宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH" 作:箕理 田米李
ルーギラとクーギラ姉妹の第XXⅣ師団とファグリフォ率いる第XXⅨ狙撃大隊は道中で≪シュンラン≫率いる防衛軍第7艦隊と遭遇し本命の新生BBB戦隊を釣る為の"餌"として利用する。救援を求めるよう言われた第7艦隊所属の駆逐艦≪はれかぜ≫からの報を受け新生BBB戦隊は第7艦隊救助に向かってしまう。
しかしそこには、【デザリアム】の恐るべき罠が待ち構えていた。
大犬座a星・シリウス宙域 アステロイド帯
新生BBB戦隊
旗艦:戦略指揮戦闘空母≪マキナ改≫
艦橋
クロンナウア「なんだなんだぁ⁉️この変な波長のエネルギー波はぁ⁉️」
タクロー「落ち着いてクロー❗️報告‼️」
呉賀「ッ⁉️機関の出力が不安定に⁉️しかも少しずつ低下し始めてる❗️」
タクロー「ッ⁉️」
デザリアムの攻撃を受ける防衛軍新設の第7艦隊の救援に向かう為に大犬座a星・シリウス宙域に来た新生BBB戦隊と第440艦隊。制空権を奪われて劣勢だったところをご自慢の航空戦力で一掃し逆転してみせた。が、突如デザリアム側から謎の波長のエネルギー波が放出され始めると急に波動機関に不調が表れ始めたのだ。
ピピーッ!
(通信)
手邦「艦長❗️」
タクロー「手邦か❗️」
≪マキナ改≫CDC (戦闘指揮センター)
手邦「敵側のエネルギー波長を分析できました❗️どうやら空間歪曲波の類(たぐい)です❗️」
艦橋
タクロー「分かりやすく言うと⁉️」
(通信)
手邦「この辺り一帯の空間が歪められて、それが波動機関に影響を及ぼしているんです❗️」
手邦がそう説明し現在進行形で起こっている機関の出力低下も納得する。
バキュルルルゥ〜ンゥゥゥゥ❗️ヒュウゥゥゥゥゥゥウィィィィン⤴︎⤵︎
持月「なんだぁぁぁ⁉️ショックカノンが曲がったまったぁ⁉️」
高佐田「まさかこれもあのエネルギー波のか⁉️」
≪マキナ改≫CDC(戦闘指揮センター)
手邦「そうだ❗️強力な歪曲波が波動機関からのエネルギー武装のエネルギーをも歪ませている❗️」
高佐田「じゃあ波動砲も⁉️」
手邦「あぁ、この分だと波動砲の使用は危ない❗️最悪機関が止まって再起動不可になる❗️」
タクロー「くっ❗️なんとまぁ‼️」
「厄介なモノを❗️」の表情をするタクロー。その間にも敵側の攻撃が来る。しかも相手の方の攻撃や艦と艦隊の動きにはなんら悪影響を受けていないようである。
持月「おいおい❗️なんで向こうのは真っ直ぐくんだよッ⁉️」
手邦「恐らくこの空間歪曲波は【波動機関】にのみ影響を与えるモノなんだ❗️デザリアムはこちらの機関とは違うモノを持っているのは知っていたが...。」
高佐田「弱るのはこっちだけってか❗️」
デザリアムの空間歪曲装置【D・F・J(デザリアム・フィールド・ジャマー)】は波動機関とそれに由来するエネルギー装備のモノの活動を妨害するが、自身等の艦の動力源である【重核子機関(ウラリウムドライヴ)】には何ら影響を及ばさないのだ。
バビュゥゥゥーンッ! ドガァァァンッ!
