宇宙戦艦ヤマト外伝 "BLACK BAD BUTCH" 作:箕理 田米李
さてさて去年からの続きとなります。【デザリアム】の空間歪曲干渉装置により波動エネルギーが歪められてしまって大ピンチとなった第99、第440、第7の三個艦隊ですが≪シュンラン≫の三連装クラスター波動砲から放たれた拡散波動砲により装置一つを破壊して突破口を開いた所で終わりました。さぁていよいよ反撃開始です❗️
大犬座a星・シリウス宙域に於ける【防衛軍】第99特戦機群(新生BBB戦隊) 第440防衛艦隊 第7艦隊と【デザリアム】第XXⅣ師団 第XXⅨ狙撃大隊との戦闘はいよいよ佳境に入ろうとしている。【デザリアム】側が設置し展開した【D・F・J(デザリアム・フィールド・ジャマー)】という空間歪曲干渉装置により波動エネルギーと関連兵器の全力発揮を妨害されてしまった【防衛軍】側だが、第99特戦機群司令 タクローの策により第7艦隊旗艦≪シュンラン≫の『三連装クラスター波動砲』の拡散波動砲により迫り来る【デザリアム】艦隊の包囲網に穴を開け【D・F・J】の一基を葬り去ったのだ。
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「落ち着け無知共❗️残存艦で包囲陣を再構築しろ‼️(クッ❗️今ので包囲艦隊の37パセラー(%のこと)が消失しただと⁉️)
敵の絶大な威力の反撃に動揺を隠せない自身の部下達をいつもの調子で「狼狽えるな❗️」と叱責し落ち着かせるルーギラだがことはそうはいかない。なぜならルーギラ自身も内心動揺しているからだ。
オペレーターA「か、艦長❗️敵艦隊に動きがッ‼️」
ルーギラ「ッ⁉️」
だが動揺する暇はどうやらなさそうである。なぜなら敵艦隊に動きがあるからだ。
第99特戦機群
アンドロメダ改級強襲突撃戦艦≪アマテラス≫
艦橋
天伝雷「アッハハハ❗️ここからは私達の番でしてよ‼️」
天伝雷は高笑いをしながら≪アマテラス≫を勢いよく飛び出させる。そして【デザリアム】包囲艦隊の内のプレアデス級とヒアデス級それぞれ1隻ずつに目掛け艦首両舷にあるロケットアンカーを放ち突き刺す。「な、なんだこれはッ⁉️」と驚く【デザリアム】艦2隻の乗員達だが、天伝雷はそんな暇(いとま)を与えてやるものかと次の行動に移す。
天伝雷「今でしてよ❗️取舵一杯❗️ぶん回してくださいましィィィィィーッ‼️」
≪アマテラス≫航海長/操舵手「りょーかいっ‼️」
天伝雷の号令の下、航海長兼操舵手は思いっきり≪アマテラス≫をローリングさせ、アンカーで突き刺した敵艦ごと回り始める。
プレアデス級とヒアデス級それぞれの艦長「な、なにぃぃぃーッ⁉️」
≪アマテラス≫艦橋
天伝雷「ハッハハハ❗️"地獄のメリーゴーランド"の始まりでしてよッ‼️」
そう言いながら回転し【デザリアム】包囲艦隊に突っ込む≪アマテラス≫。ぶん回してる【デザリアム】艦をまるでムチや鎖鎌を叩きつけるかの如く乱暴に相手にぶつけまくりながら突進する様子に【デザリアム】側は思わずビクついてしまう。ルーギラは「落ち着けぇ❗️奴に砲火を集中せよ‼️」と指示を飛ばし≪アマテラス≫に十字砲火を浴びせる。しかしそれらの攻撃は≪アマテラス≫に到達せず周囲にチカチカと青い光を点滅させたかと思ったら重核子の赤いビームが自分達に跳ね返り何隻かは被弾してしまった。
【デザリアム】第XXⅣ師団
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「なにッ⁉️攻撃が跳ね返った⁉️」
第440独立機動防衛艦隊
旗艦≪ザドキエル≫
艦橋
四糸乃「440艦隊式波動防御結界陣ッ❗️『ジェントリー・ウィープス(静かに泣く)』ッ‼️」
