【急募】蟲から逃げる方法【蟲に喰われたくない!】 作:Ωが来た!
そんでもって始めはイッチ視点です。
「こいつは………、驚いたなぁ。転生した時点でもう既に世にも奇妙な物語なのにさらに複雑化させて来ますか……」
あまりの事態に、半ば思考が溶け始めて来た(元から溶けてる)彼はほぼ反射的にスレにそのまんまの状況を送り込む。
………は?
………え?
………おいおいおいwww
(流石に混乱するわな)
他人が慌ててるのを見て一周回って落ち着き、今の状況を整理しどうしていくかを考える。
(ダメだ、腹も空いたし喉も乾いて何も思いつかん…頼るか。偉い人も困ったら誰かを頼れって言ってた気がするし)
思い立ったが吉日、早速名案を求める。
〜〜〜青年相談タイム〜〜〜
「拾うか。確かに後味悪いしな。」
そう言うと同時に赤ちゃんをそっと抱きかかえる、が
「コレどうやっても抱き抱えるんだ?」
前世同様今世も、子供どころか彼女すら居たことのなく、家庭科の授業ですらまともに受けようとしなかったこの男に赤ちゃんの抱き抱え方などわかるはずもなく、あまりに不恰好な抱え方に普通なら泣きじゃくって事態がややこしくなるはずだったが、
「我ながら不恰好だとは思うがこいつ泣きもしなけりゃ然程反応もしてない、ただずっと寝ていやがる。息をしてる分には生きてるんだろうが…おとなしいならそれに越した事はないが心配になるな。」
一抹の不安を抱えつつ整理したバックにすっぽりと赤ちゃんをそっと入れ、先へ進む。
(この赤ん坊は一体なんだ?、確かに人外は存在するがこんなのは見た事はおろか聞いたこともない。それに破れた繭も気になる、リョウンに捕食されたのか、はたまた無事?に外に出て行ったか。わからない事だらけだ。)
「考えても仕方がなさそうだ。それよりも此処からどう抜け出すかだ、洞窟の中にいるせいで時間感覚が狂っちまった、いまが昼から夜かも分かりやしねぇ。」
そう何気に彼が置かれている状況は何一つ改善していなく、空腹、渇水、時間感覚が狂い、全身に傷を負い、更にはお荷物も増えてしまった為むしろ悪くなったとも言える。
そして更に事態は悪化する。
「げっ! なんでこんなところにゴォ・ムの群れがいるんだよ。マジで勘弁してくれよ…」
どうやら世界も彼のことが嫌いな様だ。次から次へと降り掛かる困難にもう精神はすり減り心身共に疲弊した彼にまともな判断ができるはずもなく、スレ民に助けを求める。
(成程、陽動か…なんで思いつかなかったんだろ?それに特大の囮があるじゃ無いか。)
そうしてバックに手を伸ばす。
(陽動するならこいつしかねぇな)
バックに伸ばした手を尻ポケットに伸ばし爆弾を引き摺り出す。
(こいつしかねぇな!)
もはや正常とは程遠い思考で息を吸う様にゴォ・ムの群れの中心に投げ飛ばす。
〜〜〜〜ッ!
コレで驚くのはゴォ・ムだ。突然降り掛かった激臭に数匹が暴れ回り、それに感化された周りのゴォ・ムか暴れ始め、あれよあれよと言う間に洞窟の中身はとても愉快なことになってしまった。
(ちゃんと考えてやるべきだった…ん?、あいつらこっち見てね?)
気付くと先ほどまでの煩騒は鳴りを潜め、静かにこちらを見ている様子が見てとれる。
「なっ何だよ(震え声)」
キシッ
一つ、何が擦れる音がする。
キシッ、キシッ、キシキシキシッ!
