【急募】蟲から逃げる方法【蟲に喰われたくない!】 作:Ωが来た!
教育番組の方ですが、これも気分次第になりますからすみません。
あと今回は日曜日クオリティのため長いです。
〜〜〜中継OFF〜〜〜
760:名無しの羽虫
いや〜〜、事後処理ほどめんどくさいものはないってそれ一番言われてるから。俺の中で
761:名無しの羽虫
>>760 いや知らんがな。生きてるだけでも儲けもん、やから早よや 働け
762:名無しの羽虫
動ける奴がお前しかおらんのやから働け
763:名無しの羽虫
お前みたいな奴でも役に立てる仕事なんだからはよ働け
764:名無しの羽虫
お前が頑張らなきゃ誰が復興頑張るんだよ!
765:名無しの羽虫
>>764 憲兵長であるアルカン様です!
766:名無しの羽虫
>>765 アホか!
767:名無しの羽虫
>>765 黙れ!碌でなしが!
768:名無しの羽虫
アルカンちゃんは今お話の最中だから無理って、お前知ってるだろ!?!?
769:名無しの羽虫
こいつそのうちレジーナちゃんも働き手として換算しそう
770:名無しの羽虫
>>769 それええな、レジーナ!ちょっと来てくれ!
771:名無しの羽虫
>>770 シネ
772:名無しの羽虫
>>770 お前……恩知らずのクズめが……
773:名無しの羽虫
素直に
774:名無しの羽虫
冗談だって、ほら、高い高いをしてあげるだけだから、見ろよこの笑顔
画像
775:名無しの羽虫
しょぁ〜〜(浄化の音)
776:名無しの羽虫
始めの文で沸点越えたけど、その後にポカポカになりました
777:名無しの羽虫
俺もやりてぇなぁ〜〜
778:名無しの羽虫
>>777 無理だな
779:名無しの羽虫
>>778 お前もな?
780:名無しの羽虫
この話はやめよう。せっかく浄化された心が荒む
781:名無しの羽虫
>>780 せやな
782:名無しの羽虫
にしても、こっぴどくやられたなぁ、復興できんの?これ
783:名無しの羽虫
海岸都市で、海岸線壊滅はキツすぎる。
784:名無しの羽虫
>>782 は?、やられてなんかないんだが?
正シキ戦果!次ノ如シ!
ホミチカヒ100万匹ノ撃破
ホミチカヒ1万匹ノ撃墜
ウナサカノハミノ100体ノ撃破、撃沈
尚、世界ニ誇ル我艦隊、及ビ海門ノ損害軽微
だろぉ!
785:名無しの羽虫
>>784 いくら大本営でもそんな発表はしない
786:名無しの羽虫
>>784 尚現実は、戦艦2隻、巡洋艦2隻、機動艦3隻の撃沈、第一海門壊滅の模様
787:名無しの羽虫
>>786 あれ?人的被害は?
788:名無しの羽虫
>>787 こちら、14万3000となっております。
789:名無しの羽虫
>>788 14万!? うせやろ!?
790:名無しの羽虫
実際は一万人程度死者と、2万くらいの負傷者の模様。因みにそのうちの半分は始めの砲撃で消し飛びました
791:名無しの羽虫
>>790 これは酷い
792:名無しの羽虫
ま、まあこれで人類の力が証明されたからセーフ(震え声)
793:名無しの羽虫
>>792 いや被害多スギィ!
794:名無しの羽虫
人口10万程度のこの都市にこの損害は痛すぎる。
だから本当に復興するのか心配なんですねぇ
795:名無しの羽虫
>>794 お前が頑張るんだよ!
796:名無しの羽虫
てかさ?これ筒抜けなわけじゃん?大丈夫なん?
797:名無しの羽虫
>>796 あっふーん(察し)
798:名無しの羽虫
これは新たな戦闘の予感?
