宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH" 作:箕理 田米李
とりあえずよろしくお願いします。それではどうぞ↓
無限に広がる大宇宙 この無数の星々のきらめきの中に さまざまな生命の営みがある
「愛」「希望」「野心」「戦い」それは 地球人類の営みと なんら変わることはない
そして今 この大宇宙の中で一つの戦いが終わった
突如襲来した謎の敵「デザリアム」によってガミラス本星は消滅 そして彼らは双子星であるイスカンダルを持ち去ろう画策する
ガミラスのデスラー艦隊と地球のヤマト率いる第65護衛隊の活躍 そしてイスカンダルによる犠牲を以て「デザリアム」を撃退することに成功した
その裏で ガミラス第28移民船団をボラー連邦の襲撃から守ろうと奮戦した新生BBB戦隊がいた
ガミラスと防衛軍の護衛戦力と共に船団を守り切った新生BBB戦隊だったが 旗艦≪デア・エクス・マキナ≫が中破という深手を負ってしまうもなんとか生還した
時に西暦2207年 「サレザー事変」から2年が経ち 落ち着いた地球とガミラスであったが デザリアムの魔の手が迫ろうとしていたことをこの時はまだ知らなかった
※ここからは♪「若き翼たち」を聴きながらお読みくださいまし
地球圏外縁 第11番惑星 近傍宙域
新生BBB戦隊 旗艦≪マキナ改≫所属航空隊
<シャドウ・バンガード>
ザビネル「SVリーダーより各機、これより対艦戦を行う。敵さんは堅いぞ、油断するな❗️」
セシリア「なんとかして弱点を早く見つけないとね。」
シブキ「そうだな、敵の防御範囲を予想しとかなくちゃ。」
同航空隊<クレイジー・スカル>
ロイ「ハッハハ❗️そう堅くなさんな。俺達までカチンコチンしててもしょうがねぇぜ❗️気楽に行こうぜ❗️行くぞフォーメーション❗️BF(戦闘体系)9❗️」
奨(しょう)・マクシミリアン「CS2了解❗️」
一条 有洋(いちじょう ありひろ)「CS3了解❗️」
柿崎 勝美(かきざき かつみ)「CS4了解❗️」
旗艦:アンドロメダ改級戦略指揮戦闘航宙母艦
ACVBSC-991≪デア・エクス・マキナ改≫
艦橋
栗梶「<SV>及び<CS>両隊、まもなく敵と接触します。」
多田部「よろしい、さあてどれだけできるようになったかな〜❓」
金田「ははっ、見ものですな。」
第440独立機動防衛艦隊
旗艦:アンドロメダ改級戦略指揮戦艦
ABBSC-440≪ザドキエル≫
艦橋
レーダー手「敵編隊捕捉❗️二個中隊が来ます‼️」
四糸乃「き、来た❗️た、対空戦闘❗️防壁展開ビット、用意‼️」
野水「さぁ〜ウチらの鉄壁の布陣をどう破るのかなぁ〜❓」
新生BBB戦隊と第440艦隊は第11番惑星での演習を行なっていた。※アグレッサー(侵略側/仮想敵国)役を新生BBB戦隊が請け負い(※司令の多田部曰く「艦と装備の実験部隊だけでなく新生BBB戦隊はその特異さ故にこういう役が適しているというかそういった一面もある。なんせウチは真っ黒な海賊だし悪役にピッタリ。」と語っている)、第440艦隊の練度向上を目指しているのだ。「第28移民船団護衛戦」での「積極性に欠けた防御」と「波動防壁展開ビットの応用性の無さ」という課題を克服すべくこの点に重点を置いた訓練を実施している。
演習の初っ端は第440艦隊の対空砲火が火を噴いたところから始まった。<SV>及び<CS>両隊は弾幕を掻い潜りながら対艦ミサイルを放つ。それをA級とクラスD丙型それぞれが装備する波動防壁展開ビットがミサイルを一つ残らず防御する。
≪ザドキエル≫艦橋