突如新生BBB戦隊所属のクラスD正規空母型が被弾する。
≪マキナ改≫艦橋
タクロー「ッ❗️今のはッ⁉️敵前衛艦隊よりも後方から⁉️」
クロンナウア「レーダー範囲外からのビーム攻撃です❗️長距離砲による狙撃でっせ❗️≪ナッサウ≫(クラスD改正規空母型)被弾❗️小破です‼️」
敵のエネルギー妨害に驚く間も無く超長距離のビームによる狙撃が飛んでくる。その一撃がまた別の空母をも襲った。
【デザリアム】第XXⅨ狙撃大隊
旗艦:プレアデス改級狙撃型戦艦≪ザーネグルズ≫
艦橋
ファグリフォ(第XXⅨ狙撃大隊長/≪ザーネグルズ≫艦長)「ふっふふふふ、見える感じる捉えられる。掻き乱された空間歪曲の波の中にある微かな灯火を示す忌むべき力【波動エネルギー】。
≪ザーネグルズ≫を含む我が狙撃型のプレアデス級に搭載された各種センサー類と頭に取り付けた"感応波ヘッドギア"を連動させることによって私達の頭の中に、敵の姿を感じさせるんだよ。」
それはルーギラたちXXⅣ師団後方に陣取るファグリフォ大佐率いる狙撃型プレアデス級で構成された【第XXⅨ狙撃大隊】による狙撃だった。デザリアムの主力艦であるプレアデス級はその高い発展性と拡張性が評価されており拡大発展/指揮官専用の「改級攻勢型」を始め、小規模艦隊の旗艦を務める「指揮型」や新生BBB戦隊らが獲物としてきた「輸送型」などの派生艦が確認されている。
「狙撃型」は主砲を[超長距離射撃専用重核子ベータ砲]に換装し艦橋のレーダー類も一部が超長距離の高精度射撃を可能とする物に仕様が変更されている。【D.F.J】により【波動機関】を搭載した艦の出力が低下し風前の灯(ともしび)と化していても、センサーと同調した"感応波ヘッドギア"により正確な位置が掴めるのだ。そして≪ザーネグルズ≫他の狙撃型プレアデス級は目標の照準を修正し直すと艦両舷側に装備された[重核子加速器(ウラリウムチャージャー)]がそれぞれ円環状のエネルギーが輝きを見せると血のような真っ赤な重核子のエネルギービームがクラスD改軽空母≪ヴェーザーラント≫に向かう。波動防壁が守るが出力が落ちてる為に突き破られ右舷側を大きく抉った。
ファグリフォ「≪ザーネグルズ≫の攻撃に驚いた時には❗️お前らは死んでいるよ‼️」
<ダーク・ホース隊>
金舟「おいおいおい❗️≪ナッサウ≫に続いて≪ヴェーザーラント≫もかよ‼️」
米振「そ、そんな❗️」
沙織「ッ❗️総旗艦≪マキナ改≫より入電、「こちらに構うな、空母への攻撃を続行されたし」ですわ❗️」
<シャドウ・バンガード隊>
ザビネル「今自由に動けるのは我々だけの様だ。司令の言う通りこちらは空母を叩くのに集中するぞ❗️」
金舟「そ、そうだな❗️よっしゃあ❗️1発重いのぶち込んだらぁ‼️」
金舟ら<ダーク・ホース隊>は<シャドウ・バンガード隊>らの援護を受けデザリアム機動部隊に攻撃を掛ける。猛烈な弾幕を掻い潜り外付けの機体中央のハードポイントに装備された大型の弾頭を発射し離脱する。その弾頭が機動部隊の旗艦と思われる一際デカい空母に突き刺さる。
【デザリアム】
メローペ級戦闘航宙母艦≪ダムドーラ≫
艦橋
艦長「バカめ、航空機の爆弾程度でこの≪ダムドーラ≫の位相変調装甲が破れるものか❗️」
金舟「とか思ってんだろうがな❗️この爆弾はただの弾頭してないんだぜ‼️」
≪ダムドーラ≫の位相変換装甲にぶつかった弾頭はキィィィィウィィィィン❗️という音を立てながら装甲を食い破り始め、次の瞬間キィンッ❗️という音を立てて装甲を突き抜けて爆発した。「な、なんだとぉっ⁉️」と驚く≪ダムドーラ≫の艦長。
金舟「どうだい❗️ガトランティスのイーターⅠとニードルスレイヴに装備された[波動防壁中和システム]を参考に開発された新型の[A.E.A.N.P.B(エアンピブ:対エネルギー装甲中和貫通爆弾)]の威力はぁ‼️ちったあ美味しいもんだろぉッ⁉️」
金舟が意気揚々と語るこの新兵器は2年前の「サレザー事変」での一連の戦闘における「※航空機によるデザリアム艦への対艦攻撃力の不足」が問題を解決すべく生み出されたものである。位相変調装甲を持たない小型のヒアデス級ですら通常の対艦ミサイルでの撃沈が困難であった戦訓を活かし強力な対エネルギー防御を破る事に特化している。
