【だれか】転生したらめっちゃ追われるんだけど【たすけて】   作:タコZ

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タイクーンバンテージ「おっ!またブーストやんけ!俺のおかげやな!」

ケケラ「俺がお前にプレゼントしてたんだよォ!」

タイクーンバンテージ「???????????」


凶相

 

 

621:とある魔法の光線銃

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛

 

622:ダクソニキ

やった!!やったなお前!!!!

 

623:下衆大使

いや、やるとは思ってたけど、マジかぁ…

 

624:名無しの転生者

最推しライダーがウィザードワイ、発狂

 

625:シュル天アガイガイチグニール

なんかイッチ達の視点荒ぶってない?

すんごいグルグルしてる

 

626:極み変わるメタモン

ウィザードが下衆過ぎて草もはえない

 

627:タマトリグサ

>>625

本当だ、主観視点クソ酔うわ

 

628:下衆大使

>>625

三半規管壊れちゃ^〜う

 

629:名無しの魔法少女

駄目、間に合わない         

 

 

 ウィザードに蹴り飛ばされ、宙を舞う巴マミの眼前にCharlotte(シャルロッテ)の鋭い牙が迫る。ギロチンの様に開かれる様を映したその瞳とは別に、彼女の生涯がどこか他人事の様に頭を過る、所謂走馬灯を体験していた。

 

『僕と契約して、魔法少女になってよ!』

 

 死に物狂いで「死にたくない」と願ったあの日。両親が死に、自分も死にかけていた時のことは忘れようもない。

 

『さあ、お前の罪を数えろ!』

 

 突如として現れた仮面ライダーダブル。変身者の一人である左翔太郎と趣味が合い、明け方まで必殺技について語り合っていたのをよく覚えている。

 

『今日から君達と一緒に戦う、仮面ライダー鎧武、葛葉紘汰だ。よろしく!』

 

『同じく、ウィザードだ』

 

 その後に二人の仮面ライダーと仲間になった。気さくに話しかけてくれる紘汰さんに、ウィザード。二人ともとっても強くて、日々戦い方を教えて貰っていた。

 

 

嗚呼、あの子は          

 

 

 

佐倉さんは、今は何をしているんだろう?

 

 

 自分の首を食い千切らんと迫る牙を見ながら、マミはそんな事を考えて、やがて          

 

 

 

『「ぁぁぁぁぁぁああああああああああ!?」』

 

 

 

 物凄い勢いで飛来した二人のディケイドが、マミに迫るCharlotte(シャルロッテ)と、魔法陣を構えたウィザードを弾き飛ばした。

 

 咄嗟の出来事に驚愕し、目を見開くマミ。ウィザードが飛来した方を見やると、其処にはまるで何かを蹴り飛ばしたかの様に片足を振り上げたディケイドとダブルの姿。

 

『ナイスシュート』

 

「お互いにね」

 

 

ATTACK RIDE

 

BLAST

 

 

SHOULDER FANG

 

 

 ダブルとグータッチを交わした分身はライドブッカーで、ダブルは肩から生成したブーメランでウィザードに追撃を加える。

 

 一方、マミを抱えたディケイドは自分と相対するCharlotte(シャルロッテ)に目を向ける。執着心に身を任せ、マミを狙った突貫、空中で身動きの取れないディケイドは格好の餌食、かに思えた。

 

「そぉい!!」

 

「■■■■■■■!?」

 

「グエッ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

 空中で体を捻り、遠心力を利用した踵落としがCharlotte(シャルロッテ)の眼球に炸裂。悲鳴をあげて悶えるCharlotte(シャルロッテ)の尻尾がマミごとディケイドを叩き落とす。

 

 

650:ディケイド(偽)

ヤバいヤバいヤバいヤバい!!

ちょっ助けて!

 

651:シュル天アガイガイチグニール

オイオイオイ!!

 

652:極み変わるメタモン

アカン!このままじゃマミさんごとグチャリやぞ!

 

653:ディケイド(ロッチ)

ヤバい俺届かん!!

 

654:ディケイド(ヨッチ)

うおおおおおおお飛ばせバイクうううううう

 

655:下衆大使

イッチ、手開いて下に向けて力入れてみて!

 

656:ディケイド(偽)

>>655

この期に及んで何言ってんだオメー!

 

657:下衆大使

いいから早く!

 

658:ディケイド(偽)

これでどうにもならなかったら恨むからなお前!! 