二つ三つと増えていき、それは大きな共鳴となり洞窟全体に響き渡る。
「不味い。コレは。」
そして今置かれてる状況を理解してしまった彼はこの後起こることにおおよその予想ができてしまい、自身の体の状態を確認しながら軽く、いや、かなり絶望した。
(済まないな、助けたのにこんな結果になっちまって。名も無き赤ん坊。さようならだな。)
心の中で諦めつつもも、体は抵抗しようと戦闘態勢をとる。
「だがしかぁーしッ!大人しく喰われてやるつもりは1ミリたりとも待ち合わせちゃいねぇ、最初はどいつだッ!軟腹掻っ捌いてやる!」
(魔力なし、体力なし、スタミナなしのこの状況、だか無いものが足りたことなんて一度もない、よし!いつも通りだな!(やけくそ))
己を鼓舞し、相手を威嚇するかの様に声を張り上げ、刃こぼれした安物のナイフを片手に持ち、そう叫ぶ。そう、咆哮する。
その言葉を合図にして大量のゴォ・ムが、上から、壁から、下から黒い波の様に、四方八方から降り掛かるその瞬間、ゴォ・ムの動きが止まった。
そして訪れる不気味なほどの静寂
「どうなってんだ? 動きが…止まった?」
あまりの事態に放心状態になりかけるが、すんでで持ち直し、鈍りに鈍ったその脳をフル回転して状況を分析する。
「ん?」
するとあることに気づく。
心なしかゴォ・ムの視線が自分を見ていない気がするのだ。そう、自分では無い何かに。そうして視線の先にいる何かに目を向けると、
「ッ!」
動けなかった。そこにいたのは、自分が背負っていたのは少しおかしいただの赤ん坊の筈なのに、自分が見ているのはその赤ん坊のはずなのに、いつの間にか開かれたその玉虫色とも言うべき鮮やかな瞳に見つめられただけで、いや、見つめられてはいないのだろう。このナニかが見つめるのはゴォ・ムの群れ、一通り、ゆっくりと見渡し、眺めていく。言葉はなくともその意志は、眼は、表情は、確かに『どけ』と言っていた。分かってしまった。
「はっ! 引いていく…」
硬直が治ると少しずつ退いていく黒い波に気づき驚愕すると同時に、次から次へと起こる不可思議な現象にもう彼の頭はパンク寸前。そんな彼の思考を辛くも繋ぎ止めていたのは、背にいる赤ん坊と、『死んでたまるか』と言う、彼がこの世界に生まれ育ちながらずっと信念にして来た、要するに気合いと根性だった。
「?おい、大丈夫か?眠いのか?」
ふと、背を見るとそれまでにあった不思議な圧は鳴りを潜め、微睡に沈みつつあるただの不思議な赤ん坊の姿であった。
「おい、コレはお前がやったのか?」
そう問いかけると赤ん坊はただ一つ、前を向いて何かを伝えようとし、突然ことりと睡ってしまった。
「おい?なんだよ、前?…そう言うことか。」
前を見ると、正気を取り戻し始めたゴォ・ム達が忙しなく触覚を動かし始めていた。
長居は無用、そう感じた彼の行動は速かった。
「あばよ!」
そう捨て台詞を残して先へ走る。
走る、走る、走り続ける。すると、
「光だ!やった!出られる!」
恐らく、今が前世も含めた人生で一番光に感謝し、喜んだ一瞬であったと言えるだろう。
出口をくぐり抜け、差し込む陽の光に目をくらましながら邪魔な草を掻き分け立ち上がる。
「はぁーー! 俺はッ、生還したッ。」
叫びたくなる衝動を抑え、ひしひしと生きていることを噛み締める。が、あくまでも洞窟から出ただけであって今度は街に戻らなければならないのだが…
「……地図と方位磁針はあるから街の場所は分かるが、生きて帰れるのかこれ?」
迷子と言うどうしようもない事態にはなっていないものの、依然として命の危機なことには変わりがない。
「それに、日が暮れて来た。今日は此処で野宿するしかない。…そうだ、生存報告と状況報告しないとなしないとな。」
そうしてスレを開く
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
503:抜け出した幼虫
赤ちゃんがゴォ・ムを不思議ぱわーで退かせたんだが?
504:名無しの幼虫
どうゆうことだってばよ?