この攻撃により≪ダムドーラ≫を始め多くの空母が大破または轟沈し、制空権は完全に新生BBB戦隊ら防衛軍艦隊に有利に傾いた。
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦:プレアデス改級≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターA「司令❗️機動部隊壊滅です‼️」
ルーギラ「狼狽えるな無知が❗️制空権を失ったが、まだこちらにはジャマーによる妨害がある❗️戦略的戦術的にはまだこちらが有利よ❗️狼狽してる暇があるなら近づいて包囲陣を狭めろ‼️」
オペレーターA「は、はっ‼️」
【防衛軍側】新生BBB戦隊
旗艦≪マキナ改≫
艦橋
タクロー「航空隊が空母をやってくれたか❗️」
金田「はい❗️ですが、こちらの方はまだ危機から脱しれてません‼️」
航空隊によるデザリアム機動部隊の排除を喜ぶ間も無く。タクローは思考を巡らせている。デザリアムの戦略も戦術を冷静に頭の中で分析しているのだ。
「空間歪曲装置による【波動機関】及びそれを用いる兵装の使用を封じる」
↓
「反撃やワープでの逃亡手段を奪い狙撃により追い詰める」
↓
「適度に戦力が弱まったら包囲陣を狭め、締め上げる」
のが敵の魂胆だろうと軽く整理する。まず最優先に撃破しなければならないのは敵の空間歪曲装置だと思うタクローだが、あれに乗艦と艦隊全艦の最大パワーの発揮を妨害されてる最中、どうこの状況を打開すべきかまたもや頭を巡らせる。そんな中、≪マキナ改≫は敵艦の攻撃の至近弾でバランスを崩しよろめく。
金田「あ❗️マズイ‼️」
副長の金田がそう叫ぶ。同時にガコンッ!ガシンッ!と音と振動が≪マキナ改≫の両舷に響く。タクローが見やるとデリンジャー級無人戦闘艦2隻が接舷し≪マキナ改≫の体勢を立て直したのだ。
タクロー「ミホ大尉か⁉️」
ミホノラ「はい❗️すみません❗️この方法が良いかと❗️」
タクロー「いやワープ・ブースター法か、なるほど良い手だ❗️全艦へ❗️近くの艦を同じ方法で重力アンカーで固定させろ‼️そして波動機関を同調させるんだ‼️」
第7艦隊
ハヴォック級航宙駆逐艦≪はれかぜ≫
艦橋
岬「あわわ❗️おぉーっと❗️」
≪はれかぜ≫副長:宗谷(むねたに)りん「艦長❗️」
倒れそうになる艦長の岬の背中を支えてやる副長の宗谷。「あ、ありがとう」と礼を言うとガコンコンッ!という音に驚く二人。見ると新生BBB戦隊所属の自分達の乗艦≪はれかぜ≫と同じハヴォック級無人艦仕様が接舷して≪はれかぜ≫を支えたのだ。ホッとしたのも束の間、そこに狙撃型プレアデス級の重核子ビームが飛んでくる。「やられる❗️」と思った≪はれかぜ≫。そこに440艦隊所属のクラスD丙型の一隻が割って入り防壁ビットで守ったが、空間歪曲干渉装置で出力が落ちている為か充分に防御できるビットは破壊されそのクラスD丙型は被弾してしまう。「自分達の盾になって犠牲に❗️」と驚く岬艦長らだったが、同時に「これが戦いなんだ」と強く認識するのだった。
同艦隊旗艦≪シュンラン≫
艦橋
山南「なるほどその手があったか、さすが"先輩艦隊"。我々も続けてやれ❗️」
≪シュンラン≫副長「はっ❗️」
第7艦隊の面々も新生BBB戦隊の後に続くが如くワープ・ブースター法で艦の安定を図った。
タクロー「(なんとか皆バランスを崩さずに済んでるけどいつまでも保たない...拡散波動砲が撃てれば敵の方位陣に穴を開けられるんだけども...❗️)機関長❗️なんとかならんッ⁉️」
呉賀「ダメです❗️やはり機関への影響をモロに受けてます❗️さっき手邦が言ったようにこの影響下で波動砲へのエネルギーチャージは艦の命を止めることに繋がりかなません❗️いや... ...しかし... ...。」
タクロー「なんです❓」
呉賀「いや、波動エンジンを三基搭載している≪シュンラン≫ならあるいはと。」
タクローは呉賀の意見にハッとして≪シュンラン≫の方を見やる。ちょうどその時≪シュンラン≫はデザリアム狙撃艦隊の猛烈なビーム攻撃を≪ザドキエル≫率いる440艦隊の面々に守られていた。防壁ビットも波動エネルギーを使っているのでもちろん出力が落ちている筈だが、それでもその中でも四糸乃艦長達は上手くやっている。成長を感じられるが今は感慨に耽っている場合ではない。