 

 

「クッソ!!どうにかなれええええっ!!」

 

その自棄の一言と共に地面に掌を向けるディケイド、直後に驚愕する。なんと徐々に落下速度が落ちていくではないか。

 

 

662:下衆大使

手足に付いたそれぞれのバンドはテスラバンドと言い、手からマイクロ波を飛ばし、共振を利用することによって浮遊する能力を得ることが出来る。

さて、何か言うことは?イッチ君?

 

 

「…恨むとか言ってスンマセンでした」

 

 

664:下衆大使

よろしい

 

 

一息吐く余裕は無い。オーロラカーテンで分身達諸共さやかの元へ移動する。鎧武もそれに追従する。

 

「俺、ニッチ、サッチでクソルビーを殺る。フルーツはヨッチ、ゴッチ、ロッチで美樹と金髪守りつつ芋虫をぶっ殺せ!!」

 

「分かった!!」

 

『任せとけ!!行くぞテメーら!!』

 

Charlotte(シャルロッテ)に飛びつく分身達を尻目に、ディケイド達はオーロラカーテンでウィザードの元へ移動する。

 

 

 

 

 

 

バインド!プリーズ!

 

 

 赤い魔法陣から召喚された鎖がほむらを捉えんと襲いかかる。しかしほむらは時間停止を使い背後に回り、89式小銃2丁を構えて乱射。雨霰と放たれる弾丸にウィザードは翼で自身を覆い防御の体制をとる。

 

 

ARM FANG

 

 

 しかしそれを許さずダブルがその敏捷性を活かして突貫、手に生えたアームセイバーで翼をカチ上げ。カチ上げられた翼の勢いに流され、ウィザードの身体は大の字に開かれる。

 

 跳び退くダブル、ウィザードの正面にはRPG-7を構えたほむら。無防備なウィザードの胸部に一点破壊に特化した弾頭が炸裂、そして大爆発。

 

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!」

 

 突然様相の変わったウィザードがダブルに襲いかかる。それに対してダブルは自身の爪で応戦。爪と爪の応酬、制したのはダブル。ウィザードの爪を弾き、自重を活かして腹部を蹴り上げ、身体を思い切り捻り、遠心力を最大限利用した拳を顔面に叩き込む。

 

『うわ、よっと、ちょ、どうした急に!?』

 

「冷静さを欠いているようだね。チャンスだ、っと」

 

 ウィザードのドラゴスカルから乱射される火炎弾を素早い動きで回避。その直後、オーロラカーテンでウィザードの真横から出現したディケイドが脇腹にドロップキックをお見舞いする。

 

「ぐぅあっ!?」

 

『そぉいっ!』

 

「〜っ!?」

 

 意識外からの衝撃でよろけるウィザードの胴を分身が追い討ちとばかりに蹴り上げ、115kgあるウィザードの身体が僅かに浮き上がる。

 

「一気に決めるぞ!!」

 

「了解した」

 

 

FINAL ATTACK RIDE

 

 

FANG

MAXIMUM DRIVE!

 

 

「ま、マズ        

 

 

ATTACK RIDE

 

BLAST

 

 

ATTACK RIDE

 

SLASH

 

 

 飛び上がるディケイドとダブルより更に上空へ行かんとウィザードは翼を広げる。しかし、そうはさせじとばかりに分身の一人が放った弾幕がウィザードの翼を蜂の巣と化し、空中へと霧散した。

 

 続き、もう片方の分身が追撃にライドブッカーの刃を振り下ろす。ウィザードは両手の爪でそれを防ごうとするが、マゼンタ色に発光した二つの刃がウィザードの爪と胸部の龍頭を破壊、本体の刃による左肩から右腰にかけての袈裟斬りが炸裂、血飛沫の様に火花が飛び散る。

 

「ぐ、ああああああっ!!」

 

『っしゃあ!やったれイッチ!!』

 

『デカいの決めたれー!!』

 

 怯むウィザード。上空にはずらりと並ぶ黄金のカードを突き抜けてウィザードに迫るディケイドと、青白い炎を纏って回転しながら飛来するダブルの姿。

 

 

DE DE DE DECADE

 

 

「死ィねええええええええっ!!」

 

 

「ファングストライザー!!』

 

 

 黄金のエネルギーを蓄えた右足が顔面に、青白い炎を纏ったマキシマムセイバーの斬撃が胸部に叩き込まれ、ピンボールの如く大きく吹き飛ばされ、軌道上にあった食べかけの巨大ドーナツが砕け散る。