799:名無しの羽虫
>>796 心配するな(イケボ)
なんせウナサカノハミが派手に暴れたせいで他の生き物が軒並み萎縮して引きこもりになっちゃったわけで、全然大丈夫なわけなんや
800:名無しの羽虫
>>799 ほんとぉ?(疑い)
801:名無しの羽虫
流石にあの怪物が暴れた後じゃ誰も動かんか……天災やん
802:名無しの羽虫
>>801 文字通りの『神』だったわけさ
803:名無しの羽虫
>>802 んじゃ神に一撃かましたイッチたちは英雄か…
804:名無しの羽虫
>>803 照れること言うなよ///
ん?アルカンに呼ばれたんで行くわ。またノ
805:名無しの羽虫
おう、行ってこいや
806:名無しの羽虫
>>805 お前が照れるところなんざ見とうないわ!!
807:名無しの羽虫
イッチが呼び出しってなんやろか?
808:名無しの羽虫
>>807
「此度の被害!責任を全てイッチが背負い、死せ!」
809:名無しの羽虫
>>808 流石に無いと思いたい。
810:名無しの羽虫
あっそうだ(唐突) ずっと中継し続けてたイッチの精神力って、卓越してね?
811:名無しの羽虫
>>810 確かにな、これは流石に精神お化け過ぎる
812:名無しの羽虫
でもなんでそんな事になったんやろか?
813:名無しの羽虫
>>812 特典もあるんやろうけど…やっぱり一番でかいのはそうならざるおえなかった環境やろうな。イッチの歩んだ人生的に
814:名無しの羽虫
>>813 イッチ理不尽に飛ばされた挙句この様で可哀想。
815:名無しの羽虫
>>814 でもイッチがボンボンやったらこんな面白い事は起きなかったからイッチは苦しんで正解
816:名無しの羽虫
>>815 突然とんでも無い事を言うなよwwwww
817:名無しの羽虫
>>815 鬼がおるwwwwwwwww
818:名無しの羽虫
>>817 正解や、よく分かったなwwwwwwwww
819:名無しの羽虫
ファっ!?!?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
850:名無しの羽虫
知ってるか?カブトムシって、普通は飛べないらしいぞ?
851:名無しの羽虫
>>850 どう言う意味や?
852:名無しの羽虫
>>850 海老蟹論争に水を差すな!!!
853:名無しの羽虫
>>850 今我々は重要な話をしているのだ!
854:名無しの羽虫
黙れ!無駄な事で残り少ないスレを消費するな!!
855:名無しの羽虫
せっかく面白そうな話題振ってくれたんだからさ?
856:名無しの羽虫
海老蟹論争は他所でやってもろて
>>850 所でその情報詳しく(食い気味)
857:名無しの羽虫
イッチ!ようやく戻ったか!
858:名無しの羽虫
それで?、どんな話をしてたんや?
859:名無しの羽虫
責任負って死ぬのか!?
860:名無しの羽虫
>>859 いやなんでそうなるん?
まぁ、手短に言うとな?失った物は多いけど取り敢えず馬鹿騒ぎしてこの瞬間を喜ぼう!ってなったから明日、人々が何でも持ち寄って宵を開く事になりました!
861:名無しの羽虫
>>860 おお!面白そう!
862:名無しの羽虫
気分が落ち込んでちゃ、復興出来るのもできないからな
863:名無しの羽虫
>>860 でもそんな事して大丈夫なん?
864:名無しの羽虫
心配事も確かにあるけど、周りの街が支援してくれて何とかなりそうやから、その日だけは派手にやろうってなった。
865:名無しの羽虫
それで?、イッチの仕事は?
866:名無しの羽虫
>>865 一人で後始末でしょ?
867:名無しの羽虫
何と!、ウナサカノハミに一撃喰らわした立役者として演説をする事になりました!
868:名無しの羽虫
>>867 イッチが演説!?
869:名無しの羽虫
そんなん無理に決まってるやんwwwww
870:名無しの羽虫
人前にすら出れないボッチが出来るわけがない。
871:名無しの羽虫
そうなんだよなぁwwwww
872:名無しの羽虫
そうなんだよなぁwwwww、じゃねえんだよなぁ
873:名無しの羽虫
イッチ人ごとちゃうで?