レーダー手「ッ❗️反応ッ❗️真下からッ‼️」
四糸乃と野水「ッ⁉️」
野水「おんや〜、コスモパイソン編成の別働隊がいたんだね〜。やるね〜タクロッチ。」
≪マキナ改≫所属航空隊
<ダーク・ホース>隊
金舟 瞳(こがぶね ひとみ)/コールサイン:<DH1>「おいおいおい❗️あたしらのこと忘れちまってんなコイツら❗️」
沙織・M・マックイーン/コールサイン:<DH-2>「それは作戦なのと私達の乗るコスモパイソンがコスモタイガーよりもステルス性が高いからですのよ。」
米浴 舞菜香(まいよく まなか)/コールサイン:<DH-3>「そ、そうだよね。舞菜香たちが忘れられちゃった訳じゃないよね(汗)」
金舟「おっと、それもそうだったな。うっしゃ❗️いっちょやるか❗️いっくぞ〜ッ‼️」
<ダーク・ホース>隊のコスモパイソンが第440艦隊の真下から攻撃を掛けようとしている。同隊は2年前の「ガミラス第28移民船団護衛戦」でボラー連邦艦隊に対する攻撃で活躍したが、隊長である金舟、副隊長のマックイーン、3番機を務める米浴以外の隊員達は同戦が初陣の者も多かった為に奇襲成功以後はボラーの立ち直りの早さと弾幕に圧倒され練度不足が顕著に現れたのだった。コスモパイソンはマックイーン曰くコスモタイガーⅡに比べてステルス性能が高くそれを利用してレーダーに察知されずに接近していたのだ。各部がユニット化され任意のモードに変形する機能を持っており水平飛行から翼を少し後退させてから機首をグリっと曲げて垂直上昇飛行するなんて芸当も可能なのだ。対艦ミサイルを放ち決まったかに思えたが、防壁ビットがすかさず防御に入った。どうやら<ザドキエル>の隣にいたクラスD改/丙型の<スコール>が防護したのだ。
≪マキナ改≫艦橋
多田部「お、今の防いだか❗️」
金田「やりますな。」
多田部「後輩が成長してるのを見るのって良いもんですね。」
金田「えぇ、本当に。」
ピュイーン! ピュイーン!(レーダー音)
栗梶「おっと❗️お客さんです‼️」
エレン「無人艦全艦、コントロールスタンバイ❗️」
ミホノラ「は、はい❗️」
エレン「遅い❗️ぶつける気でやりなさい❗️できる筈です貴女なら‼️」
ミホノラ「はい先輩❗️」
それからさらに数時間の共同戦闘訓練を繰り返した新生BBB戦隊と第440艦隊。2年前の戦いとはうって違い「防御は最大の攻撃」を積極的かつ実践的に行った第440艦隊の成長ぶりに新生BBB戦隊司令の多田部は素直に喜ぶ。
≪マキナ改≫艦橋
多田部「長時間の演習お疲れ様でした四糸乃艦長。」
≪ザドキエル≫艦橋
四糸乃「は、はい。お疲れ様、でした。」
野水「どうだった❓よしのり達の戦い振り❓」
≪マキナ改≫艦橋
多田部「あぁ、見違えるほどに良くなったよ。途中≪いわたに≫(クラスD丙型)、≪ラフタリア≫(クラスG(ガーランド級)/軽巡型)、≪フィーロ≫(クラスH(ハヴォック級))の3艦の連携プレーには参りましたよ。危うく一本取られる所だったわw.」
≪ザドキエル≫艦橋
四糸乃「は、はい。タクローさんの艦隊も、有人艦もそうですが無人艦が立ちはだかって来て、攻撃しづらかった、です。」
野水「ん〜、攻撃の方はまだまだねウチは。」
互いの奮闘振りを讃え合い、このまま演習を終えようとした時だった。
≪マキナ改≫艦橋
栗梶「ッ⁉️ワープアウト反応複数ぅッ‼️しかも巨大ぃッ❗️説明不要ッ‼️」
多田部を含む艦橋クルー全員「ッ‼️」
※ここからは♪「ゴルバ、その姿」を掛けながらお読みください。
≪ザドキエル≫艦橋
四糸乃「ひゃあッ⁉️」
野水「なになになになんなのさーッ⁉️何がおでまししてきたのぉーッ‼️⁉️」