野水「ひゃっはは❗️この防御陣はちょーっと簡単にはいかないよぉ〜❗️」
≪ザドキエル≫の自前分と複数隻のクラスD丙型の波動防壁展開ビットを拝借して形成した波動防壁の結界。第99特戦機群(新生BBB戦隊)との演習の際に司令であるタクローの指導の下に編み出した戦術だ。今その成果が現れている。≪アマテラス≫が敵艦をぶん回して敵艦にぶつけまくりの暴れん坊将軍顔負け状態。そこに迫る集中砲火を≪ザドキエル≫の『ジェントリー・ウィープス』が防ぐという見事なまでの攻防一体のコンビネーションだ。ルーギラはファグリフォ達狙撃艦隊に狙えと言うが敵の機動が激しく味方を盾にされてるも同然な為、まともに「狙い撃つぜッ❗️(ロッ○オン風)」もできなかった。
オペレーター「司令❗️敵の狙いは恐らく...」
ルーギラ「分かっている❗️ジャマーに手出しさせるな❗️それと...ッ⁉️」
ルーギラが相手の意図を理解しジャマーへの攻撃を防ごうと動こうと指示を出そうとした矢先、乗艦の≪グレート・エルギーラ≫の横を物凄い勢いで何かが横切った。それは妹で副司令のクーギラ乗艦の姉妹艦≪グレート・エルクーギラ≫だった。
≪グレート・エルクーギラ≫
艦橋
クーギラ「アッハハハハッ❗️面白い❗️アイツ面白いよお姉ちゃん‼️アイツ私にやらして‼️やらしてよぉぉぉッ‼️‼️」
久々の面白く歯応えのある相手に出会えて余程興奮してる戦闘狂気味の副師団長クーギラ。姉で師団長のルーギラの指示を待たず≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫の攻防一体のコンビに食って掛かろうとする。「勝手に動くな❗️私が命令を...」と言うルーギラの声などもう届いていなかった。
≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーター「あの...司令...❓」
ルーギラ「なんだ❗️もうあぁなっては私の指示など聞かぬ事ぐらい分かっている❗️手を止めずに敵の本艦隊の方を狙え❗️我らの"包囲の調律を乱した艦(≪シュンラン≫のこと)"のいる艦隊を叩き潰せぇッ‼️」
ルーギラは狙いを変え、【防衛軍艦隊】の本隊。第99/440/7からなる三個艦隊を直接叩くことにする。一斉に重核子の深紅のビームが放たれるもそれを何かが遮って防いだ。「な⁉️今度はなんだ⁉️」と驚くルーギラ、その正体はアステロイドだった。
第99特戦機群≪マキナ改≫
艦橋
タクロー「おっと❗️成功成功❗️」
金田「なるほどこの手がありましたか。」
ミホノラ「M・W(マグネトロン・ウェーブ)...ヤマトがガトランティス戦役で使った技術ですね。」
タクロー「ピンポン⭕️ピンポン⭕️❗️まぁそれ以前にガミラス戦争時のアステロイドシップ構想の奴だけどな❗️そいつをさらに小型化して砲弾に目一杯詰め込んだのさ。」
エレン「そうか❗️この技術は波動エネルギー関連のものではないから敵のジャマーの影響を受けない❗️」
タクロー「その通り❗️こんなにアステロイドが周りにあるんだ使わない手はないね❗️」
クロンナウア「ヒュー❗️さすが艦長❗️で戦術名あるんでしょ❓」
タクロー「名付けて〔戦術MP(マグネトロン・プレイ)〕よ❗️」
第7艦隊旗艦≪シュンラン≫が拡散波動砲の発射準備を整える間に≪マキナ改≫や麾下の制御中の無人艦は周囲のアステロイドにM・W(マグネトロン・ウェーブ)弾を放っており【デザリアム】のジャミング装置【D・F・J】の影響を受けない攻防一体のアステロイドの結界を作り上げていたのだ。砲撃を遮られ、進めばアステロイドに揉みくちゃにされフルボッコだドン❗️(太鼓の達人的な)されてしまう。第XXⅨ(29)狙撃大隊からの長距離精密射撃もまるで意味を為さず、大隊長のファグリフォを舌打ちさせた。
