-クリスマス当日-
クリスマスって言われたら皆24日を思い浮かべがちだと思うけど実際は25日が本来のクリスマス。
私達はクリスマスイブもクリスマスも一緒に過ごす約束をして昨日はRoseliaの皆も一緒になってクリスマスパーティーを楽しんだ。
そして今日は優也と2人で過ごすクリスマス当日
私はいつもり気合いを入れてお洒落して家を出た。
家の前では優也が既に待っていてくれた。
優也はシミ1つない白のコートで下は黒のスーツ生地のズボンが見えていた。
「おはよう優也!」
「おはようリサ、今日はいつにも増してオシャレだね綺麗だし可愛い」
「コートで隠す前に優也に見て欲しかったからね!良かった優也が綺麗って言ってくれて」
「思ってなきゃ言わないよ!リサは自分に似合う服とか髪型とかさ、見せ方って言うのかなわかってる感じがするから余計かもね」
「その辺はアタシも1女子として可愛くカッコよく見られたいからね!ところで優也、今日はどうするの?」
「夕方までは普通にデートして夕飯時はちょっとオシャレなレストラン予約してあるからそこで夕飯食べてその後イルミネーション見に行って帰ってきてから俺からクリスマスソングを1曲だけプレゼントその時にクリスマスプレゼントも渡すからね」
「楽しみだなぁ〜優也が色々考えてくれたんだもんね」
「まぁ、楽しみにしておいてとりあえず映画行こう」
「うん!ところで今日はなんの映画観るの?」
「ゴーストもう一度抱きしめたいって映画だよ、結構前にやった映画だけど今ちょっと古い映画を再上映してたりするとこ多いんだそれで、どんな映画が良いか考えた時こう言うちょっと変わったラブストーリーなんかどうかなって思ってね」
「なるほどねぇ〜そこまで考えて選んでくれたんなら結構期待出来るかも!」
「そりゃよかった」
そう話しつつ俺達は映画館に行きチケットとポップコーンとドリンクを買い映画を観る
内容はゴーストになっても恋人を守ろうとする女性の物語だ
俺はたとえ姿が見えなくてもそばにいて見守ってくれる存在の大切さを知れるストーリーだと感じた。
リサの方も映画に観入ってるようで感情移入出来るシーンも多いのか表情の変化がかなり見られた。
映画が終わると俺達はそのままカフェに移動し映画の話で盛り上がった。
「アタシ結構感情移入しちゃった!なんか良いよね見えなくてもそばにいたい守りたいって思ってもらえるってさ」
「そうだね、あなたのことを思い続けてますって感じで良いよね!」
「そうそう!」
そんな感じで一通り映画の話で盛り上がった後カフェを後にした俺達はショッピングを楽しんでいた。
「これとかどうかな?」
「もう少し落ち着た色でもいんじゃない?」
「いっそ黒にする?」
「グレーとかは?下を少し色が強いのにすればいんじゃない?ジーンズ系で」
「なるほどね!それなら脚長く見えたりとかあるかも!」
なんて話しつつショッピングを楽しんだ後少し遅めの昼食をとった後俺達はゲームセンターで遊んでいる
「これやろう!負けた方がジュース奢りで!」
「乗った!その代わりこのゲーム含め3回勝負な!」
「良いよ!負けないからね!」
その後リズムゲームとバスケの得点を競うゲームにエアホッケーで対決し最後のエアホッケーで僅差で負けてしまったのでジュースを買って一休みする
「いや〜遊んだ遊んだ!久々に楽しかった〜」
「ここまではしゃいだのは俺も久々!一緒に出掛けてもこうしてゲームする事あんまり無かったよね!」
「そうなんだよね〜いつも色々買い物はするけどここまではしゃいだのは本当に久しぶりでさ!」
「俺も楽しかった!」
「なら良かった!優也、最後にプリクラ撮ろう」
「良いよ!」
俺達は2人でプリクラを撮り今日1日の思い出をプリクラに収めた。
その後約束通りちょっとお洒落なレストランでクリスマス限定のコースを楽しんだ後俺達はイルミネーションで彩られた街を歩いていた。
「綺麗〜春の桜や夏の花火とは違った風情があるよね」
