ナツキ・スバル(チート)   作:ぺやんぐ饂飩

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模試が続いて遅れました。次は学校の定期考査があって2月はあと一回くらいしか更新できないかもしれないです

あと、疲れてたので文書がおかしいかもしれないです


世界関数

「間に合えーーーー!!!」

 

俺はもうこのときだけはオリンピックでも度肝を抜かれるくらいのスタートダッシュを決め込んだ

手にはブレードを持って

 

「「ッ!?」」

 

俺を挟んでいる2人は驚いている

 

「へへっ、一か八かやってみるもんだな」

 

エルザの確実にヴィルヘルムさんの腹を捉えたククリナイフは、俺が持っているブレードに阻まれた

 

「おらぁ!!鉛玉をぶち込んでやるよ!」

 

威勢の良い言葉を言い放って何も持っていない左手に銃を生成して、エルザに撃つ

 

 

「うっ・・・」

 

エルザは苦痛に顔を歪ませ、後ろに飛び退いた。自分で自分の銃創を撫でている。まぁ、恐らくもう塞がってるんだろうけど

 

「驚いたわ。あなたがここまで出来るだなんて・・・ゾクゾクしちゃう」

 

「あぁ、そうかよ。つっても俺はお前とこうやって相対するのは二度目だ。しっかりと対策させて貰ってるからな」

 

「あら?何処かで会ったことがあるのかしら?生憎、私は覚えていないのだけれど」

 

「言っても思い出せねぇよ」

 

「あら、冷たいのね」

 

バカヤロー。冷たいのはお前の視線だよ

 

「スバル殿・・・助かりましたが、その剣は一体何処から?」

 

「ヴィルヘルムさん、その説明はあとからで。それより、剣は?」

 

「さっきの一撃でやられましたな。もう、使い物にならないかと」

 

「おーけーそれじゃあっ!?」

 

油断してたわけじゃなかった。こいつの速さに俺はついていけない。そうわかっていた筈なのにヴィルヘルムさんを助けることができたから、無意識で緊張がとけていたのか

 

俺は全く、エルザの攻撃に対処できなかった。それでも、エルザの刃が俺の身体に届かないのは、あの娘の氷柱が防いでくれたから。さっき、俺がヴィルヘルムさんを助けたように

 

「油断しないで!!」

 

「すっ、すまん」

 

くそっ、俺が格好悪いな。あの娘への恩返しのためにここまで来たのにさらに恩を作るなんて

 

「くそっ!!お前のせいで恥かいたじゃねーか!!どうすんだ!」

 

「・・・・・・・・・流石にそれは言いがかりが過ぎないかしら?」

 

「あぁ、そうだな。つーわけで、ここからは油断なしの全力で行かせて貰うぜ。全員で協力してあいつを倒してハッピーエンドを迎えるぞ!!って、言いたいけど、なにか奥の手とかない?」

 

伺うようにサテラ(偽名)の顔を見る

 

「あるけど、この場にいる人私以外助からないわよ」

 

「おっと、それは勘弁。お願いだから、早まんないでね」

 

「当たり前よ!!まだ、みんな生きてるんだから・・・」

 

「そうだな。俺も本気を出すとするか」

 

「あら、まだ何か隠し玉があるのかしら?」

 

「さぁな」

 

いや、ねぇよ!!今この場で奥の手が1番欲しいのは俺だわ!別に俺にもあいつを倒す考えがあるっちゃあるがそれを隠し玉とか奥の手とかそんな壮大な言い方が出来るほどのものじゃねぇ

 

第一に俺はエルザの速さについていくことが出来ない。何回もみたらひょっとしたらなんて思ったが、全く駄目だな。見えねえ。もし、もしも俺が・・・エルザの姿を見ることができたら・・・

 

 

 

もしも、ある瞬間における全ての物質の位置と運動量を知る事ができかつもしもそれら全ての情報を解析、処理する能力を持つ知性が存在するとすれば

───この知性にとっては不確実な事は何もなくなり、その目には未来も過去同様に全て見えているであろう

 

 

世界関数(ラプラス)

 

「ッ!」

 

「あら」

 

下からの一直線の閃

身体を後ろにやって避ける

 

側頭部への回し蹴り

身体を屈ませて避け、その状態で不安定な体勢のエルザに横薙ぎのブレード

それをエルザは片手だけをバネのように使い飛び跳ねて避けた

 

避けた地点に銃弾を1発打ち込む

「ッ!?」

 

くそっ!エルザの野郎どういう反射神経してやがる。胸を狙ったのに肩をかするだけで終わった

 

「さっきとは、うって変わる動き。凄いわ。それが隠し玉かしら?」

 

「さぁな。そういうのは言わない約束だろ?」

 