第99特戦機群
≪マキナ改≫艦橋
クロンナウア「敵の隊列が乱れました❗️飛び出すなら今でっせ‼️」
タクロー「よし❗️第二群【志摩戦隊】及び無人艦隊、左のジャマーに突撃‼️440艦隊は突入を援護‼️"無人艦隊の先輩"の実力見せまっせ‼️」
艦橋クルー全員「了ッ‼️」
第7艦隊
旗艦≪シュンラン≫艦橋
レーダー/通信手「99戦隊が動きました❗️」
山南「では"後輩"は右をやろう。無人艦隊、有人の打撃部隊、右のジャマーへ突撃開始❗️」
第99特戦機群 第二群【志摩戦隊】
旗艦:ゲルバデス改級≪リリー・マルレーン≫
艦橋
志摩「砲戦甲板をお開き❗️遠くから撃ってもビームが曲がっちまうなら、近づいて当てれば良いんだ❗️接近戦ならこっちのもんだよ‼️」
艦橋クルー皆「おぉ‼️」
第440艦隊
ドレッドノート改級主力戦艦 丙型/type-C
DBB-7023≪いわたに≫ 艦橋
艦長:石川尚文(いしかわなおふみ)「≪リリー・マルレーン≫に続け❗️≪ラフタリア≫ (G級軽巡型)と≪フィーロ≫(H級駆逐艦)は本艦に続きフォーメーションを形成❗️≪スコール≫(クラスD丙型/DBB-811)と≪パトローナス≫(P級早期警戒軽巡/CLRS-8109)の戦隊は第7艦隊の援護だ‼️」
第7艦隊
アンドロメダ改級戦略指揮航宙戦艦『乙型/type-B』
ABBSC-269≪リヴェンジ≫
艦橋
≪リヴェンジ≫艦長「我々も続くぞ❗️両舷全速‼️≪ヴァンガード≫(同A改級)主力戦艦(乙型/type-B」)≪アイル・オブ・スカイ≫と≪レナウン≫は本艦のバックアップと麾下の巡洋艦、駆逐艦の指揮を任せる❗️続けぇッ‼️」
【デザリアム】が〔戦術MP〕に驚き体勢を崩した隙を突いて第99特戦機群と第7艦隊は有人/無人それぞれの艦隊を中央のジャマーに向かった≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫に続き左を99特戦機群と440艦隊、右を第7艦隊が撃破目標と定めた。
一方はゲルバデス改級≪リリー・マルレーン≫を旗艦とする地球式改装ガミラス艦中心の「突撃大歓迎❗️」な【志摩戦隊】に地球旧式改装艦、ガトランティス鹵獲改装艦などの寄せ集め寄り合い所帯部隊に440艦隊の波動防御術を加えた攻撃、防御、機動力の三種が揃った隙のない突撃部隊+無人艦隊。もう一方の第7は「巡航性能向上型」のアンドロメダ級「乙型/type-B」≪リヴェンジ≫と≪ヴァンガード≫そしてクラスD/type-B(乙型)を中心とする打撃部隊+無人艦隊という構成だ。
【デザリアム】艦隊がアステロイドにしどろもどろ子であたふた男(お)してる間に≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫コンビに遅れて飛び出した地球側艦隊に対処できず突破を許してしまう。
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
ルーギラ「くっ❗️包囲艦隊❗️包囲陣解除‼️」
オペレーター「は⁉️」
ルーギラ「艦隊各艦は態勢を立て直し各個に応戦しジャマーを死守せよ❗️予備部隊も全部出せ❗️出し惜しみして勝てる相手じゃないのは明白だろう‼️」
オペレーター「りょ、了解❗️」
ルーギラ「ふん❗️対応の遅い無知共が...。」
ルーギラはもう包囲陣は意味を為していないと判断し包囲の輪を解いた。想定外の手段の反撃にお行儀よく隊列を組む必要性は打ち砕かれたのだ。「ジャマー死守の為にはもう別の手を使って全力で敵を粉砕するしかないぞ❗️」と部下に言い聞かせたのだ。