505:名無しの幼虫
生きてたんか!
506:名無しの幼虫
ま、イッチならやり遂げられるって信じてたぜ
507:名無しの幼虫
ほんとぉ?(純粋な眼差し)
508:名無しの幼虫
>>503 赤ちゃん助けてよかったやんか
509:名無しの幼虫
>>503 不思議ぱわーってどゆこと?
何なら抜け出せたんやな
510:名無しの幼虫
本当やおめでとイッチ
511:名無しの幼虫
洞窟で迷子になるとほとんど出れないらしいからな。
512:名無しの幼虫
>>511 ちなみにソースは?
513:名無しの幼虫
>>512 俺
514:名無しの幼虫
>>513 成仏してクレメンス定期
515:名無しの幼虫
>>514 成仏出来てたら記憶保持したままの転生なんてしないし、こんな亡者の溜まり場に顔出さないんだよなぁ〜
516:抜け出した幼虫
ありがとなみんな、そんで状況説明するとこうや、少し待ってな
517:名無しの幼虫
>>516 おうよ
518:名無しの幼虫
そう言えばイッチって今どんな状態なんやろか?
519:名無しの幼虫
>>518 と、言うと?
520:名無しの幼虫
>>519 飯食ってるんかなって
521:抜け出した幼虫
ほい
爆弾を群れの中心に投げる→ゴォ・ムが暴れの連鎖を引き起こして洞窟内が愉快なことになる→ワイの居場所がバレる→ワイ、覚悟を決めて対峙すると同時に黒い波(そのまんま)が押し寄せる→はずが突然止まったから奴らの視線の先を見ると赤ちゃんが→赤ちゃんとは思えない変な圧で『どけ』ってオーラとかで伝える→赤ちゃん寝る→ゴォ・ムが正気を戻す前に逃げる。→脱出、もう夕暮れ
>>520 脱水、飢餓、全身に怪我、魔力なし、汚物まみれ、精神疲弊。
かな
522:名無しの幼虫
はっ!もう終わったのか?
523:名無しの幼虫
もっと分かりやすくして❤️
524:名無しの幼虫
長いんじゃぁあ!
525:名無しの幼虫
お前らわからないってマ?
526:名無しの幼虫
>>521イッチ散々で草
527:名無しの幼虫
しゃあなし、此処だもん
528:名無しの幼虫
>>528 そうだよ(便乗)
529:名無しの幼虫
>>521 赤ちゃん何者やしwww
530:抜け出した幼虫
>>529 ワイが一番聞きたいわwww
531:名無しの幼虫
>>530 真面目に笑っとる場合やないで、ゆったら怪物蔓延る自然の中で極限サバイバルやろ? ワイなら即死する自信しかないね
532:名無しの幼虫
>>531 同じく
533:抜け出した幼虫
>>531 心配ありがとな、大丈夫やで、前も言ったけどこの世界の人間ボディーって結構頑丈なんだわ。さっき小川も見つけたし街までは何とかなりそうや。
534:名無しの幼虫
>>533 便利なもんやな
535:名無しの幼虫
>>534 なお、この世界では全然足りてない模様
536:名無しの幼虫
悲しいなぁ
537:抜け出した幼虫
んじゃ寝ますわ。起きたらまた生存報告するからまたの
538:名無しの幼虫
>>537 起きたら靴にムカデいそう
539:名無しの幼虫
>>538 イッチの世界だったら割とシャレにならんくね?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
600:名無しの幼虫
最強はスマトラオオヒラタクワガタに決まってんだろJK
601:名無しの幼虫
>>600 は?リオックだろ
602:名無しの幼虫
>>601 リオックが最強とかにわかかな?此処は王道を征くヘラクレスですかね…
603:名無しの幼虫
みんなダメだなぁ〜。ここは蠍とか蜘蛛とかの毒虫なんだよ
604:名無しの幼虫
>>603 そんな紙装甲の輩なんて正直雑魚やろ
605:名無しの幼虫
>>604 は?