しかしその姿と周りのアステロイドを見てタクローは作戦を思い付いた。
第7艦隊
旗艦:≪シュンラン≫艦橋
山南「なるほど、我々の力が必要な訳だな多田部司令❓」
タクロー(映像通信)「はい❗️出過ぎた発言をしているのは承知ですが、この状況を打破できるかもしれないのです。お願いします‼️」
山南「ハッハハ、構わん。どのみち向こうさんとの戦闘経験のある君たちの方が一日の長(ちょう)がある。この際私の肩書きなど役に立たん。逆転の一手があるなら私と≪シュンラン≫が幾らでも力を貸そう。」
タクロー(映像通信)「ありがとうございます❗️」
山南の許可を得て通信を切るタクロー、そうして部下に命じる。
タクロー「高佐田❗️主砲実弾モード❗️M・W(マグネトロン・ウェーブ)弾に❗️」
高佐田「はっ❗️」
タクロー「クロッナ❗️≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫に連絡❗️2隻にやってもらいたい事があると伝えてください‼️」
クロンナウア「あいよぉ❗️」
タクロー「エレレン❗️ミホン❗️無人艦隊も動かすからね‼️」
エレン/ミホノラ「はっ❗️/りょ、了解❗️」
タクロー「よし❗️≪シュンラン≫からの"狼煙"が上がり次第、反撃開始だ‼️」
第7艦隊旗艦≪シュンラン≫
艦橋
山南「拡散波動砲、発射用意❗️」
≪シュンラン≫戦術長/砲術長「了解。拡散波動砲、発射シークエンス開始します。」
その頃≪シュンラン≫は艦首『三連装クラスター波動砲』からの拡散波動砲による砲撃準備を始めていた。
山南「機関長❗️エンジンの方はどうだ⁉️」
≪シュンラン≫機関長「はい❗️出力は落ちていますが、こっちには波動機関が三基もあるんです❗️あれくらいの妨害じゃあこの艦の息の根は止められませんぜ‼️」
山南「ふっ、頼もしい言葉助かる❗️」
デザリアム 第XXⅨ狙撃大隊
旗艦≪ザーネグルズ≫
艦橋
ファグリフォ「みんな重核子で❗️消し飛ばしてやるッ‼️ナニッ⁉️」
このまま狙撃で捻り潰そうとしていたファグリフォは突如感じ取った異様な何かに驚く。
ファグリフォ「な、なんだこの反応ッ❗️ッ⁉️一つの艦の中に三つの忌むべき力がある艦がいるだと⁉️... ...ルーギラ❗️」
【デザリアム】
第XXⅣ師団旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「どうしたファグリフォ❓」
ファグリフォ(映像通信)「艦隊を散開させろ❗️」
ルーギラ「なんだと⁉️」
ファグリフォ(映像通信)「マズイのが来るんだ急げっ❗️」
【第7艦隊】
≪シュンラン≫艦橋
戦術長兼砲術長「発射10秒前、9...8...7...6...」
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「艦隊散開❗️間隔をできるだけ空けろッ‼️」
≪グレート・エルクーギラ≫
艦橋
クーギラ「なになになによ⁉️とりあえず散開❗️散って散って‼️」
≪シュンラン≫艦橋
戦術長兼砲術長「5...4...3...2...1...」
山南「拡散波動砲❗️発射ァーッ‼️」
山南の号令の下にそれは放たれた。たかが一基、それは単に一基増えただけなのだ。『三連装クラスター波動砲』アンドロメダ級の特徴である水平に連装ある艦首波動砲の下にもう一基増やしただけでそこからは変わり映えしない拡散波動砲の筈なのだが、波動機関三発分による十分過ぎる機関出力により可能となりド太さを増した光の帯は真っ直ぐデザリアム艦隊に向かい手前で完熟した柘榴(ザクロ)の実の如く弾け飛び被弾に強いデザリアム艦を襲った。ルーギラ、クーギラ、ファグリフォの乗るプレアデス改級とその一部の同航艦は回避行動を位相変調装甲の機能を最大にして身を守ったが、そのほとんどが光に飲み込まれた。その被害範囲は空間歪曲装置により多少威力は落ちているものの原型のアンドロメダ級の連装波動砲を大きく上回りデザリアム艦隊の3〜4割を削り空間歪曲装置をも消滅させて見せたのだ。
新生BBB戦隊 第二群
旗艦≪ネメシス≫
艦橋
冬月「これが完成された『三連装クラスター波動砲』から放たれた拡散波動砲の破壊力か...。」