一方の≪アマテラス≫&≪ザドキエル≫のコンビは第XXⅣ師団副師団長クーギラ座乗の≪グレート・エルクーギラ≫とやり合っていた。互いに「やるじゃない❗️」「そっちこそね❗️」と言ってるのが聞こえるくらいの距離での撃ち合いを演じている。≪アマテラス≫は波動エネルギーが減衰してる為ショックカノンは効果が薄いのでで実弾オプションの【三式融合弾】で全砲門射撃と28連装汎用弾頭発射機に対艦グレネード投射機、対空パルスレーザー砲等の近接防御火器をフルパック❗️して撃ちまくる。相手が一際デカいプレアデス改級だからか、いや≪アマテラス≫の戦術/砲術長の技量なのだろう。こんな文章では伝えきれない程の大回転かつ高機動での撃ち合いにも関わらず90%以上の命中率を叩き出している。≪グレート・エルクーギラ≫も必死に応戦する。しかしそれらは≪ザドキエル≫の防御陣『ジェントリー・ウィープス』で「守ります❗️させません‼️」と四糸乃艦長の強い意志が表れてるかの様に強く防がれ弾かれてしまうしこんなに命中弾を浴びせられてしまえば防御自慢の【デザリアム】艦も流石に応えるらしく船体が被弾で穴だらけになった。だがそんな事を気にする"戦闘狂"クーギラさんではない。むしろ「アッハハハ❗️いいよいいよ❗️もっと遊んでよトゲトゲェェェェェェッ‼️」とデート・ア・アンコールを激しくご所望らしい。だが、それも長くは続かない。なぜなら、≪アマテラス≫は単に撃ちまくって命中させていた訳ではない。プレアデス改級攻勢型の機動力を担っている翼状の『積層型姿勢制御ユニット』と下部サブエンジンユニットに集中砲火していたからだ。そしてそれが遂に限界に達しようとしていた。ユニットは砲弾を受け続け穴だらけのボコボコでへしゃげてクッシャクシャになり、下部サブ・エンジンは根本からネジ切れてどこかにフライアウェイ❗️してしまった。バランスを崩す≪グレート・エルクーギラ≫を≪アマテラス≫は見逃さなかった。アンカーで回転させぶつけまくり既に廃品回収で捨てる状態の潰れた空き缶の様になったプレアデス級を切り離し、そのアンカーを≪グレート・エルクーギラ≫に向け突き刺しぶん回し始める。そしてようやくお目当ての【D・F・J】の目の前まで来た。
≪アマテラス≫艦橋
天伝雷「回転やめ急制動❗️アンカー切り離せ❗️ポイ捨てでしてよ‼️」
航海長/操舵手「りょーかいッ‼️」
天伝雷の号令の下、≪アマテラス≫は回転を止め、艦首の姿勢制御バーニアを噴射して急制動を掛けると同時にアンカーで繋いでいた潰れたヒアデス級ともはや側から見たら残骸と変わらない≪グレート・エルクーギラ≫を前方の【D・F・J】に向かって思いっきし投げつけた。ヒアデス級に続き≪グレート・エルクーギラ≫がジャマーにぶつかり爆発した。これで残る【D・F・J】は二基。
第99特戦機群
≪マキナ改≫艦橋
タクロー「≪アマテラス≫達がやったか❗️」
呉賀「おっと❗️機関が少しだけ勢いが戻ってきました❗️」
金田「艦長❗️」
タクロー「えぇ、艦隊全艦前進強速❗️ジャマーばかりにかまけてると"サンドイッチ"だぞ❗️ってのを教えてやりまっせ‼️」
鷹乃目「ヨーソロー❗️」
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
オペレーター「ジャマーがさらに一基破壊されました❗️残り二基、敵艦隊が別れてそれぞれに向かっています。しかしこちらも本隊が動きを‼️」
ルーギラ「くっ...(我々をジャマーの守備に回させない気だな。あの手この手と敵の指揮官は手強いな...くっ...❗️)」