606:抜け出した幼虫
おっはよーう(某皆んなのおじさん並み感)
そんでもって何だこの蠱毒…
607:名無しの幼虫
>>606 それ知ってるぅ
608:名無しの幼虫
>>606 蠱毒ではないけど肥溜めではあるな。
609:名無しの幼虫
イッチの世界で蠱毒したらとんでもないな生まれそう
610:抜け出した幼虫
>>609 いたぞ。魔王がやろうとしたけど制御しきれずに不完全な状態で暴走して同族含めたいろんな種族がとんでもない目にあったらしいゾ
611:名無しの幼虫
>>610 そこは人間がやると思ってたんだがな
612:名無しの幼虫
>>611 産業革命を起こしてない弱々人類にそんなことできるはずないんだよなぁ〜
613:抜け出した幼虫
ん? おかしいぞ
614:名無しの幼虫
どしたん?
615:名無しの幼虫
まさか赤ちゃんに何か?
616:抜け出した幼虫
そのまさかだよ、大きくなってね?
画像
617:名無しの幼虫
本当や
618:名無しの幼虫
前まで全然生えてなかった髪がもう生えてるやん!
619:名無しの幼虫
このくらいの髪力が欲しかった…
620:名無しの幼虫
>>619 毛根弱々ニキはしっかり生きて
621:名無しの幼虫
確かに成長してる
622:抜け出した幼虫
何でや? それに今気づいたんやけど不思議な事にまだ羽化?してから一度も水すら口にしてないってことなんだよ。
623:名無しの幼虫
>>622 なんでそれを早く言わないんや
624:名無しの幼虫
>>622 イッチ赤ちゃん絶食してるのに何とも思わんかったんか?
625:抜け出した幼虫
満身創痍だったから、多少はね?
626:名無しの幼虫
保護者失格
627:名無しの幼虫
多少はね?(幼児絶食)
628:抜け出した幼虫
そうだ!名前決めよう!
629:名無しの幼虫
>>627 露骨な論点ずらし
630:名無しの幼虫
そう言えばそうだな、ずっと赤ちゃん呼ばわりも何かな
631:抜け出した幼虫
でしょ?でしょ?
ちなみに安価です。
632:名無しの幼虫
キダぁ"ーーーー
633:名無しの幼虫
早くれよ!
634:名無しの幼虫
赤ちゃん可哀想で草
635:抜け出した幼虫
いい名前を頼むぞ?
>>645
636:名無しの幼虫
おk
637:名無しの幼虫
任せろって安心しろよwww
638:名無しの幼虫
蔵王
639:名無しの幼虫
>>638 おいww
640:名無しの幼虫
ドレッドノート
641:名無しの幼虫
ダンゴムシの長
642:名無しの幼虫
イッチの隠し子
643:名無しの幼虫
マユちゃん
644:名無しの幼虫
ヤク・ネーター
645:名無しの幼虫
レジーナ
646:名無しの幼虫
ダンゴムキン
647:名無しの幼虫
蔵王
648:名無しの幼虫
おおよそ女の子につけていいものが一つしかない異常事態
649:抜け出した幼虫
あっぶねーなおまえら
ま、今後ともレジーナをヨロシクゥ!
650:名無しの幼虫
元はと言えばこんなとこに頼るのが悪い。
651:名無しの幼虫
当たり前だよな?
652:抜け出した幼虫
じゃあ、あとは森を抜ける簡単なお仕事だからまたのノ
653:名無しの幼虫
簡単(魑魅魍魎の巣窟)
654:名無しの幼虫
逞しいなぁ
655:名無しの幼虫
本当にイッチは生きて帰れるのか?
656:名無しの幼虫
我々は真実を探しにジャングルへと足を踏み入れた
657:名無しの幼虫
もどってこなさそう
こんなでいいのかな?んにゃぴよくわかんないです‥
見たい生態(あくまで目安です)
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ネッサス・ビード(クワガタムカデ)
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ジェフェッタ・エスバ(骸蠍)
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ウナサカノハミ(二章ボス)
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クッヒカツ(一章ボス)
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グリャムー(極寒の恐竜)