副長・艦橋クルー「・・・・・・。」
その破壊力と破壊された様を見て驚き、言葉を失う者もいる≪ネメシス≫の乗員達。特に副長や艦橋クルーらは複雑な表情を浮かべている。
冬月「諸君、気に病むことはない。我々≪ネメシス≫は≪シュンラン≫とそれが装備するクラスター波動砲を始めとする武器システムを完成させる為に生み出されたのだ。我々の方が"未完成"なのは致し方ないことだぞ。」
副長「...はい、艦長。」
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーターA「なんだぁ⁉️なんなんだあの兵器は⁉️」
ルーギラ「落ち着けぇ❗️敵の兵器にイチイチ驚愕するでない❗️脅威には値するが、まだこちらの戦力は十分ある❗️あの艦だ、あの艦最優先に叩き潰せぇッ‼️(しかしなんだ今の攻撃は...記録に存在しない兵器...これも[大喪失]と関係が❓)」
狼狽える部下を叱責して落ち着くよう言う。だが内心ルーギラも動揺しているのである。
新生BBB戦隊
総旗艦≪マキナ改≫
艦橋
クロンナウア「敵艦隊に穴が空きました❗️しかも空間歪曲装置の一つも消し飛ばしましたぜ❗️スゲェ威力っすよ‼️」
タクロー「反撃の狼煙は上がったな、≪アマテラス≫❗️≪ザドキエル≫❗️そしてその他に連絡❗️それと無人艦ズをスタンバらせろ‼️こっから反撃開始だ‼️」
読み終わった後で申し訳ありませんが、一言謝らせてください。本来今回は「後編」として書くつもりでしたが、書いてて考える内に長くなってしまうとの事で急遽「中編」という形になってしまった事です。ですが内容に関してはボリューミーさは減ってないとは思うので悪しからずでよろしくお願いしますですはい(汗)。
空間歪曲装置【D・F・J(デザリアム・フィールド・ジャマー)】によって波動エネルギーが歪められ艦の運用に大きな支障をきたしてしまっています。原作のps2では単なる【空間歪曲干渉装置】という名前だったので「2205」で出て来た【デザリアムハンマー】みたくそれっぽい名前を付けさせていただきました。
そしてそれらを仕掛けた第XXⅣ師団を率いるルーギラとクーギラそれに第XXⅨ狙撃大隊のファグリフォさんの紹介を少しだけします。第XXⅨ(アラビア数字で「24」)師団はps2「イスカンダルへの追憶」で登場し本小説第6話でも登場しました。もうお分かりの人もいるでしょうが、この2人はその部隊の指揮官であるルーギスとクーギスの女性化キャラです。なんで女性化したかと言うと前回に話した通り「ガミラス以外の敵勢力に女性キャラが少ないから」という事なんです。しかし単に性転換しただけでなく性格や言動も原作からかなり外して"デキる指揮官"振りを強調して書きました。
ファグリフォの方の由来は「機動戦士Vガンダム」に登場するザンスカール帝国のキャラクター ファラ・グリフォンです。乗艦である狙撃型プレアデス級(ps2版の狙撃戦艦級の私的リメイク)の≪ザーネグルズ≫はファラの乗機であった戦略級重攻撃型MSのザンネックが名の由来です。狙撃型プレアデス級に関しては模型の方でも製作したので宜しければTwitterで検索してみてください。
新生BBB戦隊航空隊が新兵器を使いました。[A.E.A.N.P.B(エアンピブ)]、「サレザー事変」での戦いの反省から生まれたデザリアムの堅い防御を破る為の航空爆弾。「ガトランティス戦役」終戦後に大量に放棄や突き刺さったイーターⅠにヤマトが≪ノイ・デウスーラ≫と戦った際に遭遇したニードルスレイヴを回収して分析してる筈ですからこういう応用兵器も開発してるのではないかと思います。恐らくこの武器が後の『波動カートリッジ弾』に繋がるのではないかな❓と個人的に思っています。←まだ設定を煮詰めてない奴
デキる指揮官に厄介な干渉装置、危うしか❓と思われたが原作ゲーム版よりも強力となった『三連装クラスター波動砲』が炸裂しましたね。それを見て複雑な心境になる≪ネメシス≫クルー達。実験艦である≪ネメシス≫と完成形の≪シュンラン≫、そりゃそう思って仕方ないですね。とりあえず反撃の狼煙は上がりました。次回から反撃開始です❗️今回の投稿が今年最後の投稿となり次回は来年になりますが、どうか気長に待ってくださるようお願いします。ではまた。