ジャマーの守備に回れば地球艦隊の本隊に攻撃され、本隊にかまければジャマーが破壊される。包囲作戦は完全に破綻してしまったとルーギラは苦虫を噛む様な思いであった。既に優勢は【デザリアム】側から【防衛軍】側に傾きつつあった。【志摩戦隊】は自慢の電撃戦で迎撃に来たデザリアム艦隊を突破しジャマーにビームを浴びせた。≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫が二基目を破壊したお陰で減衰していたビーム(波動関係だからもちのろんでショックカノンもよ)も機関系同様に威力と勢いが少し戻って来たのかさっきより射程も威力も上がっていたのでなんなく浴びせて破壊に成功した。
一方の第7艦隊もジャマーに向かって全速前進DA☆(海馬風)してる最中(さいちゅう)だ。ジャマーもあと残り最後の一基なので守るのに必死な【デザリアム】第XXⅣ師団とXXⅨ狙撃大隊。A改級【乙型/type-B 】≪リヴェンジ≫指揮の第7艦隊有人部隊別働隊は凄い猛攻を受けている。だが、そこに割って入ったのがいた。そう第7艦隊総旗艦≪シュンラン≫が管制する無人艦隊だ。
第7艦隊
総旗艦≪シュンラン≫
艦橋
無人艦管制官「≪クレイモア≫/≪モーニングスター≫/≪シャムシール≫各オベリスク級計9隻管制良好。≪ヴァンガード≫麾下の有人艦隊の援護に入ります。」
山南「よろしい。敵の隙を狙って有人突撃艦隊と≪エリカ≫/≪フローラ≫/≪ミミ≫/≪ネリ≫各ヘッジホッグ級無人駆逐艦隊は第99特戦機群所属同型無人艦と共に突撃せよ❗️」
山南の指揮の下、新鋭無人主力艦『オベリスク級』の加勢で勢いを増した≪ヴァンガード≫率いる有人艦隊は猛反撃で敵の防衛網に穴を開けた。その間を狙って駆逐艦≪はれかぜ≫率いる突撃駆逐艦隊とこちらも新鋭の無人駆逐艦『ヘッジホッグ級』の第7艦隊所属艦の各3隻ずつ計12隻と第99特戦機群所属の同艦先行量産型≪ヘッジホッグ≫/≪スキッド≫/≪リンボー≫/≪スメルチ≫が同じく12隻が無人突撃艦隊として有人部隊共同でジャマーに対し突撃を敢行する。物凄い勢いで突破を試みる防衛軍側の合同突撃艦隊に対しデザリアムの快速艦クラスであるタイゲタ級やケラエノ級、ヒアデス級ら各巡洋艦、駆逐艦、護衛艦が食い止めようと追撃し同航並走し阻止砲撃するもそれを守護神の如くエスコートしていた第99特戦機群のオベリスク級先行試作量産型≪オベリスク≫/≪ストーンヘンジ≫/≪モアイ≫の計9隻が防ぎお返しをお見舞いする[無人艦隊管制艦隊]として生まれた第99特戦機群と第7艦隊の見事なまでの連携プレーに敵味方問わず「見事」と息を呑む。
第99特戦機群
旗艦≪マキナ改≫
艦橋
ミホノラ「突入部隊はやらせません❗️ピッタリ張り付いてやります‼️」
エレン「まもなくアタックポイント、オベリスク級の管制をこっちに❗️ヘッジホッグ級の誘導弾発射スタンバイ‼️」
多田部「これで決めちゃってミホ大尉‼️」
ミホ「ヨーソロー❗️誘導弾、全弾発射ッ‼️」
エレンからミホノラにヘッジホッグ級の管制が渡りミホノラが誘導弾のスイッチを押す。ヘッジホッグ級は"ハリネズミ"の如く武装を満載しておりその中で特に目立つのは艦体各部に備え付けられた四連装大型対艦誘導ミサイル発射機だ。その中から戦艦すら軽く風穴を空ける"死神"が顔を出す。それが真っ直ぐジャマーに向かうのをデザリアム艦隊が阻止しようと盾になるも飽和攻撃を防ぎきれず対艦ミサイルはジャマーに到達し爆炎の華を漆黒の宇宙に咲かせ消えた。
【デザリアム艦隊】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
オペレーターA「【D・F・J】4基全て破壊されました❗️」
ルーギラ「くっ...❗️」
オペレーターB「ッ⁉️敵艦隊後方に反応❗️敵空母の航空編隊と思われます‼️」
