【急募】蟲から逃げる方法【蟲に喰われたくない!】 作:Ωが来た!
今回は掲示板ないです。
後所々語呂って言うのかな?なんか一部良いい感じです。源平合戦読んだからなか?
〜〜〜イッチ視点〜〜〜
………(誰でもいいから…助けてくれっ……)
……… 頑張れイッチ!
……… イッチ!、まだやり残したことがあるだろ!?、あるはずだろ!?
……… おいイッチ!こんな所で終わるんじゃねぇーぞ!まだお前には世界を見せてもらってないんだ!
これは、お前が始めた物語だろ!。始まらされたとしても!、この物語の主人公は間違いなく、イッチ!、お前自身なんだよ!
(お前らかよぉ〜〜)
願いの先はスレ民に届き、スレ民が反応した事により先程までのシリアスな気持ちは一転、漫才でボケをかましたみたいな、的外れな事を言われて気が抜けたみたいな、そんな気持ちになる青年。
(だがまぁ、俺にふさわしくもあるな!こんな奴らに慰めてばっかじゃ格好がつかねぇ!)
……… イッチ!レジーナちゃんを僕に下さい!
「は?833 それはぜっっっったいに嫌なんだが?」
………立ち上がりがそれでいいのか……
………イッチ!
………はよ逃げろ!
「いや、まずは俺がしでかした過ちを見てくる。」
そう言い残すと、燃え盛る船内に飛び込み、なけなしの記憶をもとに自分の持ち場に戻っていく。
………過ち?
……… おいそっちは艦内だぞ!
「砲兵長……名前も正しい役職もわからないのに……俺が見捨てちまったばかりにッ」
自分の犯してしまった事に対し、自責の念に駆られるが、そうしてるうちにも船内は沈みの一途を辿っている。
「やる事はもう決まってる。安価を達成する事だ!こんな事をして置いて、一人ぬくぬくと帰還するなんて誰が許してもこの俺が許せねぇ。」
………こんな状況にまだなっても安価を達成しようとするのは草
………やはり気狂いだったか
……… ん?ロープとフック?
唐突にフックを探し出し、かけてあったロープを括り付け、艦橋があった場所に登り始める。
「まずロープとフックを取り付けて、ロープを腰に巻き、元艦橋部に登ります。そしてその時を待つ………おっと?、早く来てくれ頼むから!」
ぐらつき始める船体に、足を踏ん張る事で耐える青年。するとそこへ見覚えしかないジイさんが慌てた様子で出てきた。
「おい!若いの!そんなところにおらんで!はよ逃げい!」
明らかに場違いなところに立つ青年に、気でも狂ったかと逃げる事を催促するがしかし、
「無理だロクベさん、俺には、なすべき事が、やらなきゃいけない事があるんです!なんならあなたも来ますか?、人生最後にデッカい花火を上げるのも、また乙なものかもしれませんよ?、それともここから逃げますか?」
それはいつか自分が言った言葉の趣旨返し、唖然とするロクベだがしかし、
「小僧の癖して生意気な、ワシの心配なんぞ100年早いわ!、ここでコイツと散るのがワシの『終活』何でな、ワシの花火はここで上げさせてもらうさ!」
「………ロクベさん」
「ガキがそんな辛気臭い顔すんじゃねぇ!、いって来い、名前も知らない青年よ、お前が何を成すか、海の底から見守ってるぜ。」
一瞬、青年の目には会ったことのない、見たこともない筈の、若い海兵の姿がロクベと重なった気がした。
「………」
「何ぼさっとしてんだ!早よ投げんか!」
ロクベに気付けられ、いつでもワイヤーフックを投げ出せるように身構える。
ブゥーーーーーーー
「おうおう、外だとよ〜く聞こえるな!、奴さんの羽音が!、頑張れよ?ガキ。」
「行ってくるさ、やって見させるさ。ジジイ。」
応えて一言。
「金欠で鍛え上げられたこのエイム力!とくと見よ!」
言ってて悲しくなってくるが、そんな邪念を振り解き、素早く手に持ったワイヤーフックを、こちらに向かって降ってくるホミチカヒに投げ飛ばす。
!!!!!ッ
首に違和感を感じ、すぐさま離脱しようと引き返すホミチカヒ、だがそれが仇となり引っ掛かったはフックが首に突き刺さり、青年と己を繋ぐそのロープを、より強固なものへとしてしまう。
「グェッ!」
どんどん小さくなっていく、ロクベの姿を見ながらも、カエルが潰れたような声を出し、まるで逆バンジーのように空に弾き出されらように飛ぶ青年。途中で高度を上げる事をやめたホミチカヒを追い抜き、上を取る。
「ロックオン!、さあ!ライドの時間だ!」
ロープを手繰り寄せ、そのままホミチカヒの背中に落ち乗ると、触覚をむんずと掴み取り、目的地の方向に捻り向けた。
だがそんな強引な方法では絶対何処かで荒が出る。
ぶちっ!