まるで獲物を狩る猛禽類のような雰囲気を放つエルザに答える。俺でもどうなってるかわかんねぇ

ただ、今この瞬間にあるエルザと青色の粒子で構成されたホログラムのようなエルザ。この2つが俺の目には見えてる

恐らく粒子のエルザはエルザの未来

つまり、世界関数はただの思考能力の上昇じゃない

断片的な未来を見ることが出来る。それが世界関数のメイン。思考能力の上昇ってのはそれの副産物みたいなもんだろ。多分

 

「第2ラウンドの始まりだ」

 

エルザはパックの魔弾を避けていたときよりも速く、速く、この盗品蔵の床を壁を天井を本当に踊るように、重力に囚われない翼を持っているかのように駆け出した

 

こんなの、通常状態の俺が目で見えるわけねーな。ったく、未来が見えるとか、とんだチート能力だな俺。まぁ、それでもエルザを倒せるかわからないってとこがまた俺らしいんだけどな

 

「はい、後ぉ!!」

 

守ってばかりじゃ勝てない。来る場所はわかってるんだから、そこに俺の幼稚なブレードの攻撃。まぁ、普通に防御されるんですけど!

 

「だが、見える。俺にも敵が見えるぞ」

 

思わずシャ●の真似をしてしまう

 

「何かしらその紅い機体を好むニュータイプを提唱した人の息子が戦争の最終局面でノリノリでいいそうな台詞は」

 

「いや、急に色々メタいぞ、お前!!」

 

「しょうがないじゃない。特に話すことがないのだから」

 

「だからってお前・・・キャラ崩壊ギリギリだぞ」

 

「キャラ崩壊ってなに?」

 

「うーーん、わかんないならわからないままでいいんじゃないかな」

 

「なんだか、釈然としないわ」

 

「そうね。私も釈然としないわ」

 

「いや、お前が元凶だからな!?」

 

「もう、ここまで言ったら言ってしまうけれど、模試続きで脳が疲労した作者がこんなアホみたいな会話しか思いつかいのがいけないのよ」

 

「いや、それは言っちゃいけないやつ!!」

 

「休憩はこんなところでいいかしら?」

 

「作者の近況報告を休憩に使うな!!」

 

「作者ってなに?」

 

「これも知らないならそのままでいいんじゃないかな?」

 

さっきから、ヴィルヘルムさんとサテラ(偽名)にわかんない会話ばかりで申し訳ないな

 

「って急に戦闘に戻るなよ!」

 

「あら、不意打ちは立派な戦法よ?」

 

さっきまでのメタいは会話はまるでなかったかのような流れで、斬りかかってくるエルザをブレードで受け止め、さらに斜め右、ソバットを立て続けに躱す

 

「さぁ、もっと楽しみましょう!」

 

「やっぱ、普通?に会話できるじゃねーかよ!!」

 

側頭部への一振りを避け、俺の胴への一撃は軽くあしらわれ再び、ハイキックからの永遠と流れる落ちる滝の水のように次から次から次から斬撃を繰り出すエルザに俺は内心焦っている。めちゃくちゃ焦っている

 

上から下から右から左から時には真横から飛んでくる刃を受けきれなくなっている

 

根本的な力の差を感じるぜ

 

「くそっ、女のくせになんでこんなに力が強いんだよ」

 

「あら、今日はやけに女の子扱いされる日ね」

 

「俺とパックじゃ意味合いが違うとおもうけどな!!」

 

俺のカウンターの意味を込めた蹴りはあっさりと、エルザに掴まれてしまった

 

「先ずは脚を斬り落とそうかしら」

 

「まるで前菜を食べる感覚で俺の脚を斬り落とさないで欲しいんだが」

 

「前菜・・・そうね、腸の前菜ね」

 

やべぇ・・・俺めっちゃ余計なこと言ったな

すき間から漏れている夕暮れ時の陽光を反射した凶刃を振り上げるエルザ。しかし、その動作はさっきまで多分俺とエルザが肉薄していたから撃てなかったであろう、サテラ(偽名)の魔弾に妨害された

 

「いい加減そのお遊びが、腹正しくなってきたわ」

 

エルザの注意がそちらに向いた一瞬

 

「エルザぁ、俺もお前とのお遊びは懲り懲りだぜ!!」

 

上段から振り落としたブレード。完全に首を捉えた軌道はエルザによりベクトルが変えられ、俺の真後ろへと軌道を変えて飛んでいった

 

「殺気がだだ漏れよ」

 

そう言って俺を仕留めにかかるエルザ

そうだ、この時を俺は待ってたんだ

俺にはお前の未来の姿がわかる

かといって、俺はそれを避ける程の俊敏な動きはできない

だが

 

俺の異能(シギル)はお前より速い!!

 

エルザが来る位置に俺はブレードを生み出した

すると、どうだろうか?俺の腹が割かれるより、俺のブレードがエルザを貫く方が早い

 

「チェックメイトだろ?」

 

 

スバルの行く末

  • 公爵家へ
  • メイザース領へ
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