874:名無しの羽虫
自分の置かれた状況が分からないのか、分かって逃避してるのか……
875:名無しの羽虫
>>874 多分前者
876:名無しの羽虫
>>874 絶対前者
877:名無しの羽虫
>>871 良かったなイッチ、信頼されててwwwwwwww
878:名無しの羽虫
>>877 (そんな信頼いら)無いです。
こんなコミュ障の溜まり場に意見求めてもなぁ…
万事休すか……
879:名無しの羽虫
>>878 は?しばくぞ?
880:名無しの羽虫
>>878 コミュ障じゃ無いんだが?
881:名無しの羽虫
でも残念ながら図星、そしてこの後の議論も不毛だから…やめようね!
882:名無しの羽虫
>>878 そんなイッチに朗報です!、安価しよ❤️
883:名無しの羽虫
せや!どうせなら最後に安価しろ!
884:名無しの羽虫
安価!安価!
885:名無しの羽虫
はよやれ!だぁほっ!!
886:
確かにな、演説能力皆無のワイが無い頭振り絞った所で意味ないし、最後に安価して終わるか!
887:名無しの羽虫
よう言った!それでこそイッチや!
888:名無しの羽虫
さあなんて言わせるかwwwwwww
889:名無しの羽虫
え、演説かぁ……
890:名無しの羽虫
やらなきゃハゲ、やっても地獄がおもろいんじゃぁ!
891:名無しの羽虫
何が当たるかな?
892:名無しの羽虫
オラッ!!
いい感じの演説内容 >>900
893:名無しの羽虫
取り敢えず埋干し
894:名無しの羽虫
なんも思いつかねぇwwwwwwwww
895:名無しの羽虫
埋干し
896:名無しの羽虫
埋め干し
897:名無しの羽虫
ご愁傷様ですぅ
898:名無しの羽虫
え〜、実は私がウナサカノハミをここに呼び寄せました。
899:名無しの羽虫
我々は、今こそ!立ち上がらなければならない。
だからこそ、我々は立ち上がらなければならない。
900:名無しの羽虫
私には夢がある。それは、共存だ。
ここ数年の人類の飛躍は素晴らしいものがある、我々が今日勝てたのもこの進歩のお陰でもある。だがしかし圧倒的だった自然そのものを跳ね返しうる力を得た人類は、驕り出すのでは無いのか?、母なる自然、脅威の自然。我々は支配者では無い、この事を忘れずに、自然への畏怖を忘れては行けない。忘れ、侮る時、自然は再び牙を剥くだろうからな。的な?
901:名無しの羽虫
公衆面前フルチンコマネチ
902:名無しの羽虫
この落差よ、ひどすぎ
903:名無しの羽虫
なんか凄い真面目なものがでてくるなぁ〜って、思って見たらこの世の終わりみたいなことが書いてある。
904:名無しの羽虫
危なかったな、イッチ
905:名無しの羽虫
てかこれ導入キングじゃね?
906:名無しの羽虫
共存か……確かに、それが一番なのかもな。ありがとうな!よく真面目なもの書いてくれた!
それはそうとその後ろの奴、なんかワイに恨みでもあるん?
907:名無しの羽虫
>>905 なんか聞いたことあるなって思ってたらそれだ!
908:名無しの羽虫
小泉エンプレス構文ホンマに汎用性高いなwwwwwwwwww
909:名無しの羽虫
>>908 これ未だに理解できん
910:名無しの羽虫
>>909 理解せんくてええで
911:名無しの羽虫
よっしゃ、やるのは明日だから出来るだけ何も書き込むな!!
912:名無しの羽虫
せやっ!もうスレが限界近いからな!見れないなんて勘弁や!
913:名無しの羽虫
りょ!
914:名無しの羽虫
>>613 それが要らんねん!
915:名無しの羽虫
>>914 その歳にもなって6と、9を間違えるのは流石に、ほも
916:名無しの羽虫
………もう何も言わんぞ?
