「そういえば皆さん」
「なんですか黒石和さん?」
黒石和さんの言葉に荒川さんが反応しました。
「改めて皆さんの異能の確認と連携の練習をした方がいいと思いますがどうでしょう?」
「確かに大事ですね!やりましょやりましょ!」
「僕も賛成~どこでやる?あまり目立たないところですやりたいよね~」
「そういうと思ってましたよ」
「あっ山崎先生!」
そこに現れたのはさっきまで話していた山崎先生です。
「先程話すのを忘れていましたが地下に隠密組織用の異能戦闘の練習場がありますそこで練習してください」
「おお~ありがとうございます!」
「そこまで案内します着いてきてくださいね」
そう言って山崎先生は背を向けて歩き始めました私達はそれに着いていきます。
「山崎先生」
「はい、なんですか?」
「その練習場にはやっぱり他の隠密組織の人もいるんですよね?」
「そうですね今の時間でしたら誰かしらいるかもしれませんね」
「ほへ〜」
そして歩いていると暗く何も無い廊下を過ぎ壁の前に着きました。
「あの…ここですか」
「はい、ここです」
そういった山崎先生は壁の真ん中に手をかざしましたすると。
スズズッと壁にヒビが入り開きました。
「おお!これは俗に言う隠し扉というやつですか!?」
私は大はしゃぎです!…私だけですけど…
「足元気をつけてくださいね」
そう言って山崎先生は階段を降りていきます、それに黒石和さん、荒川さん、鷹森くん、私の順で着いていきます。
「暗いですね…」
「足元には明かりがついているね~まあ薄暗いからなんのためについてるの?って感じだけど」
「ああ、それですか学園長の趣味です」
「趣味!?」
「いや…趣味より渡る人のこと考えてくださいよ…」
黒石和さんは呆れているみたいです。
「まあ、慣れれば目を瞑っていても降りれるようになりますから大丈夫ですよ」
「大丈夫…大丈夫ですか?」
「着きましたよ」
見ると目の前に扉があります、それを山崎先生が開けると。
「あ、山崎先生おっすおっす」
「へ~新しいメンバーですかこんにちは皆さん」
そこには4人の上級生達が居ましたそしてやっぱり
「鬼凛寺先輩!!」
「……雛沢…お前が成績上位者だと…!?」
「ええ!?私が成績上位者だというのがそんなに意外ですか!?私からしたら先輩が上位者なのが意外なんですが!」
「喧嘩売ってるのか?人を見た目で判断するな」
「その言葉そのままお返しします!」
「俺は見た目じゃなくお前のバカな言葉遣いで判断しているんだよ!」
「酷い!?」
「凉この子と知り合いかい?」
いかにも強者ですみたいな雰囲気を出している女子生徒が鬼凛寺先輩に声をかけました、先輩!言っちゃってください!
「あ?…ああなんか始業式前に絡んできてな」
「なるほどこの年で不良か…」
「違いますよ~運命を感じたので話しかけただけです~」
「え?可憐ちゃん僕に運命とかイカれてるんじゃないの?って言わなかったけ?」
そんな鷹森くんをスルーする私。
「そういえば鬼凛寺先輩がいるってことは皆さん中等部3年生なんですよね?中等部2年生の皆さんはまだ来てないんですか?」
「ああ、2年はもうすぐ来ると思うが…」
「彼らあまりやる気がないんだよね~」
明るい感じの爽やかイケメン男子生徒がやれやれと首を振りました。
「そうなんですね~」
「まあ~そういう人もいるかもですね~」
「雛沢さんと鷹森くん?上級生前でその気の抜けた話し方はやめてくださいませんか?」
「あはは!まあ大丈夫だよ黒石和くん堅苦しい感じは私も好きじゃないんだ気楽にいこうじゃないか!」
「そうですか?まあ皆様が大丈夫でしたらわたくしも大丈夫ですが…」
「ありがとうございます!先輩!真由里ちゃんってばいつも堅苦しくてさ~」
「調子に乗らないでください鷹森くん?」
「仲が良さそうで何よりだ!」
「別に仲は良くないですわ!?」
「皆さん仲が良さそうで良かったです」
そこへ山崎先生が声をかけました。
「1年生皆さんここに来た理由はお分かりですよね?」
「はいはーい異能確認と連携練習ですよね!」
「そうですとりあえず1年生皆さんには3年生に自分の異能と基本スキルを見せてください」
「「「「わかりました!」」」」
「の前に自己紹介をよろしくお願いします」
あっ忘れていた…周りを見ると先輩達も忘れていたみたいだ。
「えっと私雛沢可憐です!」
「私は黒石和真由里です皆様よろしくお願いします」
「鷹森歩だよ〜よろしく~」
「荒川千乃です…よろしくね」
「私達も自己紹介しようか私は羽山輪廻よろしく」
「阪口圭吾っすよろしく!」
「綾坂彩乃ですよろしくね1年生さん?」
「鬼凛寺涼だ」
それぞれの挨拶が終わり羽山先輩が仕切り始めた。
「さて…まずは荒川くん圭吾相手をしろ」
「はいはーいよろしくッスね荒川ちゃん」
「はい!よろしくお願いします!」
上級生阪口圭吾先輩と荒川さんの練習試合が開始した。
荒川「あれ?私あまり活躍してないですね…」