ルーギラ「ッ❗️」
オペレーターB「司令❗️このままでは敵艦隊の挟撃と上空から集中攻撃を受けてしまいます‼️」
第7艦隊
旗艦≪シュンラン≫
艦橋
レーダー/通信手「≪グァンタナモ(DCV-299)≫、≪モモイ(DCV-375)≫、≪ウラガ(DCVL-404)≫、≪ケフラヴィーク(DCVL-417)≫所属の航空隊、第99特戦機群所属空母航空団編隊と共に現宙域に到着❗️」
副長「来ましたね。」
山南「あぁ、実にナイスタイミングだ。このまま押し切るぞ❗️波動共鳴波装置最大稼働‼️」
第99特戦機群
旗艦≪マキナ改≫
艦橋
呉賀「≪シュンラン≫からの波動共鳴波を確認❗️機関が喜んでます‼️」
タクロー「さぁさぁ"天からの友"の助けも来た事ですしやったりますかぁ❗️マグネトロン・ウェーブ解除❗️艦速上げぇ❗️全力応射‼️」
持月「ヨーソロー‼️」
高佐田「各砲塔各個に自由射撃開始‼️」
ジャマーを全基破壊して波動機関の全力発揮が可能となり且つ航空隊の加勢もあって本来の力を出せるようになり完全になった地球艦隊はもう自分達を縛りつける物を排除しそれを設置したデザリアムに逆襲すべく突撃する。
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
オペレーターA「司令❗️≪ザーネグルズ≫から通信が❗️」
ルーギラ「繋げ❗️」
ファグリフォ(通信)「ルーギラ、撤退しよう❗️ジャマーが破壊されてしまって流れはもう完全に向こう側だ‼️」
ルーギラ「やむを得ないか...クーギラは、≪グレート・エルクーギラ≫は無事か❓」
ファグリフォ(通信)「あぁ、艦はボロボロだが生きてる❗️こちらで回収した、髑髏艦隊のデータが取れただけでも充分だよ❗️私らが殿(しんがり)を引き受ける❗️退きな‼️」
ルーギラ「ぐぅ...そうね分かった。全艦に通達❗️応戦態勢維持しつつ順次撤退可能なら艦からスキップ(【デザリアム】内でのワープの呼称)せよ‼️」
第99特戦機群
旗艦≪マキナ改≫
艦橋
クロンナウア「ッ❗️敵が退却を始めました❗️ワープしてきまっせ‼️」
持月「逃がすな撃て撃てぇ‼️」
タクロー「まてもっちー❗️行かせるんだ。」
持月「なんでだよ❗️」
タクロー「目的忘れない❗️第7艦隊の救助に来たんだよ。」
持月「...イエッサー。」
タクロー「こっさー、砲撃を徐々に緩めるようにしてくれ。撤退を促すんだ。」
高佐田「アイサー❗️」
【デザリアム】第XXⅨ狙撃大隊が殿を務め第XXⅣ師団の撤退を援護すべく阻止狙撃砲撃が行われる。自分達が不利になり退くことになったも慌てる様子もなく冷静かつ正確な狙撃が行われている事に「見事過ぎて怖い」と思わずにはいられないタクローら≪マキナ改≫クルー。
次々と撤退を始める第XXⅣ師団。その中でヒアデス級の一隻が被弾して速力が落ちたのを見逃さず。旗艦≪グレート・エルギーラ≫がそのヒアデス級を身を挺して守りに入る。
ヒアデス級艦長「し、司令❗️」
≪グレート・エルギーラ≫
ルーギラ「グズグズするな❗️早く行け‼️」
ヒアデス級艦長「す、すみません‼️」
≪グレート・エルギーラ≫
ルーギラ「ふん、鈍臭い無知が...。」
オペレーターA「撤退率86パセラー、順調です❗️」
ルーギラ「よし、敵旗艦に通信を送れ❗️」
オペレーターB「は❓」
ルーギラ「髑髏艦隊の旗艦にだ❗️暗号化せずに平文だ早くやらんか‼️」
オペレーターB「は、はい‼️」
第99特戦機群
≪マキナ改≫艦橋
手邦(第2艦橋から通信)「艦長❗️敵艦より入電が❗️」
タクロー「え⁉️分かった、訳して読み上げて❗️」