「これで雪が降ってたらまさにホワイトクリスマスなんだけどね」
「こっちあんま降らないもんね」
「まぁ、それはそれでいんだけどね」
そうしてイルミネーションで彩られた街並みを見ながら俺達は帰宅した。
そしてここからは俺の演奏タイムとなる
演奏準備をしてリサの前に立ち話し掛ける
「改めて、メリークリスマス!さっそく、クリスマスソングを演奏します。聞いて下さい、聖なる夜の贈り物」
『小さな頃聞いた 寒い冬のおとぎ話
プレゼントはいらないからどうか君の笑顔下さい
キラキラの街並に似合わないこの重い空気
ここんとこは忙しくてすれ違いぎみのふたり
素直になれなくてごめんねいつもこんなに好きなのにな
真っ白な雪がふいに長いまつげに止まる
空がくれた贈り物にうつむく君も顔を上げた
かじかんだ寂しさにあたたかな灯がともる
ぬくもりを消さないようにそっと手と手を繋いだんだ』
リサ視点
「サビとか超最高じゃん!なんかうるっと来た
空がくれた贈り物なんてなんだか幻想的」
幻想的な世界観と優也の静かなんだけど力強い演奏が合わさって私の心をを捕らえて離さない
『三度目のこの冬を寄り添い歩く並木道
クリスマスがすぎたなら今年ももう終わりだね
この先もふたりでいたいと願う君もおんなじかな
真綿をような雪が静寂を連れてくる
ポッケの中の贈り物を確かめるように握りしめた
聖なる夜になんて ちょっとベタすぎるけれど
今ならこの気持ちすべて伝えられるような気がするんだ』
俺は歌う中でさらに表現力の翼を広げていく
一緒に冬を過ごして三度目になる2人がこの先も一緒にいたいと願っているそんな一時に静寂をもたらす雪気色をイメージしつつ、そして聖なる夜になんてちょっとベタだけど思いの全てを伝える光景を歌と演奏で表現していく
『真っ白な雪のように飾らないで届けよう
空がくれた贈り物に誓うよ一度きりの言葉
寂しさを分け合ってやさしさの灯をともす
頷いてくれますようにずっと手と手を繋いでて』
演奏を終えた瞬間リサが拍手をしながら言った
「超最高!この時間が何よりのプレゼントだよ!」
「そりゃよかった、でも本命のプレゼントはこっち」
そう言ってリサの腕に俺とリサの誕生石があしらわれたブレスレットを嵌める
「これって…私と優也の誕生石が入ってるんだよね?」
「うん、目に見える絆は確かにここにある」
俺は言葉を区切りリサが付けているネックレスに触れながら言葉を続ける
「目に見える絆があるなら尚更、離れないよって伝えたかった。だから俺とリサの誕生石があしらわれたこのブレスレットを贈ろうと思ったんだ。もちろん俺も同じのをつけてる」
俺はそう言って自分の手首に付けたブレスレットを見せる
「これもまた絆の形、俺とリサだけの特別なもの
リサ、これからも俺の傍にいてください」
リサは目に涙を浮かべながら笑って言った。
「こちらこそ!ずっと優也の傍にいさせてください!私を離さないで!」
俺達は抱き合いそしてキスをした。お互いの気持ちを確かめ合うようにこの時間を特別なものにする為に…
「幸せなクリスマスをありがとう!」
そうしてクリスマスの夜は静かに過ぎていった。
36話目クリスマスイベントです。クリスマスソングを1曲入れようと考えててなんの曲を使おうか迷ってるうちに投稿が遅くなりました。すいませんでした。
次回は年越しと初詣を書いてその後新学期編かなと考えていますのでお楽しみに
次回「年越しと初詣のお願い」
ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?
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すぐにお願いします。読んでみたいです
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読んでみたいけど、後々お願いします