〜〜〜宵の時間〜〜〜
936:名無しの羽虫
中継ON!
着いたで!
937:名無しの羽虫
どうしてこんなに消費されてるんですかねぇ?
938:名無しの羽虫
>>937 さ、さあ?(他所を見る)
939:名無しの羽虫
もう既にどんちゃん騒ぎ
これ聞く耳持たんかなぁ?
940:名無しの羽虫
かなりでかい規模やな
941:名無しの羽虫
緊張しますなぁ(ガチガチのガチ)
942:名無しの羽虫
お?アルカンの登場だ!
943:名無しの羽虫
こうして並ぶとイッチ背低いなぁ
944:名無しの羽虫
>>943 イッチが低いんじゃなくてアルカン、てかこの世界の人が軒並みでかいだけだと思うんですけど(名推理)
945:名無しの羽虫
よくよく思い出せば止めに来た船員の背丈高かったし、天井も高かったな。
946:名無しの羽虫
アルカンちゃん直々の励ましの言葉
947:
ッ!! ふつくしい…
948:名無しの羽虫
ヴッ(余りの衝撃に無事心停)
949:名無しの羽虫
顔を赤らめてからの、ウ、ウィンクだ、と!?
950:名無しの羽虫
イッチ死ねそこ代われ!
951:名無しの羽虫
は?マジ裏山なんだが?
952:名無しの羽虫
はっはい!!頑張らせて奉りて何ぞと!
953:名無しの羽虫
>>952 なんて?
954:名無しの羽虫
余計にガチガチになって草
955:名無しの羽虫
そんなにガチガチになってもいい事ないで?
〜〜〜演説後〜〜〜
978:名無しの羽虫
イッチ!演説なかなかやったで!
978:名無しの羽虫
イッチが出た瞬間に静かになったのには鳥肌立った
979:名無しの羽虫
ガチガチイッチを遠目から観察するのはやっぱりオモロい
980:名無しの羽虫
周りの人と比べたらやっぱり子供に見えるなぁ
981:名無しの羽虫
途中で吹っ切れたのか急に勢いがついたのは草
982:名無しの羽虫
>>981 別人かと思った。
983:名無しの羽虫
そうか?なんかもうやばかったわ(語彙力)
もう二度とやりたくないね
984:名無しの羽虫
禿げて欲しかったところはある
985:名無しの羽虫
>>984 イッチがもっと影のものだったなら……
986:名無しの羽虫
応援するレジーナちゃん可愛かった
987:名無しの羽虫
>>986
「お父さんがんばれ!」
ワイ
「あぁ〜〜(昇天)」
988:名無しの羽虫
おまいら!今の今までありがとうな!脳血管ブチ切れそうになった事はいくらでもあるけど、それでなんか助かったのも事実や!
この世界はまだまだ俺にはキツいから、また何処かで見つけたら助けてやってくれや。
なんか寂しくなるけど、またノ
989:名無しの羽虫
>>982 おう、考えておいてやるよ
990:名無しの羽虫
>>982 またノ、海老派も頑張れよ、前進を、
991:名無しの羽虫
>>982 またノ、蟹派も頑張れよ、前後進を、
992:名無しの羽虫
>>982 またノ、イッチならなんとかなるやろ
993:名無しの羽虫
>>990 は?
994:名無しの羽虫
>>991 は?
995:名無しの羽虫
…………、はぁ〜〜
ところでもうすぐで、このスレも終わりぜよ
996:名無しの羽虫
>>989 悲しいなぁ、寂しくなるぜよ
997:名無しの羽虫
イッチ!! レジーナのその後を教えてくれ!!!
998:名無しの羽虫
レジーナとアルカンに幸あれ!
999:名無しの羽虫
>>1000 なら俺の蚕が擬人化する
1000:名無しの羽虫
>>1000 ならイッチにガン・クレーグが送られる
1001:名無しの羽虫
このスレッドにはもう書き込む事ができません。
続ける場合は、新しいスレッドを作って下さい。
〜〜〜〜〜〜〜イッチ視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「後始末ダリ〜〜〜〜ッ!」
………つべこべ言わずに働けks
………黙れ役立たず
………レジーナを働かせるつもりか?
