怪しさMAXの陰陽師は、奈落の底を目指すようです 作:S・DOMAN
結局特定の喋らせやすいキャラクターしか喋らないのです…
S・DOMANはPC勢ですのでまだ闇を目指した連星をプレイできてないです。
六層突入の際に使用したあの球状の遺物に似た〈守り〉を越え、拙僧らは
ですが、そこから生じる不快感を覆い尽くすほどの好奇が拙僧を満たしましたので、蒙昧愚劣なる此奴等を一切鏖殺するのは最後にしようと、もう一度気を引き締めることができました。
ハッハァ!しかしまぁ、この村は何と摩訶不思議な地なのでしょうねェ!いやはや、生物の内部ですと上昇負荷が掛からぬとは…こればかりは拙僧も盲点でしたよ。
さて、村に入った拙僧らは熱烈なる歓待を受けることとなりました。なんとこの村の村長殿に出迎えられたのです!
「やぁやぁ、よく来たねぇキミたち!“
「ンンン!これはこれは。本来であればこちらから菓子折りの一つでも持参して訪ねるべき所を、まさかそちらから迎えてくださるとは!どうか、この身の非礼をお許しくだされ」
「ど、ドーマン?この人たちは悪い人じゃ無さそうだけど…」
「おぉっと自己紹介がまだだったね。僕はワズキャン。この村で〈三賢〉とかやらせてもらってるよ。んでこっちのニョロニョロしてるのがベラフ、こっちも〈三賢〉さ」
「やぁ」
「三賢……そ、村長さんでしたか!?わたしリコって言います!そうと知らず色々言ってすみませんでしたーっ!」
「あははは!全然イイ!…さ、君らここ初めてでしょ?僕たちが案内してあげるからついてきなよ」
「えぇ!?そんな、大丈夫ですよ。わざわざ村長さんに案内してもらうなんて恐れ多いこと…」
「いいのいいの。三賢だなんてカッコつけてるけどやっぱヒマだからさ?ほら。僕らを助けると思ってさ!」
「……な、ならお願いしてもいいですか?」
「もちろん!」
………さて、先程から黙って見ておりましたが…斯様な展開は原作に無かったと思うのです。拙僧の記憶が変質しておらぬのであれば〈三賢〉の面々が出てくるのはもっと後のハズ。村に入った途端に出迎えられるなどという場面はとんと見たことがありませぬ。
いよいよ原作知識が使い物にならなくなってきましたなァ。とは言っても拙僧の有する記録は
巨大なミノムシとヘビに案内されながら村を巡って行きます。薄暗い路地裏などを何本か通った先には、原作にてオオガスミなる巨大なナメクジの如き生物が暴れていた広場がありました。これには皆様方も驚かれたのか、わぁっ、と感嘆の声を零しておられます。
記憶のなかにあるものと比べ幾分装飾が増えておるような気もいたしますが……この差異は何なのでしょうねェ?
巨大生物の腹の中だというのに噴水がありますし、中々に凝った造形の彫刻も置かれています。
道の色はそのままですが、かのローマ街道を思わせるような石畳の紋様が刻まれており、しっかりと“道”として認識できるほどになっておりました。
道沿いには等間隔に街灯が建てられていますのできっと夜でも明るいのでしょう…
―――ンンンンン!?なんですかコレは!明らかにオースの町と同等程度の設備が整っておりますぞ?!こ奴らは数百年前の探“検”隊の成れの果て。そんな者たちがいったい何処でこれほどまでに進んだ技術を獲得したというのです!?
「ン~、どうだい?この村は面白いかな?」
「っはい!いろんなカタチの建物とかさっきの市場にあった、大昔の探掘家の装備とか!……あ、でも住民の方々があまり見当たらないのがアレですけど…」
「あー…まぁ村に来る人間なんて久しぶりだからね~。皆腹の中では気になってても手は出せないのさ」
「さ~て。だいぶいろいろ案内したけど…そうだ!折角だしウチに泊まってかないかい?」
「―――えぇ!?い、いやそんな…っ!」
「そうは言ってもさぁリコちゃん、
「いえいえ、それには及びませぬともワズキャン殿!実は拙僧、先ほどこの村の通貨とやらを幾らか手に入れまして。ですので、まあ、はい。拙僧らはそこらの宿屋を適当に見繕いまするゆえ!それでよろしいですかな隊長殿?」
「ぅええ!?いやでも、せっかく泊めてくれるって言ってるんだし…」
「 よ ろ し い で す な ? 」
「………ウン」
「というわけでありますので!拙僧らはこのあたりで暇を頂きたく…」
「……なぁんだ、そりゃ残念…分かったよ。それじゃまた明日ねー」
発売までにもう一話上げたいな!(願望)