手邦(同上)「「貴艦隊の見事な戦い振りを我らは称賛す。次に会う時が楽しみだ。貴艦隊の撃滅が我等の使命。必ず果たす為にも貴艦隊のこれからの奮闘を期待する。【デザリアム】第XXⅣ師団長 ルーギラ」以上です。」
敵方から称賛のメッセージが届くとは思わず驚くタクローら≪マキナ改≫クルー。ご丁寧に名乗ってもいる。ヤマト達が2年前に出会った相手もそれなりに紳士的な態度であったというのは聞いてはいたもののそれでも驚いている。
クロンナウア「艦長❗️俺達気に入られたんすか❓それとも目の敵にされてんですか❓」
タクロー「両方じゃないかな❓分からんけどさ。どっちにせよ、これからデザさんとの戦いは厳しくなるってことだな。それと向こうさんの言う通り同じお相手に合うかも分からんけどねw.」
【デザリアム】からの意外も意外な通信文が来てこれから厳しくなるやどうか分からないが、艦長タクローのいつもの軽口が戻ってきて安心する≪マキナ改≫艦橋クルー達だった。
某宙域
【デザリアム】第XXⅣ師団
旗艦≪グレート・エルギーラ≫
艦橋
???「ルーギラ。戦いに敗れたそうですね。」
ルーギラ「なんなりとご処罰を.....。」
???「落ち度を感じずとも良い。お前程の戦士が敗れるとは相手が上手だったということであろう❓私には分かっている。」
ルーギラ「恐縮であります。」
???「どうだ❓≪ヤマト≫はミヨーズめが付きっきりになっている故に心配はいらない。今後もあの髑髏艦隊を相手してみる気はあるか❓」
ルーギラ「ッ❗️はっ‼️」
???「では任せましたよルーギラ。必要なものがあればすぐ手配させます。」
ルーギラ「ありがたき幸せです。"聖総統閣下"...。」
【デザリアム】の艦隊が完全にシリウス宙域から撤退して行ったのを確認し警戒態勢を敷きつつ第99特戦機群と第440艦隊、第7艦隊はしばしの休息もとい補給と修理を持ちつ持たれつする。≪マキナ改≫と≪シュンラン≫はアンドロメダ改級補給母艦 AAOE-485 ≪サニーフラワー≫を両舷に挟むようにして接舷し補給と整備を受けていた。タクローは≪シュンラン≫に招かれ士官室で山南司令と対面し握手を交わした。本当なら440艦隊司令の四糸乃も来るはずだったのだが、彼女自身の引っ込み思案さと「私達の今の指揮官は実質タクローさんですから」と一任されてしまった為タクロー1人だ。山南はそこで地球が【デザリアム】により占領された事実を聞き驚愕するも素直に状況を受け入れ、タクローは自分達の艦隊がこれまでどうしたきたか、ヤマトはどうなったかなど自分達の現状知り得る情報を余す事なく話し山南も自分達のこれまでの事を話したりして情報を交換し合った。
山南「うむ、それでは我々が地球へ帰還しても全く意味がないという事になるな。」
タクロー「はい司令。我々も何度も通商破壊を実施し敵地球占領勢力の弱体化を図りつつ地球圏内縁への偵察を行い様子を伺ってはおりますが、まだ帰還するまでは...それに味方が生き残っているかも不明です。」
山南「う〜ん...。我々第7艦隊は≪ヤマト≫に合流しようと思う。」
タクロー「≪ヤマト≫に...ですか❓この艦隊の足なら充分追いつけますが...。」
山南「いくら≪ヤマト≫率いる艦隊が強化されたと言っても今回の相手は荷が重いと思ってな。それに我々の艦隊は長期遠征を前提としている。足を引っ張らないだろう。」
タクロー「はい、それはもちろん...。」
山南「それだけではない。先ほどの戦いとその指揮ぶりを見て分かった。君の艦隊は名前通り戦略戦術ともに実に優秀だ。本当なら君達にも来てもらいたいものだが、地球圏にも【デザリアム】に対する力が必要だ。なんとかここで踏ん張って戦い続けて欲しい。君達にも"希望"になって貰いたい。」