新生BBB戦隊、第440艦隊の皆が「何が来やがったでいやがりますかぁッ⁉️(デアラの真那節)」な反応をしその答えが姿を現す。巨大な黒い物が黒い艦隊を引き連れワープアウトする。それは2年前にガミラスとイスカンダルを襲った者達だった。
≪マキナ改≫艦橋
栗梶「識別確認ッ❗️コイツら"デザリアム"です‼️」
烈禍「おいおいおい❗️ゴルバまで来たんじゃねぇかッ‼️」
多田部「いや❗️コイツは2年前にガミラスとイスカンダルに現れた奴よりもデカいぞ⁉️」
栗梶「ッ⁉️艦長❗️まだまだ来ます‼️ワープアウトまたッ‼️」
栗梶はさらにワープアウト反応を報告する。「どんだけ出てくんだよ❗️」と艦橋クルー皆がそう思った。そしてその規模が半端じゃない事を知る。
栗梶「敵ゴルバ型要塞、反応が2...3...4...5...6...7...計7基と艦隊多数ッ‼️」
烈禍「あのバケモノが7基もいんのかよッ⁉️なにしに来やがったんだ⁉️」
イスカンダルを運び去ろうとし、ヤマト率いる第65護衛隊とガミラスのデスラー艦隊を圧倒的な力で翻弄した<自動惑星ゴルバ>が倍近くあろう巨体を有して7基も現れると圧倒と驚愕を同時に与えられる。そのタダでさえバケモノサイズのゴルバが何かを抱えている様に見えたが確認する暇もなくゴルバを取り巻くデザリアム艦隊から激しい砲火を受ける。
≪マキナ改≫艦橋
烈禍「どうする艦長ッ⁉️やりあうのかッ‼️⁉️」
多田部「ダメだ❗️明らかに多勢に無勢過ぎる‼️栗梶❗️防衛軍司令部に通信できるかッ⁉️」
栗梶「ダメです❗️ワープによる電波障害が酷くて繋げれません❗️」
敵の数が多過ぎる上、襲撃の報も送れない。事態は良くなかった。このまま戦っても勝てる見込みがないのは誰の目にも明らかだった。
多田部「ワープするぞ❗️」
金田「行き先は⁉️」
多田部「この宙域の外縁、"オールトの雲"だ❗️急げ‼️」
呉賀 優(くれが すぐる):≪マキナ改≫機関長「了解❗️波動エンジン、ワープのシークエンスに入る❗️」
多田部「四糸乃艦長、すまないが防御を頼みたい❗️」
(通信)四糸乃「りょ、了解❗️」
(同上)野水「はいよ〜よしのり達にまっかせてよぉ〜❗️」
第440艦隊は各艦がワープに移行しつつも新生BBB戦隊のワープを援護すべく波動防壁と共鳴波放射を全力で行う。
440艦隊の≪ザドキエル≫と数隻のクラスD丙型が防御陣を張り、≪マキナ改≫は強化された前方火力で弾幕を≪アマテラス≫以下数隻の戦艦級と共に形成する。航空設備も強化された≪マキナ改≫だが、この戦闘では出番は無さうそだし詳しい解説は後にするよ同志(今読んでる読者の事)。だから同志どうしたんだい同志❓(艦これ タシュケントのセリフネタ)にはしない様にしますから後でねよろしく〜。
新生BBB戦隊 第二群旗艦≪ネメシス≫
艦橋
冬月「全艦、所定の手順でワープを実施せよ。急げよ。」
ワープの指揮を取るのは新生BBB戦隊 第2群旗艦の≪ネメシス≫だ。ガトランティス戦役後半で多用された「ワープ・ブースター法」で大型艦が中型艦に中型艦は小型艦に両舷から挟まれてワープに入る。これにより多くの艦を多く素早くワープさせることができるのだ。戦闘の方は撃沈または中〜大破に追い込む事はできるが、数が劣っている現状では敵には悪足掻きに見えている事だろう。「ここに≪ザフキエル≫が居てくれたら」と思わず思ってしまう多田部。現在クラスD早期警戒艦≪ザフキエル≫は同型艦≪ラジエル≫を護衛に連れ現在は艦隊を離れている。「時空弾」の製造に欠かせない<タキオニウム>を収集する為だ。