「あっ」
………wwwwwwwwww
………なんか普通に可哀想
そんな音と共に片方の触覚が千切れてしまうが、そんな事お構いなしにその横っ面を引っ叩き、強引に軌道修正を行うとそのまま艦橋に突っ込んだ。
ギギギギギ
そんな悲鳴?を上げながら、触覚を失ったホミチカヒにまともなバランスも取れる筈も無く、そのまま反対の壁も貫通して海へと向かって落ちてしまった。
「いったぁ!!!………クソ、アイツは何処に行った!?」
……… 貫通して海に落ちたで
………派手に行ったなwwwww
「良かった。ん?、もしかして憲兵長!?」
スレ民からの情報により、ホミチカヒがここにいない事に安堵し、周りを見渡すとそこには確かに恩人が、
………素顔晒しとるやんけ!
………惚れた
………ビュティフォ…
相変わらずの様子のスレ民。すると青年が突然爆弾を投下する。
「大丈夫か?、所でこの船は今から俺が操艦する。」
「へ?」
〜〜〜フルカン艦内〜〜〜
敵ホミチカヒ3匹!後ろから突っ込んでくる!
「減速しろッ!、めいいっぱい舵を切れ!」
ブゥーーーーーーー
迫り来る羽音に冷や汗を流すは、この一級戦艦「フルカン」の艦長だ。すぐさま回避行動を取らせたその瞬間、すぐ隣で水柱立った。
「爆弾!回避しました!」
そう、伝来が伝えると艦橋内の乗組員は息を吐く。が、それも束の間、すぐさまあの羽音が聞こえて来る。
絶望的な状況に、代表として同艦していた憲兵長が艦長に声を掛ける。
「艦長!失敗だ!既に機動艦の殆どを失い、巡洋艦もギリギリだ!すぐさま離艦して門で迎え撃とう!」
「…憲兵長殿。確かに、我々は劣勢に立っている。だからと言って、この場を離れて良いと言う判断はできない。どの道ここで沈むなら、我々の使命は出来るだけ相手の戦力を削る事だ。」
「それは違う!ヤケになって死ななくとも良い命を散らすことなどあってはならない!、生き残る道があるなら、その道を選び、また再起を図れば良いではないか?」
「ヤケになどなってない!、我々の使命はここで奴を食い止め、この艦と共に沈む事だ!、船員もそう思ってる筈だ!」
「ッ!、皆も…皆もそうなのか!?、ここで散る事をよしとするのか!?」
艦橋内を見渡す憲兵長、が、しかし船員の顔は浮かないながらもその言葉に反対する者は、出てこなかった。
「そう言う事だ!憲兵長殿、我々の行く先は決まっている。怖いなら、先に離艦して貰っても構わないぞ?」
「くっ!、………?」
「この音は!?、見張りはどうなっている!」
「艦長!見張りの奴らが死んじまってる!」
「何!?、お前らは早く転舵をk」
艦長が言いかけた途端、艦橋は爆音と共に炎に包まれた。
「ぐぁっ!!」
艦橋内のはじに吹き飛ばされた憲兵長。全身が痛みつつも上体を上げ、辺りを見渡せばそこに、ちゃんとした形態を保っている者は自分以外に居なかった。
跳ねるように立ち上がり、辛うじて息をしていた者へ駆け寄り声を掛ける。
「大丈夫か!?死にたくないなら息を続けろ!、……艦長は何処へ!?」
艦長がいない事実に慌てると、そこへ
「憲兵長殿………女性だったんですね?…………まるで女神様だ…僕を迎えに来てくれた女神様……」
「正気を保て!今応急処置を施すからな!」
「艦長は……吹き飛ばされました…私を庇い…窓を突き破って……艦橋から放り出されてしまいました………助けを求めながら…落ちていきました……」
「もう良い!喋るな!、無駄な体力を使うな!」
担ぎ上げようとしたその
「私は……人々を助ける為に………海軍に入りました……」
「だからもう喋るな!その体では死んでしまう!」
叫ぶ様にそう呼びかけるが、もう既に耳が聴こえていないのか、それでも喋り続ける。
「……私は…助けを求めた艦長を助ける事が出来ませんでした!………艦長を!助ける事が!……」
「………」
憲兵長は黙ってその船員を下ろし、籠手を外す。
「おかぁ……ここは暑いな………家に入ろう…」
もう既に目も見えていないであろうその船員の手を、優しく持つ。
「……おかぁ…人を助けるのは…………難しいなぁ」
そう言い残すと、その青年の口はそれっきり、言葉を紡ぐことは無かった。
