「ほんっとなんなの鷹森のやつ!僕が可憐ちゃんが舐め腐るように仕向けたんだもんってバカみたい!余計にタチ悪いんだっつーの!」
雛沢可憐はキレていた頭に血が昇っているせいで口調が崩れていることも気づいていない、それもあのいけ好かない猫男のせいだ。
「ムカつく!」
~しばらくお待ちください~
「はぁ…図書室行こう」
アイツが図書室来るとは思わないしちょうどいいよね。
「って着いたけど見た感じ人が居ない…っておや?」
そこには1人お人形さんみたいなメガネをかけた少女だけがぽつんと本を読みながら座っていた。
(図書室に居るのは私と少女のみ…え?これは…話しかけろってことかな?)
というわけで話しかけてみまーす。
「ええっと…こんにちは♪」
「ん…」
「………」
「………」
「ああ!これ面白いよね私も好きだよ!」
「そう…」
「あ、あはは…」
あれ?私ってもしかして思った以上にコミュニケーション能力ない?やばい目から汗が出てきた。
すると少女は本の山から1冊の本を私の前に置いた。
「…これが好きならこっちもおすすめ」
「え?あ、ありがとうございます!」
「ん…」
そう言って少女はまた読んでいた本に目を向け読み始めた。
良かった面倒くさがられているわけじゃなさそうだ。
「ええっと…初めまして今日からこの学園で生活する雛沢可憐です!」
そう挨拶をするとこちらに目を向けて来た。
「…緑川藍中等部2年」
「せ、先輩でしたか!すみません馴れ馴れしくしてしまって…」
「気にしてない大丈夫」
「ありがとうございます!」
口数は少ないけど優しい良い先輩みたいだ。
「ここっていつも人居ないんですか?」
「そう…いつも居ない」
「へ〜そうなんですね~」
「………」
「………」
「理由…」
「え?」
「理由は聞かないの?」
確かに図書室に人が居ないの珍しいかもしれない
「なんか理由があるんですか?」
「ん…」
そう言って藍先輩は頷いた。
「この図書室では昔女子生徒が自殺した場所…それから怪奇現象が起きるようになった、だから他の生徒は薄気味悪がって来ない」
「ええ!?ここっていわく付きなんですか!?」
「そう…だから来るのは事情を知らない新入生くらい」
確かによく見れば図書室は薄暗く気味悪く感じますね…
「そうなんですか~ま、まあ私は気にしないですがね!」
「私も」
「それにしても「ゴンッ」痛っ!?」
そう言った瞬間一冊の本が可憐の顔面に飛んできてぶつかった。
「これが怪奇現象」
「痛た…なるほど…」
「直に慣れる」
「だといいですね~」
私は涙目になりながら顔を抑えてそう思いました。
ちなみに普段は1000文字くらい筆が乗ったら2000文字以上行きますね!