねつつユウと過ごした思い出を振り返る

「優也、最初はやっぱり春?」

「うん、季節ごとに順番に書いていくつもり、後並行して他のバンドにも曲は書くよAfterglowやハロハピからはもう何曲か書いてくれって頼まれてるしね」

「じゃあ、作ったラブソングを渡すの?」

「まだわからないけど、多分渡す曲は友情ソングになると思うんだ」

「なら友達以上恋人未満な感じを書いてみたら?」

「そういう感じか~ちなみにさ、俺とリサは付き合ってるけど、他にバンドの子達で彼氏がいる子ってリサ知ってる?」

「ん~特には聞かないかな、あ!でも、日菜が言うには千聖が2つ上のマネージャーといい感じだって言ってたっけ」

「Roseliaは?俺とリサ以外の4人に浮いた話って言うかはないの?」

「やっぱり気になる?」

「あくまでも曲作りの参考になればなと思うくらいで特別な意味は無いよ」

「まぁ、それもそっか!ん〜とね、燐子が最近ゲームで知り合ったちょっと不良っぽい男子といい感じになってて、友希那は絶賛年下の幼なじみからアプローチされてる最中だよ

紗夜は今は恋愛にあんまり興味無いみたいだけど、あれで結構モテるからね、恋人ができるのは時間の問題じゃないかな?」

「なるほどね~あこちゃんは?」

「あこについては恋愛話全く聞かないね」

「そっかぁ~あこちゃんも可愛いからモテそうなのにね」

「ん~確かに交友関係はかなり広いんだよね〜」

「そうなるとやっぱり友達から恋人になるように書くべきかな」

「失恋ソングにするならどうする?」

「ん~やっぱり離れ離れになるよう作るかな、リサ、カノ嘘のサヨナラの準備はもうできていたって知ってる?」

「知ってるよ!あの世界のバンドの作曲件ベース担当のアキが恋人だった歌姫のマリが好きだったけどサヨナラしないといけないって想いから出来た曲だよね」

「多分書くならそんな感じになると思う」

「あんなに切ない歌詞かけるの?」

「ユウとの事をちょっと脚色するさ」

そう言って優也は作曲を始めた。

時々アタシに質問したりしつつ曲を作っていた

「あ~ダメだ!こうじゃない!」

「詩を見る限り悪くは無さそうだけど、納得いかない感じ?」

「こっちはラブソングだからね、しかも春の曲だし、出会いから恋人になるまでを書きたいんだよね、後、もどかしさって言うかが欲しい」

「例えば?」

「あれくん&ユイカのあのねって曲みたいな」

「そんないい曲なの?」

「歌おうか?」

「お願い」

俺はアコギとキーボードを準備し演奏し歌っていく

 

『どうせだったらもうちょっと

男らしく余裕見せたらよかったな

どうせだったらもうちょっと

可愛いらしく甘えて見せたらよかったな

後悔ばっかが募って

でも後戻りはもうできなくて

ずっとずっと''君だらけ''の毎日』

 

リサ視点

 

曲の始まりが既にもどかしいお互いを想う気持ちは

あるのに伝えられないもどかしさ

「ずっとずっと君だらけの毎日か」

そのもどかしさが胸をしめつける

 

 

『君の気を引きたくて

君の気持ちを知りたくて

わざとからかったり

わざと未読したり

「あの人は誰?」「不安になったの?」

「別にそんなんじゃないよ。」

君しか見えない

私だけ見てて

早く言わなきゃ

でもね。

君が好きだ、なんてまだ言えない

焦る思いが胸を締め付ける

恋をしてる

私、恋をしてる

あのね、「好きなんです。」

言えない、言えないよ

''好きだよ''なんてまだ、まだって

こんな自分がこんな自分が

嫌いになりそう嫌いになりそう

想いを伝えたいのに

気持ちは固まってるのに』

 

リサ視点

聴いてるこっちがもどかしい気持ちになる

お互い好きなのに伝えられないもどかしさが曲を通して伝わってくる

 

『好きとか笑うかな?

私も、笑われちゃうかな?

君しか見えない

ずっと私だけ見てて

気持ちが同じなら

もっと早く言えたのに

晴れた

青い春に桜が空を舞う

2人の想いが今重なり合う

恋をしてる今、恋をしてる

あのね、「幸せなんです。」

どうせだったらもうちょっと

男らしく余裕見せたらよかったな

どうせだったらもうちょっと

可愛いらしく甘えて見せたらよかったな

そんな後悔も幸せ

だって今こうして笑いあってるから。

今なら言える

「好きだよ。」』

 

「凄いもどかしい感じがまた良いね」

「こんな曲を書きたいんだよね」

「ならさいっその事私達のこの形ある約束をそのまま歌にしたら?」

「これを?」

「季節を変えてさ、スタートは再会で約束が形として残ってるからこそ忘れられなかった思い出があってみたいな」

「あぁ!良いかもね!やってみるよ!」

それから優也は1時間くらいで曲を完成させた。

そしてその曲は別れとも再会とも取れる曲で優也が路上ライブでその曲を歌った時は私達くらいの歳の子達にかなりウケて即席で作ったCDがあっという間に売れて優也の新たな挑戦がかなりの好スタートを切った。

後に優也がこの曲を歌う時に曲の紹介では語りかけるようにこう言っていた。

「忘れられない約束を形として残したこの曲を通して恋人との出会いや離れてしまった想いを伝える事を忘れないでください」と

優也がシンガーソングライターユウとしてデビューして

初恋ソングのカリスマと呼ばれるのは今はまだ先の話

私の恋人はいつも初恋を思い出しながら曲を届けるのだった。

 




30話目曲ラブソング作りに挑戦する主人公とそれを支えるヒロインを描きました。
次回はRoseliaの皆と一緒に主人公がラブソングを作っていきますのでお楽しみに

次回「忘れられない恋を~薔薇の花束と共に~」

ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?

  • すぐにお願いします。読んでみたいです
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