「クソッ!クソックソックソッ……くそぉっ〜」
そのまま蹲ってしまう憲兵長。
ある出来事から人を助けたいと思うようになり、憲兵団に入った彼女、才能を認められ若くして皆を引っ張る立場になり、舐められまいと被った男の仮面も、いつしか外す事が出来なくなり、その重圧に耐えながら、初となる大規模な戦闘はこの世の地獄。技術と体は大人顔負けな彼女だが、その内面、つまり心は何処までいっても唯の女の子のままであった。
「誰か……助けて……」
そう、その願いは
バリーーーン
ギギギギギ
飛び込んできた。
「え?何で!突っ込んで来たの!?」
混乱しながらもすぐさま身構える。がそのまま貫通して海に飛び込んでいくホミチカヒを、唖然としながら見詰めると、何処から声が聞こえて来た。
「誰だ!、え?、ひとぉ!?」
そう人だ。ヒモのようなものを括り付けた人が、必死にそれを解きながらこちらに飛び込んで来た。
「いったぁ!!!………クソ、アイツは何処言った!?」
飛び込んで来たのはいつぞやの汚物、もとい青年だった。
〜〜〜イッチ視点〜〜〜
「へ?」
そんな気の抜けた声と共にを後に、辛うじて残った伝信菅を掴むと、
「総員!離艦せよ! これよりこの艦は目標に文字通り体を張って止めに入る!」
「は!?」
突然艦の制御宣言and離艦命令を出したと思いきや、突撃すると言い出す青年に、気でも狂ったかと思ってしまう憲兵長。どう言うつもりか聞こうとしたその瞬間。
「何を言っているんだ!」
彼女の言いたかった事を、代弁するかのように駆け付けた船員が問いただす。すると青年は
「何ってコイツをぶつけてアイツになるんだよ!」
「気でも狂ったか!、大体お前は誰なんだ!」
ごもっともなその問いに、返ってくる答えにまた仰天。
「あいつを直接叩くんだ!、どうするかは後で決めるが取り敢えず、この死にかけ使って意地でも止める。」
「そんなこと認められるか!、艦長が下で死んでいた!、もはやここにいる事はない!、お前も死にたくなきゃ早く来い!、憲兵長殿も何か言ってください!」
そう気狂いに対した説得を試みる為に憲兵長にも力を仰ぐがしかし、
「私も行こう。」
「「は?」」
これでたまげるのは両者共。青年は予想だにしない回答に言葉を失い、船員も船員で語彙が消失。
「もしかしたら私もこの空気に当てられて気が狂ったのかもしれん。何故だか無性にあいつに一泡吐かせたくて仕方がないんだ。だから私からも頼む。何、あいつを一緒に道連れにするだなんて思っちゃいない、そんなの私から願い下げだからな。やるのは単純、倒して帰る。だ。」
「………分かりました、船員の方は私から言い聞かせます。どうか、ご武運を。」
(そう言えば憲兵長はこんなに綺麗な女性だったんだな)
そんな発見を思いつつ、一礼するとその場を立ち去る船員を尻目にして
「さて、どんなプランでいくのかな?、気狂いくん?」
「プランなんてないさ、気狂いちゃん?」
そんな掛け合いと共に舵を思いっきり切る青年。
急な転舵にグラッと揺れる船内だが、そんな事はお構いなし。開き直りと、戦艦の艦長気分も相まって、気分は寧ろ最高潮。
「覚悟しろ?海の女神様?」
次回は生態解説教育番組投稿したいけど、あれ凄い労力かかるんですよね………。まっ、書きたいから書くんですけど。次回は竜種です。
見たい生態(あくまで目安です)
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ネッサス・ビード(クワガタムカデ)
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ジェフェッタ・エスバ(骸蠍)
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ウナサカノハミ(二章ボス)
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クッヒカツ(一章ボス)
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グリャムー(極寒の恐竜)