1人と仲間の絆   作:凌介

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過去を振り返り、今を進む決意を固めた優也はキラキラドキドキを探し求める少女に出会う


第8話キラキラドキドキを探して

GW最終日俺はcircleに来ていた。

昔に比べ演奏の方もまだまだなために家以外の場所でもしっかりと練習時間を作り再度技術を向上させるためである

そしてしばらく移動すると目的地が見えてきた

「やっと着いた!家からだとちょっと遠いや」

そうして息を整えてから店内に入る

「こんにちは」

「いらっしゃい、初めてのお客さんだね。」

「はい、神永優也です。よろしくお願いします」

「よろしくね、私は月島まりな、ここの店長だよ」

「よろしくお願いしますね、とりあえず個人練習1時間お願い出来ますか?」

「もちろん!個人練習1時間だね、すぐそこの1番スタジオにどうぞ」

「ありがとうございます」

俺はスタジオに入りギターを弾く準備を整えてからギターを弾いていく

そしてしばらく練習に没頭した後少し休憩をとり

また再開し時間いっぱい練習しスタジオを出る

そして出たところですぐに1人の少女に声をかけられた

「あの!」

「俺?」

「はい!あの!たまたま聞こえたんですけど、演奏上手ですね!」

「そう?俺としてはまだまだなんだ、1度辞めちゃったからね」

「そうなんですか?」

「うん、まぁ色々あってね、ところで君は?」

「私は戸山香澄です!名前聞いても良いですか?」

「もちろん!神永優也だよ、漢字でこう書くんだ」

そう言ってメモ帳に書いてある自分の名前を見せる

「いい名前ですね!優也先輩でいいんですか?」

「俺は一応16でもう少ししたら17だけどそっちは?」

「私は1つ下みたいです!今年16なんです!」

「じゃあ、呼び捨てで良いかな?」

「はい!私は優也先輩って呼びますね!」

「うん、ところで香澄も練習?」

「はい!メンバー集めてバンドやるんです!SPACEのLIVEに出るのが目標なんです!」

「SPACEってあのガールズバンドの聖地の?」

「知ってるんですか!?」

「知ってるよ!1度だけLIVEに行ったこともあるよ!と言っても随分前だけどね」

「そうなんですか…あの!先輩はなんで1度辞めちゃったのにもう一度やろうと思えたんですか?」

俺は少し迷った末に簡単に話す事にした

「1度全部大切なものを失くしたんだ、でも、そいつの言葉が、そいつの存在が俺に音楽をやれって言ってくるんだ、そして他の仲間もね、だからこそ許されるならもう一度この手で曲を演奏したいって思ったからだね」

「その人は今どうしてるんですか?」

「ん〜あえてこういう言い方をするなら星になったよ…」

「それって…」

「あぁ!ごめんね、なんかしんみりさせちゃって」

「いいえ!大丈夫です!教えてくれてありがとうございます!それで、知り合ってすぐでアレなんですけど、練習に付き合って貰えませんか?私、このギターに出会ってギター始めてバンドメンバーもほとんど集まってて、でも、今日は皆予定が合わなくて、良かったら練習見て貰えませんか?」

「良いよ!演奏は聞いてもらうものだからね、第三者の意見は大事だと思うし、付き合うよ」

「じゃあお願いします!」

そうして俺は香澄の練習に付き合う事にし香澄の演奏を聞いていく

そして香澄が何曲か演奏した後休憩をとる

「香澄ってギター始めてどのくらい?」

「まだ1ヶ月と少しくらいです!」

「日が浅い方ではあるけど、結構弾けてるよね?それに、こう言ったらアレだけど、変形ギターだし、弾くのも難しいと思うんだよね」

「ギター自体はおたえに教えて貰ってるんです!」

「おたえ?」

「友達です!ギターとっても上手で、弾いてるところはかっこいいんです!」

「そっか…あのさ、良かったら今度香澄の友達紹介してよ!俺さ先輩、後輩、同期関係なくたくさんの繋がり作ってあいつに自慢できるくらい最高の仲間に囲まれて音楽をやりたいんだ」

「もちろんです!近々私の通う学校で文化祭がありますから是非来てください!その時に友達を紹介します!」

「その時はよろしくね」

その後俺は香澄と連絡先を交換し途中まで一緒に帰る中で

香澄と話をする

「香澄がギター始めたきっかけは聞いたけどさ香澄にとって

音楽ってどういうもの?」

香澄は少し考えてから答えてくれた

「私にとっての音楽はキラキラドキドキするものです!」

「キラキラドキドキ?」

「はい!私、このギターに出会った時に初めて生でLIVEを見たんです!ステージに立ってる人達は皆キラキラしてて演奏聞いてる私達はどんな演奏が聞けるんだろう?とか考えてすっごくドキドキしました!だから、私にとっての音楽はキラキラドキドキするものです!先輩はどうですか?今と少し前とで変わったりしましたか?」

そう問われ俺も考えてみる

あいつといた頃の音楽は夢物語のようだった、あいつの声が俺の作った曲の歌詞を歌っていき2人でハモれば世界が広がったでも今は再スタートしたばかりで小さな灯火のようなものかもしれない

「少し前までは夢物語のようだったけど、今は小さな灯火かな」

「そうなんですか、先輩は皆と一緒にその灯火を大きくしてそこから花火のようなキラキラするものを見つけられたらいいですね!」

「花火はぱっと咲いてシュンと散る儚いものだよ、どうせなら天に届くくらいの業火になって星空に燃え上がれば良いかな」

「素敵だと思います。そうなれたら良いですね!」

「あぁ!そうだね、香澄も他の皆と一緒にキラキラドキドキをたくさん見つけて行けるといいね」

「はい!」

そうして俺達は駅前で分かれそれぞれ帰路に着いた

俺自身香澄との出会いは新鮮だと感じた、そして香澄の集めたバンドメンバーと会うのもより一層の楽しみとなった今日この日だった…

 

 

 

 

 




お久しぶりですね、ポピパの香澄との出会いを書きました。
次回は文化祭の前日件当日の話を書いてその後SPACE編を書いた後皆が優也の過去を知る事になりますのでまずはそこまでを気長に待っていて下さい
次回「文化祭と星の鼓動」

ifルートの執筆も考えています。どっちがいいですか?

  • すぐにお願いします。読んでみたいです
  • 読んでみたいけど、後々お願いします
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