「スレ民に説教されちまった。俺も末だな。……ん?」
そんな実の無い話を垂れ流しながらも、瓦礫の撤去をする青年。すると、しょうもない事を思いついたようでレジーナを呼び出す。
「どうしたの?」
………まさかイッチ?
………死ね
(冗談だって、そんなことするわけがないんだよなぁ〜)
「ほらっ!高い高いだぞ!」
そうしてレジーナを抱き抱えると、高く持ち上げる青年、そしてその行動に対して花のような笑顔を見せるレジーナ。そしてその笑顔を見て浄化されるスレ民だった。
そうしてレジーナと戯れながら、スレを覗いていると、そこへ、
「遊んでいるところ悪いが、街長に呼び出しがかかっているぞ?私と共に来てくれ。」
「街長が?なんだってそんな?」
「それは私にも分からないが、大事な事という事ははっきりしているな。」
「なぁーるほど、じゃあレジーナも着いてくるか?」
「いや、私はこの辺で子供達の亡骸を探してる。ほったらかしは可哀想だもの。この子たちは、やるべき事をやっただけだからね。」
「わかった。気をつけるんだぞ?、何かあったら、あの建物にいるからね?」
「わかった!」
そうして離れていくレジーナの背を見ていると、アルカンが、
「あの子は何者なのだ?まるで蟲と人間が同じ生き物というふうに接している。」
「合っているよ、それで。レジーナにとって、蟲も、人間も、もしかしたら竜種だって、同じ様に見えて、同じ様に接するべき存在なんだろう。ただ、今人間である俺が親だから、こうして俺たちに手を貸してくれてるだけでな。本当、何者なんだろうな?」
「ふむ、そうか、其方が知らないならもう問わない。それに、彼女は素晴らしい子供だ、その特性に関わらずな。」
「だろ?俺の自慢の娘さ。さっ、行こう、怒られちまうかも知れないもんな?」
「街長はそんな厳しい人では無い、そう固まる心配はないさ。」
そうして着いた先は、臨時の街運営施設。役場自体は生きているが、指導者が間近に居てこそ復興は速まるとの考えにより、臨時で移されたのだ。
「失礼する。要望の人物を連れてきた。憲兵長、アルカンである!」
「わかった、さ、入りたまえ。」
扉の向こうで物腰やら若そうな男性の声が聞こえてきた。
「開けるぞ?、街長は優しいお方だが、失礼のない様にな?」
「当たり前だ。」
そうして扉を開けると、そこには、銀髪の40〜50歳ほどの男性が奥の机にて、書類仕事をしていた。そして、掛けていた眼鏡を外しこちらを見て、
「アルカン、ありがとう。そして君が、今回の英雄であり立役者の『イッチ』(名無し)君だね?」
そう青年の名前を読んだ瞬間、アルカンは目を見開き、青年は苦い顔をした。
「ファスマル街長、その名前は…どういう事ですか?」
「おっと、アルカン君、まずは自己紹介をさせてくれ。それではイッチ君、アルカン君が言ってしまったが、改めて、『ファスマル・レイグ』。これが私の名前だ。気軽にファスマル街長とも読んでくれると嬉しいよ。それで、君の名前の件だが、どうにも登録された冒険者情報にはそう付けられていてね、そう呼ぶしかなかったんだ。」
「……どうしてそんな……」
しかし、当の本人は、ダンマリを続けていた。
「英雄君、話したくないなら別に良いんだ。不思議には思っていたが、本人が拒むなら無理に聞き出そうとはこれっぽっちも思ってないさ。そして。」
と、一息置くと、
「本題はこの事ではなく、君には演説をして街のみんなを勇気付けてほしいんだ。なんでも良い、自分の考えでも、勝利についても、自慢話でも、なんでも良いから励ましてくれ、それに、船の乗組員は助けてもらった事に恩を感じているからね。顔も知らないから見たいという声が上がり始めるのだよ。受けてくれるかい?」
