【だれか】転生したらめっちゃ追われるんだけど【たすけて】 作:タコZ
「ティロ・ボレー!」
「フンッ!」
ディケイドは巴マミの放った銃弾の雨をオーロラカーテンで防ぎ、お返しと言わんばかりにライドブッカーを乱射する。
オラオラ!オラッ!
246:シュル天アガイガイチグニール
ほーらAIM乱れてんよー
247:下衆大使
もっと狙ってホラホラ
二人は難なく回避し、攻撃を加える。佐倉杏子は槍で撹乱し、巴マミはそれで出来た隙に撃ち込む。依然として、魔法少女側が優勢。その戦場の中心に、オーロラカーテンが出現する。
「え?」
「ッ!テメエ今度は何しやがるってんだ!」
「知るかボケ!身に覚えがねーわ!」
「テメエ以外に誰がいるってんだバーカ!」
「あ゛あ゛!?」
イッチは何か策があるのかーっ!
252:下衆大使
おせーておせーて
253:ディケイド(偽)
知るかって!俺じゃねーって!
254:名無しの女神
じゃあ、一体誰が…?
255:とある魔法の光線銃
…もしかして
巴マミは二人の小競り合いを尻目に、オーロラカーテンを警戒する。そこから出てきたのは、黒いソフト帽を被り、黒のベストにスラックス姿の茶髪の男性。
「…」
「あ?誰だアイツ。テメエの仲間か?」
「知るかっつってんだろカス」
「お前がディケイドか。聞いていた通りだな」
男がそう呟くと、
「いくぜ、フィリップ」
だ、誰なんですかあの人
263:ダクソニキ
イッチ
264:シュル天アガイガイチグニール
悲報が入った
265:ディケイド(偽)
あ?
266:下衆大使
訃報になるかもな
直後、右のスロットに緑色のUSBメモリが出現。男は左手でメモリを押し込み、メモリを持った右手を構える。
「変身ッ!」
「あ?」
「へ?」
ウソだろおいアイツいま変身っつったぞ
270:下衆大使
イッチ、落ち着いて聞いて欲しい
271:ディケイド(偽)
…おう
272:シュル天アガイガイチグニール
もしかしてこれって
273:タマトリグサ
そう…
男は右手の【ジョーカーメモリ】を【ダブルドライバー】に差し込み、そのまま開く。すると空中に銀色の破片が散乱し、男を足から超人に変身させる。
男が変身した緑と黒の超人はその黒い左手でディケイドに殴りかかり、ディケイドはその拳を右手で受け止め、左手で殴ろうとするが、超人はそれを緑色の右手で受け止め、膠着する。
「…ダメ元で聞こうか。なんだお前は」
そう聞かれた超人は、ディケイドを蹴り飛ばして距離を置き、名乗る。
『…俺は、俺たちは、仮面ライダーダブル。町の涙を拭う、二色のハンカチだ』
左手を軽快にスナップさせ、そのままディケイドを指差したダブルはとある言葉を投げかける。
『さあ、お前の罪を数えろ!』
鳴滝からのおかわりだぞオラァ!
277:ディケイド(偽)
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
278:シュル天アガイガイチグニール
こいつ前世でなんかしたんか?ってぐらい踏んだり蹴ったりなことになってるやん
279:下衆大使
生きてたら聞こうか
280:ダクソニキ
R.I.P
「つかささん…!」
世界のどこでもない場所で、私は思わず彼の名前を口に出してしまう。
『え?何?お前幽霊的サムシングなん???』
もう誰とも話せないと思ってた私に、
『へー、全ての魔法少女を救う、ねぇ…。すげーじゃん、俺だったらその場凌ぎで変なことして自爆してそう(笑)』
希望を保つ代償で絶望しかけた私に、希望を与えてくれた人。願いを叶えてから初めて私を見てくれた人。
『いってー…強過ぎんだろあの二人。どーなってんのホント』
なんでいつも傷つくの?
『それじゃ行ってくる。大丈夫だって、すぐ戻ってくる。待ってろ』
なんで行っちゃうの?
待ってよ。お願いだから
「…無茶、しないでよ……!」
「ウォラッ!」
「ゴボエッ!」
ダブルはディケイドによるライドブッカーの横薙ぎをアッパーで弾き、腹に二連パンチを叩き込み、ハイキックを打ち込む。
ディケイドも負けじとダブルにヤクザキックを打ち込み、追撃でライドブッカーを乱射する。
今北産業
305:ダクソニキ
委員長魔女ムッコロシ
ダブル乱入
イッチピンチ
306:極み変わるメタモン
えっっっ
307:シュル天アガイガイチグニール
イッチさっきから余裕無いのか全然レスしない
『ふむ…ならコレだね』
ダブルはそう言うと、メモリを引き抜き、新しいメモリを差し込み、再度ドライバーを開く。
するとダブルのソウルサイドは黄色、ボディサイドは青に変化し、【トリガーマグナム】が出現、引き金を引く。
すると放たれた光弾が変幻自在にその軌道を変え、ディケイドを襲う。しかしディケイドは巴マミと同じ様にオーロラカーテンで防ぐ。
「ッ!なら、こうだ!」
ディケイドはそう叫ぶとベルトにカードを突っ込み、ライドブッカーを構える。
直後、ライドブッカーから委員長の魔女を葬ったビームがダブルの足元に放たれ、一帯は爆炎に包まれる。ダブルは煙を払い辺りを見渡すが、ディケイドが立っていた場所には消えかけのオーロラカーテンがあるだけで、それはディケイドが逃亡に成功したことを意味していた
おいイッチ大丈夫か?
316:下衆大使
あっ、このモヤモヤは
317:動くただのEXP
ほう、逃走ですか。懸命ですね。
318:タマトリグサ
よし、ひとまず無事か
319:ディケイド(偽)
よーし逃げ切ったー!強過ぎんか?
「あーいてて、アイツ強過ぎだってばよ。あの半分こ怪人が」
「つかささん?」
「…あっ」
「さて…お話ししましょうか」
なんか筆がのるのーる。