タクロー「...分かりました司令。第99特殊戦略戦術機動打撃群と第440独立機動防衛艦隊は地球圏に留まり抵抗活動を続けます❗️」
タクローと山南は共に敬礼を交わす。タクローは「うわぁ〜引き受けるって言っちゃった〜。でもうちの艦隊はまだまだ第7みたく外洋での活動に向いてなさいのは事実だし、ぼちぼちやってくしかないか。補給の事もあるし地球圏の【デザリアム】を弱体化させつつ内縁に戻り味方を探す事も本気で考えないとな(汗)」と内心ヤベーこと頼まれたなとヒヤヒヤしていたのは内緒である。
長文お疲れで読了ありがとうございました。去年から書き続けてましたが繁忙期ゆえに中々進まずで新年にも入ってしまいさらに拘ってしまって一万字を越えてしまいました。それでも内容濃いめマシマシにしたのでお楽しみ頂けたと思います。
≪アマテラス≫と≪ザドキエル≫の名コンビ振り良かったでしょう❓アンカーを敵に突き刺してぶん回して戦うのは漫画「クロスボーン・ガンダム」での「X3vs死の旋風(デス・ゲイルズ)隊」や続編の「ゴースト」のサーカス側のMS ガラハドの戦法、「エヴァQ」でのヴンダーvsネーメジィスシリーズ/コード4c戦を意識しています。≪ザドキエル≫の防御戦術は「ジョジョ」第5部のギアッチョのスタンド「ホワイトアルバム」の同名の必殺技から来ています。
≪マキナ改≫の〔戦術MP(マグネトロン・プレイ)〕は「2202」でヤマトが取った戦法と同じですが、マグネトロン・ウェーブが弾頭共々効率化されており劇中でもえらいぶん回してます。
第7艦隊から多くの新型艦が出ましたね。アンドロメダ級とクラス改級の「乙型/type-B」とか補給母艦型アンドロメダ級とか新型無人艦とか。アンドロメダ級の≪リヴェンジ≫はps2「二重銀河の崩壊」に登場するボーナスユニットであるアンドロメダ級≪ネメシス≫と同じ「復讐」という意味を兼ねて登場させました(≪ネメシス≫な方は第99特戦機群 第二群旗艦に使った為、元の神話によれば「復讐」という意味ではないらしいが)。同級の≪ヴァンガード≫ど共々艦隊を分けて行動する際の臨時指揮艦や≪シュンラン≫の有事の際に指揮移譲などで活躍するという感じです。第7艦隊は長期遠征艦隊なのでそれに伴い艦艇も足の長さが重要であるわけなので補給艦もそれを含めて設定しています。新型無人艦の「オベリスク級」と「ヘッジホッグ級」はこちらもps2版から来てます。実は書いてないけど前々から第99特戦機群(創設されてそれなりにたったのでいつまでも新生BBB戦隊もあれなので)で先行試作量産型は活躍してたんです。乙型とヘッジホッグ級は模型製作中なのでお待ちを。第7艦隊の空母と補給艦の名前については「マクロス7」のマクロス7船団所属の軍艦や施設艦から来ています。
【デザリアム】もキャラクターをイキイキと描いています。ルーギラも単に男を罵倒するだけでなく部下がピンチに陥れば助けるといった感じでちゃんと指揮官しています。クーギラは戦闘狂さを表現しました。一度スイッチが入ると止められないということで≪アマテラス≫と良い勝負を演じてくれました。ファグリフォさんは出番が少ないですが、よくいる「寡黙なスナイパー」って感じではなく単純にルーギラクーギラ姉妹よりも後方で狙撃してる為で必要な時にはちゃんと意見を出して撤退を促してます。
とりあえず敵を撃退して補給を受け会談するタクローと山南さん。山南さん達第7艦隊はヤマトに追い共に【デザリアム】本星に向かう事としタクロー達は留まることになりました。両者共さらに厳しい戦いが待っていることでしょう。
本編も含め長い後書きも読了してくださりありがとうございます。今年2023年も作者の私とヤマト外伝BBBそして製作する模型達共々よろしくお願いします。