「………(断れるわけなくない?)分かりました。その役目、やらせてください!」
「そうか!感謝しかないよ!。正直言って、デリケートなところに踏み込んじゃった感があってね、断られる事も想定してアルカンに頼もうかと思ってたんだ!」
「え"?」
「ん?」
「あっ、ゴホン、なんでもありません。」
「なら良いんだ。では今後の予定を………」
〜〜〜その日の深夜〜〜〜
そして深夜、案の定青年は寝れずにいた。
(いや寝れるわけなくね?、こんなん無理だろ!終わりだおわり!恥描いて終わるんだぁ〜〜)
ベッドの中で蹲り、負の思考の渦にはまる青年に声がかかる。
「お父さん?寝れないならお散歩しよ?」
「レジーナ?」
「悩みくらいなら、私でも聞いてあげられるから!どんどん頼って!」
「レジーナ……………………、じゃあ行きたいところがあるんだ。一緒に行ってくれるか?。」
「もちろん!お父さんの役に立てて嬉しい!」
(なんて、なんて良い子なんだ……)
その言葉に感動し、そしてその上で提案を受けないのは違うと考えた青年は、気になっていた事もあり、レジーナと共に街を歩く事にした。
そして着いた先は…
「ここ?」
「そうだ、一緒に過ごした時間は少なかったけど、それでも色々なものを俺に残してくれた恩人さ。」
そうして青年が眺める先には、
〜〜〜戦没者慰霊碑〜〜〜
「本当なら、子供に見せるべきものじゃ無いものなんてわかってるんだが、今だけ、一緒にいてくれ。」
「うんん、全然大丈夫。それで、お父さんがお世話になった人ってどの人なの?」
「え〜〜っと確か、これだ、『ロクベ・ブルムンク』、か、中々かっこいい名前したんじゃないか。……この人はお爺さんだったんだが、自分の人生を共にした船と共に沈んだ人なんだ。満足したのかな……」
「う〜ん、そのロクベさんが、どんな人かは私は知らないけど、最後の最後にやりたい事がやれたんなら、満足したと思う。」
「そうだな、本人の本望にケチ付けるだなんて、それこそ本人に対する冒涜だもんな。さっ、確認したい事も終わったし、帰るか!」
「わかった!」
そうして戻る途中、ふと青年の頭に疑問が浮かんだ。
「……レジーナ?、質問いいか?」
「いいよ!どうしたの?」
「じゃあ、今まで何も食べていないけど、何も食べなくて平気なのか?」
「大丈夫だよ!なんか良くは分からないんだけど、まだ大丈夫って感じがするんだ。」
(本能でわかるって奴かな?)
「そうなんだ、でもまだって事はいつかは食べないといけないし、今食べても問題は無いよな?」
「多分、それがどうかしたの?」
「ん?、明日たくさんの美味い料理が出てくるからな。レジーナだけ食べれないのは可哀想だと思ってな。」
「別に大丈夫だよー。」
「それはいけないぞ?、飯ってのはな?体だけじゃなくて、心のエネルギーでもあるんだ。明日それを教えてやる。」
「そうなの?楽しみにしてるね!」
そうして、そんな約束を交わしながら、復興もまだ進まない街中を歩いていくのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
………賑わったってんねぇ!
………この人達心が強すぎる。
「おぉん、キッツ。」
本番直前になり、本格的に胃が痛くなる青年。するとそこへ、死地を共にした戦友から声がかかる。
「やあ、イッ……、頑張れそうかな?演説は。」
「気にしないでください。それで、かなりやばいですよ、膝が笑ってます。」
「そうか、では私から元気になるプレゼントを一つ。」
そう言うなり、アルカンが行ったのは片目を瞑り見せる、言わばウィンクという奴だった。
「………」
………ヴッ(心停)
………なんだ!これは、この感情は!
