藍先輩と雑談し別れて図書室を出た後廊下を歩いていると見覚えのある人物を見つけました。
「あっ!鬼凛寺せんぱーい!」
「あぁ?ちっ雛沢かよ」
「舌打ち!?酷い!」
「で?何の用だ?くだらないことだったらどつくぞコラ」
「く、下だらなくないですよ~ちょっと気になることがありまして」
「なんだ俺達あってまだ1日経ってないだろなんかあったか?」
「はい!鬼凛寺先輩って1年前花菊学園中等部の代表で異能学園対抗戦に出てなかったですか?」
「………ああ出てたな」
「ですよね!私あれ観客席で見てたんですよ~」
「そうかよ、で?それだけか?」
「ええ~!?他にも反応無いんですか!?見てたのか…照れるな(キラッ)とかサインいるかい?とか!」
「どんなキャラだよ!?あと声真似似てねえよ!?」
「まあ、そこまでいかなくても準優勝だったんですからなんかないんですか?」
「何もねえよ、スポーツで熱くなるようなタイプでも無えし」
「む~じゃあ鬼凛寺先輩はなんで異能学園に入ったんですか?」
「そんなの決まってるだろスカウトだよスカウト、俺の異能は珍しいみたいでなぜひ手元に置いておきたいんだと」
「ん?先輩の異能ってそんなに珍しかったでしたっけ?」
「…ちっ喋り過ぎた話は終わりだじゃあな」
「あっ待ってくださいよ~」
「待たねえよ」
鬼凛寺先輩はそう言って振り返らず行ってしまいました。
「ん~」
鬼凛寺先輩の異能「雷神」は雷系統の中でも上位のスキルだ、しかし雷系統と言った通り雷系はちょくちょく見る異能です、だからスカウトはあの実力から有るとして珍しいは当てはまらないはずなんです。
「どういうことなんでしょう?」
「気になるね~」
「はい…とい言うか消えてくれませんか鷹森くん」
「いきなり酷いな可憐ちゃんは~」
そう言いつつも鷹森くんはいつも通りヘラヘラ笑っている。
「あの…いつからいました?」
「あっ鬼凛寺せんぱーい♡辺りからだね」
「最初からじゃないですか!?」
「いや~可憐ちゃん先輩に対してもあのキャラでいってるの?軽く引いたんだけど」
「い、いいじゃないですか別に!ほっといてくださいよ!」
「あはは~相変わらず可憐ちゃんは面白いね~」
な、殴りたい。
「はあ…で、何の用ですか?」
「ん?用が無いと話しかけちゃいけないの?」
「………」
「冗談だよ~可憐ちゃん凄い顔だよ」
誰のせいだと…!
「まっ冗談はこの位にして可憐ちゃん先生が呼んでたよ~」
「先生がですか?」
なんでしょう?特に問題は起こしてないはずですが…
「まあ考えるより行ってみないとですね」
「そうだねじゃあ行こうか!」
「え?なんで鷹森くんも?」
「なんでって僕も呼ばれたからだよ?」
「へぇ~」
「まあ良くも悪くも僕達目立っていたからね~」
「不安になること言わないでください」
そうして私達は職員室に向かうのでした。
この話だけで3日かかりましたやべぇ