 

「グ        

 

 吹き飛ばされたウィザードは、全身がゆっくりと罅割れて行き、やがて        

 

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」

 

 

 

爆散、爆炎が辺り一帯を包み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「よっしゃーっ!初めての大金星ィ!!」

 

『『イェーイ!』』

 

「魔女も倒してないのに、呑気なものね」

 

 ピョンピョンと飛び跳ねながら分身達とハイタッチを交わすディケイド。それを冷ややかに見つめるほむら。

 

「…あっちも終わったようね、行きましょう」

 

『『「は〜い!!」』』

 

「了解した」

 

 ほむらに追従して歩くディケイドと分身達。隣を歩くダブルに、ほむらは話しかける。

 

「そういえば」

 

「何かな?」

 

「貴方、私のことを知っている様だけれど、何処まで知ってるの?」

 

「…勝手に言われたら困る様な秘密まで、ね」

 

「…そう、なら勝手に言いふらさないようにね」

 

「わかっているとも」

 

 そうして歩くこと10分。漸くさやか達の姿が見えてきた。いつの間にやら気を失った巴マミと、それを抱えるさやか。変身を解除し、人間時代の姿をした葛葉紘汰。恐らく透明化したのか、姿の見えない分身達。マミを心配そうに見つめるまどか。

 

「全員無事そうでよかったわ」

 

「おう、そっちも無事そうでよかった」

 

 変身を解除し、まどかに駆け寄るほむら。

 

「まどか、貴女はどうして此処に?」

 

「さやかちゃんが上条君のお見舞いに行くついでに、私も一緒に来たんだ」

 

 笑顔でそう答えるまどかに毒を抜かれたほむらは、そう、と一言だけ答えると黙ってしまった。

 

「あ?そーいや分身達は?」

 

『『『透明化なう』』』

 

「いよーっし!んじゃ取り敢えず        

 

 

 

 

 

 

 

メギッ

 

 

 

 

 

 

 

 突然、ディケイドの真横から斧が飛んできた。金剛石の輝きを湛えたその斧の名は煌輝斧剣アックスカリバー。その赤い刃は、ディケイドの装甲を砕かずとも、ディケイドの腕の骨を確かに圧し折った。

 

「ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ッ!!」

 

「おじさん!?」

 

「だ、大丈夫!?」

 

「今の斧…っ!」

 

『な、んだ、あれ』

 

「これは予想外だったな          

 

 

 

 

 

まさか彼自身が怪人だったとは」

 

「……………っ」

 

 その姿に、その凶相に、誰もが息を呑んだ。誰もが目を疑った。誰もが慄いた。

 

 首から下は確かに操魔晴人の、指輪の魔法使いのそれだ。それだけは間違いない。だが、問題は首から上なのだ。

 

 それの頭は、人の頭ではなかった。形容するなら、人間の脳髄を血走った目玉のみで形を取った、見るも悍ましい、怪物のそれ。そして目玉の間から突き出た肉々しい触手もまた、醜悪さに拍車を掛ける。

 

「…ぁ、ぐ。ぅっ、ふ、ぐぅっ」

 

『イッチ大丈夫か!?今メキッていったぞ!』

 

『テメー…まさか端ッから怪人だったとはな』

 

 

「変身」

 

 

インフィニティー!プリーズッ!!

 

 

「ッ!!変身!!」

 

 

カチドキ!!

 

フルーツバスケット!!

 

 

「その子達は頼んだッ!!」

 

 そう言い残して、怪人諸共クラックに飛び込む紘汰。分身がオーロラカーテンを用いて、全員を転送する。転移した先は、何処かの建物の屋上。

 

「…ここ何処?」

 

『金髪の家の真上』

 

「へー…ん?ちょっと待って、何でそれ知ってるの?」

 

『ここ一週間で尾行して突き止めちゃった☆』

 

「ふ、普通にストーカーしてる…」

 





サブタイトルってスレタイ固定の方がええんかな?それとも普通に書いといた方がいい?と悩むこの頃皆様如何お過ごし以下略


脳味噌怪人ブレインアイ
 ショッカーが作り出した改造人間。頭部の無数の目玉はウィザードとしての力を存分に発揮する為の魔力生成器官。仮面ライダー1号も一歩間違えたらこうなっていたかもしれない。


UA100000超えそうなので恒例のアンケート!
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