それまで「時間断層」の異常な時間(とき)の流れが起こる特異空間でそれを行なっていたが、断層の消失に伴い<タキオニウム>の収集も行えなくなってしまった。しかしヤマトがテレザート星への航海途上で偶然発見した時間断層と同じく時間が異常増進する宇宙気流「時空乱流」の存在が明らかとなり、そこに大量の<タキオニウム>の存在も確認されたのだ。もはや「時空弾」の製造は絶望的と思われたが、これを知った刻崎艦長は「きひ...きひ...きっひひひひひひひひひッ❗️」と狂気的な笑みを浮かべたという。
話が大きくそれて申し訳ない読者の諸君、まぁとにかく≪ザフキエル≫と≪ラジエル≫は留守だよ。休暇取ってベガスに行ってる(大ウソ←「BLACK LAGOON」ネタ)。
「///べ、別に頼りきりというかそういうんじゃないからねっ❗️///(←謎のツンデレ)」って訳です。居てくれたら頼もしいとつい思ってしまうのだ。そんな考えが頭をよぎった時、つい攻撃を受けそうになった所をエレンとハーガワネンが管制下に置いてる無人艦が防御する。「助かった2人とも❗️」と多田部は例を述べる。
多田部「エレン、ミホホン。いざとなったら無人艦はここに置いてっていい。有人艦のワープを優先させる。君達の仕事が少し減ってすまないが。」
エレン「気にしないでください艦長。ですが、簡単には潰させはしませんよ、ではければこの艦と「オルケストラ」の意味がないでしょう❓そうよねミホ⁉️」
ミホノラ「はい先輩ッ❗️」
ハーガワネンは元気よく返事を返し滑らかな指揮管制で無人艦を操ってみせる。2年前の戦闘の時よりも頼もしく堂々としている。これも先輩であるエレンの指導の賜物(たまもの)であろう。
艦隊とワープ完了が93%完了し始めた所で、≪マキナ改≫と≪ザドキエル≫そして両旗艦に付き添い攻撃を行っていた僚艦達もワープに入り始める。「させん❗️」と言わんばかりに攻撃の手を緩めないデザリアムだが、多田部が※「フラッシュッ❗️」と叫ぶと烈禍が「サンダー❗️」と応えると艦首速射魚雷発射管から4発魚雷が放たれる。だがただの魚雷ではない。2発が閃光弾(フラッシュバン)であと2発がチャフ入りの弾頭だ。敵艦隊の手前で爆発し強烈な閃光とチャフの吹雪に覆われる。デザリアム側がこちらをハッキリと認識できない内に≪マキナ改≫と≪ザドキエル≫以下、残ってる艦は先にワープした艦達と同じくワープブースター(逆向き=艦尾が連結対象の艦の艦首側に位置してる)して現宙域を離脱した。
※第二次大戦の「ノルマンディー上陸作戦」でドイツ軍陣地後方に空挺降下したアメリカ陸軍 第101空挺師団"スクリーミング・イーグルス"の隊員達が同士討ちを避ける為に用いた合言葉。よく分からない人は映画「プライベート・ライアン」かドラマ「バンド・オブ・ブラザース」を観てください❗️(←ここはVガンのシャクティ風)
第11番惑星外縁部 "オールトの雲"
≪マキナ改≫艦橋
鷹乃目「ワープ終了。離脱完了しました。」
栗梶「ふぅ、なんとか逃げ切れたな。」
多田部「まだ油断できんよ。ここに敵が居ないとも限らんからね。副長、うちも含む全艦隊の艦艇の点呼と警戒態勢を取る様に。」
金田「はっ、直ちに。」
ピピッー! ピピッー!(通信音)
栗梶「第440艦隊旗艦≪ザドキエル≫より映像通信が入ってます。」
多田部「お繋ぎして。」
≪ザドキエル≫からの通信が入る。どうやらちゃんと離脱できた様で多田部は内心で安心する。
(映像通信)
四糸乃「あ、あの、拓郎さんも、無事離脱、できたんですね。」
多田部「えぇ、えぇ、お互いにね。声が聞けて嬉しいよ四糸乃艦長。」
