1.この小説はそもそも小説を書く事自体が初めてな筆者の処女作であります。細心のの注意を払って書き進めていくつもりですが、誤字脱字等を始めとする不適切な表現があるかもしれません。その場合は遠慮せず指摘してください。
2.クロスオーバー、二次創作という作品の特性上それぞれの作品に対する解釈が間違っていたり、設定を捏造する可能性は大いにあります。特にウィザーズ・ブレインの魔法に関しては私自身が物理学が大の苦手ということもあり本来起きるべき事象が起きないような大事故が発生するかも知れません。なるべく原作を参照しつつ正しい作用、正しい反応になるように努力していきますが、ある程度はご都合主義と思って流していただけたら幸いです。ただあまりにもズレが酷いようでしたらこちらも指摘をお願いします。
※最後に
ウィザブレで一番可愛いのは錬、魔法科は幹比古君だと思っている。
ちょっといつもとはちがう、いつも通りの日常のはずだった。
今回行う魔法はいわゆる「召喚魔法」というのが恐らく最も近い表現だろう。この世界ではない
この魔法は近年唱えられている「魔法に必要なエネルギーは異次元から供給されている」とする仮説に対する検証実験の側面を持っていた。もし成功すれば従来の魔法理論に新しい項目が加えられ、更に世界初の成功例として古式魔法の、吉田家の、実行者である自分の名声は大きく高まるだろうと、術者の少年――吉田幹比古はそう考えていた。
抜かりなく、万全の準備をして魔法を行使する。それは魔法の難易度がどの程度であれ常に心がけ実行してきたことだ。だから結果がどうであれ「失敗」することだけはない。それは兄を凌いで「神童」と称されるほどの腕前に基づいた自信であり、そこに多少の驕りが入っていたとしても笑って許される程度には彼は実績があった。
この仮説を知ってから関係すると思われる全ての文献を読み漁り、考えうる限りの道具を揃え、式を構築した。今はもう術の行使を待つのみだ。
そして少年は気負うことなく、あくまで表面上はいつも通り冷静に、その魔法を
実行した。
――直後、彼の耳に届いたのは大きなものが豪快に壊れたような派手な大音響。
その視線の先にはあったのは、真っ赤な何かに押し潰され半壊した我が家だった。
○●○
多少のハプニングはあれど、おおむねいつも通りの日常のはずだった。
生きていくには先立つものがいる。それはこの永い冬に閉ざされた世界であっても例外ではない。となれば当然やるべきことは労働であり、
今回はとある小さな町からの依頼。日本の、100年以上昔にまだ国家という概念が存在していた頃は「東京」と呼ばれていた土地にある地熱発電プラントが利用可能かどうかの調査依頼だ。このたぐいの依頼はよくあるもので、不注意による過剰とも思えるほどの防衛システムからの迎撃被害といういつかどこかで体験したような気がする事故を巻き起こしつつも最終的にどうやら同じ依頼を別の町から受けたらしい赤色の空賊一行と共同戦線で何とか調査完了、「この施設は危なくて使えない」という結果を相手方に伝え無事?仕事は終了した。
依頼達成報告の後、共同戦線を組んだヴァーミリオン・CD・ヘイズに誘われ、彼の船である「Hunter Pigeon」にフィアと一緒にお邪魔していたら、なんとなく別れてから今までのことを報告し合う流れになった。といってもあのニューデリーの騒動からまだひと月もたたない状態では話のネタもそう多くはない。あの時素晴らしい気迫をもってシティ・マサチューセッツから離反した
そんなこの世界ではある種ありふれた日常をお互いに語り合って、今日という日は多少の変化を持ちながらいつものように終わっていく。
そのはずだった。
(高密度情報制御を感知)
それは唐突だった。まず真っ先に思い浮かんだのはどこかの魔法士による奇襲。だがそんな存在を千里眼たるクレアが見落とすはずがない。次に何らかの施設の作動。しかし近くにあるのは先ほど調査が終わったばかりの地熱発電プラントだけ。あそこにはそういった類の機械は置かれていなかった。なら――残念ながら次の仮説を思い浮かべている暇はなかった。
わずかな浮遊感のあとに船体の下方から大きな衝撃。とっさに
衝撃が収まり落ち着いたところでひとまず船の損傷の確認。制御システムであるハリーは器用にも「すごく安心した」と言った雰囲気の表情のマンガ顔をこれまた妙に芸の細かい動きでディスプレイに表示しながら幸いにして船に目立った損傷はなく、また演算機関周辺にも不具合は見受けられないとのことを伝えてきた。ですがそれよりも……と見せられた船外カメラの映像は船内にいる4人には――大戦勃発後に製造された先天性魔法士たちには――衝撃的を与えるには十分な風景だった。
雪のない土の大地、いくつも立ち並ぶ家、路を行き交う人々――ここまでならシティと大差はなかった。
しかしそれらの頭上には、本物の、雲ひとつない、青空があった。
これが神童と謳われていた少年が起こした事故の顛末。
出会うはずのない魔法師と魔法士が出会った、本来とは少しちがう未来を歩むことになった世界の物語の始まり。
分解魔法が使えるがその代償に他の魔法の行使が出来ない、世界最高レベルの魔法使い。あと解析チート。
あれ?ヘイズとキャラかぶってね?と思ったのがすべての発端。あとはこの世界観で魔法士たち(特にヘイズ)がいることの必然性を突き詰め以下略。
どうしてこうなった。
ハリーとセットじゃないヘイズはヘイズじゃないというひどい偏見のもと今回雲上航空艦までセットでついてきてしまいましたが、まず150m級航空艦を置くのに必要な土地は約7000坪、東京ドーム2つ分ほどでして……や~吉田くんの家ひろいね~(棒)