………えー、素直に恋しました
「ど、どうしたんだ?急に静かにならないでくれ!、同僚からこうすると元気が出ると聞いたんだが、これ本当に効果あるのか?」
「いえ!そんな事ありません!、ばっちり効きました!では、頑張りましてたまわりて何ぞと!」
実際、ぎこちなく、恥ずかしさからか、顔を赤らめつつではあったものの、彼女の持つ美貌も合わさりむしろ素晴らしいという感想しか出てこない青年。
「へ?」
「でででは、いついつけきます!」
だがこの場合、青年の緊張を加速させただけなのかも知れない……
そうして青年が壇上に上がると、騒ぎ声は鳴りを潜め、皆が青年の行動に注目し始める。
そして、語る。
「私には夢がある。それは、共存だ。」
(なんでそんなにみるのぉ!そのまま騒ぎ続けてて、どうぞ)
「ここ数年の人類の飛躍は素晴らしいものがある、我々が今日勝てたのもこの進歩のお陰でもある。」
(ええい!ままよ!このまま突っ走ってやる!)
「だがしかし圧倒的だった自然そのものを跳ね返しうる力を得た人類は、驕り出すのでは無いのか?、母なる自然、脅威の自然。我々は支配者では無い、この事を忘れずに、自然への畏怖を忘れては行けない。忘れ、侮る時、自然は再び牙を剥くだろうからな。」
(オマケに加えてやるぜ!)
「だが、ひとまずはそんな事は忘れて、この勝利を祝おう!、散って行った仲間に!、我々を生かす、生かしてくれている自然に!」
「「「「「……………」」」」」
(なんで?なんで静かになるの!?)
すると、その静寂を突き破る様に、聞き慣れた声が上がる。
「お父さん!凄かった!!」
(レジーナ……嬉しいけど恥ずかしいよぉ〜)
すると、レジーナの言葉が刺激となったのか、会場のあちこちから声が上がり始める。
「そうだな!これはすげぇ事だ!」
「改めて祝おう!、この勝利に!」
「ありがとうな!、お前さんのお陰で生き残れたぜ!」
「あの世でもどんちゃん騒ぎしてるかもな!」
「ちげぇねぇ!ダハハハハハ。」
「…………」
(よ、よかったぁ〜〜〜)
自分から注目を外し、また騒ぎ始める人々を眺めつつ、安堵の息を吐く青年。
演説も終わり、料理を取ろうと机に向かうすると、そこへレジーナから声が掛かる。
「お父さん、ちょっと来て、話したいことがあるの。」
「?」
「どうしたんだ?、呼び出したりして。」
突然の呼び出しに少し困惑する青年すると、
「お父さん、演説カッコよかったよ!」
「ありがとうなぁ〜レジーナ。嬉しいよ。」
お褒めの言葉にデレる青年。するとレジーナが青年に対して疑問に思っていた事を投げかける。
「お父さん?、イマジナリーフレンドさん達はどこに行っちゃったの?、全然感じないよ?」
「ん?ん〜、それはな?イマジナリーフレンドさん達は帰っていったんだよ?、お父さんにもう助けが必要無いってわかったからね。」
(なるほど、イマジナリーフレンドの話は聞かれたく無いってわかってくれたからか。偉すぎぃ!)
「そーなんだ。なんか寂しいね。」
「確かにな。……でも、大人がいつまでも他人を頼っちゃいけないさ、考えて、考えて、その上でまたピンチになったらその時は、助けに来てくれるかもな?」
「頼るのはいいけど、依存はダメって事だよね!」
「なんでわかったのか不思議だけど……そう言う事だな!さっ、飯だ飯だ!」
「わっ!!」
そう言いながらレジーナを肩車し、皆の元へ駆け寄るのだった。
飯は心のエネルギー!これ、まめな?
では、またいつか!
見たい生態(あくまで目安です)
-
ネッサス・ビード(クワガタムカデ)
-
ジェフェッタ・エスバ(骸蠍)
-
ウナサカノハミ(二章ボス)
-
クッヒカツ(一章ボス)
-
グリャムー(極寒の恐竜)