(同上)
四糸乃「あ、あの、これから私達どうすれば、、、❓」
多田部「一刻も早く地球に連絡をつけて事態を知らせないといけません。そちらで連絡はつきませんか❓」
(同)
野水「それがダメなんだよタクロッち〜、さっきからなんどもウチの通信長が試してるんだけどもね〜。ノイズが霧の様に晴れないんだよ〜。」
多田部「栗助、やっぱりこっちもダメ❓」
栗梶「えぇ、手邦の案でガミラス式のシングルや地球とガミラスの共同周波数帯で送ってもダメです。」
先の戦闘でデザリアムが明らかに地球への侵攻を意図してる事は明白、事は一刻を争う事態なのは皆百も承知であり早急に伝えるべきなのだが肝心の通信機能が全く持って役に立たなかった。地球との連絡手段がダメな今、多田部率いる新生BBB戦隊と四糸乃率いる第440艦隊は孤立し臨機応変な独自の判断を求められる状況となってしまった。だが、、、
≪マキナ改≫艦橋
烈禍「どうすんだ艦長❓」
多田部「まぁ慌てないでれっかん。なにも考えなしに"ここ(オールトの雲)"に来たわけじゃない。」
烈禍「じゃあなんでだ❓」
多田部「オールト雲には地球とガミラスが共同で使用できる無人の補給基地があるんだ。とりあえず今はそこを目指す。よろしいね四糸乃艦長❓」
(映像通信)
四糸乃「は、はい、分かりました。」
何が起きてるのか、これから何が起こるのかさっぱり分からない状況ではあるが、今はとりあえず補給と艦と乗員を休ませる場所へと向かうべきと新生BBB戦隊と第440艦隊は別名「彗星の巣」と呼ばれるオールト雲の中へと艦を進めるのだった。
とりあえず「デザリアム戦役編」本編の最初のお話はここで終了です。「「3199」は「2205」から2年後の2207年から始まる」という公式からの発表に基づき西暦2207年からスタートです。前回大きく損傷した新生BBB戦隊旗艦のマキナは「マキナ改」としてパワーアップして登場(模型の方は現在製作中)、し前話に登場したアンドロメダ級丙型≪ザドキエル≫率いる第440独立機動防衛艦隊と演習をしています。前回で「受け身すぎる防御姿勢と防壁展開ビットの応用性の低さ」の弱点を克服すべく新生BBB戦隊がアグレッサーとしての任務に就いています。新生BBB戦隊は実験部隊であると部隊としての特異性( 艦や装備が正規軍の使用する物と異なる物が多く「未知の敵」を演じるにはうってつけ)故にこういう訓練での敵役を務める事もあります。前回から2年も月日が流れた為か440艦隊も練度が向上したのが確認できますね。
440艦隊への対艦攻撃を実施した<ダーク・ホース>隊は前回では名前の登場はありませんでしたが、「ガミラス第28移民船団護衛戦」でボラーへの攻撃を実施した航空部隊です。隊長の金舟と沙織、米浴の3名以外は新米パイロットが多数を占めていた事もあり奇襲には成功したもののボラー艦隊の立ち直りの早さと厚い弾幕に遮られ、以降は目立った活躍ができませんでした。この演習でそれを反省し彼らも練度を上げようとしているようです。
演習が終わったのも束の間、突如としてデザリアムが襲来しました。しかも「永遠に」に登場したデカい方と思われるゴルバが原作通り7基(でも地球侵攻の時ではない)も登場というヤバ展開(しかも何かデカいのを抱いてる❓←勘のいい人はこれが何か分かるはず)、新生BBB戦隊と第440艦隊は突然の襲来と数に圧倒され逃げるのがやっとでした。逃げた後に補給へと向かう所はドラマ「ザ・ラストシップ」シーズン1 第1話を参考にしています。
地球とも連絡が付かず孤立したも同然な両艦隊は果たして今後どうしていくのか❓続きをお楽しみに。